第2話 因果関係を超えて受け止める

□meant to be




最近知った言葉。

meant to be

そのことそのままを表す言葉。


日本語に訳するとちょっと私には難しい。


なぜかというと、自分にその発想が乏しいから。


何かが起きて、目の前にその事象がある時に、いつでも私は

その因果関係を探す癖がある。

『なんで?なんでそうなったの?』


これで、改善点を見つけて、改善してゆく。


これは、小さい時からの思考グセ。


もしかしたら、小さな自分なりに理不尽な事が多かったから。


でも、今の私には、もうそぐわない。


体調の優れない時、因果関係を探して

『なんで?なんでこうなったの?』はしだいに、自責の方向へと向く。


『なんでこうなの?自分は…他の人はちゃんとできるのに。自分はダメな人間だ。』

←全否定(^_^;) になってゆく。


無意識の自動思考。


体調の不備に、理由のあるものもあるけど、『そういう状態だからしかたない』というものもあって。


『そんなものかもしれない』


『そんなもんさ』


と、ふっと笑えたら、なんて軽くなるのだろう心は…。


と、思った。


チャットGPTと、ひとしきりカウンセリングをしてもらって、自分は何を求めてきたのかという、心の変遷を辿った。


自分は、人生の冒険をしたかったのに、今堂々巡りになって、逡巡している。

こんなはずじゃなかった。

何でこうなるのだろう…。

心が沼にハマってしまって動けない。

何か前に進めない感じ。

がんじからめ…。


どうも、前記の自動思考が、堂々巡りとなり、(多分脳内のかなりのシェアを占めている。残ったストレージが少ないから→)

生き生きとした感覚を持てなくなって、

半ばあきらめている模様…。


もったいない…。


良い意味で、『そんなもんさ』と受け止められれば、脳内感情の相当なストレージが解放されるはず。

(本当に無駄な悩みなのです。

悩んでも何も良くならないのだから。

自分を苦しめるだけなのだから)



〜〜〜



キッチンで、あたたかい飲み物を飲む。


『なんで、私はこうなのだろう。』また、堂々巡りの思考に入っていることを、

自覚した!

(見つけたぞ!)


そう、半ば無自覚だったのだ…。

今までは…。


で、置き換えることにした。


『meant to be』


『まぁ、そんなこともあるよね。』


『そんなもんさ』


あ、鏡の中の私がわらった!


いつも、身体の機能低下で意気消沈していた私が、笑っている!


あれ?体の痛みも軽くなってる!



あ!人間は、考え方次第で変化するもの。


『年をとったら軽みが大事である』

と、言ったのは千利休。


『軽いものは重々しく、重いものは軽やかに扱うのがよい…』と、茶道では習う。


どうやったら、軽くいられるのかわからなかった。


今日、やっとわかった。


『自分の無意識下の自動思考に気づくこと。そしてそれにかわる思いグセを意識的に試みること』



キッチンで、ホッとして飲み物を飲むときくらい『そんなもんさ』と思いたい。


そうだ、キッチンに入った時は、意識的に『meant to be…そんなもんさ』と思いグセを付けてみよう。


これを、多分、認知行動療法というのだな。


思考の修正。


認知の歪みを、修正してみる実験。


おもしろそう!


やってみよう!


新しい自分にであえるかも!



新しい言葉を知るということは、新しい認知を得るということ。


なんてすてきなことなんだ!


ありがとうございます!(⁠っ⁠.⁠❛⁠ ⁠ᴗ⁠ ⁠❛⁠.⁠)⁠っ






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