第9話 ギルドに行こう

そして、買取場から売り場に画面を切り変えた。


〜ヨロズ売り場〜


☆ポーション(S)…300円

スモールポーション、エスポとも呼ばれる。

回復値は300前後である。

☆ホーリーポーション(30m)…500円

30ミニッツホーリーポーション、30ホリポとも呼ばれる。

飲むと、30分間モンスターが近寄って来ない。

☆ダークポーション(25m)…1000円

25ミニッツダークポーション、25ダクポとも呼ばれる。

飲むと、25分間モンスターが寄ってくる。

☆スライムドオムレツ…550円

スライムの形にオムを焼いたオムレツ。

目と口はケチャップで。

中々美味しい。

☆風扇子…6万円

ウィンドオウルとの相性抜群の風属性の扇子だ。

一振りすると、強風を巻き起こし、二振りすると、小さな竜巻を巻き起こし、三振りすると大きな竜巻を巻き起こす。

☆エルフ…100万円

エルフの女性。

水属性でかなり強い。

しかもかなりの美人である。

これはゲットするしかなーい!


とあった。


「まじかよ!

エルフの女の子!?

欲しい!

欲しいゾォぉぉぉぉ!!!」


しかし、今の予算では風扇子を買うのが精一杯だった。


俺は金を貯める事を決意した。


それから、俺は次の日風助をアパートの部屋に残して、ギルドに向かう事にした。


ギルドは昼月区にあり、これまた歩いて行ける距離だった。

真っ白で真四角のその建物に入っていく。


「ようこそ、ギルド昼月へ!

初めてのお客様ですか?」


「えぇ、はい、まぁ…」


「では、ギルド昼月の説明をさせていただきますね!

ギルド昼月は1階は依頼掲示板スペース、2階はパソコン検索や蔵書コーナー、3階は対戦スペースとなっております!

依頼掲示板スペースでは、依頼の掲示板からお好きな依頼を選べたり、その他のダイバーと交流できてりします!

パソコン検索や蔵書コーナーでは、そのままですが、ダンジョンについての最新情報や蔵書で調べられる古い情報が網羅できます!

最後に対戦スペースは、特殊な壁に囲まれており、魔法や技にもびくともしません!


以上がこのギルドの説明です!

今日は何をされますか?」


受付の女性は言う。


「えーと、依頼を…」


「依頼掲示板スペースですね!

どうぞ、あちらの奥です!」


そして、俺は依頼掲示板を見に行った。

そこはいろんなダイバーで溢れており、つくづくダイバーという職業の人気さを知る。


えーと、サマンサはもう行き飽きたから…


次はウルフ族の出るミッシェルだな!


【ミッシェルのホワイトウルフのドロップアイテム・ホワホワの毛を5個集める】


が、あった!

俺はその紙を取った。

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