you are my man. 〜そんな大っきいのは入りません〜
猫の尻尾
第1話:格安のアンドロイド。
カクヨム160作品達成記念作品です。
性描写ありですが、ギリで攻めて見たかったんですが、もしかしたらエロすぎる
って注意受けるかもしれません。
なにが良くてなにがいけないのか未だに分かりません。
茜は仕事、仕事に追われて恋愛もできない忙しい状況に甘んじている。
男を漁っても社内にはこの人って人もいない。
いるのはセクハラ上司だけ。
ようやくこの人って人に巡り合えても、その彼氏に奥さんがいたり、浮気されて
大失恋したり・・・。
だから人間の男となんか二度と恋愛なんかしないって誓った。
この際一生独身でもいい・・・そのほうが気が楽って・・・。
でも30歳になる先輩は人間の男の代わりにアンドロイドを買ったって話を聞いた。
「私もさ、人間の男なんてもう信じられなくなってね・・・私のことを裏切らない アンドロイドの彼氏を買ったのよ」
「いいわよ〜家事全般やってくれるし・・・夜の相手もしてくれるし、これがさ、 もう目に鱗・・・すごいから」
「それに人間の男と違って優しいしね・・・いたれりつくれり、だから人間の男なん てもういらないわ」
「茜ちゃん・・・あんたも男にフラれたんでしょ?」
「アンドロイドにすればいいのよ・・・人間と違ってアンドロイドは忠実だから
浮気なんかされないから安心よ」
って話を聞いて、それもいいかなって茜は思った。
一生パートナーなんかいなくったっていいやって思ってたけど、それでもひとりの 寂しい夜もあるし・・・冬は寒くて暗い部屋に帰るのは辛いし・・・。
そうなにも人間の彼氏じゃなくてもいいんだ。
そう思った茜は早速、先輩から教えて貰ったヒューマノイド「アンドロイドやガイノイド」を取り扱ってる店に 足を運んだ。
そこは中古のアンドロイドを扱ってる、いわばジャンクショップ。
新型のアンドロイドなんかとても高くて買えないから中古を扱ってる店に物色に
来るしかないわけで・・・店に入ると、さっそく店員が出てきた。
で言った。
「いらっしゃいませ・・・アンドロイドをお探しで?」
「そうなんだけど・・・私、こう言うお店に来るの始めてで・・・」
「そうですか?ではと・・・そうですね、とりあえず・・・」
「中古の展示品が多数ございますから端っこから順にご覧になってみますか?」
たしかに店員さんの言ったとおり・・・たくさんのタイプの違うアンドロイド達
が並んでいた。
若い子からおじさんまで多種多様だった。
これ全部、中古??若すぎたり、おじさんは茜の趣味じゃない・・・だから彼女は
自分の年齢に見合ったアイドロイドを探した。
そしたら、いいなって思うアンドロイドが三体ほど見つかった。
どのアンドロイドもイケメンさん・・・毎日過ごすならそのほうがいいかもって
茜は思った。
で、三体の中の一体だけ格段に値段が安いアンドロイドがいた。
つづく。
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