よくある物語の序盤で、勇者に一刀両断されるはずの盗賊が主人公という、一風変わった作品です。
欲望に忠実で口が悪く、打算的だけどどこか憎めない盗賊の姿と、彼を取り巻く公爵令嬢や女騎士との掛け合いが本当に生き生きとしていて、笑いあり、ドキドキありのドタバタ珍道中。
「え、下品な盗賊が主人公なの…?」と思われるかもしれませんが、意外と自己投影できる人間味あふれるキャラクター性に、気づけば物語に引き込まれていき、そして納得のエンディングへと導いてくれます。
文字数も19万文字で読みやすい完結作品ですので、ぜひ一度、手に取って読んでみてください。きっと作者の物語が新しいお気に入りになるはずです!