孤独を歌うミュージシャン

亡久むふ

プロローグ

青年は、歌を歌うのが好きだった

ギターを弾くことも好きだった

夢は、バンドをする事にだった

両親は、彼がドームでのライブを見るのが夢だった

真夏の日、3人で海へ行った

しかし、それが駄目だった

海へ行ったあの日、地震が起きた

地震のせいで津波が起きたんだ

街に被害は無かったが、海のゾーンから逃げ出せなかった人達は津波に飲み込まれた

そして、彼の両親もだ…

彼は、両親の手をつかみ引っ張った

でも、両親が手を離せと言ってきた

彼は、嫌だと言ったがもう仕方なかったんだ

その日の夜は、泣き続けた

そして彼は、バンドを諦めた

彼がすぐにでも初められる事を初めたんだ

ギターを持ちマイクを持った

彼は、路上ライブをする事にした

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孤独を歌うミュージシャン 亡久むふ @ama-momoe

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