文学は、ラビリンス。
- ★★★ Excellent!!!
「純文学とは?」、価値とは? そして、昨今のAI小説について、等々。
生徒と先生の気負わない会話文の中で、著者はそれぞれの可能性を提示していく。
それをどう受け止めるのかは、文学を書き手として、あるいは読み手として消費していく、私たちそれぞれに任せられている。
可能性が広がった分、私たちは今、とても難しい時代に入り込みつつあるように思う。
あなたは、そしてわたしは、わたしたちは。
文学という海の上で、価値への羅針盤をどこに向けるのか。
「ことばのフロンティアを求め」た議論は、こうも楽しい。