棒が支えあって「人」と書く
- ★★★ Excellent!!!
感動いたしました……。
主人公は、主婦です。
と言っても、世界は大規模なパンデミックに襲われたみたいでして、残っている人間は僅か。
……そして、この主婦にももう、家族と呼べるものはおりません。
それでも、「普段通り過ごそう」と、この主婦は、
ロボット犬「ロビー」と共に、日々を逞しく生きるのでした。
しかし、そんな生活にも翳りが。
ロビーの電池が切れてしまったのです。ソーラーで、エネルギー供給されている間だけ、元気なロビーしかし、その命は風前の灯火。
護ものも、出迎えてくれる人もなく、
彼女は一体、なんのために生きるのか……?
これねえ、後半にとんでもないどんでん返しがあるんですよ。
これでびっくりした……。
彼女だからこそのセリフだと思います。
人として、何が大切な行いか。
お勧めいたします。
ぜひ、ご一読を。