ポンコツ魔王の異世界国家戦略 プロットなしのアドリブ道中記
nco
第一部 設定がほぼない☺️
埋伏の毒と求賢令で孟嘗君だ!
魔王「埋伏の毒だ!」
部下「では、賄賂を送りましょう。宛先は?」
魔王「国王は無理だろうなー」
部下「勇者ってのはどうですか?」
魔王「リーゾンデーテル崩壊で自我崩壊するんじゃね?www」
部下「いやー、実は、国王が猜疑心の強い奴らしくて」
魔王「ああ、“狡兎死して走狗煮らる“を恐れてるってわけかー。なら、いけるんじゃね?」
部下「とはいえ、直接勇者にってわけには」
魔王「勇者の親とか恋人なら?」
部下「もっといいのがいましてゴニョゴニョ」
魔王「って物語を書いてたんだけど、作家デビューとかないかなー」
部下「いやいや、あんた、外交機密を公開することになりますよ」
魔王「やっぱまずいかなー」
部下「まー、ぶっちゃけほとんどの人が理解できないとは思いますが」
魔王「ってことはさ、理解できるやつが稀にいると」
部下「いるでしょうね」
魔王「んじゃ、そいつ雇っちゃおうよ」
部下「天才か、おまwww」
魔王「スカウト要らずだね。一石二鳥www」
部下「んじゃ、私の給料を上げて、それを書くといいですよ」
魔王「"まず隗より始めよ"だね! てか、君、なかなかしたたかだねwww」
部下「いやー、子供が生まれて物入りでして」
魔王「んじゃ、早速、求賢令の記事書いとくよー」
【求賢令】「諸君、我を助けて隠れた人材を照らしだしてくれ、ただ才のみを挙げよ。我は、これを得て用いる」
魔王「できた☺️」
部下「これどっかの武帝のコピペじゃないっすか?😰」
魔王「今の時代、AIかコピペの二択でしょwww」
部下「これだと自己評価の低い人材が来ないので、"親不孝でも嫁を殺してても不倫癖があっても不細工でもゾンビ映画しか撮れなくても、才能さえあればよい"って付け加えときましょう」
魔王「最後のゾンビは、なんか意味あんの?」
部下「鶏鳴狗盗ですよ、多分☺️」
魔王「わし、孟嘗君すんの?」
部下「PMCに頼りすぎると、戦争をゲーム感覚でやりだす。そのうちイデオロギーや価値観で始めだすぞwww」
魔王「ゲーム感覚って…まさか“レベル上げ”とかするの?」
部下「義勇兵が“フォロワー稼ぎ”をしだす未来も見える☺️」
魔王「マジありそうwww」
部下「そのために徹底的にPMCを売り込もう」
魔王「我々は攻め込ませればいいんだな」
部下「こっちから仕掛ける大義名分を用意するまでもないかと」
魔王「しかし、肝心の軍人が足りないんだが…」
部下「ネクロマンサーが来れば解決!」
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