おやすみ
《SE~ベッドが軋む音~》
《SE~布団が擦れる音~》
「…なんだか一緒の布団に入るって照れ臭いなぁ。
誰かと一緒の布団に入ったのは…お母さんとばあばぐらいだしぃ…。
でも、こうして君と一緒だと、あったかくて…気持ちいいかも…。
ふわぁ…。すっかりお眠だよ…」
《SE~布団が擦れる音~》
「……。すっごい心臓がドキドキしてるね…。…私もだけど…。
伝わってくる…? へへ、やっぱりまだちょっと慣れないんだぁ。
今日、君にいっぱいおねだりされて、全部初めてのことで、でも、私たち結構付き合ってるのにそういうことしたことなくて。だけど、私、とっても恥ずかしいことばっかりだったけど、でも君がそういう風に求めてくれるのって、…嬉しかったよ…」
《SE~布団が擦れる音~》
《数秒、沈黙》
「私も、好きだよ…。大好き…。
私って、カップルがすることなんて、あんまり分からないんだけど、でも、今日みたいなことしてみて、もっといっぱい君とそういうことをしてみたいなって思ったよ。だから、今、私がしてみたいこと、しても良い?」
《数秒、沈黙》
《唇が重なる音(リップ音)》
《数秒、沈黙》
「…へへ。すっごく恥ずかしい。でも、すごく今満たされてるかも…。
君も今日みたいに、私にしてほしいことがあったら、言ってほしいな。
私も嬉しいし、私なりに応えたいな…って…思うから…」
《寝息》
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