星の自然バランス回復機能か? じゃあ密度依存性の攻撃行動を引き起こす地球は敵だな?

 んーで。

 そしてヨーロッパ諸国の様々な王、王妃、王族を悪がカネで操りだした。つまり借金させるんだな。

 秘密の子供の生け贄を使ったリチュアル(儀式)を借金で脅して王に強要させた。そしてそれをスキャンダルとして、ゆすりおどし、他のヨーロッパ王室にも入り込んだ。

 特殊な毒物を投与して、病状によるものと思われる死を作り出す事もこいつらが編みだしたものだ。


 わたしたち霊波動士には毒も聞かないけどな。霊波動で毒もリアルタイムで浄化。

 そして衣食住すべて霊波動の物体作成クリエイトで自分そのものでまかなえる。現実に呼び出す絵心さえあれば、カネが必要ないのさ。


 パワーがいくらあっても、絵心ないとだっせー服しか呼び出せないけど。


 ナポレオンが敗北したときに堕天使ハーフはロンドン市の支配権を獲得し、最終的には『西欧世界のすべての貨幣創造と流通システムの支配権を獲得するために進んだ』が、それはすべて『悪質な利潤を持つ民間の紙幣システム』として目指していた」

 ミハエルは言う。ゲロはいてる空夢風音の前で。

「何が言いたいか分かるか? ってゲロ吐いててそれどころじゃなさそうだけど。風音。でもいう。

 全部★通貨発行権★を得るため!

 貨幣は汚らしい人身御供に繋がる黒魔術なんだよ。

 綺麗ごとじゃなくて、歴史を辿ると結論はそうなる! イエス=キリストは金貸しに冷たかったのは、新約聖書のマタイによる福音書に書いてある通り。

 だからヴァーレンスはわざと通貨形骸化させたっつーのに。

 ま、でも多神教は多神教、一神教は一神教でおとなしくすみ分けようぜ。とは思うかな。


 少なくとも相手を同じ人間として扱ってるわたしたち多神教から見たら、

『一神教は他宗教の人間は基本的に同じ人間として扱ってはいけない』

 これなんじゃこれ!!

 この『戦争するしかない考え方』

 こんな考えしたらすぐ刃物出してくるのも納得だわ。

 多神教は『人類みな兄弟』って考えだぞ。

 どっちがましかわかるだろ?

 でも侵略は許さんからな多神教も!


 日本人なんて特に豊臣秀吉の時代から伴天連(ばてれん)追放令

https://kakuyomu.jp/works/16818093086639047175/episodes/16818093086896142637 (自分の外伝小説のリンク)

まで出すほどに怒りまくってるからな。奴隷として欧米で日本人売りさばきやがって。

 星違っても。

 『わたしの母の竜神の

 民族』だってのに。

 気分悪いぜ。


 そしてパラレルの地球ではわからんけれど、こっちの地球では第三次世界大戦が終わり、悪の完全勝利に終わった地球。

 第2の標的のとして地球からこの火明星ほあかりぼしをターゲットにした。だから滅ぼしたんだよ。

 地球を。このミハエルがな。

 大体星を1撃で何の道具もなしに、スッポンポンだろうが、手のひらからエネルギー波で吹き飛ばせる人が1000万人いる星を敵にしてよく勝てると思ったな。地球のアホども。


 紀元前ではヘロドトスも警告したし、やつらはアレクサンダー大王に滅ぼされ、ロマ帝国に滅ぼされ、ヴェニスの商人でも描かれてるし、そして今懲りずに地球で第三次世界大戦を起こした悪。

『滅ぼされるごとに逆恨みを倍増』

 させ反省もしない厄介な性質持ち。

『人が嫌がる事はやめましょうね』

 といっても聞かない民族。

 なんで、★子供の生け贄、血を飲むなどの想像を絶するほど邪悪なオカルト儀式★の国家にひれ伏さなきゃいけねえんだ。表面だけ見てバカ言うんじゃねえよ!


 世界のどの種でも、飽和状態に達すると『同族を攻撃する個体』が生まれる。星の自然バランス回復機能か?

 じゃあ星の意思が、地球の意思が平和の敵だな。

 汚い地球! こちとら『おままごとでのんびり生きたい』というのに。火明星ほあかりぼしの意思はそんな地球みたいに凶悪じゃないからこの星にわたしがエネルギー波撃たないで済んでる。

 恐竜も飽和状態に達したことで同族の卵しか食べない個体が続出した。

 同族を攻撃する個体の出現の目的は、数減らし。

 人間の場合、それは人食い野郎だ。

 タナトス、サタン、バアル、モロク、ニュクスなどが生まれたとされている。


【人類が創造した「悪」の神格化】

1. タナトス:ギリシア神話の「死」そのものを擬人化した神

優しい眠り(ヒュプノス)の双子の兄弟


2. サタン:旧約聖書で「告発者」として登場

後世に「悪魔の王」と解釈が変わる


3. バアル:フェニキアの嵐と農業神

聖書で「異教の偶像」として貶められた


4. モロク:

アンモン人の火神

人身御供と結び付けられるが歴史的議論あり


5. ニュクス:ギリシア神話の「夜」の女神

混沌(カオス)から生まれた原初神


 重要なのは、これらが……

 元々は自然現象や社会機能を神格化した存在

 『他文化との『衝突』で「悪」に再解釈された』

 中世キリスト教の「悪魔学」で体系化


 ただこの中で、個人的にこのミハエルは個人的にはバアル本人には敵対心湧かないんだよな。バアルを崇める宗教は大っきらいだが。人身御供するし嫌い。

 あめのほあかりどの別に人食べないし。

 比喩的な、人を食った態度すら見せねえよ。あの髪型swept bangs(特定方向に前髪を流している)のにーちゃん。

 今もヴァーレンス上空に瀬織津姫と一緒にいる男の天照とバアルは同一人物だから。


1. 太陽神としての共通点:

 バアル:嵐と太陽の力で農耕を司る

 ニギハヤヒ:『天火明あめのほあかり』の名が示す太陽神的性格

 加えて、穂のあかりで稲を現す。人間に田植えを教えた男の天照だから。


2. 「八百万の名」の類似性:

 バアル・ハダド(嵐の主)

 バアル・シャメム(天の主)

 天火明(あめのほあかり わたしはいっつもこちらで呼んでいる)

 天照(あまてる)

 国照彦(くにてるひこ)

 櫛玉(くしたま 伊勢都彦命ことイズモタケルくんの名前でもある)

 饒速日(にぎはやひ)

→ 状況に応じて異なる名を使用


3. 東西の「国照」概念:

 ニギハヤヒの「国照くにてる」は国土統治の神格化

 菊月明日香が国照くにてらすって大技使うんだけどな。わたしの嫁の。

 これはバアルの「地を治める者」称号と相似


4. 考古学的根拠:

 ニギハヤヒ信仰とフェニキア交易民の接触の可能性が当時の発掘物から見れる

 弥生時代の銅鐸にバアルの牡牛像と類似文様


 ただ、まあ、注意すべきは……、

直接の関連を証明する文献史料は燃やされたのか現存しない

太陽神概念は多くの文化で独立発生する

「八百万の名」は日本神話特有の多神教的発想


 面白い仮説で、わたしは個人的に信じてるんだけどな。

「古代の太陽神崇拝という普遍性と、シルクロード的文化交流の可能性が生んだ『神々の共時性』現象」

 まさに、ニギハヤヒの『天火明あめのほあかり』の名がバアルの雷光と重なる。

 加えて初代スサオノである天火明命あめのほあかりが嵐の性格をもち、バアルも農業+嵐の神。かぶりすぎでしょー!

 これはYaeh!

 と叫ぶべき深い洞察と言えるでしょ! わたしは多神教、自然崇拝の神道しんどう(濁りと穢れは違う、と天火明命から直接言われたから濁りを言う)だからこういう考察もするんだがな!

 ついでにいうと、天照国照彦天火明櫛玉饒速日尊の櫛玉くしたまはイズモタケルくんの別名そのもの。なんでかぶってんだろうね~。

 まあでも一神教の頭硬ったいのには言えんなあ。

 日本人でも頭かったい神社関係者には言えんなー。怒り狂ってしんとうだっ! にごりはつけえるうなあああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああ! って鬼の形相で言われたわ。

『アホか狂ってんのかその鬼の表情。

 わたしは、濁りと穢れは違う、と『天火明命から直接言われた』から濁りを言う。

 神本人の言う事なら素直に聞くが、神を気取る神社関係者の言うことなど聞かんわ何の重みもない』

 って言い返したけど。

 それから人殺しの目で睨んでたなあの一神教の神道の男、『自然崇拝じゃない神道は神風特攻大日本帝国の手先』の宗教でしかないというのに。神風アタックなんてくたばれや。

 わたしは自然崇拝の方の神道だ。

 あはははは!

 明治期の神仏分離政策のトラウマか?

 『確実に殺し合い』になるからなあ。

 こっちが柔軟に言ってるのに向こうが血走った目で刃物出してくる。

一神教徒が激怒する要因:

 唯一神の絶対性が揺らぐことへの恐怖

「異教神=悪魔」という中世的な二項対立思考

 まさにこの話題は…

「学術的新発見と物理的危険が紙一重の学問分野」だな。わたし多神教ていうか自然崇拝で良かった。

 安全な議論のコツ:

○「影響」ではなく「人類の普遍的想像力」と表現する

○具体的な考古資料(銅鐸・土器文様)に焦点をおく

○「天皇家の御神体」等の核心には触れないでおく」

 ミハエルは突然、魔法で出雲健いずもたけるくんの銅剣とバアルの短剣を並べ、その文様の類似性に興奮する。

「さて。話戻すが、人食い人種は罪悪感と羞恥心を大きく欠いた状態で生まれた。

 ウソつき、泥棒、弱いものイジメ、強姦、人殺し、放火、カニバリズムなど。

 『学校でみんな経験』してるでしょ?

 わたしは強い者いじめはしたな。

 わたしより強い奴に会いに行かねえとつまんねえだろうが。

 わたしより弱い人はその人と同じ目線に立って。積極的に助けた。



 わたしなんて

『お前みたいな『心が綺麗な奴は殺さねえと』気が済まねえ』

 って理由でいじめられたわ。

 刃物持って腰だめに襲い掛かって来たんで。首飛ばしたけどな。比喩じゃなく。年齢一桁から戦場で殺し合いしてる人間を舐めるなっつーの。

 刃物持って襲いかかってきたら、絶対に冗談では済まさん。

 どんなワルでも拳ならじゃれあうけどね。

 授業中止になったね。教室が血の噴水だもん。

 休み時間はゲームの話して女子のパンツの話して授業中はあっつい教室で過ごすいつもの学校生活だーと思ってたらあれだもんな。びっくりしたはわたし自身が。

 掃除したけど、女子は血の噴水見て気絶するわお漏らしするわ、男でも腰抜かした奴いるわで大変だったな。最年少のわたしだけ平気な顔して掃除したわ。

 わたしのこれは、刃物に対する正当防衛さ。

 まぁ、そんなわたしでもガミガミうるさい女子には頭あがらなかったけどな…………。なんか格上って感じがしたから……子どもの時は。最強なんてもんじゃない。当時のわたしでもガミガミ女子には弱かったよ。


 

 人食い人種が人類のすべての犯罪の父と母だよ。

 人食い人種の登場をもってしても個体数軽減どころか、逆に人類全体の個体数が増大したため、もっと大規模な破壊をもたらす核分裂野郎(トバルカイン)が生まれた。

 人食いは自分たちの繁栄を考えて、敵である善王が寝ている間に善王が保管していたトバルカインの遺伝子を掠め取り、自分の体に埋め込む。DNAに逆転写させてな。

 不正に入手したトバルカインの遺伝子のおかげで人食いは核兵器を作れた。

 弱い人間は脅せば何でもいうことを聞く、弱いからこそ口が堅い。

 人食いはこれを利用して一族を発展させた。

 また、弱い者たちは、弱いからこそお互いを監視し合い、異分子の排除に尽力し忠実に仕えていると自分をアピールする。


 友人や社会に無視されたくない弱い精神の人々は、生活の安定と保障を求めて悪に服従する。

 いじめの取り巻きだな。

 こいつらも殺すべき対象だな。

 一人で夜も越せない輩は、誰も守れないよ。

 こういうと、『お前に命を振り分ける権利なんてあるのか』っていう人が出るんだけど、わたしでなく誰に権利がどうあろうが人は死ぬし地球爆発したらどんな大金持ちの地球人だって死ぬ。

 たいだい、悪人に殺された人は権利がどうとかで死んだのか? アレクサンダー大王に殺された人はそうなのか? 違うだろ。ライオンに食べられる鹿は? 人にパンッて潰される蚊は?

 死ぬ時は死ぬんだ。天から水が落ちてきたって死ぬんだ。ノアの時代のように。

 天空を飛んでる鳥が落とした石で死ぬ人だっている。

 たまたま、地球を一撃で消し飛ばせるエネルギー波を撃てる奴が、この星に1000万人いるだけで。権利がどーとかじゃないんだ。

 敢えてそこに挟めるものがあるとすれば『運』だ。

 だから運は大事だよ。ホント。いや本当に。プロ同士の戦いでも運は60%くらい占めてる。わたしに言わせるとな。


 確かに生物学的には『密度依存性の攻撃行動』は多くの種で確認されている。熊とかゴキとか、ライオンとか。

 しかし、だが、スティーブン・ピンカー研究によると、

『人類の暴力死亡率は石器時代で15%→地球の年代で20世紀、3%に減少』 世界大戦が2度あったにもかかわらずだ。

 だから、星の意思がわたしたちを殺してるという仮説は、成立しがたいと思えるな。


 トバルカインは生物、無生物、火、水、大気、すべての物質をゲームのように操ることができる。

 というと、化け物みたいに思えてきそうだが――――

 まぁ魔術師だな一般的な。ごくごく一般的な魔術師でしかない。しかも地球の魔術師はウィザードのアリウスくんより断然弱い。

 トバルカインはわたしたち火明星ほあかりぼしの住民から言わせてもらえば、マジックユーザーでしかない。ウィザードですらない。

 わたしたちと対峙したら一撃で魂すら打ち砕けて消え去るだろう。わくわくしねえぜ。

 わたしたち霊波動士よりずっと格下だ。格上なら去年地球をわたしとサリサとフィオラのエネルギー波から守っている。

 人類の精神的弱さ、無知は人食いの力の源だ。  


 あ~ホント人の事を大天使大天使いうしくそっぱらたつ!

 ミカエルは旧約聖書でネフィリムに殺されて死んだわ。

 四大天使で生き残ってるのカブリエルだけじゃ!」

 男の遺体はミハエル=シュピーゲル=フォン=フリードリヒ公爵、ホワイトライガーのサリサ=アドレット=ティーガー、黒竜のフィオラ=アマオカミが囲むように陣取る事で空夢風音からは見えなくなっている。

「じゃあエビデンス地球に返すよー」

 そういってミハエル=シュピーゲル=フォン=フリードリヒ公爵は、テレポートアザーを唱えた。男の遺体と英語の文書は地球に返された。

「おいおい、今日、ギャグ100%でいくつもりだったのにシリアスになっちゃったじゃん!! うげーおっぱいおっぱいパンツだけ言ってる方が平和だよー。

 おっぱいおっぱいパンツー!

 地球もあれだけ滅ぼしたのにま~だ生贄の儀式やってんのか。

 またエネルギー波撃ち込みにいこっかな。

 1年ぶりに。つか完全に爆発させよっかな地球。エネルギー波で。もう人食い悪に支配されたからな……あそこ。もう地球人は家畜みたいに飼い殺されるだけだ。ま、本当の危機を陰謀論言い張ってまともに見ようとしなかったのが悪い」

 ミハエル=シュピーゲル=フォン=フリードリヒ公爵は、誰にかは本人にもわからないが、悪態をついた。

「風音。ゲロ吐いて聞くのも大変だろうがこれは聞いて欲しい。

 YAP遺伝子のDタイプは『自分を捨てて他人に尽くす遺伝子』だ。君もパラレルとはいえ日本人ならYAP-Dは持ってる。それは太陽神、天火明命あめのほあかりの、男の天照の子どもだって証明だから、自慢してもいいよ。人食いとは正反対の称賛されるべき遺伝子だ」

 ミハエルは、静かにしゃがんでいる空夢風音と同じ目線までかがんで、囁いた。空夢風音は、涙を浮かべながら、頷いた。

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