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AIに人間の命運を託す時代、来ちゃったんですね。
まずはAIに人間の感覚をしかと学習させて…と、なるべくしてなる感じの終末感が良かったです。
小惑星が凶悪な軌道で向かってきているのに、敵対国との対立は終わることなく続いているんですね。
このお話は人類が何度も迎えては終えてきた神代のお話なのかもしれないな…と感じさせられました。
今回も人類の目論見は辛くも成功して、再び歴史を刻み始めたようですが、良かったのかどうかはわかりません。
氷河の中で眠っているリチャード・ロウがいつか解凍されて、愕然とするような状況にはなりませんように。
視点の逆転が鮮やかで面白かったです!
作者からの返信
こんにちは!
人類が何度も高い文明を築いては跡形もないというほどに滅び去っているのならば、今の文明もそうなるやもしれず。
九州をぶっ飛ばした鬼界カルデラの破局噴火も、富士山の噴火も怖いですが、隕石も怖いですよね。
小さめなら砕いたり、軌道をずらすことも多少は出来るみたいですが、大きかったら無理でしょう。
良かったのかどうかは本当にわかりませんよね。
それが最善だとして計画を立てた人たちも、誰もその結果を見ることはないのですから。
自分の知らない遠い未来のための「人類の最善」なんて、宇宙や地球には何の関係もない。
死に絶えて、新しい生命体が生まれて、かつての恐竜時代のように違う生物が地上の覇者となるほうが自然ですよね。
そんな地球も太陽が寿命を終えたら終わるわけで、人類はいったいどこまで続くことが出来るのでしょうね……。
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老人がいたのは富山の海でしょうか。「最後の一人」になることを受け入れるかどうかは選べるものじゃなくて結果としてそうなっていることなのかも知れませんね。AIと人との逆転劇が鮮やかで、こういう命の託しかたもあるのだと思いました。種から果実が実るのと人間の再起が重なるラストに希望を感じました。
作者からの返信
柊圭介さん
こんにちは!
富山の海……なぜ……? と少し考えて「ああ!富山の薬売りか」とようやく気付きました(笑)
僻地で薬を作って外に行商していた村の話は富山以外にもちらほらあったので、わたしの頭には富山の薬売りは浮かんでいませんでした。でも有名なのはそれですよね。抽斗つきの函みたいなのを背負ってやってきて、引き出しの中には紙風船とか竹とんぼとか、子どもが喜びそうな玩具が入っていて、薬を買うとくれるんですよね~。
AIは人間にどこまで近づけるかを求めて開発しているのか、それともAIという独自の知能を極めようとしているのか、今はどちらの方向性なのでしょうね。
わりと「そんなこと、きいとらんわ」という返答がくることがあるので、わたしの中ではAIは使いにくいんですけれど、質問によっては便利なこともあります。
ありがとうございました♡
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幻想的で美しい情景描写に魅せられました。
平家物語を連想させるところもいいですね。
朝吹さんのSFはSFに疎い者にも世界を描けて愉しめるので、嬉しいです。あと、現代ものだとリアルな中年男性が登場し、それもよいのですが、朝吹さんのSFやファンタジーに出てくる男性は色気があって好き。リチャードとシキラ、二人とも魅力的でした。
「記憶だけでなく想い出を持つAI」かぁ…いいなぁ、欲しい(笑)。
※追記
こちらこそ、工藤さんの作品を読んで下さった上に素晴らしいレビューをお書き下さり、とても嬉しかったです。工藤さんの紡ぐ言葉にはいつも感服しているものの、あの御作品はかなりのマニア向けですものね。ありがとうございました。お二人のコメントの遣り取りも楽しく拝読しました♡
朝吹さんの御作ですと『弓の島』のスラギがタイプです〜。あの、古事記の世界観だからこその"無骨で寡黙で手先が器用で愛情の深い男性''…素敵ですよね♪ とはいえ、現代モノに出てくるリアルな中年男性もわりと好きです(笑)。
作者からの返信
葵春香さん
こちらで何ですが、先日工藤行人さんの「雲隠」に寄せた春香さんの素晴らしいレビューに惹かれ、とても上質の作品を読むことが出来ました。御礼申し上げます。
あれは「源氏物語を」との春香さんのリクエストで訳されたものなのですね。
「雲隠」には何をつけても蛇足になるであろうところを、工藤さんの格調の高い文章によって、これはこれ、と読むことが出来ました。
とはいえ、六帖はやはり読者の願望駄々洩れの二次創作だな~とは、思いましたが(笑)
源氏物語を愛する工藤さんと春香さんの、教養の高さの御裾分けをしていただいた気分です。重ねて御礼申し上げます。
さてこちら、SFなのです。馴染みがなかったらごめんなさい。
わたしの書くSFは女性漫画家が好むようなSFなので大丈夫かな?
それよりも、お休みの期間を経て、こうしてまた春香さんの感想をいただけたことが嬉しいです。
そうですね~。わたしの作品のうちのいったい誰が春香さんの一番好みのタイプの男性か、知りたいような気もしますね~(笑)
ありがとうございました。
追)六帖は短いからこそいいのですよね。そしてやっぱり紫式部ならばこうは書かないだろうな、という展開でした。
光源氏が誰を最も愛していたのかといったら、それは藤壺と紫の上の二人だったでしょう。であればこそ、明石の方の視点からも彼の生涯を書いてみたいような気がします。明石の方だってパーフェクトに近い女性で、光君の「正室」というポジションには実はこの方こそ最もふさわしかったような気がするので。
『弓の島』のスラギですか~……おお~。わたしの書く男性は、男性からみてもカッコいいと云ってくれることがあって、そういうものかな~~とか思ってます(笑)ありがとうございました。
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タイトル見て歴史物かしらと開いたらSFで、冒頭からやられました。VR旅行のような現代的ギミックが登場しながらも、懐かしきクラークやアシモフ時代のSFを思い起こさせる展開ですね。地球滅亡、脱出、ロボットと播種宇宙船……。よだれが出ますわ。初っ端、早く戻ってこいと帰還を促す理由はなんだろう、という違和感から、終盤のひっくり返しまで、構成が見事でこれも古典よりちょっと後のSFっぽくていいです。SFもファンタジーも、最近はすぐ設定の矛盾を突いてくる考証警察が現れるので、挑戦するのに勇気が要ります(笑)。でも朝吹さんの小説読んで、書きたくなってきました。
作者からの返信
アオノソラさん
ありがとうございます~。
そうなんです、ハヤカワです(笑)
昔のSFのほうがもっと荒唐無稽で、想像力炸裂していて、天文学や科学に照らし合わせていかに正確か、間違いがないか、なんかどうでもよくて、夢があった気がするんですよね。
SF好きな人が昔を振り返ってリスト化する「大好きだったSF小説」等をみても、今だと「ありえない」「無理すぎ」で一蹴されそうな作品がごろごろ。
ライオンや猿が二足歩行で歩いてるとか、地底に国があるとか(笑)
最近古書で手にいれた一冊なども、SF愛好家が「あれはよかった」と懐かしんでいるものなんですが、たとえるなら「わたしはブッダだ」みたいなこと云ってて、「おいっ」とけっこうわたし、突っ込んでしまいましたよ(笑)
でもそういうのが物語というものだし、わくわくして読んでいたSF小説だったよな~と。
今だとAIですが、昔はロボット、そして「ロケット」や「ロボット」というだけで、わくわくドキドキしていたSF黎明期があったんですよね。その頃の小説のほうが好きなんです。
気に入って下さってとっても嬉しいです!
レビューコメントもありがとうございました。
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リチャードとAIシキラの立場が逆転するところでゾクリとしました。
AI人類なのはリチャードで、シキラが人間。
リチャードは、その使命をちゃんと果たし、人間の子を沢山育て、その子達はアダムとイブになる。
海辺のシーンで登場した男もAI人類なのですね。
書かれなかった事を色々想像しました。
面白かったです。
読ませて頂きありがとうございました。
作者からの返信
時輪めぐるさん
ありがとうございます~。
ジョン・ドゥ。リチャード・ロウ。日本だと「名無しの権兵衛」ってところでしょうが、さすがに権兵衛は古いですよね。せいぜい「山田太郎」でしょうか。
ドゥに無名という意味があるようです。
早川文庫育ちなので、SFは好きなのですが、今はブームが下火になってしまいました。いちいち「ありえない」とかうるさいからでしょうか。
昔のSFほど、物語らしく、うーんと自由で想像力の産物だった気がします。
というわけで、けっこう自由に書いてました(笑)
お立ち寄り、ありがとうございました。
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あかん。
真白さんとこ出す用にちまちまとAI主題の短編を書き進めてたのですが、先日猫小路さんのを、今日朝吹さんのを読んだらですね。自分のがあんまりにも陳腐に見えてきちゃって、出せませんよこれ。
小説は夜中に書いたラブレターと一緒で一晩寝かせて読み返してから出すのが良いと人には勧めてきたんですけどね、間違ってました。
夜中に書いてその勢いで出さないと。特にぼくみたいな小心者は。
ちっくしょー、また書き直しだーい。
作者からの返信
阿久津、もとい、志乃亜サクさん
真白さん……ああ、山羊座さんですか! 改名なされたのですよね。まだピンときません。
あれ、今回の企画って三島由紀夫レベルをこいこいされてませんでしたっけ。
あれにAI主題で挑もうとはチャレンジャーですね。
人のものを見て自分のものが陳腐に見える時にはそれは書くべきものではなかったのかもしれません。
わたしの場合だと人のものを見て自分のものが陳腐にたとえ見えたとしても、書きたいのだから書き上げてしまいますから(笑)
小説は夜中に書いたラブレターと一緒。確かに~。
ゆうて夜中のテンションも大事ですよね(笑)
初稿を膨らませていくのではなく、わたしは初稿をひたすら削ってタイトにしていくタイプなのですが、その時にあえて夜中のテンションを残してたりします。
なんかねえ、なんか、出てますよね夜中の原稿。
書き直す時には、「自分はこれを書きたいのだ」という気合ですぞ。
お立ち寄りありがとうございました✨
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寂れた漁村と宇宙船という、壮大なコントラストが鮮やかでした。
主人公の体験したことが「VR映像」なのか「現実」なのか。
リチャードの不安な気持ちがこちらにも伝わってきます。袖から砂が出てきたときはぞくっとしました。
人間からAIへ、そのAIから人間へと命をつなげるという設定は究極のAIとの共存のように思えます。
長い年月を経て、リチャードの存在が伝説として語り継がれていることに切なさと温かさを感じました。
滅びの悲壮感よりも未来への希望を強く感じたラストでした。
このタイミングで朝吹さんと同じAIの話を書けたこと、わたしにとってとても光栄なことでした(*´`)
作者からの返信
猫小路葵さん
こちらの都合でそちらさまのカクヨムコン作品を読むのが遅くなり申し訳ありませんでした~。AIではなく、ロボットやアンドロイドという呼称ならば大昔からSFには出ておりましたが、やはり旬はAIでしょうか(笑)
最近ついに映画一本まるまる、それもクオリティの高いものをAIが作り上げていましたね~。
莫大なセット代、ロケ代、人件費、俳優に支払うギャラすら、もう要らないのですね。センスのいい総監督者だけがひとりいればいい。
でもまだSFXなども入ってこない、映画黎明期の、呆気にとられるほどの巨額投資の効果を見せてくれたかつてのハリウッド映画のほうがわたしは好きなんですよね。街いっこ丸まる作ってしまったりするやつ。
創作界におけるAIの躍進は止められないと大勢の方が云いますが、使いこなせてなおかつ素晴らしい作品を作る人が求められているのであって、コピペにつぐコピペの量産品は、べつにわたしはいいかなw
なにが光栄なのかしりませんが、こちらこそ猫小路葵さんに読んでいただけて光栄でございます。ありがとうございました✨
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AIリチャードに育てられた人間はどう育つのかなと興味深いのとゾクとする怖さとありました
作者からの返信
凛花さん
どう育つのでしょうね?? 結局は適応能力の方が勝るので、三代も経てば、AIの影響など消えてそうです。
最後までありがとうございました(*´ω`)