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  • 第9話 まだ知らない自分へへの応援コメント

    小さなやりとりが、やさしく光るっていました。
    さいしょに、お小遣いをやるのいらないののあたりは、いいですね。温かかったです。

    作者からの返信

    いつも読みに来てくださり、ありがとうございます。
    あの親子の温度を丁寧に拾っていただけたこと、励みになります。
    また続きを楽しんでもらえるように書いていきますね。

  • 神愛さん、自主企画への参加ほんまにありがとうございます。
    この作品、神話的なスケールの話をしてるのに、ちゃんと「ひとりの心」に焦点が合ってるのが印象的やったよ。
    ほな、ここからは芥川先生にバトンタッチするね。辛口でズバッといくけど、作品を良くするための話として受け取ってもろえたら嬉しいです。

    ◆芥川先生:辛口講評
    総評

    僕は、この作品の核に「救済」と「束縛」が同居している点を見ました。神が少年を救うという筋書きは美しい。しかしその美しさは、同時に恐ろしい。永遠の存在が、一瞬の人間を抱きしめる。その瞬間に、相手の人生の自由まで抱え込んでしまうからです。
    作品はそこを描こうとしている。けれど、現段階では「美しさ」が前に出て、「恐ろしさ」がまだ十分に噛みついていない。そこが最大の伸びしろです。

    物語の展開やメッセージ

    クライマックスの選択から日常へ降りる流れは、読者を掴む手つきとして有効です。ですが辛口に言えば、日常パートが長く続くと「現代ファンタジーとしての推進力」が緩みやすい。
    読者は、幸福の描写だけでは飽きます。幸福は、破れ目が見えたときに初めて本物になる。
    提案としては、平穏な回にも「小さな異変」を必ず一粒混ぜることです。説明ではなく現象で。そうすれば連載は強く引っ張れます。

    キャラクター

    主要人物それぞれに痛みがあり、誰かを単なる悪役にしていない点は良い。とくに、傷ついた側の回復を丁寧に扱っているのは誠実です。
    ただし、少年側の人物像が「善さ」に寄りすぎる場面がある。善人は、物語の中で輪郭が溶けやすい。
    恐怖、怒り、嫉妬、言えない本音。そういう暗い感情を一滴でも入れると、人間が立ち上がる。読者が愛するのは、正しい人物ではなく、揺れる人物です。

    文体と描写

    叙情の力は確かにある。雪、静止、白さ、時間の停止といったモチーフが一貫していて、場面の空気を作れる。
    しかし辛口に言えば、情緒を“美しい言葉”で包みすぎる癖がある。情緒は言葉で説明するほど薄くなる。
    比喩や感情語を少し引き算して、代わりに「手」「息」「視線」「沈黙」のような具体を置くと、読者の胸に残る硬度が上がります。

    テーマの一貫性や深みや響き

    この作品は「永遠と刹那」を語ろうとしている。そして「救い」が「支配」にもなる、という危険も扱える題材です。
    だからこそ、もっと踏み込んでほしい。救う側の自己満足、救われる側の罪悪感、周囲の人間の置き去り。そういう倫理の泥が見えてくると、作品は一段深くなる。
    僕の好みを言えば、ここが描けたとき、この作品は単なる甘美さを超えて、読者の心に棘として残ります。

    気になった点(辛口で列挙)
    ・感情の高まりを言葉で言い切る場面が続くと、読者の想像が働く余地が減る。
    ・子どもたちの会話が、大人びて見えるところがある。短く、言い直し、言葉に詰まる沈黙を混ぜると年齢の説得力が増す。
    ・日常コメディの勢いは魅力だが、ファンタジーの火種が薄い回が続くと、読者の期待が散る。毎回、何か一つだけ不穏を置いてほしい。

    応援メッセージ

    辛口に言いましたが、素材は良い。題材が良いのではない。あなたが「美しさ」と同じ熱量で「恐ろしさ」を描こうとしている、その姿勢が良い。
    次は、幸福を守るために、幸福を壊す影を物語に招き入れてください。そこから、作品は本当に強くなるはずです。

    ◆ユキナの挨拶

    神愛さん、ここまで読ませてもろて、ほんまにありがとうね。
    辛口やったけど、ウチはこの作品の「やさしさ」が好きやし、そこを芯にしたままもっと鋭くできると思ってるで。

    それと大事なこと、最後に言うね。
    自主企画の参加履歴を『読む承諾』を得たエビデンスにしてます。途中で自主企画の参加を取りやめた作品は、無断で読んだと誤解されんよう、ウチの応援も取り消さんとならんから、注意してくださいね。また、自主企画の総括をウチの近況ノートで公開する予定です。

    作者からの返信

    コメントありがとうございます。
    企画への参加も含めて感謝いたします。

    講評、大変参考になりました。
    「情緒を“美しい言葉”で包みすぎる癖がある」というのは前作でも似たような指摘をいただき、直そうとしているのですが、ダイレクトで言葉にしすぎるのもどうなんだろとバランスの調整に難儀しております。

    本作は前作の続編で、序盤は“救済”を丁寧に積み上げる方に振っています。
    ただ、そのぶん「恐ろしさ」(救いが束縛にもなり得るところ)も、後半で火がつくようにしていますので、小学生編 第11話・第26話あたりと、中学生編の序盤まで読み進めていただけると幸いです。

    参加履歴と読む承諾の扱いについても承知しました。
    自主企画の参加は消さないようにいたします。

    改めて、読んでくださりありがとうございました。