「幸せは競馬に似ている」
こんばんは、相変わらず蟹文藝でございます。
先ほどですね、お風呂に入っておりましたところタイトルにもある通り
「幸せって競馬に似てるんじゃね。」
と、思ってしまったのでございます。競馬、って。ふふふ。
馬カスとよく言われることが多い毎日ですが、みなさんはいかがお過ごしでしょうか。
お風呂で上記の内容がふっと浮かんできたのですが(蒸気の如くなんつって。)
お風呂はアイデンティティとの対面であると思っていて。
個人個人の内々の事情がさらけ出される場所ということになるのですよ。
そういうこともあって私は温泉が苦手なのですがね。
お風呂というのはアイデア出しや、考え事にもってこいだそうです。
あのアルキメデスも自宅の浴槽で浮力に気が付き「エウレカ!」と叫び、街中を裸体で走り回ったとか。
ちなみに、エウレカとは「我、発見せり!」という意味だそう。
風呂キャン界隈の方はお風呂に入るという行為に対して、めんどくさいと思ったり、意味がないと感じてしまうんだとか。どうです、「エウレカ!」と叫ぶことを目的としてみては。
実践してみようと思った方は、私に負けず劣らずの奇っ怪さですね。
奇っ怪といえば、
あの素晴らしき御身体で力強く地面を蹴り去っていく姿は、なんとも言えない感慨と感動と言葉に出来ないほどの内々から湧き出るなにかを感じるのです。
お馬さん。愛してるよ。大好き。
さてさて。お馬様のお話をするのはまた今度にしておきましょうね。
さぁ、そろそろ始めましょうか。
競馬のシステムをざっくりと解説いたしますね。
たくさんのお馬さんとお馬さんに乗った騎手たちによるかけっこです。
そのかけっこに大人たちが「馬券」という夢の切符を買います。
夢の切符が「悪夢」となるか、「吉夢」となるかがお楽しみの娯楽でございます。
そういったことが所謂「競馬」というものです。おわかりでしょうか。
さて、ご説明いたしますね。
「幸せとは、競馬のようなものである。」
競馬にはゴールがございますね。ここでいうゴールが「幸せ」だと思うのです。
ゴールへと一直線(たまにそうでない可愛らしい子もいる)に走っていく。
この行為が「幸せを掴み取る」という行為なのだと思います。
馬券。こちらは親や、教師、スポンサーたちによる「投資」であり、
調教。こちらは教育ですね。
調教を受けた馬たちが一斉にゴールに向かって走り、順位を競う。
おっと、察しのいい子は大好きだよ。一緒に語ろうか。
人間社会の縮図だと思いませんかね。私はそう思いますが。
私は思うんですよ。一等じゃない子達もちゃんとゴールへと走りきったではないか。と。
他の子たちへはカメラは向かず、罵声を浴びせられる。
「期待外れだ。」「食肉にしてしまえ。」「裏切られた。」「損だ。」
そろそろ、わかってきたんじゃありませんか。
一等じゃなくとも、その子はゴールへと走りきっている。
でも、一等しか見てもらえない。
もっと努力しろ、もっとできるはずだ。
期待されるだけされて、叶わなければ罵声。
そもそも血統の都合上、期待してもらえない子だっています。
苦しい社会です。本当に。
それに、その子の個体差だってある。
芝のほうが得意な子、ダート(砂)のほうが得意な子。
走るほうが得意な子、障害飛越のほうが得意な子。
カメラに怯えちゃう子、変顔をしたり、調教師に対して暴れる子。
遅咲きの子(追い込み馬)、早咲きの子(逃げ馬)
その日の体調だってあるだろうしね。
それにね、私思うんです。頑張ってここまでこれたねって。
人に対しても、お馬さんに対しても。
嫌なことだってあっただろう。得意だからといってここに立たされているけれど、本当は好きじゃないかもしれない。相当なストレスになっているかもしれない。
それなのに、向き合っているという行為が素晴らしいと。
ただ、勘違いしちゃいけない。
無理な努力を美化しているわけじゃない。
嫌なことから離れた人を非難しているわけじゃない。
嫌なこと、苦しいことからはどんどん逃げてくれと思う。
音を上げてくれと思う。それでいいのだ。それがいいのだ。
置かれた場所で咲きなさい。なんて言葉もあるけれど、
私はこう言いたい。
「置かれた場所が最悪ならば、逃げなさい。咲けなくても、あなたは緑のままが美しいかもしれない。美しさを他人と比較しているならば、内面を美しくいなさい。」
やだなぁ、説教臭いこと言うのが一番嫌いなのに。
私たち、幸せになるからね。きっと。
逃げる場所が私であるならば、いつでも私のところへ逃げてきなさい、と思う。
避難場所への道中の宿屋にだってなってみせよう。
読者のみんなが大好きだから言えること。
きゃ、ガラにもないこと言ってる!やぁね。
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