剣での決闘と恒星の輝き
「まずはアレクさんの魔法以外の力も伸びたのかを確認しましょう。アミルさん」
「わかりました。記事である私がお相手をいたしましょう。アレクさん全力で来てください」
カチャリとアミルの直剣が腰から抜かれる。
その美しい所作に俺は感動さえ覚える。
だが、今は見惚れている場合ではない。
俺も腰のベルトからダガー2本抜く。
「あら……いつも使っている直剣ではないとは舐められたものですね」
「元来俺の
俺はダガーをアミルに投げつける。
ただのダガーではなく
本来の
最近俺がダガーを使用してなかったのは単純だ。
相手のレベルが高すぎて
「ふむ……麻痺ですか……」
不意打ちのダガーに当たったアミルのがカランと直剣を右手から落とす。
俺はそれをみて即座に直剣を抜き、アミルに畳み掛ける。
利き腕が麻痺して武器を持っていない相手がこれを止められるわけがない。
そう確信して。
「
直後、俺の耳に聞こえてきたのは剣と剣がぶつかり合う音。
「一体どこから……!」
「どこからって地面落ちた剣を足で弾いて左手で持ち直しただけですよ?」
俺は思い出していた
そして俺は悟った。
アミルには勝てないと。
「参りました」
「あらそうですか? まだ色々とやれそうでしたが」
「流石にそんな芸当をしてくる相手に通じる小手業じゃない……」
「ということはやはり役割自体はあまり変わらず……ということになりそうですかね」
「うーん……そうですね。アレクさんの魔法の威力が上昇しているので私が回復に回れる機会が増える……ぐらいでしょうか? もっとも皆さんあんまり怪我をされないので意味があるかはわかりかねますが」
決闘の結果、
そもそもダンジョン内では高威力の範囲魔法は扱いづらいので本当にあまり役割は変わらなそうだ。
俺は少し安堵して町への帰路へと着くのだった。
――――――――――――――――――――――
「ここが中級者向けのダンジョン『恒星の輝き』アルか!?」
「そうだな。敵の強さも転移のダンジョンとは大違いだ。今回は俺達から逸れないようにな」
「勿論アル! そもそも前回のは事故アルね」
「それだけ元気なら今から探索に行けそうね。アカネ、灯の魔法を」
「はい!」
アカネの灯の魔法が灯される。
柔らかな光が俺達を包む。
これが持続している間は体の周りから術者と掛けられた人間にしか見えない光が発せられる。
暗いダンジョン探索において非常に便利だ。
問題は扱えるのが世界でアカネだけなことだが……。
「準備は整いましたわね。久しぶりに
リルの掛け声で久しぶりの
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