僕のまわりの心霊現象・短編実話

トルース悟

著者から…

はじめまして


トルース悟(さとり)です


ここでは、私や知人の恐怖・不思議体験などを皆様に知って頂きたいと思います


初めての投稿のため、文章などおかしな点があるかもしれませんが、どうか暖かい目で見てください



初めてだからこそ緊張感をもってしっかりと書かないとですよね


ではよろしくお願い致します















『お湯貯めとくね』



私が高校生の頃に体験した実話です


私は、学校から帰ってやるべき事を全て済ませたあと、寝るまでパソコンとにらめっこをするのが日課であり、それが幸せな時間でした


細かく説明すると、ご飯を食べてお風呂に入って、歯磨きして、パソコンで『呪いのビデオ』を観るんです


観ていて怖いのですが、それがクセになっちゃうんですよね笑


そしてある日の夜のことです


その日たまたま、(今日は観てからお風呂に入ろっと)と思い、パソコンで呪いのビデオを観ていました。


今日のも怖かったな〜、なんて思いながらお風呂場に行き、身体を洗い始めました


その日の夜は家に私以外いなかったんです


母は夜の7時〜0時くらいまでスナックでバイトで、父と弟は何で居なかったのか覚えてません笑


シャンプーしてると、後ろのガラス戸を誰かがノックするんです


トントンッ


その時なぜか私は全く怖いという感情はなく、普通に返事をしたんです


「なにー?」


そしたら母の声で


「後で入るから熱いお湯足しといて」


なんだいつものことかと思い


「はーい」


と返しました


母は熱いお湯が好みなので、昔から言うんですよ、「熱くしといてね」と


でもその時はまだ10時くらいで、母は帰ってこないはずなんです


帰るのはやいな〜なんて思いながらお風呂を出たんですが、母の靴が無い


でも不思議にも思わず、タバコでも買いに行ったのかと勝手に納得してました


そして服を着た後に母のケータイにかけたんです


私「さっき帰ったやろ?タバコ買いに行ったの?」


母「帰ってないよ〜(ガヤガヤ)」


帰ってないというんです


しかも電話越しにはスナックのカラオケや、大勢の人の声


お風呂場で声を聞いてから私がケータイにかけるまでの間で、家↔スナックを行き来する時間は無いんです


おかしいなと思ったんですが、なぜか怖いという感情は湧かないんです


普通なら幽霊だとか、心霊体験だとかビビると思うんですけど、なぜかその時は不思議と怖くありませんでした


そして2時間後くらいに母が帰って来たので、母にさっきのことを話すと













「あー、早く帰りたいと思ってたから気持ちだけそっちへ帰ったのかもね」













と、言ってました













そんなことってあるんでしょうかね


生霊ってやつでしょうか


強く思うと念が届くみたいな。。




そういうお話でした。




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僕のまわりの心霊現象・短編実話 トルース悟 @satori67

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