高校生がクラス単位で異世界召喚され、魔王を倒す物語なのですが、主人公である勇者にはチート能力や説得力に欠ける御都合主義展開もなく、それ故に陰謀の標的にされるという追放・復讐ものの要素もあります。話が進むごとに世界の謎に触れ、先の展開が気になる造りになっています。よくあるテンプレに辟易している人には是非ともオススメです。
水晶に勇者って出た瞬間「チートスキルは?」ってすぐ聞くの、めちゃくちゃわかる。俺もそうする。あそこちょっと笑った。でも「弱いまま死ぬ気で努力する」展開、読んでて普通に好きで。誰より早く起きて走って、書庫にこもって、それでも成長が実感できない。そのもどかしさがちゃんと伝わってくるのが良かった。で、あの姫様ね。「え、この子まじで?」ってなった。序盤の笑顔が天使すぎるキャラに限ってこういうことするやつ、もっとやれって思った。