飼い主と飼い猫はゲームの中の世界へ飛び込んでしまう。
離れ離れの1人と1匹。しかも1匹はこの異世界で言葉が通じ、魔王様に可愛がられる。
猫の名前がステラだったために、「聖閃ステラ」という願いを叶える世界の理だと勘違いされてしまう。猫はその勘違いに乗っかって生きることにした。
一方、飼い主は勇者と呼ばれ、魔王と敵対する運命にあった。
とにかく魔王様がステラを可愛がる様がいいです。また、魔族が、最初はキャラ立ちしており協調性もなかったのですが、過ごす内にステラとも仲良くなってきて癒されます。
勇者として転移してきた飼い主も真っ直ぐな性格で決断力もあり好感が持てます。
読みながら「お互い戦ってほしくない」という気持ちが湧いてきます。
この対立が終わる時、皆の手に残るものは何なのでしょう?
物語が佳境に入るとともに、祈りのような感情が湧いてきます。
単なる猫であるはずのステラの活躍にも注目です。
心動かされる物語です。僭越ながらお勧めいたします。