読者を離さない冒頭は "問い" で始まる。

☄️星拾いの旅人✨️

10分で考えた創作論

※あくまで個人の感想です。





物語の冒頭でいちばん読者を前のめりにさせるものは、派手な事件でも、美しい描写でもない。


それは“答えのまだない問い”だ。


問いといっても「なぜでしょう?」と語りかけるものだけが問いではない。


読者に疑問を持たせることができる文章のことだ。


例えば………



『僕は、履いた靴下を決して洗わない。それが、アイツとの最後の約束だったから――』



とか。


「なんで?」「なにかあったん?」


そういう疑問が浮かんでくるのではないか?その瞬間、君はこの文章に恋をしている。


……とまでは言わないが、一気に惹き込まれたのではないか?


思い返してみれば、問いから始まる小説は意外と多い。


『走れメロス』という作品の冒頭は


「メロスは激怒した。」


である。


たったの九文字だが、読者は「なぜ?」と思うだろう。

たったこれだけで、読者は物語に片足を突っ込んでいるのだ。


このように、片足だけでも自分の物語の沼に突っ込ませることができれば、後はかなり楽になる。


まあ適当に、テンプレでも使ってもう一つの足もガッシリ掴んで物語に放り込んでしまえばいい。(すごく適当)





さて、今まで『冒頭部分に』と言っていたが、必ずしも冒頭部分だけとは限らない。


例えばタイトル、キャッチコピー、あらすじ

これらにも問いを入れることができれば、読者はさらに物語にのめり込むだろう。


まあ、そもそも、これらがつまらなかったら読者は物語の沼に片足を突っ込むどころか、よってすらこないのだが。


……さて、まだ1000文字にも満たないがネタが尽きた。まあ10分で考えたのだから仕方ないだろう。


あとは宣伝っと……。



よろしければ、私の作品に両足ぶっ込んでくださいね♪


『クールで男嫌いな高嶺の花が義妹になったら、俺にだけ甘々にかまってきて可愛い。』


https://kakuyomu.jp/works/16818792439277009389



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