僕のまわりの不思議な出来事

トルース悟

第1怖『通り過ぎるナニカ』

はじめまして


トルース悟と申します


これは親戚、私のおばさんから聞いた話です


では











『通り過ぎるナニカ』


この話ではおばさんのことをAさんとします


それはAさんが中学生の頃の出来事…


Aさんは中学生の頃、3年間陸上部に加入しており、学校から帰ると家の近くを走っていました


Aさんが毎日欠かさない自主練でした


家から2キロくらい離れた港までを往復するというルートで、毎日走っていたある日のこと


Aさんの背後から















「ハァッハァッハァッ」














と、


犬の息遣い?が聞こえたんです


歩道を走っていたAさんは、犬の散歩かなと思い少し左側に避けたんです















「ハァッハァッハァッ」














「ハァッハァッハァッハァッハァッ」















「ハァッハァッハァッハァッ」














「ハァッハァッハァッ」














「ハァッハァッハァッ…」














「ハァッハァッ…」














「えっ」














Aさんはつい声を出してしまうんです


なぜなら、














誰も通り過ぎなかったんですから…















生前、ここがわんちゃんのお散歩ルートだったのでしょうか


そういうお話でした














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僕のまわりの不思議な出来事 トルース悟 @satori67

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