鼻先のメタモルフォーゼ

イロイロアッテナ

鼻先のメタモルフォーゼ

違う地方の大学に進学し、実家を離れて30年が過ぎた。

元々住んでいた地方が嫌だったとか、実家を離れたかったとか、そんなことは少しもなかったけれど、違う地方に拠点ができ、そこで大学に通い、就職し、仕事が忙しくなると、実家に足を向けることは、年に1度あるかないかという程度になっていた。


そんな状態で気がつけば40代半ばも過ぎていた。

本当は口うるさく結婚を督促したい気持ちを「時代だから」という理由で我慢していた母も、一昨年の暮れに亡くなった。

そして、実家には年老いた父だけが残された。


家の事は母に任せ、典型的な「昭和のお父さん」だった父は、おそらく家事など何もできないだろうという心配をよそに、父は、器用に家事と身の回りのことを、何不自由なくこなしていた。

いい意味で期待が裏切られ、驚く僕に父は呆れた顔で

「定年退職してから何年経ってると思ってるんだ。日々のこまごまとした家事も含めて、身の回りのことで困ることはないよ。」

そう言うと、認識を変えられていない僕を笑った。


それでも、さすがに足腰が弱ってきた父に施設に入ることを勧めたが、父は長年暮らした生家を離れようとしなかった。

「人生の局面によって、価値はいろいろ変わるんだよ。死ぬ間際に金は意味ないだろ?それと同じだ。心配かけて悪いけど、そう長くないからさ、ここに居させてくれ。それが今の俺にとって、最も価値が高いことの1つなんだよ。」

父にそう言われると何も言えず、僕は、足繁く実家に帰るようになった。


大人になって頻繁に訪れることになった故郷の街には、最寄り駅から実家までの古い街並み、子供の頃に遊んだ公園、猫を見つけた裏路地、学校のそばにあった公文の教室、確かにそういう名残はあった。

けれど同時に、街並みはきれいに整備されて新築の家が建ち並び、公園の遊具も様変わりし、裏路地は拡幅され、そして公文の教室は新しいビルに建て替わり、違うテナントが入っていた。


知っているけれど、知らない街。

懐かしい人に会いたいと思うけれど、実際に会うと違和感がある。

本当に自分が会いたいのは、懐かしく思い出す、その時のその人に会いたいのだと言うが、街も同じなのかもしれない。


そんな思いを抱きながら、父に頼まれた買い物帰りに、家の近所を歩いていると、小学校の頃の同級生の家の前を通りかかった。

家が近く、誕生日が1日違いだった、この家の男の子と僕は、小学校6年生の頃に非常に仲がよく、よく一緒に遊んでいたことを覚えている。


僕がその子の家を見上げていると、ベランダに立って煙草をふかしている30代半ばくらいの女性が、こちらを睨みつけているのが見えた。

自分の家をぼんやり見つめている男がいれば、警戒したくなるだろう。

表札は変わっていないが、あの男の子は、今もここで暮らしているのだろうか?

僕は買い物袋を抱えて、足早にその場を去った。


こうして、2つの拠点を行ったり来たりしながら、僕は忙しい毎日を過ごしていた。

今の職場に不満はないし、入社して24年にもなる。

「管理職登用試験を受けてはどうか。君なら受かるし、よい管理職になれると思うよ。」

上司からは、盛んに声をかけられたが、その度に、僕は頭をかきながら

「自分には務まらないと思います。」

と断り続けた。

僕に断られた上司は、あからさまに不機嫌になり、上司の上司のところへ報告に行き、謝っていた。


そんな上司の姿を眺めていると、前に座っている新人の子から、書類のチェックを頼まれた。

眼鏡をおでこの上にあげ、書類を見ると、明らかに完成度が低く、それ以前に誤字、脱字、データの引用間違いなど到底使えるものではなかった。

僕が眼鏡を掛け直し、新人の子を見ると、彼女は手元の仕事をしながらも、こちらにチラチラと目線を向けて手が小刻みに震えているのがわかる。

新人であることを考慮しても、周囲から呆れられるほど仕事ができない彼女は、もう仕事をすることを恐れるまでになっている。

僕は小さく息をつくと、いけないと分かっているものの、完成した書類のデータをチャットで彼女に送り、書類を返しながら

「これも良いけど、データを送ったから、それも参考にしてみてください」

と小声で伝えた。


上司はまだ怒られている。

怒っている上司の上司は、僕の同期だ。

怒るべき時にはきちんと怒る、組織の中核として活躍する同期と比較して、成長がないというか、伸びていないというか、変われていない自分を思い悩むこともあった。


そんな色々な思いを抱えながら日々を過ごす中で、ある日、近隣のかかりつけ医から父の薬を受け取った帰り道、僕は、ばったりと同級生と出会った。

「あれ、ひょっとして山田さん‥か?」

急に同年代の男性に声をかけられ、僕は短い時間、固まった。

「ひょっとして亀山か?久しぶりだな。」

近所に住む、僕と誕生日が並びだった男の子だった。

いや、男の子と言うのも変か。

目の前にいるのは、身長が高く細身で少し骨張った感じだが、柔らかい雰囲気を持った、立派な中年男性だ。


「いや、本当に久しぶりだな。丸々30年くらいか?こっち帰ってきてんのか?」

しきりに懐かしがる亀山は、一気に小学生のころの口調に戻る。

「いや、父親の調子が悪いから、今のところは頻繁に帰ってきてる感じ。仕事は向こうだ。」

「そっか、そっか。え、いつまでいんの?時間があれば飯でも、どう?」

亀山は右手でコップを持ち、口元でくいっと傾ける仕草をした。

端から見れば、中年のおっさんが飲み会の約束をしているだけのように見えるのだろうが、僕たちだけは、学校の帰り道、家に帰ったらランドセル置いてすぐに公園に集合な、と走り去りながら約束をする小学生に戻っていた。


「いいね、また今度行こう。」

僕がそう言うと、亀山は顎を上げて、少しだけ上半身をのけぞり、目を細めた。

「俺たち、本当に小さい時からの友達だろ。そんな大人になってから覚えた社交辞令はいいんだよ。帰るのは明後日か?」

亀山の勢いに押され、僕は苦笑した。

亀山の言う通りだ。

大人になるにつれ、人間関係を円滑に進めるための方法はたくさん覚える。それも必要である事は間違いないが、そればかりでは、何と言うか、その人の心には触れられない。

人に配慮して距離を詰められない僕は、だから今も1人なのだろう。


「明日の午前中だよ。」

僕がそう答えると

「じゃあ今日ならいいだろ。うちに来いよ。どうせ、すぐそばなんだから。」

亀山は強引に僕を誘った。

「今からか?いや、奥さんも子供も、急に知らんおっさん来たら困るだろ?」

僕がそう断ると亀山は笑って

「とっくの昔に嫁さんは出て行ったよ、子供も連れてな。だから、気兼ねはいらない。たまには、昔話に付き合ってくれよ。」


僕は亀山の言葉に、ふと疑問を感じた。

「あれ?最近通りすがりに、ベランダで煙草を吸っている女性を見たけど、あれは奥さんじゃないの?」

「え?あぁ、あれは妹だよ。最近、出戻ってきて、とりあえず一緒に暮らしてるんだ。お前も会ったことあるよな、だから気にすんなって。」

そう言われて、僕は亀山に妹が2人いたことを思い出した。


記憶の中で、昭和の終わり、平成の始まり頃の通学路で、僕と亀山が並んでじゃれ合いながら歩き、その後を亀山の妹がくっついてきて、みんなで家路についた頃の情景が浮かぶ。

その懐かしさから、僕は36年ぶりくらいに亀山の家に上がりこんだ。


小学生の頃に訪れた亀山の家は、新築で周囲の家と比較して、モダンな作りだった。

外壁も白地を基調とした凛とした佇まいで、茶色い木造住宅に住んでいた僕は、ずいぶんと羨ましいと思ったことを覚えている。


約36年ぶりに訪れた亀山の家は、下地の白が煤け、汚れと相まって赤茶色の妙な色合いで、そこかしこに小さなひび割れが走っていた。

あれほど明るく開放的だった玄関も、薄暗く、鋭い直角だった上がり框も、長い年月で角が取れ、ずいぶんとささくれ立ち、丸みを帯びていた。


僕らは、2人で買い込んだ惣菜をテーブルに並べてビールを開け、昔話に花を咲かせた。

「昔さ、竹内っていたの覚えてるか?」

「竹内?どんなやつだっけ?」

僕は唐揚げにレモンを絞りながら、亀山を見た後、視線を宙に彷徨わせて思い出そうとした。

「ほら、運動も勉強もできなくて、クラス中からからかわれて、嘘ばっかついてた『ウソ竹』だよ。」

亀山は、じれったそうに、ビールをあおりながら僕を指差した。

「あぁ『ウソ竹』な。いたいた、そんな奴。すごいたくさん嘘ついてたよな、何だったんだろうな、あれ。」

僕は、クラスの端っこで陰気な顔して、あまりしゃべらない引っ込み思案の男の子を思い出していた。

「そうそう、やたら『ウソ竹』が嘘テクを流すから、みんな騙されて、めちゃくちゃ長い時間、寝ないでファミコンやってたもんな。」

亀山はそう言いながら、床に寝転がって手を伸ばし、部屋の隅にあったクッションを引き寄せた。

「懐かしいな。ドラクエⅢで、遊び人はレベル99になると勇者に転職できるって『ウソ竹』が言うから、必死になって遊び人をレベル99にしたの覚えてるよ。」

僕がそう言うと、亀山は手を叩いて喜んだ。

「俺もした。」

「それで、勇者に転職できないから、仕方なく戦士にしたら、めちゃくちゃ運が良い戦士が出来上がった。」

「そこも一緒。」

亀山はビール飲んでいたのを中断して、テーブルにグラスを置きながら言った。


「ちょっと、真奈が寝てるから静かにして!」


僕たちが、そんな他愛もない話で盛り上がっていると、部屋の入り口に部屋着を着た女性が立っていた。袖が擦り切れ、フリースは毛羽立っていて、靴下は左右バラバラだ。

無造作に髪を後ろで1つに束ね、イライラした顔で、僕らを睨みつけていた。


「悪い悪い、声のトーンを落とすよ。お前もいっぱい飲めよ。そんなことより、こいつ誰だかわかるか?」

亀山は膝に手をついて、立ち上がろうとしたが、酔っているせいか、右に大きく傾いて、たたらを踏んだ。

「危ない、お兄ちゃん、しっかりして。」

その女性は、素早く亀山の横に来て肩を支え、僕に向かって小さく会釈をした。


「悪い悪い、少し酔ったかな。」

そう言いながら、亀山は妹の手を借りてクッションの上に座った。

亀山の妹は、僕と亀山の間に座り、テーブルの上のビールを手に取り、缶を開けた。

「山田君でしょう?お兄ちゃんの同級生の。」

「お、すぐわかるか。そうです、こちらはお兄ちゃんの同級生の山田康太君です。」

そう言うと、亀山は僕のほうに両手を差し出し、開いた手の平をひらひらさせて、そのまま机に突っ伏して、寝息を立て始めた。


「もう、また。危ないなぁ。」

そう言うと、亀山の妹は、テーブルの上のビールや惣菜が入ったパックを隅に寄せた。

それから、明かり取りの出窓に亀山の結婚式の写真が飾られているのに気がつき、写真立てを伏せに行って

「もう離婚から何年も経つのにね。」

と僕に言った。

僕はなんと言っていいのかわからず、うなずくでもなく、首を振るでもなく、曖昧に頭を動かし、話題を変えようとした。

「智子ちゃんは、お子さんがいるの?」

「え?」

中腰でテーブルを拭いていた亀山の妹は、驚いた顔をして僕を見た。

「私は、藍だよ。」

そう言った亀山の妹を見ながら、僕は彼女の言っていることが、うまく理解できなかった。

キョトンとする僕に

「智子は私のお姉ちゃん。私はお兄ちゃんの1番下の妹の藍よ。」

そう言うと、藍はテーブルの上にあった空いたグラスや惣菜のパックを重ねて持ち、台所へ向かい

「もう少し、何か作るね。」

と言った。


僕が呆然と見送る中、台所から油で何かを炒める小気味良い音とフライパンが五徳にあたる規則的な鈍い音が聞こえてきた。

僕は、36年前、亀山の家に12歳下の赤ん坊が生まれたことを思い出した。

亀山の家に行き、2人で遊んでいると、亀山が急に

「赤ちゃん見るか?」

と言ったので、2人で階段を駆け上がり、亀山の母親の部屋で寝ていた赤ちゃんを見た。

小さくて、ふにゃふにゃで、顔が赤く、だから赤ちゃんなのかと感心する僕に、亀山の母親が

「よかったら抱いてあげて。」

と声をかけてくれた。

でも、僕は、赤ちゃんを壊してしまうのではないかと怖くて、抱き上げることができず、その代わり、赤ちゃんの鼻の頭を、人差し指と親指で、優しく、つまんだ。

その時、眠っていた赤ちゃんは、目を閉じたまま自分の手で鼻の頭を押さえ

「ん。」

と、不満そうな声をあげた。

そんな様子を、亀山も亀山の母親も、おかしそうに苦笑しながら見守っていた。


「え!?えぇ!?あの赤ちゃん?あの赤ちゃんが、え?藍ちゃん?え?え?」

あまりの驚きに僕が声を上げると、台所から大きな声で

「ごめん。火を使って換気扇も回ってるから全然聞こえない。今そっちに行くから、ちょっと待って。」

そう言って、炒め物を皿に乗せて、指の間に栓を挟み、片手で瓶ビールを2本持った藍ちゃんが戻ってきた。

藍ちゃんはテーブルに皿とビールを置くと

「あんまり材料ないし、パパっと作っただけだから、おいしいかどうかわからないけど、よかったら、どうぞ召し上がれ。」

そう言いながら、僕に小皿を渡してくれた。

「で、何だっけ?そうそう、私は1番下の妹の藍よ。覚えてない?私が小学校上がるまで、だから、山ちゃんが大学に行ってしまうまでは、割とよく遊んでもらってたと思うけど。」

ビールを手酌でコップに注ぎながら、藍ちゃんは僕を眺めた。

「いや、覚えてるよ。じゃない、ごめん、忘れてた。でも、今思い出した。中学・高校と、よく家に遊びに来ていたよね。僕が学校と部活で、週末ぐらいしか遊んであげられなかったけど。」

「思い出してくれてありがと。」

そう言って藍ちゃんは、にっこり笑うと煙草を取り出して火をつけ、煙を燻らせた。


「山ちゃん、結婚は?」

灰皿に煙草の灰を落としながら、藍ちゃんは尋ねた。

「いや、独り身だよ。」

「離婚したの?」

「ううん、結婚自体してない。ずっと1人。」

僕がそう言うと、藍ちゃんは大きく吸い込んだ煙草の煙を吹き出した。紫煙が部屋の蛍光灯に照らされながら、天井に昇っていく。

「私は離婚した、最近。真奈を連れてね。あっ、真奈ってのは娘ね。」

僕はなんと言っていいのかわからず、微妙な笑顔を作り、曖昧にうなずいた。


「そっか。じゃあ、30年前の約束を守ってもらおうかな。」

藍ちゃんは、煙草を咥えたまま、両手を後ろについて、天井を見上げて言った。

「30年前の約束?」

「そう。山ちゃんが大学で違う地方に行く時、あんまり寂しかったから、私が「結婚して」って言ったの覚えてる?6歳なのに、ませてるよね。」

藍ちゃんは煙草を挟んだ手を口にやり、遠くを見るような目をした。

「もちろん覚えてるよ。僕は少し驚いたけど「大きくなったらね」って言ったんだよね。覚えてる?」

今度は逆に、僕が藍ちゃんに質問した。

「もちろん覚えてるわ。近所のお兄ちゃんに対する淡い恋心と思われるかもしれないけど、私は本当に山ちゃんが好きだったのよ。」

藍ちゃんの言葉に、僕は顔を赤くなるのを感じて、慌ててビールを煽った。

「私、大きくなったでしょう?もう36よ。バツイチだし。大きくなるという条件は十分に満たしたと思うわ。」


僕と藍ちゃんは暫く見つめ合っていたが、藍ちゃんは大きく息をつくと、煙草を灰皿に揉み消した。

「嘘よ。歳をとるとダメね。離婚してシングルから建て直すより、次の男を探す方が簡単に人生を変えられるって、わかっちゃうから。」

僕は黙って首を左右に振った。

「大丈夫よ、自分で建て直すわ。ただ少し懐かしかっただけ。」

藍ちゃんがそう言ったとき、部屋の入り口に小さな女の子が目を擦りながら立っていた。


「お母さん、おトイレ。」


藍ちゃんは「はいはい」と言いながら、母親の顔に戻って女の子の肩を抱き、僕に向かって

「ごゆっくり。」

と言って、階段を登り2階に消えて行った。


翌日、僕は午前中の新幹線に乗るため、実家の、18歳のまま時が止まった自分の部屋で、荷物の整理をしていた。

そして、荷物の整理が終わり、出発までの短い時間、懐かしさから棚の漫画やゲームソフトを見ていると、中にドラクエⅢがあった。

僕は手に取ってソフトをしばらく眺め、それから鞄の奥にしまった。


勇者に変われなかったけど、やたら経験値を積んでいるから、別の何かにはなれるかもしれない。

そんな思いを胸に、僕は実家を出て最寄駅に向かう前に、亀山の家のインターホンを押した。

日曜日の少し早い時間だったけれど、しばらくして小さな女の子が出てきた。

その子は、僕を見ると不思議そうな顔をして

「だあれ?‥ですか?」

と舌足らずな言葉で尋ねてきた。

その後を追いかけるように

「真奈、どなただった?」

と藍ちゃんの声が響く。

玄関先までだからか、とても大きな靴を履いた真奈ちゃんと、つっかけを履いた藍ちゃんが並ぶ。


「今から戻るけど、またすぐに帰ってくるから。」

僕はそう言うと、ゆっくり近づいて、藍ちゃんの鼻の頭を優しく、つまんだ。

藍ちゃんは、僕の手が離れると、鼻の頭を手で押さえ、本当に小さな声で

「ん。」

と言った。

日曜日の柔らかい朝の日差しの中、知っているけれど知らないこの街で、藍ちゃんと一緒なら僕も変われるのかもしれない、そんな気がしていた。

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