数字と帳簿を武器に、悪役令嬢(予定)が国を相手に立ち回る!
- ★★★ Excellent!!!
舞踏会の煌びやかなシーンから一転、主人公エリアーナが武器にするのは「魔法」でも「剣」でもなく、「帳簿」と「数字」。 婚約破棄を突き付けてくる王太子に対し、感情論ではなく事実とデータで淡々と詰め寄る姿が痛快です!
さらに、ただのざまぁ展開で終わるかと思いきや、そこから父と共に「自分の死亡届」を用意し、自ら死を偽装して逃亡を図るという展開の速さに驚かされました。 冷静沈着なエリアーナが、炎上する馬車からどう生き延び、辺境でどんな活躍を見せるのか。 「死人文官」としての第二の人生、続きが非常に楽しみです。 賢い主人公が好きな方におすすめです!