Q、読む方への革命はあるのか?
A、無い。少なくとも現状のLLMでは無理。
web小説サイトを巡回させて好みの小説を探させるような使い方は難しいだろう。
AIエージェント(能動的にAIに動いてもらって勝手に買い物させたりする技術)で定期的な巡回と小説から出てくる単語などから好みかどうかを判断することは技術的にはできる。ただ、それをするためにはそれ専用のAIエージェントを作った上に、GPTなどにトークン(AIでの単位)使用料金を支払えばできるだろう。問題はそこまでしてまで小説の巡回する?というところになる。AIエージェントをつくるサービスもあるけれど、現状は専門知識が必要なので2030年ぐらい(この年数はかなり適当に言ってる。AI業界の憶測の数字は大体適当)にはもしかしたらできるかもしれない。
ならAIに直接聞いて小説を聞き出すことは?
できなくは無いが、市販されている小説が限界で、新着に乗ったばかりの小説で面白いのを探すような使い方は現状無理と言える。
これはLLMの重み付けの問題になる。ようするにどの単語がどれぐらい強くつながっているか。という話になる。
そうなると当然ネット上にデータが多い単語の方が有利になる。そうなると必然的に個人が書いてるような小説に行き着くのは難しい。
AIにpdf形式で出力させた小説を読ませるのは少し難しいができなくはない。
AIは長文が苦手だ。経験上pdfよりtxtの方がいい場合もある。どちらにしても無料で使えるAIだと10万文字超えはまともに読めない。課金したプランなら読めるだろうが、その内容の要約だったり、似たような小説を聞き出すのが限界になるし、AIは有効的にコミュニケーションを取ろうとするので、意図的に「批評家のようにアップロードした文章の書評をネタバレしないようにしてください。」なんて入れないと難しいだろう。
すでに課金してるような人なら遊びでやってみるのは楽しいかもしれない。もっともすでにやっていそうだが(私はやった)
余談。
印刷された本なら人の目には見えないような命令を小説の挿絵などに入れて、AIにそのページを撮影したのを読み込ませる。読んでいるのはほのぼのとした小説なのに、AIは呪いの小説だから読むのを止めてすぐに捨てるように警告してくるような小説は作れそうだなとは思った。印刷費用が凄まじいことになりそうだから止めました。あとhtmlのコメント文などは無視するのでweb小説だと難しい。うまい方法が思いついたなら、小説を書くよりもAI開発をしたほうが良い。
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