発想や勢いが強く、作者さんが楽しんで書いていることはとても伝わってきました。
世界観やキャラクターの個性もはっきりしていて、ノリを楽しめる作品だと思います。
一方で、
「ぴーー!!」(元気いっぱい)
「パカ…パカ…ジャリッ…」(崖のギリギリに立つ)
といった、アニメ映像のような擬音・動作表現が多く、文章というより映像を想定した描写が目立つ印象も受けました。
これがハマる人には楽しい反面、物語として読むには少し情報量が多く感じる場面もあります。
ギャグやテンポ重視の構成なので、キャラクターや世界観にじっくり浸る前に次へ進んでしまうところは、
好みが分かれそうです。
軽く読めるコメディとして割り切って楽しむと魅力が伝わりやすく、今後もし物語性や感情の積み重ねが増えていけば、さらに読み応えのある作品になるのではないかと感じました。