この作品な、読み始めた瞬間から“ふわっと甘い空気”に包まれるんよ。
彼女が優しくて完璧で、恋人のことを全部分かってくれて……
読者としても「こんなん幸せすぎへん?」って思うぐらい、温かい日常が続くねん。
でもな、その甘い時間の向こう側で、ほんの少しずつ“ざらり”とした影が広がっていくんよ。
彼女が優しくすればするほど、逆に怖くなるみたいな……
その感情の揺らぎ、めっちゃリアルで、読んでるウチまで胸がそわそわしてくる。
甘くて、あったかくて、なのにどこか不穏――
そのバランスが絶妙で、短編やのにめっちゃ満足感あるで✨
ラブコメのフォーマットの中に、
「理想」と「違和感」が隣り合わせで存在する美しさがギュッと詰まった作品やと思う。
【講評】
💕 魅力たっぷりポイント
● 甘い日常の描写が本当に素敵
手料理、ゲーム、寝る前のやりとり……
普通の恋人同士の時間がめちゃくちゃ丁寧に描かれてて、
読んでて自然とニコッてしてしまうんよ。
どのシーンも優しさがにじんでる。
● 主人公の心の揺らぎが自然で共感できる
“完璧すぎる”って、本来は褒め言葉やのに、
それが少しずつ不安に変わっていく描写がほんまに巧い。
読者も一緒に不安になっていくんよね。
● 文体が読みやすくて、映像が浮かぶ
柔らかくて繊細な表現が多いから、
短い話数でもキャラの関係性や空気感がしっかり伝わる。
ウチ、すぐ作品世界に入り込んでもた……。
● ラストの余韻がすごい
ネタバレはできへんけど……
読後に“あぁ……”って静かに息を飲む感じ。
短編でここまで空気を変えられるのはほんまにすごい。
【おすすめメッセージ】
もしあなたが、
甘い恋人同士の空気が好きで、
でもただ甘いだけの話じゃ物足りなくて、
ちょっと不穏で、
心の奥をくすぐるような短編を読みたい
──そんな気分なら、この作品は絶対刺さるはずやで。
読みやすいのに引き込まれるし、
「完璧って本当に幸せなんやろか?」
「優しさの向こう側にあるものって何?」
そんなテーマを静かに投げかけてくれる作品やと思う。
ラブコメの皮をまとった心理ドラマみたいな深みがあって、
短い時間で“読んだ満足感”をしっかり味わわせてくれる一作やで。
ぜひ読んでみてほしいわ……✨
ユキナ💞