第七話
私はあれからアクアくんたちと関わらないようになっていた。
お父さんのあの感じ、なんか危なそうだったから
なんで、あの日私があの場にいることを知っていたんだろう。アイと同じ事務所に、私がいたことを。
私は、考えることをやめた。
追求してもお父さんは、本当のことはしゃべってはくれない。アイのことになると特に……
「えま、今日も仕事か?あの子も一緒なんだろう?あまり、無茶はするんじゃないぞ、」
「うん。わかってるよ、ありがとね!いってきます」
私は元気よく外へと出た。
お父さんはどこまで知ってるの?
なんて聞けるはずもなく、ただモヤモヤとした気持ちだけがただよっていた。
「それでは本番行きまーす、3、2、、」
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