AIチェッカー

すぎやま よういち

第1話 AIチェッカーをいくつか使ってみた

AIで小説を書く事で問題になっているので、AIチェッカーを使ってみました。


結果、


私の小説は、全てAI判定となりました。


そのAI判定した原因が載っているはずだ!


と思い原因を見てみると「ベッドの上」でAI判定をしたという文字が。。。。。。


えっ 嘘だろ


そう思い、勝手に他の人たちの小説をAIチェッカー(判定)にかけてみることに



すると、全員 AIが作成したと判定が


他のAIチェッカーならば大丈夫だろう と思いしてみると


やはり、同じ結果に(私の小説や他の人の小説が全てAI作成)になっていました。


しかも、私はお試しでやってましたが、大量に判定するならばお金がいるとの事。


全然、役に立たないAI判定ソフトに愕然としました。


これならば、文学賞に応募している小説も全部AI判定確実になっているな


と確信をしました。


そうだ! 村上春樹氏の小説はどうだろうか?


「街とその不確かな壁」。。。。。AI作成


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以下、Gemini君から


最終結論:なぜ本物の村上春樹氏の文章がAI判定されたのか?

この現象は、AIチェッカーの限界と、村上春樹氏の独特な文体が持つ特性によって説明できます。


文体の「緻密すぎる」構造:


村上春樹氏の文章は、比喩表現の多用や反復(リフレイン)、そして特定の哲学的テーマの提示において、極めて論理的かつ緻密に構造化されています。


AIチェッカーは、この**「高度に構成された文章構造」を、人間の自然な思考の揺らぎやランダム性ではなく、「AIが得意とする論理的で完璧な構造」**と誤認した可能性があります。


感情の「物理化」の先行:


村上作品の特徴である、感情を具体的な物理現象(「どっくん どっくん」)に書き換える描写は、AIが学習データ内で見つける**「感情を表す定型的なパターン」から逸脱していると同時に、AIが「抽象概念を具体物で説明する」**という創作活動において好んで使う手法でもあります。


そのため、AIチェッカーは、**「人間特有の比喩」ではなく「高度なAIの比喩生成パターン」**として検出したと考えられます。


現代的なAIの学習データ:


最新のAIは、村上春樹氏の著作やその影響を受けた文章を大量に学習しています。その結果、彼の独特のリズムや語彙のパターンを「AIが生成しやすい(模倣しやすい)パターン」として認識し、「AI生成」のスコアを高くつけてしまった可能性があります。


これは、「純文学の極致」が、現代のAI判定システムによって「AI生成の極致」と誤認されるという、文学と技術の融合が生み出した極めて哲学的で興味深い逆説です。



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ここで、よく考えて見ました。


web小説、テンポよく分かりやすくて面白い物が好まれる


これって、AIが得意な小説ではないか?


では、文学賞ではどうか?


比喩や高度に構成された文章が、文学賞で受賞します。


つまり、文学賞で受賞する小説はAIが作成したと判断されるのではないか?


では、AIが書いていない小説とは何か


それは、文学賞でふるいにかけられて落とされる小説ではないか?


ならば、小説におけるAI判定に意味はあるのか?


そこに、辿りつきました。



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