小説AI時代の私なりの適応方法。

 まず、前エピソードの関連性の多数決の話についての補足。

 関連性の多数決なんだが、実際は乱数要素も加わる。

 簡単に言うと、90%で関連性があるとする。

 乱数で判断して、10回に1回は関連性がないと出る。

 関連性と乱数で気分が変わる多数決、これが近いかな。

 実際はもっと複雑なんだけど、興味があるひとは関連書籍でも読んでくれ。


 さて、本題。

 プロンプトは嫌いだと書いたが、AIの使用を避けては通れない。

 AIを使わずに良い小説を書くという手段は私には無理。

 文章力がないのは自覚してる。


 前に書いた戦国武将呪文は1例としては良いが、繋げるのに自作プログラムを使っている。

 なので、少し考えてみた。

 掲示板の文章ならどうかなと。

 掲示板ネタは小説によっては好きな人は好き。

 本編と関係ないのも良い。

 矛盾があっても関係ない。

 試してみた。


 指示は『匿名の登場人物が何人も登場する掲示板風の文章を30行ほど作れ。お題はAI小説に関して。』こんな感じ。


1: 名無しさん@お腹いっぱい。

AI小説って最近よく話題になるけど、結局人間の作家に勝てるのかな?


2: 名無しさん@お腹いっぱい。

勝ち負けじゃなくて共存でしょ。AIはアイデア出しの補助に使うのが一番。


3: 名無しさん@お腹いっぱい。

でもAIが書いた文章って、なんか「整いすぎてる」感じがして味がないんだよな。


4: 名無しさん@お腹いっぱい。

逆にその整いすぎた感じが好きって人もいるんじゃない?


5: 名無しさん@お腹いっぱい。

俺はAIにプロットだけ作らせて、肉付けは自分でやってる。効率的。


6: 名無しさん@お腹いっぱい。

AIに任せるとキャラの口調が全部似てくるのが難点だと思う。


7: 名無しさん@お腹いっぱい。

それは学習データの偏りじゃない?調整すれば改善できそう。


8: 名無しさん@お腹いっぱい。

AI小説コンテストとかあったら面白そうだよね。


9: 名無しさん@お腹いっぱい。

もう海外ではやってるらしいぞ。人間審査員が「AIらしさ」を評価するんだって。


10: 名無しさん@お腹いっぱい。

AIらしさって何だよw


11: 名無しさん@お腹いっぱい。

予測可能な展開とか、妙にきれいなオチとかじゃない?


12: 名無しさん@お腹いっぱい。

でも人間だってテンプレ展開ばっかりじゃん。


13: 名無しさん@お腹いっぱい。

確かに。むしろAIの方が変なひねりを入れてくることある。


14: 名無しさん@お腹いっぱい。

俺が試したときは、突然キャラが哲学語り始めて笑った。


15: 名無しさん@お腹いっぱい。

それはそれで味があるw


16: 名無しさん@お腹いっぱい。

AI小説を「素材」として扱うのが正解かもね。


17: 名無しさん@お腹いっぱい。

素材っていうか、共同執筆者みたいな感じ?


18: 名無しさん@お腹いっぱい。

そうそう。人間とAIの合作って響きが未来っぽい。


19: 名無しさん@お腹いっぱい。

でも著作権どうなるんだろうな。


20: 名無しさん@お腹いっぱい。

AIには著作権ないから、人間が編集すれば人間の作品扱いになるんじゃ?


21: 名無しさん@お腹いっぱい。

それなら安心だな。じゃんじゃん使える。


22: 名無しさん@お腹いっぱい。

ただし「全部AI任せ」は読者に嫌われそう。


23: 名無しさん@お腹いっぱい。

読者は「人間の痕跡」を求めてるんだよ。


24: 名無しさん@お腹いっぱい。

AI小説は「人間らしさ」を補うための道具ってことか。


25: 名無しさん@お腹いっぱい。

俺は逆に「AIらしさ」を前面に出した作品を読みたい。


26: 名無しさん@お腹いっぱい。

それもアリだな。新しいジャンルになるかも。


27: 名無しさん@お腹いっぱい。

AI小説=サイバー文学って感じでかっこいい。


28: 名無しさん@お腹いっぱい。

未来の教科書に「AI文学史」とか載るんだろうか。


29: 名無しさん@お腹いっぱい。

載るだろうな。人間がAIと一緒に物語を作った時代として。


30: 名無しさん@お腹いっぱい。

その時代を俺らがリアルタイムで体験してるって、ちょっとワクワクするよな。


 常連キャラの設定を作っておくと良いかも知れない。

 語尾とかでも特徴になるから。

 めんどくさければそのアイデアもAIに作らせたら良い。

 AIに小道具を作らせるのは向いているかも知れない。

 次もこんなのを話題にしたい。

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