子供の生まれない国の行く末

日本の出生率は直近で1.15らしいですね。
当たり前の話ですが、子供は親ふたりから生まれますので、出生率が2以下だと人口は減り続けることになります。

この国の未来に希望を見出しづらい現状がある一方で、なんとなくどうにかなるんじゃないか、誰かがなんとかしてくれるんじゃないかと考えている人は多いのではないかと思います。
だからこそ何十年も無為無策が続いているわけです。
他人事のように書いてますが、もちろんぼくもその無為無策の徒のひとりです。もしかするとあなたもそうかもしれません。

そんな現状を憂う、元占い師の作者様が確実にディストピアへと向かいつつあるこの国の未来を占うところからこのエッセイは始まります。

といってもこれは占いというより、作者様による現実問題としての未来への警鐘のようにも思えます。

この国で生きていく限り誰もが無関係ではいられないこの設問に、作者様はどのように答えてゆくのでしょうか。

ぜひご覧頂ければと思います。

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