第22話 悪魔の実験への応援コメント
粉塵を吸い込んだ肺の中で精製される鉱石という悍ましい設定もさることながら、今作はこれまでの神崎作品の中でも群を抜いて歴史や情景描写が練り込まれていて、とても面白いです。引き続き、楽しんで読ませて頂きます。
作者からの返信
この作品はずっと形にしたいと思ってあれこれ考えていて、コンテスト開始と共に思い切って書き始めました。
好きなモチーフの魅力を出して読み応えのある作品にしたいという気概があったので、椎葉さんにそう言っていただけたことは心底嬉しいです!
最後までお付き合いいただければ幸いです。
新聞経済欄の切り抜きへの応援コメント
最後まで楽しんで読ませて頂きました。
途中にコメントしたように今作はこれまでの神崎作品の中でも群を抜いて背景が練り上げられていて、それは一見すると近代日本の炭鉱町というある種和風ゴシックな舞台なのですが、物語には次第に打ち解けていくジョックとナード、暮らす町の暗部、強欲な権力者に、悲しみを背負った殺人鬼の逆襲的スプラッター、顔面を始めとしてすべてが崩壊するクライマックスと、〝あの頃〟の楽しいハリウッドホラーのDNAが組み込まれており、神崎イズムな美学を感じました。基にした短編も読ませて頂いておりましたが、あの世界観がここまで拡張したことに感銘を受けています。
結末も正しく〝らしい〟余韻を残すもので、素晴らしい読後感でした。楽しい作品を、ありがとうございました。
作者からの返信
中盤にいただいたコメントに身が引き締まる思いでした。
最後まで期待を裏切らないかとちょっとドキドキしていました。
鉱山の町はコロナ中に混雑しない場所を観光しようと鉱山巡りをしたことから着想を得ました。山合いの村のもの寂しい情景が印象的で、うまく取り入れたいと思って書いていました。
バレていると思いますがオマージュとして「リメイク版ブラッディバレンタイン」も入っています。
元短編に何を盛り込んだら良いか考えて、結局素材だけを取り出して全体的に練り直すことになりました。ミステリ要素とラストの余韻をしっかり盛り込もうと思ったので、いただいたコメントはまさに我が意を得たりで本当に嬉しかったです。
最後までお読みいただきありがとうございました!