第6話 最後の朝

主人公は自ら鼓膜を破る選択を選んだ。

何も聞こえぬまま先生方に聴力を失った旨を話す。


今までにないほど静寂が心地よく感じられた。そして迎えた運命の夜。


先生は心配そうに何かを話している。しかし主人公には何も聞こえない。そうして部屋に戻り布団を引く。


何日ぶりかここまてま静寂に包まれて眠るのは。主人公は安らかに目を閉じる。


そうして新しい朝を迎えた。

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絶望合宿 @Zere

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