第5話 お前は凄いよ
4時間目の体育。
今からバレーが始まる。
「イェーイ!夏と同じチーム〜」
「ねー!ラッキ〜」
同じチームで盛り上がったってなんの意味があるのか私にはわからないが…。
「うわっ、お前と一緒か」
「失礼な」
そう私に話しかけてきたのはお互いがきっと一番心を許してるであろう友人の山田司(つかさ)。
「これは2人で足手纏いだー…」
「いやいや…司は上手いじゃん」
「まあねっ」
「うざ」
こういう会話を無理なくできる相手は私にとって5人もいないだろう。もしかしたら1人かも…
はぁ、本当に嫌になる。
でも、彼女と関わり続けるのなら恥ずかしくない自分でありたい。本当彼女は凄いから。
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