企画への参加ありがとうございます。
小学生最後のサイクリングという、少し特別で、少し寂しさもある一日がとても良かったです。
クマ避けの鈴を忘れたことから、ベルを鳴らすこと、声をかけること、人に気づいてもらうことの違いが見えてくる流れが自然で、読み終わる頃にはタイトルの意味がすっと入ってきました。
霞ちゃんのコミュ力の強さも楽しく、ただ道を譲ってもらうだけではなく、相手との空気をやわらかく変えてしまうところが印象的でした。
子どもたちだけの小さな冒険の中に、交通安全や譲り合いだけではない、人との距離の取り方が描かれていて、優しく読める短編でした。