第17話 インベントリ
「アジトか。テンション上がるなぁ」
「なに入ってきたんだ! ガキィ! ここを知られたからには死ぬしかねえな!」
「ウォーターボール!」
「ぎゃあああああ!」
チンピラから聞き出したアジトに到着すると留守番か何か知らないがスーツ姿のマフィア然とした男がいたので、始末する。
雑魚だな。
これならアジトの戦闘も楽勝そうだ。
「誰だ、てめえ」「他のとこの掃除屋か?」「こんなガキがんなわけねえだろ。ボスにバレねえうちにやっとくぞ!」
「ウォーターボール! ウォーターボール! ウォーターボール!」
「「「うあああああああ!!」」」
奥に向かうと机でトランプに興じていた三人衆がいたのでこいつらも片付けておく。
まだ日中でほとんどの構成員が出払っていることを考えるともうボスしか残っていないのではないだろうか。
さらに奥に進むと図体の異様にでかいおっさんが葉巻を吸いながらふんぞり帰っているのが見えた。
「なんだてめえ? ガキが迷い込んでじゃねえかうちのモンはな──」
「ウォーターボール!」
「ゴハァ!」
油断し切っているのでそのまま攻撃して仕留める。
アジト殲滅は完了だ。
「さてあとは他の反社仲間の場所と金庫の場所だが……」
目星つけるのもまどろこしいので部屋を順番に虱潰しに探していくと鍵がかかったいかにもな部屋が発見できた。
「おお! ビンゴ!」
ウォーターボールで扉を吹き飛ばして中に入ると幾らかの宝物と金貨の山があった。
「両手じゃ、とてもじゃないが持てないな」
持ち運べねえなと思うとインベントリの存在を思い出した。
使えればいくらでも物が持てるはず。
ゲームの時と同じように物を収めることを想像しつつ金貨の山に触れると一瞬で消えた。
「よし! 持ってけるもん全部持ってくか!」
宝物と怪しい書類類、チンピラたちをインベントリに収めるとアジトにファイヤーボールを放って火をつけるとその場から立ち去る。
「パーフェクト! ガンガンいくか!」
新規登録で充実の読書を
- マイページ
- 読書の状況から作品を自動で分類して簡単に管理できる
- 小説の未読話数がひと目でわかり前回の続きから読める
- フォローしたユーザーの活動を追える
- 通知
- 小説の更新や作者の新作の情報を受け取れる
- 閲覧履歴
- 以前読んだ小説が一覧で見つけやすい
アカウントをお持ちの方はログイン
ビューワー設定
文字サイズ
背景色
フォント
組み方向
機能をオンにすると、画面の下部をタップする度に自動的にスクロールして読み進められます。
応援すると応援コメントも書けます