まず、特別賞の受賞、おめでとうございます!!日常のふとした瞬間だけど、特別で、とても甘酸っぱい作品でした。これは間違いなくどの学生にぶっ刺さりますよ。些細な描写が全部かわいくて、読んでいて頬が緩んできちゃいますもん。彼女の香りでキュンとするシーンも最高でした。あと、触れ合うだけが胸キュン要素じゃないということも学びました(笑)。最後6文がピュアピュアすぎて本当に大好きです。素敵な作品をありがとうございました。
どんなに遅く考えても3分もかかっていない出来事に、軽い文体だけで雰囲気や世界を作り上げていて、光景が目に見えそうな文章でした…!ある朝の一瞬、それだけの出来事が、ここまで美しい作品になれるとは!うららかな、ふわりとした、けれど明らかな美しさ。後味の非常にいい作品でした!
青春を思い出す(そんな思い出はない)ピュアピュアなやりとりに心を打たれます。冬の日にふさわしい、ちょっと温かくなれる甘い出来事。爽やかな柑橘香る物語。ちょっとしたことが一緒。楽しい。温かな気持ちを分け合えば、この冬なんて全然寒くないですね。
~冷たい冬の風と一緒に、爽やかな青りんごの香りが鼻をかすめた。作品内のこの一文だけでも、この中学生作家さんのセンスがいかに良いかがわかります。さらにタイトルは『冬の朝、風が運ぶのはきみの香り』ですよ。どうですか?読者の気を惹こうとえげつない長いタイトルをつけている大人のみなさん、見習いましょう。内容も本当に爽やかで、アイテムも寝ぐせやほんのりした香りなど、目の付け所がとてもいいんです。改めて作家としての才能を感じます。今の季節にぴったりで、すぐに読めちゃう短編です。ぜひご堪能ください。