ネタの提供、ストーリーアイデアを御自由にどうぞ

@msyaan

なろうのバックアップシステムからのコピペ

【ユーザ情報】

ユーザID: 277982

ユーザ名: 峯岸


【Nコード】

N6677DV


【タイトル】

ネタの提供、ストーリーアイデアを御自由にどうぞ


【作者名】

クロノトリガーの考察に1万時間くらい消費してまってる人


【種別】

連載作品


【完結設定】

完結済


【年齢制限】

全年齢


【ジャンル】

エッセイ〔その他〕


【作品に含まれる要素】

R15 残酷な描写あり 異世界転生 異世界転移


【キーワード】

幼児虐待  老人虐待 恋愛 レイプ イエスキリスト 病気 堕胎 水子 マイケルジャクソン 漫才 コメディー 顕微鏡 ホラー ブラインドサッカー 誘拐ビジネス 知的財産


【あらすじ】

この小説の中身からネタを効率的に検索したい場合、Google検索ならキーワードと

site:http://ncode.syosetu.com/n6677dv/

をセットで入力するのがオススメ。


例えば、芸能人のつんくキャラなネタが欲しいなら、その名前を検索したら、それっぽいのが出てきます。


世の中には挿絵画像や音楽やら無料で使ってもいいフリー素材なるものがある。じゃあ、わたしも、無料で使っていいストーリーネタを提供しようじゃないかと。

という軽いノリから著作権を放棄してる訳ではありません。もっと切実な問題です。


人はいつか死にます。

私がここで紹介する短編物語についても、長編作品に焼き直して成功させる時間が、私にあるとは限らない。


余命が短いなら金儲けや権利関係なんて、どうでもいいので、早く世に出したい。そういう心持ちなので、質の低いネタは掲載してません。


著作権フリーだからといって、そこらに転がってる様な安いネタは掲載しません。『これ以上はない』くらいのネタを書き込みますので、軽いノリで読もうとする者は、ムカつくので立ち去ってください。


誤字が多いかもしれませんが、妥協ください。決して怠慢ではなく、体調の問題で、人より誤字が発生しやすいだけなので


※一応、使う際は作者の名前くらい広めてください。


短編には自殺や殺人をテーマにしたものもあります。

理論武装のエッセイの項目と、アイデアの書き出しや短編は今のところ半々くらいです。


遺言にて死んだら全てのストーリーを著作権放棄しようかと思いましたが、そのせいで殺されてしまう可能性もあるかもしれないので、やめときます。


最初の話はVRゲームネタ(SF)になりますが、作者的にはファンタジー系統が特別好きという訳ではありません。

何年経っても短編しかかけなくて、たまたまVRゲームネタを題材にしたら、長編化できたので、もしかしたらVR系は初心者にとって書きやすいネタなのかなと。その様な思いで、冒頭に掲載しました。


短編は引き伸ばそうと努力したがダメだった系です。つまり作者が諦めてしまった題材なので、ある意味でゴミみたいなものです。気楽に使ってやってください。


おすすめは「ツタヤリンダ大賞B2 とツタヤリンダ大賞A2を狙うストーリー」です。


【掲載エピソード数】

50


【初回掲載日時】

2017-03-04 18:05:13


【最終掲載日時】

2017-04-01 12:34:55


【感想受付】

受け付ける(ログイン制限なし)


【レビュー受付】

受け付ける


【評価受付】

受け付ける


【開示設定】

すべての一覧で表示


【評価】

総合評価ポイント: 94pt

評価者数: 5人

お気に入り登録: 28件

評価ポイント: 38pt

評価平均: 3.8pt


【収益情報】

収益化設定: 有効

累計獲得チアスコア: 0

累計獲得なろうリワード: 0


------------------------- エピソード1開始 -------------------------

【エピソードタイトル】

著作権フリーな小説の使い方と私自身が利用した経緯


【本文】

 例えば合コン会場等で自分がその小説を書いたのだと偽ったりして話題の種にするのも良し。

 あるいは小説書くのが未経験の人は、その小説をアレンジしようとすることで小説スキルが磨かれるかも。

 そのフリーな小説からアイデアを膨らまして成功者になれる天才。がもしも貴方であるのなら、それも良し。


 アマチュア発の著作権フリーに初めて出会ったとき、私はとても驚きました。


 想定外にクオリティが高いものがフリーにされていたからです。


 それはトータル文字数30万越えの長編小説で内容も面白い。サイト内の評価点はとても低かったけれど、だからといってランキングに負けているようにも思えなかった。


 その小説をアレンジしていく作業はとても楽しいものでした。


 最初は物語を短くしたりキャラの名前や性格を変えてみたりから始まって、物語の順番を変えたり、描写を増やして世界観の奥行きを深めてみたり、大幅に設定を変えてみたり…




 ある意味それはオリジナルを題材にした二次創作な行為でもありました。




 私自身、その二次創作をしたあとクロノトリガーやFF7等の二次創作な世界にどっぷり浸るようになる(目覚めた)のですが、まさか自分がそうなるとは思いもよらずでした。


 他人の作品に創作介入するというのは、自作に介入するのとは比較にならないくらいに創作の幅(楽しみ)が広がっていく


 私の場合、30万文字なんていう長編は書けたことがなかったから、そいういった小説に介入できること自体が創作上の刺激になりました。


 だからこその問題点として

 私が著作権フリーとして公開しているものには長編作品が全くない。

 もしかしたら私の小説を利用しても獲るものが何もないかもしれない。


 私が使わせて貰った30万文字の小説については、残念ながら小説もろとも作者のアカウントが消失し、行方不明になりました。良い作品だったので、著作権フリーを公言していた事を【無かったこと】にしたくなったのかもしれない。


 売れるものを生み出すのは一筋縄にいかないとしても、著作権フリーのものを自分の作品として解釈するときに広がる思考の幅はとてつもなく大きいものだと思います。


 私の場合、著作権フリーの小説をアレンジして投稿し、読者のリアクションを読み取っていくことで執筆スキルが上がったように感じました。

 ハリーポッターな作者も最初は誰かの小説(好きな映画のシナリオ)を模倣するところから始まったそうです。その方法はその人の独自のものではなく、既にある創作論として体系化(マニュアル化)されていたそうです。

 きっと、これまで私が述べたことも本質的にはその創作論に近いものがあるのだと思う。






【リアクション】

0件


------------------------- エピソード2開始 -------------------------

【エピソードタイトル】

VRゲームにてヒロインがログアウトできない


【本文】

脳神経に接続するタイプのVRゲーム中

知り合ったヒロインキャラが、ログアウトできなくなる。

主人公は、ニュースをチェックすると、ヨーロッパ公国の王女がVRゲーム中に意識を失い緊急事態の報道を見る。


ヒロイン王女はゲームでログアウトできないだけでなく、存在が薄くなっている

ゲーム内で知り合った主人公のみが、干渉力がある。


王女はゲームに干渉した名残として、意識がゲーム内に残っているが、それはバグに過ぎず、時間ともに、自動的に修正され

て、消えゆく運命にある。


さまよう幽霊の様になった王女は、存在が消えない様に主人公に頼んで、試行錯誤







【リアクション】

0件


------------------------- エピソード3開始 -------------------------

【エピソードタイトル】

異世界人の集団が地球に転移してくる


【本文】

例えば魔法の研究にて実験が失敗して、世界にブラックホールができてしまう。その世界の住人は「止む負えず異世界の適当な惑星に転移するランダム魔法を使い避難。たまたま地球に転移してくる」


地球人ビックリ


言葉通じない。


異世界人からウイルス感染して

地球人に魔力が宿る


魔力使ってテレパシーできたりして、コミュニケーションの課題は、なんとかクリア


でも副作用で地球の動物達もウイルス感染して、魔力を得る。ライオンとか、力が凄くてモンスターみたいにな存在になる。テレパシでコミュニケーションをして知能を獲得していき、人間に集団であだなす


サーカスとかのライオンが襲ってきたり

逆に団長を守るライオンもいたりとか


モンスターとイスラム国は意気投合したり、あるいはイスラム国兵士がライオンの奴隷にされたり、


飛行機運転ライオン


車で逆走ライオン


変異したオラウータンのIQが平均で500を超える不思議


奇跡の地球として、宇宙人らも移住してくる。


「実はずっと昔から地下世界(マントル)で暮らしてたの」








【リアクション】

0件


------------------------- エピソード4開始 -------------------------

【エピソードタイトル】

全人類系


【本文】

全人類タイムスリップ

全人類召喚

全人類幽体離脱

全人類転移

全人類転生


今書いた全人類系のストーリーは探しても、ありそうでない。


作者は全人類同時意識消失のドラマ「フラッシュフォワード」好きなんです。

フラッシュフォワードみたいなスケールデカい話を

作ってくれないかい?


全人類記憶共有


全人類記憶喪失


全人類小人化


全人類巨人化


全人類霊見える


全人類前世思い出す


全人類タイムリープ


全人類アニマルに、アニマルは人類に


全人類性別逆転


全人類、被害妄想


全人類、対人恐怖症


全人類末期ガン


全人類寂しがりやキャラに


全人類ヒステリック


全人類健忘症


【リアクション】

0件


------------------------- エピソード5開始 -------------------------

【エピソードタイトル】

通り魔キャラのネタ


【本文】

通り魔じいちゃん



前書き


設定について、近年、老人による交通事故が多いが、その中の数%は快楽犯罪だとする。人を破壊することで、性的な絶頂を得る

老人は先行きが短く、人生に投げやりになり、通り魔的に犯罪を犯してしまう。そんな設定のプチストーリー



本文


あるところの爺さんが台所の包丁を取り、外へ駆け出した。

 足腰弱いのでふらるらしているが、頑張って走ってる。ヨダレ垂らしながら、人生で一番充実した顔してる。ニヤニヤしながら、目をキラキラさせている。

「おじいちゃん、おはよう」

 近所の子供さんに、

 はい、おはよう。

 長年体に染み込んだ挨拶の癖に爺さんうっかり反応して返事してしまう。瞬間、何をしていたか忘れてしまう。認知症なので仕方ない。包丁見れば思い出すから。

「あれ?おかしいぞ。どこかに包丁を忘れてきてしまったぞ。」

 多分、玄関先で靴を履き替えた際に忘れたのだろう。

 取りにもどる。

「まてよ、どうせ殺すなら大量殺人がいいな」

 お爺さんは車で人々をひき殺すのに決めた。しかし家に車がない。車を持つ孫を呼び出して、こっそりと拝借した。


 うひやー

 楽しいな

 ぐしゃぐしゃ楽しいな

 幸せな時間がオーガズムな幸せな時間で満たされる


 逮捕されるが、お爺さんは、めでたしめでたし



 





あとがき



 轢き殺しからオーガズムの流れはWikipediaの酒鬼薔薇聖斗事件を参考にしました。本文ではかなり簡略化して表現しましたが、Wikipediaでは詳細な犯行供述が記録されていて、見ているだけで、涙が出るかもしれない程に過激的


たぶん、その過激性、殺した瞬間に絶頂する心理構造をホラー小説のネタにすると売れる小説が作れるのではないかと


このプチストーリーでは、お爺さんは病気に耐えてる設定。年金は医療費で全て消えるし極貧生活をしている。『あとは皆でお爺さんの尻拭いをしてくれればいい。刑務所で面倒見てくれ』、とか思ってる老人設定である。


【リアクション】

0件


------------------------- エピソード6開始 -------------------------

【エピソードタイトル】

知的障害の二重人格キャラ


【本文】

知的障害と多重人格が統合したキャラ


例えば自閉症が表の主人格、裏の人格は名探偵コナンばりな天才なキャラは、今まで見たことない。


作者の自小説には、自閉症だが幽霊が見える少年キャラ、裏人格は自閉症の体験を見ているキャラが登場してくる。




作者の腕の問題だろうが、このキャラの存在感を活かしきれてない。中途半端なストーリーしか書けてない。


せっかくですので、この知的障害キャラを

誰か使ってやってください。


このキャラアイデアは自閉症の作家、東田直樹さんと、昔のドラマ「銀狼」から着想を得たものです。




【リアクション】

0件


------------------------- エピソード7開始 -------------------------

【エピソードタイトル】

幽体離脱系タイムスリップ


【本文】

たとえば

自殺することによって幽体離脱をしてしまった主人公はタイムスリップする能力得る。

念じるだけでタイムスリップできる主人公は

自分の前世も好きなように行き来ができる。


ただし、条件として幽体離脱しても本体から5Mの範囲でしか行動できない。

また、その時間軸に生きているもう一人の自分(主人公)にまったく自分に関与ができない。霊感が強い前世キャラなら、会話とか可能かもしれない。


たとえば過去世にタイムスリップした主人公は、そこで、自分の前世を知る。

自分と同じ夢を持った前世の料理人見習いを見て

現世で叶えられなかった夢をその人に託す。


だがその料理人見習いは夢を叶えられず無残にも殺されてしまう。

この時の見習いの苦痛は、

主人公の神経に同調していて主人公も見習いと同じ苦痛を味わってしまう。

タイムスリップして逃げれば良いと思うかもしれないが、

能力のルール(一度タイムスリップすると1年待たないとパワーが回復しない)で出来ない


その後、さらに前世にタイムスリップするのであるが、

その時代の世界は飢餓で苦しんでいて、

自分は家族を支えられず悲しい死に別れをしてしまう。

「来世では、家族に美味しいモノをたらふく食べさせてやりたい」

主人公は現世での漠然と望んでいた料理人の夢が過去からの繋がりだったと悟る。

そして自分が命を粗末にしてしまったことを、現世にて悲しむ人達を見て後悔する。




【リアクション】

0件


------------------------- エピソード8開始 -------------------------

【エピソードタイトル】

200文字小説 崖の上のバカヤロウ


【本文】

女は生きる望みを絶たれていた。

だが自殺するのに踏ん切りれない



その時、突然、男が駆け寄り

「俺と結婚してください!」

と初対面の女にプロポーズをした


男にとっては自殺を止める為に注意を促すだけで良かった

でも女にとっては結婚という2文字が重いという事を直ぐに自覚した男は、女の顔を見た瞬間、我に返り蹴飛ばした


「なああああああああん~~~~で~~~~~~~~~~



こうして自殺助けが成立しましたとさ めでたしめでたし


【リアクション】

0件


------------------------- エピソード9開始 -------------------------

【エピソードタイトル】

1294字の短編


【本文】

今日も今日とて虐待を受ける少年が居る。

少年の名はヤスオ。6歳。

今日も母親の提示する体罰を受け入れベランダに放り出される。


少年が住んでいるのはマンションの3階の角部屋である。

通りからは見上げても少年の姿は見えない位置であり少年に気が付く者はいない。。

だが、そもそも少年は助け自体を求めない。


なぜなら長い時間の暴力に耐える事で免疫が出来てしまっているのである。

耐えるのが当たり前だと認識していて仕事だと思っているのである。

そして何より仕事をした分だけの見返りが得られるからこそ耐えられるのである。


昔は何度か保護団体が家に押しかけてきたこともあった。

だが仕事を奪われることに恐怖する少年は断固として虐待の事実は認めない。


そういう経緯もあって親も虐待に対する世間の目に敏感になるのであるが、

その虐待行為も、ますます巧妙化するのであった。


殴るときは風呂場でシャワーを流しながら、その音を掻き消すのである。

もはや隣人でさえも虐待の事実には気が付くことはない。

壁越しに耳を当て澄ます等でもしない限り虐待は世間にはバレナイのである。


そうして今日も少年は、いつもの様にベランダで時間を潰す仕事をしているのである。







今日は寒いな・・・

でも、もうちょっと我慢すれば、ご飯を食べさせてもらえる。

ママの笑顔も、ちょっとだけ見れるかもしれない・・・



少年は、いつもの様にベランダで我慢をしていたら、

ベランダの端っこにゲームが落ちているのを発見した。


少年に疑問が生まれる、

だが、子供であるから深くは考えることはない。

そのゲームは少年が欲しかったゲームであった。

夢中になって少年はゲームで遊ぶ。


「このゲーム面白い?」


どこからとも無く声が聞こえる。


少年が、声の方向を見ると大きな顔を見つける。


その顔は隣の住人のベランダから、にょきにょき生えている。

そのニョキニョキと生えた顔は言う。


「それ僕のゲームなんだけど面白い?」


少年は一瞬、驚くも、ゲームをくれた人だと直ぐに理解し感謝の意を示す。


「部屋に戻る時は、そのゲームを返してね。」

「明日、また、貸してあげるよ・・・

「でも、その代わり、このことは親には絶対言っちゃ駄目だよ。またゲームが親に見つかってもいけない。

「約束を守らないとゲームを貸してあげないからね。


その顔は、少年と約束を交わした後に消えていく。




翌日。。

少年はゲームをやりたくて幼稚園から帰るなりベランダへ直行する。

ベランダから顔が生えてくるのを期待して待つこと1分・・

顔がニョキと現れてゲームを貸してくれる。

そして顔は新たにイヤホンなるもを貸してくれる。


「このイヤホンなら周りにゲームの音が聞こえることはないよ。

「押入れの中でゲームをすると、ママにバレナイよ。


そう言って顔は、少年にアドバイスをして消えていく。



そうしてゲームを返す貸すのやり取りが、毎日のように続くのであった。

ゲームは常に新しい物へと変わり、少年の好奇心を満たし続けた。


少年が小学校に入学してしばらく時間が経った頃。

ベランダに現れる顔は、新しいことを提案する。


「こっちの部屋に遊びに来るかい?


少年は躊躇もせず、お隣さん家に、おじゃまするのであった・・・







【リアクション】

0件


------------------------- エピソード10開始 -------------------------

【エピソードタイトル】

3377文字


【本文】

ニュース放送

「昨夜、身柄を拘束された連続通魔殺人の容疑者、荒野幸辞。

彼の犯行の動機となったのが、この『小説家になろう』というサイトにある―――」



通り魔荒野は、小説家になろうに存在してた猟奇殺人小説の登場人物になりきって人を殺した。


その物語の作者は「ごはんライス」という名前だった。世間はごはんに非難を浴びせた。





つんく「今度、こんな感じのキャラでタレントを生み出そうと思うんだけどどうかな~


スタッフ「でも、実際に事件起こすような小説なんて、探してもないでしょう。」


つんく「そんなん、嘘でも何でもよいやんか。犯罪のおこらへん安全で適当な小説をみつくろって


スタッフ「え、でも、そんなんでホントにいいんですか?


つんく「ええねん。どうせ犯罪者なんて奇人変人で、誰にもその気持ちは判らんへん。まさかこんな小説が!?? って言えるくらい意外性があるほうが大衆の話題もさらいやすいってものや。


すたっふ「でも、つんくさん。肝心の殺人事件は、どうなさるのですか?」


つんく「だから嘘つくんや。秋葉原の連続殺傷事件の犯人の動機に仕立てあげるんや。あんな事件、そのまま終わらせたら、マジ無意味や。せめて利用して、なんかせんと。


すたっふ「さすが、つんくさん。よし、今から、スタッフかき集めて、緊急会議を行います。



~会議室にて~

つんく「ええか、全ては捏造ビジネスや。この情報は外部に絶対に漏らしたらあかん。トップシークレットや。ここにおる俺とスタッフとごはん、3人しか真実は知らん」


ごはん「つんくさん。僕は何で呼ばれたのでしょうか?


つんく「お前の小説は、一見ちゃらんぽらんや、だからこそ、大衆の度肝を抜ける。


ごはん「意味が判らないです。オレ今、来たばかりなので、説明してください。


つんく「という訳で解散!


ちゃんと説明してー!


数日後

すたっふの手配で捏造記事は世間に広まった。

捏造記事は先日起こった通り魔事件についてであり、犯人は、ネット小説に悪影響を受けたという記事であり

メディアはこぞって、ごはんライスという人物を危ない小説家に仕立てあげた・・・




~会議室にて~


つんく「ええ感じに世間は沸いてくれたな。ごはんの小説が新聞や雑誌にバンバン載ってるし、それによる権利収入はこの2週間で3000万やで。


ごはん「ありがとう。ありがとう。これで僕も貧民生活から開放されます。


つんく「ちょい待て! この3000万円はワシのもんや!このワシのアイデアなくしてビジネスは成立せんから致し仕方ない。


ごはん「えーーーーーー!!


つんく「以上、次の指示があるまで待機!」


ふざけんなーーーーーー!!


数日後、ごはんへのテレビの出演依頼が舞い込んで来る。

内容は犯罪心理学系の討論番組で学者や警察OBから非難を一方的に浴びるだけの仕事である。




~会議室にて~



(ρ_;

ごはんは泣いていた。

仕事とはいえ、ごはんは世の中の完璧な悪者になってたからだ。


つんく「泣くな。ごはん! 大丈夫や。ここから、ごはんをアイドルに仕立てあげる計画をスタートするんや。


ごはん「え?


つんく「全てが捏造だった事を今から暴露する。そうすれば大衆がメディアの情報に振り回されて罪の無い一般人である『ごはん』を攻め立てた事に対して罪悪感を抱く。そしたら『ふびんな人』という番組のオファー(ウチの番組)の特集組むから、そこで、これまでの苦しみの貧民人生を爆発しなさい。そうすれば一気に同情で人気を稼げる。哀れな人間として芸能界で定着する。」


ごはん「でも、捏造バラしたら、つんくさんの会社は世間からバッシングされませんか?


つんく「大丈夫や。犯人にエロ本でも差し入れて、「嘘つきましたー!」と言わせればええんや。犯人に騙されたメディアな絵図なら、全然問題ない。


ごはん「犯人が都合よく「嘘つきましたー」なんて言ってくれるのでしょうか? そもそも犯人は「小説から影響を受けた」事すら言ってないのですよ?


つんく「そうや、だから規制事実として、エロ本を送るんや。どうせ犯人の言い分なんて誰も信じない。「犯人は嘘つきましたー!」「我々は嘘に騙されたー!」と我々メディアが一方的に騙された事にすればいいんや。【エロ本与えたら犯人が嘘だったと供述してくれた】それのみを真実にすればいいんや。世間は勝手に【犯人は罪を軽くする為、自己責任論から免れようと小説家を利用した】と解釈するから




ごはん「ありがとう。ありがとう。これで極貧生活から脱出できます!」



つんく「ええねん、メディアは大した仕事しとらん。カネを貰う以上の対価を世の中に貢献してる会社はどこにもない。アホな大衆が知りたい情報を提供するだけの存在や、ワシ含めて、この会社もいらんくらいや。気にするな



その後ごはんライスの無実は証明され、かわいそうな人として、世間に定着、あらゆるバラエティー番組に引っ張りだこになる。

愛称は、マツコでラックス2号。マツコと瓜二つの容姿が世間の人気をさらったのだ。

数年後、ごはんは、シモ神様という名で自分の冠番組を持つ事となる。

シモ神様とは。どんな番組なのか








9:00 バレエティ放送スタート

~タイトル「幸せになろう」シモ神様の教え~



「ああ!もう、こんな時間!!神のお言葉が、はじまるわ!!」


台所でスパゲティーを茹でている最中のお母さん。一旦火を止めて

ワクワクしながらチャンネルを「幸せになろう」に合わせる視聴者お母さん


テレビではシモ神様(ごはん)に女優が悩み相談をしてる状況である。


その女優の悩みは、「以前に比べて、仕事が減ってきたこと」


ごはんは、女優の一通りの話を聞いた後、話し始めた。





「あなたは、おなにーしてますか?



 どんな想像でしてますか?



 ファンに犯されることを想像していませんか?



―――し、、してません!!」


―――女優の表情が変わった。


―――視聴者お母さんの表情も変わった。



「ふむ、なるほど。動揺するということは、まだファンを愛しきっていない。

 ファンに対する心の壁があるという事です。

 もし、大物芸能人であれば、「いくらでも私で妄想してよろし」と、言うでしょう。

 貴方はまだ芸能界で自然体な自分を表現してません。

 事務所や世間の目に縛られています。

 解放させてあげましょう」


そういってマツコデックス似のオッサンは、女優の隠し撮り動画を公開した。


「ふふふふ、あなた、もうこの社会では生きてはいけないでしょう。

 テレビの中の仕事以外ない、もう逃げ道は無くなったのです!」


番組中、女優泣き出してしまった。番組は一時中断され、ごはん宛のクレームのメールが卒倒した。


しかしその後、女優への仕事はバンバン舞い込んでくる。

ごはんは女優の要望通りに悩みを解決したのである。










つんく「ごはん、ようやったな。視聴率とりまくりやで


ごはん「ありがとうございます。


つんく「ごはんには、もっと凄い仕事いれるからな。今度は総理大臣の中身暴露や


ごはん「流石に総理大臣が番組に来るなんてことは、ないのでは?


つんく「大丈夫や。これは人気取り作戦や、総理大臣自らの要望でな、どうやって国民を導く事ができるかーいうて、相談に来る手はずになってる。シモ神さまは、ヤクザの仁義の示し方にのっとり、過去の失敗政策に関して責任取る様に小指を切断する様に促すから


ごはん「総理の小指を切断!??


つんく「まあ、実際、小指切断は無理やから、逃げ道を用意しておく。


ごはん「逃げ道?


つんく「【前の女優みたいにプライベートな動画を暴露する罰でどうや? 小指が無理なら辱めを受ける罰を受けて国民に誠意を示すのでどうや?】と選択肢を与える。罰を自ら受ける総理大臣の勇士は、少なからず国民に尊敬の念を抱かせる


ごはん「恥ずかしい動画を公開しちゃっていいんですか? そんなの了解してるのですか?


つんく「それだけ総理も自分の椅子が誰かに取られるのが嫌なんだろうな。総理でなくなる、というのは、人としてイラナイって言われてるのと一緒みたいな感じなんやそうや。総理は会社にリストラされるのとはワケが違う。リストラ社員なら国民の誰も知らないけど、総理は全員に顔が知れてるから、止めさせられるのが、恥ずかしくてたまらんのやそうや。


ごはん「つまり、止めさせられて恥ずかしい思いをするかもしれないなら、辱めを受けてでも、生き残りたいと?


つんく「そういう事やな。まあ、気持ち的には判るようで判らんけど


【リアクション】

0件


------------------------- エピソード11開始 -------------------------

【エピソードタイトル】

短編 恋愛系 2624文字


【本文】

^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^




私が、彼に初めて出会ったのは

中学の時の吹奏楽部だ。

彼は、新しく転校して来たようで、今日が入部したての日だそうだ。


だけど、この学校の吹奏楽部は、全てが女子メンバーだった。

ふつうなら、女子しか居ない部活にはいる男子はめずらしいことだ。

どういうことなのか、少し疑問だったが、彼の。

笛の音を聞いたときに、理解した。

彼の技術はとてもすばらしいものだったのだ。

彼は、長年、音楽をやっている、ありとあらゆる音楽に精通していた。


彼とは、たまたま同じクラスになった。

彼は、成績もスポーツも飛びぬけて上手く。

女子に、人気のある人だった。

だけど、あんまり人気があるものだから、男たちからは、いじめられていた。


けれど、彼は、いじめ返すことはなかった。

わたしは、おとこは、プライドで生きているものだと思ってたから、やり返して当然だと思っていた。

だから、やられっぱなしの彼を見た時に、腹が立っていた。


今思えば、腹が立ってたのは、彼の存在価値を私が大きく評価したかったからかもしれない。

彼の音楽の才能は、認めていたし、尊敬もしていたから、彼が馬鹿にされるのは自分自身が馬鹿にされてたような気がしていたのだ。

そのことに気が付かないで、私は彼に、強く言ってしまった。


「男なのにいじめられて、恥ずかしくないの?プライドとかないの?カッコ悪!!」


彼は、言い返した。「どうせ直ぐ転校するから・・・」



ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー

僕は女に興味はない。

と、言っても姓同一性障害というわけでもない。

単に性欲がないのだ。

何かの病気かどうかは、わからない。誰にも相談したことはない。

そもそも、性欲がないからといって、何か生活に問題があるわけでもないから。

特に気にしては居なかった。


けれど、好きな人が居ないという現実は、いつも、僕を疑問にさせた。


僕の父は、有名なピアニストである。

父は、よく、公演まわりをするから、僕もよく、引越しをする。

同じ場所には、せいぜい3ヶ月くらいしかいない。

母がいれば、少し事情は変わるだろうが、母は、5年前に死んでしまって、もう居ない。


「好きな子見つけて結婚してね」

生前、母が言っていた言葉だが、最近、良く思い出す。


僕自身、いつか、好きな子は、出来ると思っていた。

けれど、一向に好きな人はできない。

周りの男友達は、良く好きな人の話題で楽しんでいたけど、まったく判らなかった。


転校を繰り返しているとき、綺麗でかわいい子は、確かにいたけど、結婚というキーワードに結びつくような気持ちにはなれなかった。

僕に特別優しくしてくれる女の人もいたけど、僕の態度が冷たいから、いつも最後は嫌われた。


別に嫌われてもかまわなかった。

親しくなっても、直ぐに転校するから、人間関係に努力するのは、無駄だと思っていた。

そのためか孤立することもあって、いじめられることも頻繁にあった。

やり返しても、問題にされるし、先生に助けを求めても問題にされる。


結局、多忙な父に迷惑が掛かるだけだから、我慢していた。



僕にとっては、それが当たり前の日常だったし、気にはならなかった。

いずれは、尊敬する父の様な音楽家になりたいと思っていたから

できるだけ、余計なことは考えないで、ピアノの練習をしていたかったんだ。


けれど、君は、僕を助けてくれた。

君は、いじめっ子たちを追っ払ってくれた。

だけど僕は、ありがとうも、言わないで、冷たい態度を取った事を覚えている。


ある日、君は、困っていた。

演奏の大会の直前に使い慣れた楽器を壊して、大会に出られなくなっていた。、

同じタイプの楽器はそうそうなかったから、すごく落ち込んでいた。


僕は、君を家に呼んだ。

受けた恩は、返さないと気持ちが悪い。

僕の家には沢山の楽器がにあったから貸してあげた。

僕はたいしたことは、した気はしなかったけど、

君は、とても喜んでいたね。


その後の事は、よく覚えている。

君と他愛もない話をした。

取るに足らないことだったけど、楽しかった。

友達なんて必要ないって思ってた僕は、久しぶりに、友達が出来た気がした。



ある日僕は告白された。

隣のクラスにいる女の子だった。

学校内で一番の美人の女の子だった。

僕はきっぱり断ったのだが、。

君の親友の女の子だとは、知らなかった。


君は、激怒して、僕を問い詰めてきた。

納得いく理由が欲しいのだと君は言った。

もう直ぐ転校するから、という理由では納得してもらえなかった。


僕は、ウンザリしていた。

だから、僕は聞きかえしてやった。

「好き」ってどういう感情?

付き合うって何をするもの?



今思うと、僕が君を好きでいたら良かったんだ。



ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー

私は、あいつの、ことがわからない。

理解できなかった私は、あいつとの距離をとった。

気付けば、あいつは、転校してしまっていた。


ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー

16歳になり、高校生活に慣れたころ、

あいつを見つけた。

あいつは、テレビに出ていて、有名人になっていた。

ワイドショーは、彼を若き天才ピアニストとしてとりあげていた。


インタビュー中での質問に彼女居ますか?という質問を投げられて

気のせいか、その時の彼の表情は思いつめたようにみえた。


「彼女は居ません。好きな友人は居ましたけど・・・」


彼がそう答えると、

インタビューアは

「その友人とは、どういう関係ですか?」

彼はうんざりした口調で

「嫌われました・・・」

インタビュアー

「振られたということですか?


彼は怒った口調で、、「いえ、嫌われただけです・・・」


その場の雰囲気が悪くなっているように見えた。

思えば、あの時も、そうだった。

彼はケンカごしに、好きとはどういう意味か聞いてきた。


あらためて考えてみると、答えるのが難しい質問だった。


好きの感情は、理屈じゃないと思っていたし。


聞くこと自体馬鹿らしいことのように思っていた。


けれど、このインタビューへの受け答えを見る限り、

少なくとも、ふざけて言ったようには、思えなくなっていた。



ーーーーーーーーーーーーーーーー

~数年後、某大学の一室~ 


「なあ、今度、どんな女レイプする?」

「そうだな、音大の女なんかどうよ?」

「音楽やってる清楚なお嬢様って、そそらないか?」


よし、上手く合コンセッティングしろよ。。。


ーーーーーーーーーーーーーーーー



【リアクション】

0件


------------------------- エピソード12開始 -------------------------

【エピソードタイトル】

恋愛系その2 5494文字


【本文】


<あらすじ>


夜中、カップルがいちゃつく公園で・・・

片思い中の先輩と、その公園を横切る


部活が遅くなり、よる、9:00をまわる。

「好きなドラマが始まるから、急いで帰ろう」


普段通らない公園を近道し、先輩とのキスの妄想をする。


<本文>


唇と唇が吸い付く光景を見たとき、私はぞっとした。

ここは、夜の公園、恋人たちは、人目を気にせず、はずかしげもなく、いちゃいちゃしている。

私は、汚らわしいもの見るような目で見ていた。

しかし、よくよく考えると、彼ら彼女は、それ以上のこともしていることをしているのだから、

「この程度のことは、見られてもどうってことない」と思っているのかもしれないと、

自分を納得させてしまっていた。

納得いてしまうと、人はなぜ、こうも冷静になってしまうのか、


私は、恋人たちの、それ以上先を妄想してしまっていた。

まず、ある2人カップルが目に留まった。

2人は、他のカップルとは、違って何もしていなかった。

手をつなぐことも無く、お互いを顔さえ見ていなかった。

2人は、恋人同士なのか、私には疑問に思えたが、付き合い始めの時なのだと、推理した。

だとしても、ここに、付き合い始めのカップルがいるのは、場違いにも程があると思う。


2人は、どういう人たちなのだろうか?

私は、考えてみた。

女の人は、明らかに成人しているとおもわれ、24、25、位だと思う。

男の人同じくらいに見えた。

なんの、不自然さもないが、私は、決定的なちがいというものを見つけた。

服装だ。センスが悪い

もっと言えば

そもそも2人がきているものは、みすぼらしかった。


男の人は、まるで、アキバ系オタクで、使い古されたジーンズをはき。

女の人もまた、上下黒の、喪服の様な、地味なドレスをチョイスしているのである。


わたしは直感した。生き遅れてしまった男女なのだという事を

2人は、互いに、未経験者なのだと。


インターネット等で知り合い、場所を決め、待ち合わせて会ったたものの、カップルがひしめく場所だった。


普通なら、ここで場所を変えるという選択肢もあるのだろうが、

2人は、貞操に関して、異常なまでの意識をしているのだろう。

その意識を相手の悟られまいと、この場を離れることさえ提案しようにも、言うにいえない状態になっているのではないか?


そう推理した時、なぜか私は、将来に不安みたいなものを感じてしまった。


私自身が性に対して汚らわしいと思う部分があって、

自分の中にオリジナルの美学というものが漠然とあった。


少なくとも他のカップルたちのと行為とも違う

もちろん、その生き遅れた2人のシチュエーションとも、かけ離れた期待を求めていた。


私は、このままの自分の期待が、叶わなかった場合の自分を想像してしまった。

私にとって、参考になる事例が、どこにもないのだから、いずれは私も生き遅れてしまうのではないのか・・・

そうなったら、わたしも、見た目を気にしなくなっていき、

あの女のように、みすぼらしくなってしまう・・・


私は、ぞっとした。

とともに、見えない迷路に迷い込んだ気がした。

私は一体、何を求めたいのか?

考えても、ただ、ただ、時間だけが過ぎ去ってく・・・


翌日から、そのことは、すっかり忘れた。


私は普通に学校に通っていて

もう直ぐ、文化祭がはじまることになっていた。

クラスで出し物の意見を出しあい。

ありきたりな、お化け屋敷となってしまった。


面倒だったし、半ば事なかれ主義に、意見に参加していなかった。

その時は、まさか、それが、わたしにとっ、初体験の引き金になろうとは、考えもしなかった。


気付くと、私の役割は、勝手に決められていて、沢山の仕事を押し付けられていた。

わたしは夜遅くまで、学校に居残って、仕事を片付けるはめになっていた。


夜9:00を回ったところだろうか、あまりに遅くなりすぎていて、

一人で帰るのが不安だった私は友達を捜した。

友達はトイレに行ったらしく、私は待っていた。




突然、男の人に声をかけられた。

憧れの先輩が声をかけて来たのだ。


先輩は、これから帰るらしく、私に友人が見当たらない事を心配して一緒に帰ろうというのだ。


私は、緊張していて、上手く、友達のことを説明できなかった。

「10:00から、ドラマが始まるから、急ごう」

先輩はそう言って、いそいそと、外に出て行こうとする。

私は、流されるまま、先輩と一緒の道を帰った。


途中先輩は近道をしようと、公園を横切る提案をしてきた。

私もそのほうが近かったから、了解してしまったのだが、それが、いけなかった。


カップルたちが、いちゃつくところを横切る羽目になってしまった。



少なくとも私は、意識してしまった。


憧れの先輩が近くに居ると、なおさらであった。


わたしは、先輩の顔を少しだけみると、道先を見た・・・


先輩も目をまっすぐ先を見つめていた。



私は思った。

先輩も私と同じで意識しているのかもしれない。


先輩が私を好いているかどうかは、わからないが、


少なくとも、未経験であろう男女がここに来たら、意識しあってしまうのかもしれないと

私は思った。


先輩も未経験者なのだろうか?

だとしたら彼女は、もしかしたら、居ないかもしれない。


そもそも、私という女と一緒に帰るくらいだから

彼女に気を使ったらできないことだから

先輩に彼女はいない。



私は小さな期待を感じたまま、帰宅した。



その夜は、彼のことを考えてしまい、眠れなくなっていた。


目を閉じるとると、今日の出来事が何度もフラッシュバックする。


彼の瞳を思い出す。

手が届きそうなほどに。近くに見える。。。

声が聞こえる。

公園のいちゃつくカップル・・


嫌でも、彼と私を照らし合わせて、しまう。



そのまま朝が来てしまっていた。


夢をみたが、その記憶はない、わからないまま、今日も文化祭の準備に追われた。





文化祭当日が、やってきた。

私は、いそがしく、立ち回っていて、休憩時間がようやく取れた

私は、静かなところで、休憩していると、

とつぜん、先輩と眼が合った。

先輩は、はこっちにやってきて、険しい顔つきで

「文化祭、終わったら校門の前で待っててくれ」そう言い残して、去っていった。

私は良いほうに・・・予感してしまった


わたしは、予感したまま、告白された。


うれしいけど、何か釈然としないものがあった。


あの日、一緒に公園を横切っていなければ、先輩を意識することもなかった。

なら、先輩も、私を意識することはなかった?


あの日、一緒に公園を横切らなければ、今日、先輩に告白される事もなかった?


意識しなければ

告白の喜びは大きかったと思う。


好きだったから、断る理由なんてなかった。


2人の付き合いは、はじまった。

告白の疑念は忘れて、皆が考えるような恋人らしくなっていた。


彼は好きだと、言って、キスを求めてきた。

私は拒まなかった。


けれど、その先は、私にとって、敷居が高いように感じさせた。



ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー


「俺は、あなたが好きだ。。」

俺はキスをした。

半ば強引に。


彼女は、断るそぶりはみせなかったからだが、「いいよ」という返事は、聞いて居なかった。

俺は、本当に彼女を好きだったから、後悔をさせるはずはないと、


自信があった。

俺は、彼女のことが、心底好きで好きでたまらない。

結婚したいとも考えている。


告白のきっかけは、確かに、あの公園での出来事が、影響したのわかっている。

けれど、判ってほしい。

あの時は、君が他の男に取られる可能性を考えてしまったんだ。

絶対に他の男に奪われたくなかったんだ。


性的な関係をメインに想像しなかったと言えば、嘘になる。

俺は、男なんだ。思って当然だ

だけど、君の気持ちになって考えたら、汚らわしいと思った。



だから、俺は、君と俺の間にある見えない壁があるのに、気づいてしまったんだ。

俺は、どうやって、君と付き合うべきか悩んだ。

けれど、答えなんて無かった。

ただ、判るのは、少なくとも俺は、自然のオスのようにはなれない。



ーーーーーーーーーーーーーーーーーーー


私は、彼の気持ちが。わからないでいた。

キス以上のことは、求めて来ないことに、安心する。

その反対に、

自分が情けないようにも思えた。


こんな風に考えるなんて、恋人としておかしいと思うし、ばれたら嫌われてしまうと思った。


私は不安でたまらなかった。

このまま、彼を失いそうで・・・


つなぎとめるためにも、彼が求めてきた場合に、受け入れる覚悟をしていたが、


その覚悟は、あくまで受身であって、いつそうなるか、内心恐れていた。


彼が私を求めてこないことも私のことを「もう好きではない」と言われているようで

不安だった。

ーーーーーーーーーーーーーーーーーーー


私たちが繋がっているのは、なんなのだろうか?


ーーーーーーーーーーーーーーーーーーー

俺が、君を好きになったのは、実は結構昔なんだ。

言えば、ストーカーみたいと思われるかもしれないから、言わなかった。


君が、7歳の時、僕は9歳で、

小学校の登下校に付き添っていたんだ。

班のみんなは、ふざけあって、競争して走り出した。

その時、君を置き去りにした。


初めての登校なのに、不安がいっぱいあった君を取り残して


僕は、君のおもり役なのに、、あしらうように嘘をついた。

「これから、皆で学校まで競争するんだ。

 遅れたら置いてけぼりになる。

 けど、大丈夫。見失ったら、お兄ちゃんが必ず見つけてあげる・・・」



僕と班の皆は、学校に先に辿りついた。君を置いてきた事が問題にされて、やっと気が付いた。

君が、迷子になっているということ・・・


時間がたっても始業のチャイムがなっても、学校に来ていないこと

先生には「誘拐されたらどうするんだ」

と怒鳴られたが、子供ながらに、その意味が理解できなかった。


その頃の僕は、すれてた。両親は、離婚で、どたばたしていたし、


正直、僕は、親のどちからか、あるいは両方を失うかもしれない、恐怖でいっぱいだった。


だから、自分以外はどうでもよくなっていたのかもしれない。


その時の僕は、しぶしぶ君を探しに行ったんだ。


僕は、いったん自宅に帰り、自転車で適当に探しに出かけた。

僕と仲間たちは偶然出会い、その時間を使って遊びほうけていた。

エアガンなどで、遊んでいた。


その時、警察官に補導されててしまい。交番で、こっぴどく叱られていたんだ。

子供を捜していたといっても、作り話として信用してもらえない。

学校に連絡がいき、既に君は、見つかった事を知って

それから学校に戻った。


警察官に付き添われて、親や先生に、こっぴどく僕たちは叱られた。

けど、君はこう言った。


「おにいちゃんは、悪くない。お兄ちゃんをいじめるな。

 お兄ちゃんは、約束したんだ。見失ったら戻ってくるって、

 お兄ちゃんは、自転車をこぎながら、私を探してくれているのを見たんだ。」


僕は驚いていた。、

真剣に探したとはいえない僕を、君は褒めてくれた。。

そのことを泣きながら、先生に訴える君をみて、切ない気持ちになった。

嘘つきなのが自分が恥ずかしくなった。



僕は、その後、君のおもり役を再度願い出て、がんばったんだけど。

家の事情が、あまりよくなくて、僕の非行モードは直ったとはいえなかった。


当時、学校には、使われない教室がいくつかあって、僕はそこをサボりのポイントとして決めていた。


ある日、両親が離婚することで、どちらかを選ばなくいけなくなって、

僕は、一人、授業をサボって、だれも来ない教室で一人で泣いていた。

とても、さみしかった。

孤独だった。

でも男だから涙は誰にも見せたくなかった。


放課後がきて、下校時間になっても、僕はそこに居た。

そんな時、突然君は、現れた。


僕は、泣いた顔をみられまいと必死で隠そうとした。


けれど、泣いていたのは君のほうだった。


下校するのに、いつもの集合場所に僕が居なかったから、必死で僕を探していた君。


君は、直ぐに笑顔をとりもどしたけど・・・



僕は、家に帰ることが、親の喧嘩を想像してしまって、涙がとまらなくなっていた。

僕は、人に涙を見せたくないのに、泣いてしまったことが、

悔しくて、余計に泣いてしまった。


すると、なぜか、君も泣いていた・・・。

子供だから、同情してくれているのか、それとも僕の異常な状態を不安に思い、泣いてるのかは、わからない。


けれど君は、僕が泣いているあいだ、ずっとそばで、頭を撫でてくれた。


そのことは、永遠に忘れられない。


僕のおもり役は、その後終わってしまい、君も強くなって、僕を必要とはしなくなった。


けれど、ずっと、気になっていた。


君を視線で追いかけるようになっていた・・


小学高を卒業して、別々の学校に入り、離れてしまうまで・・・


僕は、この時既にに、恋をしていたのかもしれない。

中学に入っても一日として、君の存在を忘れることができなかった。



高校で知り合った時、姿はだいぶ変わってて最初は気付かなかったけど、

君の名前を知って驚いた。

学年が違ったから、気楽に声をかけることもできないし、

時間だけが過ぎていった。


高校3年になり、進路の事を考えると

また、君と、離れ離れになることに、耐えられなかった。

僕は君に気持ちを伝えようと思ったんだ。


いざ、そうしようとしても、君は、僕の顔も名前も覚えているわけじゃない。


僕は、思い出を話そうと思ったけれど、君が7歳の時だから

もし、忘れているのではないか、と考えたら、とても怖かった。


泣く男なんて、覚えられてたら、みっともなくて嫌だった。

だから、僕は、別の自分に成りきって、君に告白したんだ。


けれど性的な意味合いで君を求めている、その自分が情けないと思った。

風俗のたぐいと、おなじもののように、汚れたもとして連想してしまう。

そういう自分が情けなかった。


【リアクション】

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------------------------- エピソード13開始 -------------------------

【エピソードタイトル】

ニートが不本意に親を殺す話 前編16177文字 


【本文】

私は、両親をころした。

父は、一突きで・・・

母を包丁で滅多刺し・・・

だが、他のこのとは、何一つ覚えていない。

どうして殺したのか?

ただ言えるのは殺したときの恐怖の感覚だけは覚えている






^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^

私は、ベットの上で目を覚ました。

夢を見た。とても怖い夢だ、だが、それが何なのか、全く思い出せない。


時計の針は、4月27日、朝の9:00少し前

そろそ、会社に行くころのころの時間である。

といっても私が会社に行くのではなく、父親が会社に行く時間である。




ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー

私は、出勤の準備中に何気なくカレンダーを見た。

来月は、息子の誕生日だ。

今年で、24歳になる。


私は、ふと、自分が24歳のころと、あいつが、24歳のころを比較した。

私が24歳のころは。、もう結婚もしていて、あいつが生まれた年であり、

人生が最も充実していた時期だ。


だけどあいつは、高校を1年でやめてしまって。

それから、ずっと家に引きこもるようになってしまった・。


このまま、あいつは、どうなってしまうのだろうか?

私は、これまでも息子のことを心配してきたが、今日は

いつもより、強く不安を感じずにはいられなかった。


私は、どうしたら、あいつを外の世界に出すことが出来るだろうか、

必死で考えた・・・

考えているうちに、私は一つの答にたどりつた。


あいつの性格がわかれば、可能になる気がした。

私は、あいつの小さい頃のことから思い出した。

なぜ、あいつは、あんな風になってしまったのだろうか?







あいつは・・・6歳だった。。

「おとうちゃん。ウンチしたい。。」

感高い声で毎日のように、催促された。

清一は、一人では、便器に座れなかった。

怖がって毎日、わたしに頼んできた。

これが1年近くも続いているのだ。


当時、私はまだ貧乏で、家は、水洗トイレではなく、昔ながらの

ボットン便所であった。

そのボットン便所を現代風の洋式に改良したものが、今住んでるアパート仕様で、

座ってできるボットン便所である。


便器の奥を覗きこむと、暗い井戸のようであり、井戸置くの端には、長年の糞がこびりついていて

気持悪いものであり、落ちたら糞まみれで死んでしまうかもしれない。

そんな便所だったからこそ、あいつの気持はなんとなくわかっていた。




だが、私は、あいつの出助けをするのが、めんどうになり、ペットのように

餌(オモチャ)をちらつかせてみた。


あいつは、快く、餌に飛びついた。


清一は便器に一人ですわり、便器から落ちないように、必死で端をつかみ、祈るように、きばっていた。


こうして、トレイデビューは、無事に終わり、

玩具を買い与えることを約束させられた。


次の休日、わたしは、早速、デパートに付き合わされた。

買う予定の、汽車の玩具のある売り場へ行く最中、一人でいそいそと、

かけていった。


私は、あいつの欲しがっていた汽車を探し出しだし、

レジへ持っていき、購入を住ませて、返ろうとした。


だが、あいつの気は、収まらないようだ。

汽車の事など、すっかり忘れて、おねだり三昧である。


私は、なんとかして、注意をそらすべく「サンタさん」を口に出した。


良い子にしてたら、サンタさんが、買ってくれるよと・・・

あいつは、素直に納得して。良い子を振舞った・・・。

所詮は、こどもだから、クリスマスが来る前に忘れるだろう。


それを妻に話したら、、、

「それ全部買いましょう」

私は、驚愕した。全部買うと、3万は、いくであろう大金だ。

ここの家賃が15000円であることを考えると、大きな出費である。

私は、将来の貯蓄も考えていたから、妻を説得したが

「欲しいものを忘れてるなんて、なおさら良いことよ」

「欲しい玩具をはじめて見る感動とか、あの子にあじわえるのよ」

「こんなチャンス永遠にないと思うわ」


妙になっとくさせられた感もあるが、私は、従うしかなかった。

財布の紐どころか、家計は全て、妻に握られているからだ。


妻の計画どうり、息子は、とても喜だ。今思えば、人生で一番の

笑顔だったと言えるであろう。


来年のクリスマス。

あの子が、欲しいものは、はっきりしていて、ゲームだった。

毎日のように、「早くサンタが来ないか~」と話しかけてくる。、

サンタに欲しいものが伝わるかどうか、不安だったあの子には、

しつこいほどに、まとわりついてきた。

私はゲーム機の名を紙に書いた。「これなら、サンタさんも間違えないよ」



あの子の願い通り、無事、にクリスマスは終わったのであるが、

紙に書いたら願いが適うと、勘違いしたあの子は、

来年のクリスマスに、金銭的に天文学的な、要求をしてきた。


一億分の1程の願いを適えるのが精一杯だった。


落胆したあの子には、サンタは、欲張りな願いはかなえられないことを

教えることで、納得はしてくれたようだが、

そのおかげで、その後のクリスマスは、

一般的水準のモノとなり、あいつもサンタの正体に気づいたようだ。


ただ、あの子にとっては、クリスマスがとても楽しい思出だったのだろう。

サンタの正体がばれた後も、枕元にこっそり置く習慣は

辞めないで欲しいとのことだった・・・



子供が、はまるカードゲーム

当時、はやった玩具だ。

あいつは手に入らないものがあっても、

何十軒も店に電話して、探してたっけ・・・。

あいつの執念には、何度となく付き合わされた。


あいつは、負けず嫌いだ。

自転車漕ぐときも、途中で諦めようとはしなかった。

何度も付き合わされたっけ。


ボードゲームの人生ゲームを家族でやったときも、負けず嫌いを発揮した。

妻は、少し子供ぽいと頃があり、手加減と言うものを知らなかった。

あの子は、ムキになり、何度も戦いを挑んでいた。


人生ゲームは、運の要素が強いゲームである。

そのため、勝敗をコントロールすること自体が難しい。

難しい上に、単純なゲームなので、手加減しようものなら、直ぐに手加減がバレテしまう

手加減して勝つと、あの子は、それに気づいてしまい、

何度もやり直すはめになってしまった。


やっと、あの子は勝つことかできたのだが、

よほど、辛かったのか、嬉しかったのか、

うれしそうに、泣きながら、笑っていた。


とても、世話が焼けた。

しかし、わがままも、今思えば、居心地が良かったのかもしれない。

だから、甘やかしてしまっていた。



でも、大きくなるにしたがって、手がかからなくなっていった、

気付けば私は、あの頃にように、必要とはされていない。

ただ、生活費を与えるだけの存在に成り下がっている。


いや、もしかしたら。もう必要がないのかもしれない。

私が、あいつを養うからこそ、あいつは、いつまでもスネをかじり

楽な世界から、抜け出せないのかもしれない。


何度も働くように催促していたが、催促する程度では優し過ぎた。

あいつが、社会に不安を抱かないように、私があいつに嫌われないように配慮しようとしたからだ。


今では、うざがられるだけで、まともに目もあわせようとはしない。

最近、ほとんど、会話もなく、既に嫌われていると言って良いだろう。

これ以上嫌われても、失うものは何も無いだろう。


私を嫌いになって家を出てくれるのなら、結果として外の世界を知ることになる。

いずれ、一人立ちできたら、

私の気持ちが分かってもらえるかもしれない。

私がした行(おこな)いも報われるかもしれない。


社会に出るときは、誰もが不安が付きまとって当然なのだから。。

避けることは、不可能なんだ。


根が負けず嫌いの、あいつなら、兆発に上手く乗ってくれるかもしれない。


社会に出ることを不安がってる事をけなせば必ず、

打ち勝とうとする。

人生ゲームみたいに、あきらめずに、自身と戦うはずだ。


よし、叱るぞ!!

私は、強く誓うのであった。



ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー





ドア越しに、強く誓った私がいた。


私は、おもむろにノックをしてみた。。

返事は無い。

いつもなら、寝ている時間なのだろうか。


「清一? 起きてるか?」


返事は無いようだ。


あきらめるか?


いや、だめだ。このまま、あいつは結婚もせずに、一人身で

で、寂しい人生を送っていくことになるに違いない。

もう24歳だ。その頃のオレは既に結婚していた。あいつは遅すぎる。


いつか、私の貯金の底がついてしまっても、今のご時世

無資格、仕事経験も無いあいつを雇う企業あるはずもなく、

ホームレスになって、のたれじぬかも、。


あるいは、わたし達親の介護につかれ自殺・・・


あらゆる、不幸が私の頭をよぎった。


これは、あいつのためだ。


わたしは、自分に言い聞かせた。


私は、恐る恐る、扉を開けて、様子を見た。


布団に顔がかぶさって顔が確認できないが、

どうやら、寝ているようだ。。ぴくりとも動かない。


辺りを見渡すと、部屋は、ゴミが散乱しており

いくつかの、大きなゴミ袋が入口においてある。


湿気のこもった、臭い匂いの空気が漂っていた。

いかにも不衛生で、部屋にいるだけで、病気になってしまいそうだ。


私は意を決して、大声を張り上げた。

「ええ加減せよ!。

 毎日毎日、ぐーたらして、、、

 このままで良いとおもってんか?

 いいかげんに仕事せい!」



大声で言ったつもりだが、反応が無い。


なぜ反応しないのか?

一体、どんな神経しているんだ?



怖がって社会に出られない自分を情けないとは思わないのか?

後ろ向きな自分を変えようとは思わないのか?

お前と同世代の人らは、皆、社会に出て働いてるのだぞ?

お前は、おちこぼれか?


「仕事せんのやったら、家を出ていってもらうぞ。」



「それにしても、くさい部屋じゃな?しかも、このゴミの山は?

 さっさと起きて捨てて来い・。

 どうせ毎日、マスターペーションばかり、やっとるんじゃろ・・・」


私は、そう言い放ち、力いっぱいドア閉めた。・・・


ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー







父、、ついにしかってしまった。

嫌われたが、それでいい。

もし、家出するようなら、外の世界を知る

キッカケになるはず。。。。)

お金の隠し場所くらい、あいつもしっとるし、、、

まけず嫌いのあいつなら、絶対なんとかなる。。。

若いから、捜せばバイト先の1つくらい見つかることだろう。


ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー

私は、仕事の準備を終えて、玄関を出て、階段を降りた。


すれ違いざまに、妻がいる。

私が、今、あの子を叱るしかないのは、妻に原因がある。


私が、あの子を叱ろうとすれば、妻が、止にはいってしまうからだ。


今までも、何度も私の声を妻にさえぎられた。


妻は、極度に、あの子を溺愛しているから、


妻が居ないときを見計らうには、妻がゴミだししてる今しかなかった。



階段を降りきった辺りで、

ガラスの割れる音がした。

あの子の部屋の窓だ。

私は、いそで、部屋に戻った。


愕然とした私


あの子は、鬼のような形相で、物に当り散らしていた。

パソコンで、パソコンを殴り、テレビもほうり投げる。


今まで一度も聞いたことの無い奇声を発しながら・・・


私は、何が何だかわからず。。

放心状態で、眺めるしかなかった。

妻は、私の影に隠れて、何かを私に語りかけていたようだが、

私の耳に一切届かなかった。


私が放心状態のあいだにも、あいつの暴力は止まず

ただ、ただ、激しさを増していくだけだった。

あの子の手は壊れた物の破片で、血の色に染まっていた。



ー妻ーーーーーーーーーーーーーーーーーー


どうして、こんなことになったの?

私が間違っていたというの?

あの時、死んでも、あの子を守ると神に誓ったのに・・・


あの子は、生まれた時から、病弱だった。

難出産で、母乳を与えることもできず、ずっと保育器の中で育った・

ありがちな話かもしれないが、子育てにはとても苦労を要した。

苦労ながらも,あの子はすくすくと元気に育ち 2歳のある日、


事件は起きた。

私が、庭の草むしりをして。少し目を離したとき・・

あのときの衝撃は意までも忘れられない。、


私が発見したときには、首で一点を支えるように、有刺鉄線の針が突き刺さり、首をつった状態であった。

なんとか、一命を取りとめたが、私は自分の責任を感じられずにはいられなかった。


そもそも有刺鉄線が庭にあること自体も、結果をたどれば私のせい。

この土地に、越してくる羽目になったのも私のせい。

全て私のわがままから、始まっていたこと



あの子が生まれる前、私は、旦那の実家で同居していた。

ありふれた話だが嫁姑との折り合いがつかず、私は、我慢に我慢を重ねて生きてきた。

当時、妻という生き物は、皆、そうやって生きていたから、私もそうしただけだが、

今思うと、実に馬鹿な我慢だったと思う。


どこの世界に、妊婦に重いものを持たせて、会社にいかせようとする姑がいるだろうか?

どこの世界に、法事で、50人も相手の配膳をさせる家があるだろうか?


【結婚すれば人生の一つのゴール】私は、そんな勘違いをした世代だった。、

少しくらい苦労するかと思っていたのだが、

次元が違う苦労までは想定していなかった。

今の時代から、比較したら考えられないことだが。

当時はインターネットも発達していなくて、一般的な常識の範囲内というものから、

逸脱されたものが隠されていた。

特に田舎の男尊女卑思想は根っから染み付いているもので、女に人権は無かった。、




そんな田舎の嫁から逃げるキッカケになったのが、会社の上司との不倫疑惑が持ちあがったことだ。

どこから、そんな噂が流れたかは分からない。

当時私は、美人だったし、コネで入社しているというのもあり、

同僚内で、嫌われていたので、良くない噂が飛び交っていた。


けれど、私はおなかを大きくしている妊婦である。

どこの世界に妊婦と不倫する男がいるだろうか?

私は、家族だけは信用してくれると思ったが、そうではなかった。

姑からは、妻として悪い噂が流れたことが問題だと説教をされた挙句、

旦那と、家柄の社会的貞操が悪いからと、


私に、離婚をすすめ、子供は、後継ぎとして引き取ると言いだした。。


私は、重たいお腹を抱えて家を飛び出した。。

実家に戻ったものの、親には「我侭である」と言われ、説教されるだけで、

言い訳など聞く気はないという感じだ。


わたしには、どこにも居場所はなかった。


私は、考えた。どうしてこんな辛い目に合わなければならないのか?


そもそも、同居などしたくなかった。。。


わたしは新婚生活さらしいものを期待していた。


親の言うがまま、生きてきたけど、この時ほど、全てに絶望し


何もかも恨んだことはない。


私は、狂気に取りつかれ、誰かを殺してやりたい気持になった。

誰でも良かった。

でも、一番先に姑を殺す。

私は、包丁を取りだし、あの忌まわしき家に乗り込もうと決意したこともあった。




この件は、私の異常な挙動を察知してか、実家の姉が、

両家と、旦那に上手く取りまとめてくれたことで、難を逃れた。


旦那は、私の苦しみには、気づいていなかった。

と、言うより、気づかないように、仕組まれていたのだろう。


私自身、旦那に相談したかったが、弱い自分をさらけ出すのと、

親の悪口を言う女をどう思うのか、怖くてできなかった。



私と、旦那は、子供が生まれた後、安いアパートを借りて暮すことを決めて

出産にのぞんだ。


けれど、私は、産後の肥立ちも悪く退院することも出来ず

しばらく、あの子と、一緒にいることができなかった。

また、あの子は、難産で、生後直ぐに病気にかかった。


母乳を飲む、力がなく、虚弱だった。


その間あの子の面倒は、旦那一人では観る事は困難ということで

忌まわしき家が面倒を見ることに・・・


私は、自分が情けなかった。

今度こそ、あの家と縁が切れると、思っていたのに・


今思えば、出産前の過度なストレスが、母子ともに影響を与えたのだとわかるが、

当時は


ストレス=病気


概念は、存在しなくて、

責任のやり場など無かった。


旦那の家族にさえ、感謝の気持があったくらいである。


だから、わたしは、子育てに失敗できなかった。

失敗するなら、また、離れ離れにさせられる。。。そんな脅迫観念があったから


「2歳の時の有刺鉄線の事故」は数針縫う手術で大事にはいたらなかったが、

私は、もっと、努力することを誓った。



けれど、その一回の失敗は、私の神経を過敏にさせた。

24時間、子供を監視していても、どこかに、隙が現れるかもしれない。


そして、あの子が、5歳の頃またしても、事件が起こってしまう。


真夜中7時夕食時。。

私は、なきわめく、あの子を抱いて近所を駈けずり回っていた。

頭から大量の血が出血し、私の手を真っ赤に染める。

パニックになっていた私を、救急車のサイレンの音が、落ちつかせてくれた。


誰が呼んでくれたかわらないが、恐らく近所の人が連絡をしてくれたようだった。




救急車に乗り込むが、

発信しようとしない。

受け入れ先が決まらないのだそうだ。

刻々と時間だけが過ぎていき、、


あの子の泣き叫ぶ声を聞かされていた。


自分への失望感、絶望感、泣き声は、私への拷問みたいなものだった。


この時間が永遠に終わらないかのような、地獄にいる感じだった。


20分ほどで、病院についただろうか・・・、私の精神は崩壊しかけていた。

正直この日は、気が動転してあまり覚えていないのだ。

あの子は泣いていたのか、意識があったのかすら、本当のところ思い出せない・



わたしは、ただただ、祈り続けた、


もう、2度と、絶対に、目を離さない。



事故の原因は、車のエンジン音が聞こえ、父親が帰ってきたと勘違いした息子が、窓辺の網戸によりかかり

頭から落ちてコンクリートに叩きつけられる。というものだった。

出血が多かったものの、何針か縫う手術をして、大事には至らなかった。


あの子は、その後、大きくなっていた。




あの子が高校を辞めたいと言った日のことは忘れられない。

あの子は、トイレで嘔吐して、今にも死にそうな顔で泣きすがり、


、辞めたいと懇願してきた。。

私は、説得を試みようとしたが、あの子は、まともに会話すらできる状態ではなくなっていた。

身体をよくみると、痩せこけていた。


ただならぬ予感を感じた私は、これまでの惨劇が頭をよぎった。

私にとって、この子は生きているだけで十分だった。。。

私は、迷うことなく、この逆境を受け入れた。


やることは、まず、学校に電話することで

何か息子の事情がわかるかもしれない。まず、解決も何もそこからだ。

だが、何一つ原因はわからなかった。

あの子は、おとなしい方であるが、成績も申し分はなく、

友人もいて、普通の生徒であること、

生徒たちに聞いても理由が全くわからないとのこと、、

私は、愕然とした。

要するに、学校に、頼っても何も解決しそうにないということだ。


このまま学校に行かせても何にもならないということだ。

人には任せられない。

私がこの子を守らなければならない。

私はそう誓った。


000000000


だけど、私は間違っていたのだろうか?

あの子の寄行と暴力性を目の当たりにして、また、自分に疑問を感じていた。

しかし、私は、今この現状に対して、身体がとっさに反応していた。


ーーーーーーーーー











「畜生!」

「畜生!」

「畜生!」

「畜生!」

「畜生!」

「畜生!」




私は、母の静止を、強引に跳ね除けてしまった。

母は、体勢を崩し、家具の角に頭をぶつけてしまった。

私が、気がついたときには、母は、ぐったりして動かなかった。

こんなこと、したくなかった。

どうしてこんなことになってしまったのか、、

私が、弱い人間だったからだろうか。。


こんな自分は生きていちゃいけない。

そう思った私はとっさに、包丁を取りに向かっていた。



ーーーーーーーーーーーーーーー


母は、とても教育熱心な人だった。

ただ、今思えば、少し度が過ぎたと言える。

幼稚園から帰ると、いつも「お勉強」が始まった・

終わるまで遊ぶことは許されない。

勉強ができれば、誉めてくれる。そのことは、とても嬉しかった・


けれど常識の範囲内での束縛とは言えなかった。

問題が解けないとき、母は、とても怖かった。

今じゃとても想像できないことだが、

鬼のような形相で、鉛筆をノートに叩く

恐怖におののき泣く毎日だったが、泣いても終わることの無い勉強の日々だった。


そのころの私は、習い事として水泳もやらされていた。

初めは楽しかったのかもしれないが、水泳教室は、遊ぶところではないのもの。だった。

できなければ、叱られる。できるまで、やらされる。成長しなければ悪い事の様に扱われた。


今思えば、物凄く可愛そうな子である

母のスパルタぶりは、相変わらずで、小学3年まで続いた。


そのころ母は、持病が悪化し、勉強を教えるどころではなくなっていた。



今、現在、母は、毎日泣かした事をとても後悔しているようだけど、

でも、このスパルタのおかげで、成績はずっとトップクラスで、皆にもチヤホヤされた。

だから私自身は、間違っていたとは思ってなかった。


私の心が大きく変化したのは、詳しくは分からない。

元々、性根が学校嫌いから、始まるのかもしれない。


物心ついたときから、幼稚園に行くときも駄々をこねていた。

小学校のときもそうだ。最初は、刺激的だから、続いたのかもしれないが、

1、2年と、立つうちに、少しずつ、ズル休みをしたいと思うようになった。

その気持ちも時間とともに、より強くなっていった。


ある日、嘘をついて休んだのが母にばれて、家の手伝いをやらされた。


そのうち、母に、ズル休みを、疑われるようになり、休むなら、自分で手続するように、

あしらわれたこともあった。


その頃の私はダダのこね方もエスカレートしていて、母も諦めていたのかもしれない。

定期的にズル休みをした。



学校を休んで何をしていたかというと、

テレビでNHKの教育テレビを見ることだった。


他の番組とちがって、独特のものがあって何故か引き付けられた。

病弱だった幼児の時から、1日中みていたし、落ちついた。子守唄のようなものである。

過去の放送もビデオテープに録画して繰り返し何度も見ていた。


学校で嫌なことがあったのか考えてみるけど、無いことのほうが多かった。


1年中イジメっぽいものをされたこともあるけど、

負けず嫌いだったし、イジメ相手もちょっと普通とは違っていていたんだ。、


相手は不良だったけど、一切の暴力はしてこなかった。

相手は体格が小さいから、争いは怖がっていたのかもしれない。

いじめっ子は、靴をかくしたり、椅子、を隠したり、悪口を言いふらしたりしてきた。


クラスで自分一人が目立っていることに、妙に恥ずかしさと、情けなさを感じていた。

プライドが傷ついたというべきなのか。。。


1度、あまりに腹が立って殴ったこともあったが、

これだと、ケンカ両成敗ということで、先生に叱られるだけだった。


先生は、今度、何かされたなら私に言いなさいといった。


いじめっ子は、殴られることを理解したはずなのに、懲りてなかった。


うんざりした。しかも、虐めっ子とは偶然、同じ班になってしまった。


先生の言うことを信じてみた。

毎日、ことあるごとに、先生に報告した。

そのお陰で次第に、いじめが無くなっていった。

そこまでは良かった。

けれど、先生にいじめっ子たちが怒られるのを見ることに、妙な快感を覚えてしまった。

元々素行の悪い、不良な、いじめっ子だから、掃除はしない。授業中うるさい。他の生徒を苛める。


素行の悪さについて、その度に先生に報告した。

けれど、素行の悪さが変ることはなく、終わることない、報告が続いた。


先生は無力だった。


気付くと、チクリ魔というあだ名が、不良たちの間でつけられていた。


今度は、先生がウンザリしたのか、

「貴方は良く気がつく子だから、今度は、あの子達のことは、暖かい目で見守ってくれ」と、・・・

子供だったから、その言葉の全く意味が分からなかった。


いずれにせよ、もう、先生にチクル快感は得られなくなっていたし、嫌がらせを受けるだけだったので、

チクルことも止めた。


学年が変り、先生が変った。

いじめっ子とも、クラスが変った。


僕は、その頃、調子に乗ってしまった。

チクル快感がわすれられずに、だれかれ構わず、素行の悪い人をチクルようになった。


暴力的な不良に、ボコボコされてしまった。

僕はケンカを知らなかった。


その不良は、ケンカ慣れしていて、まずは、左目をつぶしてきた。

何も見えなくなった。、何度も何度も左目のみを殴ってきた。

繰り返される、目だけの、攻撃に、失明の恐怖を覚えた。


もはや、左目の感覚はなかった。痛みも感じなかった・


僕は、恐ろしさに、どうすることもできなかった。

やり返したが、まったく攻撃があたらない。


運良く、クラスの皆が助けに入ることで、灘を逃れたみたいだけど、

気付いた時には、泣いていて、皆の顔を見ないようにした。


男として皆の前で、負けるというのは、とても悔しかった。

男として下だと皆に知らしめているようで、恥ずかしかった。

その時の僕は、とにかく、立ち直れなかった。


それからと言うもの、ごく親しい人間を除いて

人の視線が気になって仕方なくなっていた気がする。


その後、僕は、名門の進学系高校に入学する。

僕は、ここで新たな友達を作ろうと、はりきった。

中学時代は、知り合いがたくさんいたけれど、人の視線が気なる感じで、上手く言葉が

話せなかった。

だから積極的に、話しかけた。

そうして直ぐに友達ができた。うれしかった。


けれど、それは、長続きしなかった。

僕は、ある日、風邪をこじらせ、休んだ。。

3日休んだ結果、その親しくなったであろう友達に、溝を感じた。


その友達には、新しい友達が出来た。

そは良いことであるが、3人で会話すると、僕だけ、全く話題があわなかった。

寂しいと感じるのは普通かもしれないが、僕の感覚では

悔しい、という感覚もあった。


「蔑ろにされている気がした」



人間関係では、良くあることだったから、納得しようと思った・・・


けれど、その友達は、僕と二人で居る時よりも、

その友達同士で居るほうが、明らかに幸せそうに見えたから


一緒にいると、悔しい思いをするだけだから


だから僕は、一から、別の友達を作ろうと思った。。

けれど、僕にはその友達しか、いなかったし、周りを見渡せば、既に、仲良しのグループやカップルができあがっていた。

僕は、その輪に入ることができなかった。


「必要とされていないから、今こうして一人なんだから」

とはいえ、当時の僕は、その様な自覚はなかった。蔑ろにされてるとか、悔しい気持ちも

「寂しい」という思いの方が強くて、隠れて認識できないでいた。


だから、僕は、諦めずに、あがいた。

今日こそ、だれかに、話しかけようと、行動をした。


でも、どうしても、勇気が出せ得ない。会話の一戸が出せない

どうしてこんなに、物事を深く考えてしまうのか、マイナスに考えてしまうのか、自問自答ばかりした。



どうしても、自分から近寄って、心を開くというのは、

プライドが許さない。


まるで、群れを作らないと生きていけない弱い人間である、気がしたのかもしれない。

実際、クラスでも1人で平気そうなやつもいた。

そういう一匹狼は、一人でもなんともないし、きっと自分だって、何ともないはずだ。


とりあえず、出席日数さえ稼いで、いい大学に入って就職さえすればいい。

僕は、そのように考えて日々を過ごすようになっていた。



けれど学校は楽しくない。特に休み時間が辛い、、人の会話の騒音が、雑音として聞こえなかった。

楽しそうなグループの雰囲気をみてしまうと

自分だけが取り残されたような孤独感を得た。


クラスにいると、孤独を感じて、人として情けない自分を感じる。

それが地獄だと当時の僕は認識していた。


弁当は、一人で食で食べる。それが地獄の様に虚しいとは知らなかった。

味も感じる事など、できずに、呑みむのに、苦痛を感じた。


便所弁当という、便所で食ったりすれば良かったのかもしれないが、

その発想は当時の僕には無かった。似た境遇の存在が近くに居なかったから。

教室から出る事自体、負けを認めてる様で、逃げてるようでカッコ悪くて、我慢しかできなかった。



僕は、孤独感を埋めるために、休み時間は、将来へ向けての勉強をすることにした。

その方が、あれこれ考えるより楽だったから・・・


勉強をしたお陰で、学力に余裕ができた。

僕は、ズルして休んでも、成績に影響はないと考え、休みはじめた。

少しくらい、休んで進路に響くことは、ないと、想定したからだ。


僕は、休んで、やりたかった、ゲームで遊んだ。

僕は、その生活が病みつきになった。


僕には、ごく親しい友達が一人いた。

高校が違っていても、一緒に居ることは、多く。

楽しくない学校のストレスを発散するように、よく遊びに行った。


彼と、いつものように、雑談していると、彼女ができたことを報告された。


僕は、驚いた。。彼はもともと、自分の容姿にコンプレックスを持っていて、

とうてい、そんなのとは、縁遠いと思っていたからだ


僕達は、少なくとも世間一般的なオタクみたいなもので、

ゲームばっかりやっていたから、人付き合いとかは、苦手だ。


僕は、どうして彼女ができたのか、聞いてみた・・・


バイト先で知り合ったと言うのだ。

彼女についても驚いたが、バイトも僕にとっては、驚きだった。


バイトは想像もつかない。。

このまま、高校を卒業して大学卒業して、就職というコースを決めていたから、

バイトと言うものに対して、全く考えたことがなかった。


彼は、稼いで、いろいろ買いたいのだといったが、

それ自体も、お小遣い制度のない、僕にとっては、よくわからなかった。

僕は、基本、欲しいものがあれば、親に相談して買ってもらう、というスタイルだった。。


聞けば、接客業をしているらしく、

はきはきと、しゃべることもあるそうだ。


学生なのに、社会と関わっているようで、妙にカッコ良く思えた。


自分より充実しているようで、うらやましい。。


僕だったら、はきはきと、人前で喋るのは、緊張することで、怖いことだった。


それをやってのけている彼について

自分に対して悔しいと感じた。


彼女の話は、聞いてみたが、面白くなかった、。

のろけ話を聞いていて、楽しくないものだと、僕は、初めて知った。


よくよく話を聞いてみると、彼氏以上、恋人未満なんだそう。

良く意味がわからなかったので、深く聞いてみると、

彼女は前に付き合っていた男と、別れたくても、別れる事ができないでいるそうで


彼が、彼女の相談に乗る形で、二人は、好き会う中になったそうだ。


前の男というのが、暴力的な男で、ちゃんと付き合う為には、そいつに交際宣言しなければ、

ならないらしくて、、彼はとても怖がっていた。


僕は、なぜか、ほっとした。

人の不幸は蜜の味ということか。我ながら情けない・・・



彼に、僕の事を少し話した。

僕の学校生活は友達はいないが、その事は話さなかった。


進学系の学校なだけに勉強のスピードが早くて、大変であるということだけ伝えた。


彼は、羨ましがっていた。

進学系の学校なら、不良が居ないので絡まれないこと。成績が良い事をうらやましがられた。


しかし、逆に言えば、成績を取ったら、コンプレックス以外何も残らない。



その後も、ちょくちょく、彼の元に遊びに行こうとしたのだが、

バイトや彼女等で、彼との都合は合わなくなっていた。



その後、学校では、イベントの体育祭をやることになった。

僕は、最初から体育祭には、出席する気はさらさらなかった。

と、いうのも、勉強時間がほとんど削られていて、学校に行く意味がないと思った。

僕は、迷わず休むプランを考えた。


ある程度顔出し、ある程度、手伝うことを考えた。

僕は、与えられた役割の体育祭り準備をしていた。

僕のノルマを達成し、家に帰ろうとしたところ。。


世話好きそうな、おせっかい女に説教された。

彼女は、事情があり、学校を小中学と、いけなかったせいもあり、

学校行事のイベントに力を燃やしていた。

みんなでやれることに対して、とても幸せそうなのである・


しつこい女だった。

僕は、彼女の気持を知りながらも、突っぱねだ。


内心僕にとってはどうでもいいことだ。


友達はいないし、楽しくないし、充実笑顔で幸せそうで妙に腹が立った。


そもそも、僕にとってイベントはろくな思い出がない。


特に体育関連ならなおさら、参加する気などなかった。


小学生の頃のサッカーで、キーパーをやった時のことだ。

絶対に取れると思われる簡単なボール。

ボールは、ゴールには、向かっていない・・・


僕は、そのボールを取ろうとして、失敗した。

ボールの軌道は、極端に変り、オウンゴールとなってしまった。


周りから、やじが、とばされたのは、覚えてるし、

クラスメイトが慰めてくれたの覚えている。

けれども、僕は、失敗から立ち直れない。



あの時と同じである。人前でケンカに負けてしまう絶望。

人としての自身喪失。マイナスの感情が連鎖して沸きあがってる、

どうにもならない。自分自身の能力自体に信用がもてない。

どんな簡単に思えることでも自分の期待度を裏切られる恐怖。

それは、その後の人生でもついて回るのだ。


小学六年の運動会。

大勢で作る、ピラミッド

僕は、大きかったから、土台できまりだった。

案の定、土台は崩れていしまい、骨折者を出した。

土台は、耐えられない痛みだったし。皆も苦しそうであった。

僕一人の失敗かどうかは、確信はないけれど

責任を感じずにはいられない。

なぜなら、僕は失敗するから・・・


中学の運動会

なぜ、学校側は、こんな競技を出し物にしたのはわからない。

人の背中の上を、人に歩かせるという、訳のわからない競技だ。

僕は、偶然にも、親友が上を歩く際のサポート役になった。

補助役みたいなもので,落ちたら何とかして助けないと行けない。

僕は嫌な予感がしていた。

だけど、今回はさほど高くないし、先生も簡単であると、言う。


結果は最悪。親友は骨折した。

予感しておきながら防げないという結末。

親友の彼は、笑顔で許してくれたが、僕の中では、過去の自分に対する失望の連鎖反応が起きた。


だから、僕は、体育系のイベントにはででない。

不幸になる可能性しか見出せない。


僕は、イベントを休んだ。

練習から全て・・・


イベント終了後に、ある女子に、フレンドリーに言われた。

「体育祭どうしたん?やっぱり仮病?けど、こういうイベント休んだりしたら、

 クラスで浮いちゃうから気をつけなよ^^」


彼女は、僕のことを心配してくれていたのだろう。


僕には、その言葉は既にクラスで浮いている存在である事を認識するキッカケにしかならない。


孤立してるから、彼女は、僕に気がついた。。

他人からは僕は、孤立していて、情けをかけられる存在。

弱い自分を必死で隠そうとしている自分に、嫌気がさした。。

男としてのプライド、失望の連鎖反応が加速した。


この頃から成績は、少しづつ下がっていった。

成績は上位をキープしていたものの。

勉強が、理解できているという、感覚がなかった。

というより、教科書の意味がわからなかった。

訳がわからなかった。気がついたら勉強に付いて行けなくなっていた。

点は取れるのに、勉強がわからないという矛盾


いろいろ調べると、どうやら、国語と英語がボロボロだったようだ、。

僕にとっては答え合わせが難しい科目だ。


実際、人間の感情を文章から読み取ったりする作業は、

答えは一つでも、書き方によって、幾千通り可能性がある。

例えば、文字数制限がないまま、登場人物の気持を書け

という問いだと。仮に文字数30で書くと、

ひらがな50音の組み合わせだけで・・・


もし、答え合わせをしても文章の意味が全く分からないというのなら、改善するのは、

並大抵ではない。

僕は、中学レベルまで、教科書を落としてみたが、全く、問題の文章が理解できない。


僕はもともと、国語は苦手だったのだが、今まで、それがどの程度苦手だったのか気がつかなかった・・


いつも、漢字や英単語をシンプルに答える問題のみで、点を稼いできただけだった。


僕は、当時、文章の50文字以上で成り立った物語を理解する力が全くなかった。

【登場人物の気持ちになる】、という行為自体を発見できなかったのだ。


僕は、大人になるまで、この理由にさえ、気がつかなかった。

なぜなら、参考書や、実用的意味をなした文章は、理解できたからだ。。

経済学も不自由はなかった。


そうとは知らず。

僕は、まき返しの勉強を続けた。

1日を大半を使っても、全く分からない。成績が伸びない。

僕は、失望の連鎖反応を繰り返し、疲れ果てていくのだった。


誰かに相談すると言うのも、思いつかない。

恥ずかしいことと認識していた。


ホームルームの時間も勉強をしていて、先生に叱られる。

勉強の合間はともかく


休憩時間は、生徒の楽しい笑い声響いてくる。

思えば皆、僕より成績は低い。僕だけが必死こいて頑張っている。

僕から勉強を以外を取ったら、何も残らないから

仕方がない。

頑張るしかない。


頑張れば頑張る程、空しさを実感する。学校に行けば空しいだけ。


僕は、学校を休もうとした。

けれど出席日数が足りなくてっていて、もう休むことは出来なかった。。


ある日、僕は、昔の友達に出会った。。。

その友達は、僕を虐めた、素行のわるい友達の話をしていた。

高校へは行かず、アルバイトを2つ掛け持ちして、すでに、親から自立していて

バイクを買う金を貯めているのだそう。


僕は、、その話をずっと考えていた。

ふと学校を辞めたいという感情がよぎった。

なぜだかわからないが。。その彼が自由に思えたのかもしれない。


けれど、決断はできない。

何より、両親に対して、申し訳無いと思う気持ちと。

今まで勉強で努力して積み上げたものを壊すのは、

どうしてもできなかった。


辞めたい、辞めたくない。

その2つの葛藤に脳内が侵食されて


次第に僕の感情は壊れていき、溢れ出した。。。


恐らく、余計な事を考えすぎて、脳の回転率が落ちで、

あらゆる事が上手くいかなくなった。

当時の自分はそれを自覚でき程、脳の構造には詳しくなかったから

感情を保てない、パニック障害の様になっていた。

ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー

結果的に僕は、学校を辞めた。

理由は、おそらく親も教師も知らない。

自分でさえ上手く説明できないのが、判っていた。


理解できてないから、

やめた事を納得できたワケでないから

とにかく、学校を逃げた事が恥ずかしくて

情けなかった。


親友にも、止めた事を打ち明けられなかった。。

親友は、勉強もバイトもがんばってるし、今の自分を見せるのは恥ずかしい


僕は、人目をさけるように過ごした。





自信を、完全に失っていた。

けれど、退屈はしなかった。

母は、僕を盛大にこき使ったから。


家事を手伝だわされていくうちに、。料理の腕も上達していった。

「いつでもお嫁さんに行けるね」と、母はギャグをかましてくれだ。

僕は、なんとなく、ここでなら生きて良いような気がした


今、思うと

母は少し変な人で。

僕が家事を任せ旅行にしばしば行くことがあった。

旅行から帰ると、土産話を聞かされるのだが、


ある日、前世を思い出したというのだ。


母は、エジプトの時代の女王ファラオの生まれ変わりで、僕が、ツタンカーメン。

なんだそうだ。


また、キリストの生まれ変わりで、一休の生まれ変われリだというのだ。


とんでもなく、おかしな、話だが、母は、真剣そのものであった。











しばらく平穏な日々が続いたある日、一冊の本に出会った。

その本は、社会の矛盾やお金について、の考え方が書いてあった。

父がくれた本だが、

その本には、最も合理的な職業は、

金持ち相手の商売が、葬儀関連か、ピンさロなんだそうだ。

世の中のお金のカラクリがいろんな角度から書かれていた。


父は、ここから、何を読みとって欲しいのかはわからなかった。

けれど、父がとても現実主義者であり

仕事につくなら、夢が無くても、安心できる仕事につけという意味だったのだろうか?


僕は、いろいろ想像した。

どの職業も、楽しそうなものではないが、真剣に考えた。

でもこの本の作者は、そういった職業を、読者に進めながらも、

作家としての仕事に誇りを持っていた。。

作家は誰からも不当な利益はとらないし、誰にも迷惑をかけない。

物書きという職種について、煌びやかに見えた。

 

作者自身が合理的に金儲けを考えるモデルになっていたから、その本に説得力が生まれていた。


その作者は僕がその本を手に取って直ぐに死んだ。









【後書き】


 その作者とは青木雄二の事です。

 後編に続く。


【リアクション】

0件


------------------------- エピソード14開始 -------------------------

【エピソードタイトル】

中編 3085文字


【前書き】

ほぼ実話


【本文】


ある日のこと、テレビで、特集をやっていた。

16歳の少年が、クローズアップされていた。

その少年は実在する人物で、名前をキャメロンジョンソン。「15歳のCEO:パソコン一つで運命を切り開く」の著者である。


4歳からビジネスをはじめ、9歳で起業、現在アメリカの屈指の名門校に通いながら

二つのインターネット企業を経営している。


僕よりも1つしか年上であるにもかかわらず、社会的な成功者である。


事業は、オンラインビジネス、主にインターネット利用した広告事業で、月商6000万円を達する。

彼がすごいのは、5歳の頃から、PCを覚えて12歳の頃に

オンラインで流行していた転売ビジネスで成功した。

ビニーベイビーという玩具をネットオークションで、まとめ買いして仕入れ、バラにして売る。


それで得たお金を元に、メール転送サービスを始めた。

メール転送サービスは成功し、それで得たオカネを投資、現在のインターネットが利用していると、お小遣いが貰えるという

プライズボックスドットコム企業を立ち上げた。それが月商6000万円を達した。


彼は、幼少のころから、ビジネスを手がけていて、ノウハウが身についたというのだ。

また、アメリカでは、授業に株式投資やマネー運用の科目もあるらしく、

僕とは別の次元に生きている人だった。


僕は、その話に、衝撃を受けた。

ビジネス・・・、特にオンラインビジネスは身分を超越して、どんな成功の道も開ける可能性を

感じたのである。

16歳の子供にできて、僕に出来ないはずがないと思った。


僕は、その日から、変わった。

図書館に通い一日1中、本を読んだ。自分に足りないものを捜し求めた。

パソコン書、インターネット、ビジネス関連書、心理学。経済書、新聞。

あらゆる。書物を読み漁った。

そして偶然にも、家にパソコンとインターネット環境があるという、幸運に恵まれた。


僕は、早速、ブライアンの真似をしてみたが、

そう都合良く、流行の流れに乗ることはできなかった。

僕が得る収益は微微たるもので、アルバイトなどの方が、はるかに稼げた。


ちょっとガッカリしていたとときに

父の声が、台所から聞こえた。


「あいつの将来、どうするんな? 好きにさせたら・・・。このままでいいとおもっているのか?

 あいつは、何もやる気はないんか?」、


母「何か一生懸命パソコンいじって勉強しているみたいよ?」


父「勉強?あいつがか?・・・どうせ、エッチなサイトでも見とるんだろう?」


母「男のだもの、そのくらいあたりまえよ。

  って、私も良く分からないの。。。教えてくれないから。。。

  けど、あの子、いろんなこと知ってて物知り博士みたいだったわよ?

  この前なんか、テレビで政治家の悪口を言ってたんだけど、

  こんな感じ?

  『このまま、ハケンインやアウドソージングのシステムがひろがれば、いずれ、とジョウ国とのキョーソが激化して、・・・・・・・・のが普通に起こるぞ。

シャインシャインで、大きな格差が生まれる。のに、ハッケンでいろんな事を学び将来に生かそう!等と、嘘をついて、ハケンを推進するというやりかたは、ハケンを飼い殺しにしてしまう

卑怯だ。って言っていたような』



なんて感じだったけど、僕のことを誉めているように聞こえた。

僕は、がぜんやる気を出した。

失敗した原因を徹底的に洗い出した。


15歳のCEOには成功するタイミングがそろっていたのだ。

日本でも、同業他社は参入していて、僕のよう素人が参入する隙間などハナから無かった。

市場の分析のし方が甘かっただけだ。


けれど、ビジネスプランは無限にあった。

転売以外にもPC技術そのものを売ったり、

サービス業など、

電話によるネット検索代行や


僕は、あきらめなかったが、どうしても一般レベルを超える結果は出せなかった。

努力すればするほど、見かえりが欲しくなったし、、

相応の収益プランのビジネスばかり考えていた。

希望と絶望を何度も繰り返し、時間だけが過ぎていった。。。


ある日、株式投資にかんするドラマ【ビッグマネー】が始まった。

株式の知識は、15歳のCEOの著書で、ある程度知っていた。

だが実際に、取引きしたことは、無かったので興味はあった。


15歳のCEOことキャメロンジョンソンは、株は、買ったら、永遠に持つものだと解釈していて、



ドラマでは、その固定観念をこわされた。

ドラマの中の登場人物は、日に何度も売買するでデイトレードをしていた。


デイトレーダーと呼ばれる人たちがいて、軽くサラリーマンの年収を超えていく。

しかもトレーダーだちの年齢は、10歳程度。

僕は、半ば信じられなかった。

こんなに努力しても、稼げない自分をはるかにしのぐ、彼らを

信用したくなかったのだ。


僕は、できるかできないか、証明したくなった。


本を大量に読み漁り、研究した。

だが、何度も挫折した。。

程なくして、ドラマの影響か、投資ブームが訪れた。

本屋には、あらゆる成功者の本が並べられ。

僕は何時間も立ち読みした。

その手法を、研究しては検証した

ネットを見て回ると、同じように成功者があらわれている。。

僕だけが取り残されている気がした。


そんな時

父の声が台所から聞こえた


「あいつは、だいじょうぶか」

「万が一は将来のは貴方の実家に持ち家もあるじゃない、農業もあるし、今は、あの子の好きにさせて起きましょうよ」



たしかに、僕には、いざと言う時のセーフティネットみたいなのが、ある。。でも、頼りたくない。成功して皆を見返してやりたい。

その時の、僕は、いったいなぜ、そこまで、執着するのか判らなかった。

虐めた奴らを見返したいとか、高校を不本意ながらドロップアウトして

同級生に引き離された分を取り戻したいとか、


失望の果てに失ってしまった自信をとりもどしたかったとか



いろいろあるけれど、


そもそも、研究で努力をしていて、見返りを求めてしまう感情がとめられない。

才能の無さを痛感しつつも

今していることを諦めて、他の歩む道を考えるとう発想は

時間と共に労力をつぎ込む程に無くなっていった・・・



「1日で、20億稼ぎました。資産は100億です」

そういってテレビに出てきた男は、BNFというトレーダーだった。

BNFは大学生の頃に160万円から株投資をはじめて、10年で100億までにした。

5%ルール報告等、大口売買の公的文書提出もしていて、

それが公文書偽証罪に問われない真のものであれば

BNFの売買手法さえ解き明かせば、億案長者になれる。


BNFは

僕が知っている成功者の中では、ケタ違いのトレーダーだった。

降臨やウリ坊、シヴァ、武者修行等、ブログサイトには億トレーダーが数多くいたものの、

100億の利益は異次元だった。



市場に対する分析のやりかたが根本的に間違っているのだと、

自覚せざる終えなかった。


僕はもうBNFの研究をはじめた。

だが、どうしても答えが分からない。

寝ても覚めても、市場の仕組みを考え、検証する日々が続いた。

部屋中にに、おびただしい株価のグラフをはりつけ

訳のわからない、計算を永遠とし続けた、


考え過ぎ、吐きそうになる。イライラがとまらない。胃がキリキリする。

気が変になりそうで、誰も居ない時、大声で叫んだこともあった。

夜も眠らず、株式市場を解き明かす事ばかり考えていた。。、

だんだん、自分が壊れているのに、気がつかなかった。


僕は、絶望の真っ只中にいた。

希望が打ち砕かれる日々に・・・


くやしい。くやしい。くやしい。

情けない。情けない・情けない・・

吐きそう、吐きそう、吐きそう。

消えたい 消えたい 消えたい。


7年近く努力して、何も成果が得られていない。

胸も張れない。

僕は、ベットの中で自己嫌悪に陥っていた。



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------------------------- エピソード15開始 -------------------------

【エピソードタイトル】

下巻  6465文字


【本文】



胃がキリキリする


毎日同じことばかり考える日々


気付いたら胃に穴が開いていた。

また祖母が危篤状態になり、葬式が重なり、

努力を中断しなくてはいけなくなった。


中断していると、これまでの徒労を思い出してしまい、

悔しくて、情けなくて、カッコ悪くて



胃の穴は広がり


救急車で運ばれた。




勝手に死んでゆく人は

死にぞこないで


頑張ってる人が

命を削る



親戚の関係者は涙ながらに訴えた。


「なぜ見舞いに来てくれない? 祖母はアレだけあなたを可愛がったのに」


なぜ僕の苦労が判らないのか?

なぜ僕の同情を引いて罪悪感をワザワザ植えつけるのか?


もしかして親戚は

僕を殺すつもりなのか?


勝手に死んでいく人

勝手に悪人に仕立て上げる人

全てが憎い


僕の苦しみ

痛み

誰も理解しない。


みんな

自分の事だけを

考えている


でも、違う

僕は家族の為に

家族を幸福に導く為に

頑張ってきた。


しかし

胃に穴が開くほど

頑張れたその本質は



家族を____



___からだ



だから勘違いだ。


誰も悪くない。


僕の努力が足らないだけ


今日頑張れば


明日報われるかもしれない。


諦めたらそこで終わる


諦めたら、本当に徒労になってしまう。


まだやれる


僕は負けない


胃の痛みは回復してきた。


だから大丈夫。


よし、頑張るぞ!


ーーーーーーーーーーーーーーーーーーー

ーーーーーーーーー

ーーーーー


4月27日

PCの時刻を見るとの9:00

いつもなら、父は、仕事に出かける時間である。


僕は、いつも父に怯えていた。

いつ、「仕事をしろ」と言われるかが、

不安で溜まらない。

何一つ成果があがらないことを実感させられる凶器の言葉、「仕事しろ」


全ての努力が無駄で終わってしまった真実を認めるのが怖い。


健康を失っただけの事実と向き合う空しさ


スネばかりかじる自分が情けなくて父に合わす顔が無かった

僕は、今日も布団のなかで、寝たふりをしていた。




突然心臓が高鳴った。

父親が、何か話しかけている


僕は、恐る恐る、布団にしがみついた。


その後何が起こったのか理解するのに、しばらく時間を要した。

突然のことで、頭が整理できなかった。

僕は、「捨てて来い!」と言われたゴミ袋を眺めていた。


次第に僕の中のゴミが、見えるようになってきた。


ただ、僕は、一番、否定されたくない相手に否定された。。。

ただ、僕は、一番、認めて欲しい相手に、認められなかった。

ただ、僕は、一番、嫌われたくない相手に嫌われてしまった。

ただ、僕は、一番、必要としていた相手が、僕を必要としていなかた。

ただ、僕は、一番、

ただ、僕は、一番、

ただ、僕は、一番


僕はもう、自分が消滅していくのを止められない・・・


「畜生畜生畜生。。。」」



僕は、何をしているのか、、、

部屋がグチャグチャになっている。

僕は何をしているのか。。

手がちまみれになっている。。

僕は何をしているのか。。。

母を泣かしている、、、



気がつくと、涙が垂らした母が、倒れていた。


僕はもうだめだ・・・。


――――自分が消滅する。。


僕は台所へかけていき

出刃包丁を取り出し、刃を強く握った。。

ごめんなさい。ごめんなさい。

僕は、この言葉を心の中で連呼した。


あなたにとって、一番大事な私が、あなたに手を上げてしまったこと

あなたにとって、一番大事な私を私自ら殺してしまうことを許して下さい・

あなたにとって、一番大事な私が親不孝であること

あなたにとって、一番大事なわたしが、不出来なことを




僕は、包丁を大きく振りかぶって、勢い良く力をこめた。

けれど、父が止めにはいり、もみ合いになった。

僕は、ゆずれない、

僕は、自分がいらない。

こんな惨めな自分は消えた方がいい。

消えなければいけない。


だから、負けられない。。。


そうして、もみ合ううちに、力が抜けて軽くなった。。。

僕の前には、包丁の刺し傷から出血している父の姿があった。。

父は、動かない、起きない。。起きてこない・・・


僕にとって、あなたは、何だったのでしょうか?

僕にとっえ、あなたは___


起きてこない父を母が見てしまう。。。

僕が殺したことが、母にわかってしまう。。。


あなたにとって、息子が、旦那を殺すことは、どう思いますか?

あなたにとって、息子が、旦那を殺したらどうなりますか?

あなたにとって、息子が、旦那を殺した後、生きていけますか?

あなたにとって、息子が、旦那を殺した後、死にたくないですか?


嫌だ嫌だ。

僕は心中でさびながらも

腕がとまらない自分をみていた。

母の身体を裂く刃。。

目をそむけても、目に飛び込んでる、顔

僕は一体なんなんだ?

何をしているんだ?

母さんが大好きだった。

大好きなのに。。。

嫌なのに腕は止まらない。


痛いという声が聞こえる気がする。

気がするだけで、何も聞こえない。

聞こえるのは僕の声だけ、痛いのは僕の手。・・・

もうすぐだから、もう直ぐだから。。。

楽になるから・・・




外は雨が降っていた。

僕と違って皆傘をさしている


まるで何事も無かったのように、歩いてる。

平和なやつらに、地獄を見せ付けるチャンスであると思った。


僕は、僕の人生をこの一撃で、償う。

僕は、声にならない声に全ての感情を乗せて、突き刺した。











清一はベットの上にいた。

清一は、パソコンの時計を見た。

カレンダーの日付は、4月27日、朝9時少し前


今日も清一は、布団の中で、父が会社に行くのを

待っていた。


清一の部屋に父親がいる

ドア越しに、父は喋った。

「清一起きてるか?」


清一は、返事をせず、寝たふりをしている。


父は、部屋を見渡していた。

部屋の入口は、ゴミ袋でふさがれていて、空気が閉じ込められていて

紙やら、テッシュが散乱して汗臭い異臭を放っている。


清一は、起きることなく布団に中





「ええ加減せよ」


「毎日毎日、ぐーたらして、、、

 このままで良いと思ってんか?

 いいかげんに仕事せい!」




「怖がって社会にでられん自分を情けないとを思わんのか?


「自分が変わろうとは思わんのか?


 お前と同世代の人らは、皆、社会に出てはたらいとるで、


 お前は、おちこぼれか?

 仕事せんノンやったら、家を出ていってもらうぞ。」



父は、言い終わり部屋の戸を閉め、会社に行く支度をしていた。


その間、清一は、思いつめた様子で、部屋を徘徊していた。


徘徊していたと思うと、突然、喉をかきむしり、何かを吐き出そうとすかのような、

仕草をして、


「あああああああああああ嗚呼嗚呼嗚呼嗚呼嗚呼あああああ嗚呼嗚呼嗚呼嗚呼嗚呼嗚呼嗚呼嗚呼嗚呼嗚呼嗚呼嗚呼嗚呼ああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああ嗚呼嗚呼嗚呼嗚呼嗚呼嗚呼嗚呼嗚呼嗚呼嗚呼嗚呼嗚呼嗚呼嗚呼嗚呼嗚呼嗚呼嗚呼嗚呼嗚呼嗚呼嗚呼嗚呼嗚呼嗚呼ああああああああああああああああああああああああああああ嗚呼嗚呼嗚呼嗚呼嗚呼嗚呼嗚呼嗚呼嗚呼嗚呼嗚呼嗚呼嗚呼嗚呼嗚呼嗚呼嗚呼嗚呼嗚呼嗚呼嗚呼嗚呼嗚呼嗚呼ああああああああああああああああああああああああ嗚呼嗚呼嗚呼嗚呼嗚呼嗚呼嗚呼嗚呼嗚呼嗚呼嗚呼嗚呼嗚呼嗚呼嗚呼嗚呼嗚呼嗚呼嗚呼嗚呼嗚呼嗚呼嗚呼嗚呼ああああああああああああああああああああああああ嗚呼嗚呼嗚呼嗚呼嗚呼嗚呼嗚呼嗚呼嗚呼嗚呼嗚呼嗚呼嗚呼嗚呼嗚呼嗚呼嗚呼嗚呼嗚呼嗚呼嗚呼嗚呼嗚呼嗚呼嗚呼嗚呼嗚呼嗚呼嗚呼嗚呼嗚呼ああ












奇声を上げた。



清一は椅子を投げつけて窓ガラスを割った



清一は、鬼の形相で、部屋を破壊する


ゴミ箱をけとばし、パソコンを殴る。。


窓ガラスが割れた音で、両親が駆け寄ってきた。


両親は、清一をみるなり、放心状態で動けない


清一の暴走はとまらず。。

物を壊していった。


清一の顔は相変わらず鬼の形相で納まる気配はなく、、


破壊された物の残骸で手を傷つけ、、血の色で手は染まり、




母は、泣きながら止めに入った。

「お願いやめて!」


その声に清一は反応せず、


母は、なおも止めようと、勝太を後ろから、抱きめようとしたが、


清一は、大きく身体をうねらせ、、


母は、清一の身体から振りほどかれて、近くにあった、タンスの角に頭をぶつけて

意識をうしなった。。








父は、妻を抱き起こし、必死で、呼びかけていた。


程なく、その事実に気づいた清一は、

暴走がとまった。


勝太は、静かになり、落ちつきを取り戻したかにみえた。

が、今度は、白目になり、喉を押さえ、まるで気道をふさがれたかのような、

鈍い獣のような声を発していた。

十秒程で、その奇妙な現象続いた。清一の目から涙がこぼれるのと同時に

終わりを告げた

清一は、台所に走り、。

出刃包丁を取り出し、すぐさま大きく振り上げた。


「うわああああああああああああああああ」


清一は、

振り上げていた包丁を、めいいいっぱい振り下ろした。


その時、父が、清一の自殺を止めにはいった。。

清一の懐に、一気に入り込み、


包丁を持った腕をわしづかみにして、力いっぱい

壁に叩きつけた。


ゴツン! ゴツン!



「辞めるんだ! 清一!」

父の大きな声が、家全体に響きわたる。


「ああああああああああああああああああああ嗚呼嗚呼嗚呼嗚呼嗚呼嗚呼嗚呼嗚呼嗚呼嗚呼嗚呼嗚呼嗚呼嗚呼嗚呼嗚呼嗚呼嗚呼嗚呼嗚呼嗚呼嗚呼嗚呼嗚呼嗚呼嗚呼嗚呼嗚呼嗚呼嗚呼ああ


父の声に反応するように、

声にならない奇声を発する清一。


取っ組み合いになり

テーブルの上に用意された朝食は散乱した。

散乱した食材を踏みつけながら、、、

二人は力一杯、争った。


ブスリ!



取っ組みあいの末、

父の腹部に包丁が刺った



出血があふれでる。



その場に倒れこんだ父


清一は、父に呼びかける。


倒れたまま、起きてこない。


散乱した食事の上に血が流れるのを清一は、見つめていた






その場に一時の静寂が流れた。


冷蔵庫稼動音しか聞こえない。

その冷蔵庫の稼動音も止まったとき


清一は、自身の部屋のタンスにそばに行った。。


母親の前まで行き足を止めた。。、


「ごめんごめんごめん。」




清一は母に最後の

会話をしていた。


話が終わると、清一は母に向けて、大きく包丁を振り上げた。


清一の顔は、悲しげで、苦痛にゆがんでいた。





「せいいいいいいいいいいいいいいいいいいいいいいちいいいいいいいいいいいいいいいいいいいいい


父は、残った全ての力を引き出し、声をあらげだ。


清一は、父の命が、まだあることを知った。

清一は

包丁の持ち方を逆手に変えて。幸せそうな、顔つきで、

力いっぱい自身のヘソへ、めがけて振り下ろした。


「グア」清一の顔を歪み、大量の血を吐き出した

父が駆け寄った時には、足の踏み場も無いほどに血が一面を覆っていた。





__________

_______

___

_





救急者のサイレンの音がマンション響く


3人を乗せた、救急者は、ほどなくてして、病院へととうちゃくした。


医者は、


母は軽傷父は、しばらく入院すれば回復することを告げた。















清一は、面会謝絶で、私達は医者の診断を待っていた。



待っている間。

父は、事件をずっと思い返していた。

兆発が事件の引き金になってしまった。

清一の考えを知る手間を省いて、先走った行動が全ての元凶だった。


父は悔やんでいた。悔やむしかできなかった。



________________

_________

_____




六時間前、病院。


「先生どうなんですか?

 あの子容態は?」

 



医者は、深刻な顔で説明をはじめた。


「腹部の刺し傷は問題ははありません。

 一ヶ月もあれば回復するでしょう


 問題は、こちらです。

 このレントゲンを見てください。

 

 詳しい検査を待ってみないと判断は難しいのですが、


 状態は、F5 末期の胃ガンです。

 がんの進行かなり進んでいて、全身に転移していると言っていいでしょう。。。


 治療法方は、まず、胃の全摘出になるでしょうが、

 抗がん剤や、薬剤療法で、ガンの進行のスピードを遅らせる以外に方法は

ありません。

 

 早くで、3ヶ月、長くて1年が余命ということです、


 告知ですがどうなさますか?

 息子さんは、成人ですから、、医者のわたしから、告知するという選択肢もありますが。」





_______________

____

__




私は、妻に頼まれ、あの子の部屋へ、服を取りに行った。


部屋に入り、私は驚いた。。


床に散乱していたゴミは、株や仕事の研究資料だった。


私がゴミ扱いした、そのゴミ袋の中も、あの子がこれまで7年


かけて、積み上げてきた、徒労の跡が垣間見える。


わたしは、あいつの苦しみを気づいてやれなかった。


いや、気がつこうと努力もしなかった。


ただ、甘やかされて育ち、自立心もなく、日々、楽をしていると思っていた。


いつか人様に迷惑をかけるだろうと、そして、一人寂しい将来が待っているだろうと


勝手に決めつけていた。


あいつが、影で、苦しんでいるいことにも、気がつかずに。。。


将来が不安なはずなのに、何ひとつ愚痴ることなく。。


あいつは努力をしていた。


私は、くやしい。もっと早く、このことに気づいていれば・・。。

あいつを追い詰めた原因は、私にある・・・











______________

___________

_____

__

親子3人、仲むつまじい姿がそこにはあった。

父は、すれ違った日々を取り戻すように、

自分の全てを語り。

清一は、幸せそうに、会話をする。

母の冗談を織り交ぜながら。。



「正直、病気で死ぬって言われてもあまりショックではなかったなあ。」

「ほら、もともと死のうとしてたし」

告知した後の清一は、ケロとしていた。。

告知を聞く前から、すでに、気づいていたかのようである。

親がどれほど、気をつかい、告知を切り出すのに苦労しているのも

全部、清一に、先読みされていた様だ。



「余命は近いの?」



「株とかマネーゲームって、普通の人生じゃありえ得ない速度で期待と絶望繰り返すんだ、5年くらいやってただけなのに、

50年は、長い時間を生きたような気がしてたんだ、。

 病気になってあたりまえかも。。」


清一は、はつらつと、話しているようで、

自分の苦労話を自慢するような話し方をしている、


「けれど株に手を出さない方がいいね。

 僕のように負けず嫌いな性分だと、同じ目にあうかもしれないからね。

 父さんも、母さんも、やっちゃ駄目だよ?」。


清一は、他にも、今まで、話すことは、なかった、学校のできごとも

私達に話してくれた。

そうすることが、清一にとって

死の運命を受け入れる準備だったのかもしれない。


5ヶ月を過ぎ、清一の元気も気力も無くなってきた。

痛みに耐える日々が酷くなっているようだ。

苦痛に歪む清一の顔を見るのは、とても耐えられなかった。

痛み止めの効き目も、小さくなっている


私達は、この試練を乗り越えられる自信はなかった。

日に日に衰弱しているあの子をみるのは、拷問でしかない。

苦しくて逃げたい気持ちだった。


そんなある日、

満月の夜



清一は、屋上に出たがった。

9月で、外は、それほど寒くなかったとはいえ体調を考えると

少し迷ったが、私達は清一を車椅子乗せ

屋上までつれていった。




夜空には、満月が力強く輝いていた。

3人はしばし、、眺めていた。まるで、月から力を貰っているように・・・

乗り越えるための力を・・・

しかし、やがて雲ガかがげり、満月がみえなくなった。


満月の光は遮断されたお陰で、星が、幾千も輝いていた。




「やべー!!感動した・・・


私達は、きょとんとした。


「すごいよ。1度は暗闇で空は絶望になったのに、

 良ーーーく見ると、星は一杯だ。まるで、絶望なんて、。最初から存在しなかったみたいだ。


清一は、そう言って目を輝かせて空を見つめていた。。


私達は、精一のその目の輝きに時間を忘れてしまっていた。



「高いところを見上げると首が、だるくなるよね」





私達が空を見ていない事に対しての不満を清一は感じ取っている。


少し汚い地べただったが気にせず寝転ぶことにした。


私達はあの子に、せがまれるように空を見る。


3人は、空と一体になっているような気分になった。




その時、流れ星が流れた・・・


「そういえば、流れ星って「大気圏に突入した隕石が、燃え尽きるんだよね。」



「でも、燃え尽きても、それは、確かにに存在していて

 何かを地球に運んだんだよね。」


「僕も、あれと同じで、死んだとしても、消えてしまうわけじゃないんだよね。

 かならず、僕のカケラが残っていて、自然の一部になるんだな。

 ある意味すごいな、この広い世界と、ひとつになるわけだから。。」



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------------------------- エピソード16開始 -------------------------

【エピソードタイトル】

著作権フリーの漫画『ブラックジャックによろしく』


【本文】

漫画ブラックジャックによろしく


は面白い。ドラマにもなったくらい。


作者は著作権を完全に放棄していて、無料で使えるようにしている。


異世界転生させたり、タイムスリップさせたり、

自作品に登場させるサブキャラにしたりできる。


堂々と二次創作ができるうえに、自作品オリジナルとしても発表できる訳だから、めんどうな手続きもいらない。


医者物語を書いてる作家は、なろうには少なそうだが、

テレビドラマにおいては

医者関連のストーリーは、一定の需要がある。


過去にファタジックな医者物語で流行ったのは『仁』くらいしかない。原作は漫画であり、まだ小説からはヒット作は生まれてないと思う。


小説でファタジックな医者物語を書くとプレイクする可能性は高いのではないか?





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------------------------- エピソード17開始 -------------------------

【エピソードタイトル】

情景描写に関しては不要か?


【本文】

あえて文字から想像した方が、リアリティある世界を妄想できるのかもしれないが…


いわゆる、ネットのフリー素材を小説にくっつける。


ダンジョン、城、森、宇宙etc……


宇宙に関してはNASAが撮影した写真を著作権フリーで公開している。


なろうだと、みてみんに登録した画像でないと、小説の中で使えないので、ブログでやるより手間があるが……


文学作品は、難解な情景描写が多いから、あえて画像で描写して欲しいところ


私も小説に合う画像を探してる。だがイメージに合う写真は、簡単には見つからない。








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------------------------- エピソード18開始 -------------------------

【エピソードタイトル】

トラック運ちゃん異世界転生


【本文】

やあ、みんな、俺のこと、わかるかい?

わかるわけないよね?、 だって俺たち初対面だもの


俺はね、占い師に言われたんだよ


「トラックで轢き殺した相手は来世に、幸せな世界に転生できる」


来世、幸せな世界に転生できるなら、俺だって転生したい。


だけど、一人で逝くのは怖いから、まず何人か轢いてみて、その後俺もトラックに飛び込んだんだ。

で、今この世界にいる訳で…



「この世界においての俺はね、7歳です。前世は地球という星にいました!名前は寺井でした。こっちの世界でも、寺井って呼んでね? 俺は、この世界に転生したくて、トラックで3人殺してきました。みんな、よろしく」


「はい! よく挨拶できました。これで皆さん自己紹介終わりましたね? はい、1時間目の授業を…」



寺井に殺された被害者A

「おま! 寺井! ふざけんナこのやろ! 良くもあの時、轢き殺してくれたな!」


寺井に殺された被害者B

「まさかのの変態通り魔の正体が貴様だったとは、気まぐれに付き合わされた俺の恨みは大きいぞ! くらえ! 破壊の魔法!ドラスティクスバイオレンス!!」


ピロピロピロ

プルプルプル


「辞めなさい! こじろう君」


先生は、こじろうの魔法を打ち消した。




この世界の住人は魔法が使えて前世の記憶が当たり前にある。通称「死後にある世界(デッドワールド)」特別な死に方をした者だけがたどり着く事ができる。


寺井とその被害者たち3人は、魔法学校の生徒である。入学式を終えて教室で自己紹介していた。



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------------------------- エピソード19開始 -------------------------

【エピソードタイトル】

ゾンビ


【本文】

主人公はゾンビが蔓延る町にいる。迫り来るゾンビから逃げ、対処していると、政府が滅菌作業と称して、人もろとも虐殺をし始める。

ウイルス感染の疑いありな街の住人達をマシンガンで追い掛けてくる軍隊。


主人公はそんな中で撃たれても死なかった。ゾンビウイルスが都合良く定着して、ちょっとやそっとの怪我では死なない体質になっていた。

軍はマシンガンを超える武器「ロケットランチャー」を導入して、生き残った超人類を抹殺しようとする。


生き残った人々(超人類らも含めて)は街から脱出しそびれ、ロケットランチにて、ことごとく、灰になっていく。主人公の大切な彼女「警察官」も目の前で灰にされてしまう。


生きる望みを失って放心している隙に、軍人に殺られそうになる。ところをある人が手を引っ張り助けてくる。

ある人は彼女のそっくりさんで双子だった。


双子は煙幕(車に備え付けられている非常用発煙灯)を軍人に投げつけ、危機を脱出する。


デパ地下に逃げ込むと、多くの避難者がいた。グズグズしてたらデパ地下にも軍隊が乗り込んでくる。いずにせよ、絶望的な状況で、


避難者の中には軍人もいた。殲滅作戦中にゾンビウイルスが都合良く定着した者「意識が正常な者」を殺すのを躊躇している間に、正常でないゾンビに噛まれてしまい。

こっち側の人間になっていた。


唯一武器を持つ存在として、住人からは頼られる存在になったものの、ゾンビウイルスが定着せずに、ゾンビになりそう。、意識を錯乱し始めた。


様子がオカシイ事に気付いたときには、既に遅かった。

ゾンビになりきる前に、任務を遂行し、デパ地下に避難していた人々を虐殺し始める。


主人公は血まみれになりながらも、何とか武器を奪う事に成功する。



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------------------------- エピソード20開始 -------------------------

【エピソードタイトル】

テレビ


【本文】

テレビの中に吸い込まれる話について、似たような話は既にありゲームやアニメにもなっている。


しかし、ドラマ性が無く、映像作品的にはドジったと言える。(タイトル ペルソナ4)

また小説作品でもブレイクはしてない。


異世界転移ジャンルとしては、テレビの世界に吸い込まれる話も似たようなジャンルとして小説的には扱い易いのではないだろうか。


テレビの世界が剣や魔法な世界の場合でないパターンで


たとえば、もう一つ複製地球(パラレルワールド)に転移する話なら、

芸能人キャラを使ったドラマ展開、役者の配役を予め想定したシナリオを作れる。

日本にある材料で物語を作れば、メディアミクス展開も、やりやすいと思う


ゲームのペルソナ4はテレビに吸い込まれるストーリーをホラーとして演出していた。ホラー感とそのミステリーを解くために、ゲームを進行させていくのがウリだったと思われる。


純粋に物語だけを読み進める小説においては、パラレルワールドど本来の地球を行き来しながら、登場キャラを問題(悩み)を解決したり、パラレルワールドができてしまった謎に迫る話が有り得そう。


殺人鬼がパラレルワールドで悪さをして、テレビを使って逃げてくる。そんな話も作れそう。その逆もアリ。










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------------------------- エピソード21開始 -------------------------

【エピソードタイトル】

漫画や映像作品で、つまらなかった作品


【本文】

上手く説明しにくいが

映像作品で、つまらないシーンについて、小説的な文字列にしたら、案外面白かったりする。


視覚的に問題があっても、文字列的に問題のない作品は、

脚本的に面白そうに見えて映像化されるのかもれない。


もし、そんな感じの作品が小説にはなってないとしたら

アレンジのやりがいがあるかも?


最近見たつまらなかった映画は【シャクトパスVSプテラクーダ】


シャクトパスはタコ足のサメ

水爆実験の放射線やらで突然変異で生まれたタコ足サメ

陸を歩けて人を襲う


プテラクーダはバイオテクノロジーで科学的に生み出された恐竜で、実験室を飛び出して人を襲う。


映画では主人公がプテラの囮になり、タコ足サメに近づけさせて争わせる展開で、主人公はあれこれ画策するんだけど、やってることが地味なので絵にならない。しかし、小説な視点にすると面白くなる


他には

一部に評価されてたけど、最近見たつまらなかった映画は【シャークネード】


天変地異で竜巻が大量発生するが、なぜか竜巻の中にはサメがいる。竜巻での被害よりもサメが生きたまま空を飛んでくるその被害の方が甚大というカオスストーリー

主人公はサメから家族を守るため、避難したり戦ったりする。

このストーリーも主人公はあれこれ画策するだけど、

何をやっても、空飛ぶサメにインパクトで負けてて絵にならない。チェーンソーでサメをぶった斬ったりするが、だからといって、サメは無尽蔵に襲ってくるのでキリがない。




漫画はツマラナイのを無理して読んだ経験がないのでサンプルを出しにくいのだけど、映像の仕組みと共通しているかなと。


しかし、長編に耐えうる文字列が作れるかどうは不明。

これまで紹介した短編も、作者自身、行きずまって希望なしと判断して投げ出した様なものだから。








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------------------------- エピソード22開始 -------------------------

【エピソードタイトル】

もしや? ツマラナイ小説を映像化したら面白い?


【本文】

前回の話の流れを引き継ぐに、

ツマラナイ映像を、文字にしたら面白い。ならその反対にツマラナイ小説を映像化したら面白いかもしれない。


もしやと思って不人気な自作小説(自分でも納得がいかないクオリティ)の小説を映像ベースでイメージしてみたら、案外悪くないものだと気付いた。


偶然かもしれないので、法則の断言はできない。


これを読んでるあなたはどうだろうか? つまらなくて没にした作品が、実は絵的にイメージしたら、イケてる作品に見えたという事はあるだろうか?


小説ではなく、ジャンルとしては映像台本になるだろうが、

巷には映像台本的な文体の小説が多くあったりする。

私的にそういった小説はテンポが遅くて好まないが…

読者がそれを好みと解釈する傾向があるとすれば


映像台本的に書き出していくのも、有りかもしれない。

漫画的な台本イメージでも有りかもしれない。




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------------------------- エピソード23開始 -------------------------

【エピソードタイトル】

ツマラナイ短編


【前書き】

前回のエッセイを参考に、作者はあえてツマラナイ小説を投稿してみる。絵で物語をイメージする。案外面白いのかもしれない。 

作者が没にする作品が読者受けするなんて法則あったりして・・・


【本文】

イエスが6歳の頃、病気で父親が死んだ。

それまでの治療で借金があった。

その際母は、借金取りに

「うへへ~その肉体をよこせば借金を無かったことに・・・」

等と要求され

「イや~~~」と拒み

住む家を売って返済した。

そしてホームレスになりました。


母はイエスの手を引いて街を転々して物乞い生活を始めた。。

人手が必要とされる場所を見つけては、手伝い食べ物を分けて貰うという生活だ。


イエス9歳の時、母は別々に生きようと提案した。

2人より一人の方が物乞いされる側の負担が軽いからか、それとも手伝いにありつける確率が高いと判断したのだろうか。

いずれにせよ、母とイエスは別れて生きる事となった。


それから十数年後

イエスは偉くなっていた。

旅行く先々で人々の色んなもの見聞きした経験が役立ったのだ。。


地方ごとの人の話題を沢山知る。

薬草にも詳しくなったり、サバイバルノウハウを身にする。

いつのまにか、便利屋的で癒しマスコットキャラで何でもイエスと言ってこなす様になった。

人々からしたわれて、中には政治家も彼を慕い彼に支援する事でうまい具合に人々の人気に乗っかった。


一方その頃、母は

慰み物に・・・


そんなある日、イエスは母と再会した。

これが聖母マリアね。

イエスにとっては、頑張って裕福になれば母ともう一度暮らせるから、それだけを夢見て頑張ってた。


だが、もう直ぐイエスは貼り付けの刑だ。

政治の分野に足を踏み入れ様としていると勘違いした独裁者型の政治家は影でゴロツキを雇い、イエスを殺そうする。

けど、単にイエスだけを狙えば利害関係から、真っ先に政治家が犯人と判る。

なので捜査の目を撹乱するために、キリスト教崇拝の全ての人間を弾圧した。

決してキリスト個人のみを狙わない様な演出をしたのだ。


その政治家の正体は、冒頭の借金取りだった。

肉体を拒まれた男の恨みは大きい。

逆恨みにイエスを亡き者にしたい気分が満々だ。


そんなこんなでイエスは捕まった。

貼り付けだ。ここにコピーアンドペーストしてやるぜ!

寒いぜ! ギャグじゃないよ。死ぬのが12月24日だから寒いのね。


そして肉体を拒まれた男は、イエスを助けにマリアが来てくれるのを期待してた。


だが、情報伝達の仕組みの無いこの時代。

まさか、イエスが貼り付けにされてるなんて、マリアは思いもよらない。

忙しく人々を笑顔にして地方を回りをしているのと思い込んでた。


反面、イエスは期待してた。

母さえ助けにきてくれれば助かったんじゃないかなと・・・

だから、死ぬ前に、「やっぱり俺捨てられたのかな?」

と発言した。

母と別れたのは9歳ですから、自分は重荷で捨てれらた勘違した。

親に捨てられたトラウマは大人になっても治らないのが当然です。


イエスファンはその言葉を「ああ、なぜ神は見捨てになさったのか・・・」

と、勘違いしました。


そして、そもそもイエスは神なんぞ信じてません。

神が居るなら父親を病から救ってくれた筈ですので・・・


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------------------------- エピソード24開始 -------------------------

【エピソードタイトル】

つまらない小説2


【本文】

私はあの時、処刑されるべきではなかった。

未来が私の想像を遥かに遂げて進歩しているとは思いもよらなかった。

信者の皆さんゴメンナサイ。

私は、浅はかでしてた。、

できるなら私の人生を最初からやり直し、「神」という存在を消し去り、未来に対する夢と希望を与えさせてください。


今日は、私、イエスキリストが、皆さんに黙っていた秘密を教えたいと思います。


実は・・・・・・・私は、神を信じておりません。

信者には、申し訳ないですけれど、本当なんです。


私は、神を作った理由は

死を受け入れなればならなくなった病人に対して、メンタルケアの為に作ったのです。

私は、幼少の頃に親を病気で亡くしました。

親の死に際の苦痛の表情が忘れられなくて、私は、医者になることを決意しました。

けれど、医者になっても、患者の苦痛が無くなることはありませんでした。


私は、毎日のように、人々の悲劇の死を見つめて、「どうにかできないのか?避けられないのか?」

と、ずっと、悩んで生きてきました。

そんなある日、一人の患者が神に祈りを捧げて、死を受け入れようとしている者が居ました・

その患者は、泣き言を言わずに死を迎えました。

私は、驚きました。神を信じる力が、これほどまでに患者に安堵もたらすことができるとは・・・


その時、私は、神を作り出した。

私の独自の神は、神と悪の2つ神が存在していた。

神が人間に試練を与え、最後には幸せへと導いてくれる・・・

そんなことを書き連ねた書物(聖書)を作って、患者に配りました。


私の目論見は成功して、患者たちの悲劇を少しだけ、見なくて良くなりました。


長い年月をかけて、聖書は広まった。


だけど、私の書いた聖書が原因で、本当の悪魔が生まれてしまった。


金持ち、権力者、達だった・


彼らは、聖書を信じる者を好ましく思わなかった。

聖書を信じたものを奴隷にしたり、金儲けに利用できなかったからだ。


当時、聖書は、信者にとって、死を受け入れるだけのものでは無くなっていた。

神が全ての世界を創造し、神のお陰で、衣、食、住が成り立つと信じていた。

信者たちは、小さな幸せで満足し、農耕を行い。つつましい生活をしていた。

だが同時に信念のような強い意思が生まれてしまい。権力者と対立するようになった。


権力者、金持ちは、奴隷を調達したいのだが、それが出来なくなった。

信者たちは、権力者に断固立ち向かう姿勢をとり続けた・・・

それが、原因で、キリスト教の弾圧が始まった。

弾圧は酷いもので、権力者は民を脅して、キリストを差別するように仕向けた。

歯向かえば、民は、殺されてしまう。


私の元には、連日連夜、けが人と死体が運び込まれた。。

私は、後悔した・・。。自分が生み出した神の責任だ。

私は皆に神として崇められるようなことなどしていない。ただ、患者の苦しむ姿が見たくないだけ・・・

それは全て、私のエゴでしかなかった。

私がいくら後悔しても、死体の山が途切れることはなかった・・・・


そんなある日、私は、不治の病にかかった。

先は長くないことを悟った時、私にあるナイスアイデアが浮かんだ・・・


このアイデアは一休殿と同じようなことだった。

大衆の抱いた信念を消す為の手段であった。


神を崇める者達に、神が悪に負けてしまうことを演出すればいいと思った。

そうすれば、神は絶対ではなくなり、信じなくてよくなる。

私は神として悪の力に屈服することにした。


私は、最後の晩餐を追えた後に、弾圧の酷い地区に顔をさらした。

わたしは、捕らえられた後に、公開処刑が実行された。

思惑どうりの展開になった。

そして、私は、死ぬまで悲劇のヒロインを演じた。


だけど、現実は、変わらなかった。

一度火のついた信念は、簡単に消え去るものではなかった。

信者たちは、私の悲劇的な死さえも、神からの試練だと思い込んでいた。ごめんなさい。


信者達への弾圧は、終わることも無く・・・

信者たちは、悪と戦い続けた・・・

ごめんなさい・・・


私の死は、何も意味が無かったのか?

私は現代の社会を見て考えていた・・・

すると、なんと!?聖書があるではないか!?

医学や何もかもが発展したこの未来で、どうして神を信じる必要があるのか?

信者がまだいることも不思議だ・・・


 んん?なんだ?この人は、信者から金を受け取っているぞ!?

なんてやつらだ。私はこの聖書を金儲けに使ったことなど一度も無いのに・・・

過去、信者たちが生きてきた証、努力の証・・・それを踏みにじる、ぼうとくである。

許さん。私の可愛い子供達になんてことをするんだ・・・


天罰じゃ!!



私は、魔法を唱えた。。。少しだけ信者が、こっちの方を見た。


畜生!!あの世でできるのは、この程度のことしかないのかーーーーーーーーーー!!!

早く出世して転生しなければ・・・


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------------------------- エピソード25開始 -------------------------

【エピソードタイトル】

つまらない小説3


【前書き】

 つまらない小説は文字に身を流されてはいけない。

 映像世界を意識的にイメージしないといけない手間がある。



【本文】


「小説家になろう!」


という気分は何処へやら。今成りたいのは、人気者という唯、漠然とした一点のみである。

「人気者になろう」なんていうテレビ番組があった様な無かった様な気もするけど、そんなのはどうでも良くて、実際に人気者になる為にはどうすれば良いのだろうか?

タレント事務所にでも所属するのだろうか。だとしてもオレは芸能人としてやれるポテンシャルが何一つない。


やりたい分野も特にない。

役者というのは少し憧れる気もするが、余りにも異次元過ぎる。

そもそも努力する気が無いから、


成りたいもの=成れないもの   なのだろう



参ったなぁ~

こんなにチャレンジ精神のない人間を神は、なぜ生み出さなきゃならないのだろうか。

背中に守護霊として憑いてるマイケル君が、余りにも報われないよ。



 そう言った直後に、マイケルジャクソン登場




マイケル「あ、やっと思い出してくれた。」


・・・


マイケル「どうした主よ? 元気が無いみたいだぞ~~~」


・・・


マイケル「ちょっと、無視しないでよーー!」


・・・


マイケル「つまんなーーーい! 主がこんなんだと、とり憑いた意味がなーーーーい!


・・・


マイケル「もう! どうした!? 小説家になれないのが、そんなに悲しいの?


YES




_______

____

___

__







????


マイケルが困惑している。


困惑の理由はイエスキリストの記憶が現れたからだ。

前世キリストの記憶から呼び覚まされた。

今、この状況を簡単に説明すると、イエスキリストとマイケルジャクソンが対面している事になっている!


マイケル「まままま! まさかイエス様ですか!?」


イエス「イエス!


マイケル「本当に本当なんですか?


イエス「イエス!!


マイケル「本当に本当なんですか?


イエス「イエス!!!


マイケル「本当に本当なんですか?


イエス「イエス!!!!


マイケル「本当に本当なんですか?


イエス「イエス!!!!!


マイケル「本当に本当なんですか?


イエス「ばかやろーーーーーーー!!!!!!」


イエスはぶち切れ、マイケルを投げ飛ばした。

しかし、それは主の肉体。

主はその場でジャンプして地面に叩きつけられた。









イエス「さて、これから気を取り直して・・・


マイケル「主が血を流してますけど大丈夫でしょうか?


イエス「大丈夫。主は偉大だから許してくれる。


マイケル「そうですか・・・ところで、貴方ホントにイエスですか?


イエス「・・・いいよもう。



イエス「だって、生の顔、見たこと無いでしょう。確認しようがないじゃん。


マイケル「まあ、確かに・・・


イエス「面倒だから、通行人Bでもいいよ。





マイケル「わかりました。では、通行人Bさん、一体、どうなされたのですか?


イエス「主の事だよ。


マ「というと? 


い「主が人気者に憧れてしまう理由は、やっぱり私に原因があると思うんだよ。


マ「どうして?


い「私の時代に私がチヤホヤされた事が原因なのだよね。私自身が、あの頃、チヤホヤされてて楽しかった栄光にスガリタイと思う未練があってな。それが主の人格を形成してしまったのだよ。


マ「なるほど、


い「でも、本来の転生の目的は、過去に成しえなかった教えを説くという事なんです。だからこそ、それを主は行おうとする。けれど、過去のチヤホヤに未練があって、どうしても、それに注意が向けられて、本来の役目から、それてしまうのです。


マ「確か一休の転生時代でも同じ事がありましたね。奇人変人として変態キャラとして注目を浴びたとか・・・


い「そうなの。あの頃よりはマシにはなったとはいえ、どうにも思い通りに主が動いてくれないの。


マ「そうでしたか・・・つまるところ、イエスさんも、主に期待しているという事なんですね。


い「そうです。お互いに応援しましょう。マイケルさん。


マ「はい! イエス様と一緒なら応援も頑張れます。踊りながら応援します。


い「私は十字架の死の悲劇を見せながらプレッシャーを与えたいと思います。


 


   ??「ちょっとまったーーーーーー!!



と、威勢の良い声とともに、突然、何者かが現れる。

その正体は一休宗純である。


実は一休も主の前世の記憶の人で、今、記憶から呼び覚まされて主に乗り移った。

簡単に説明すると現在、一休とマイケルと、2人が対面している状態である。

キリストは一休の記憶に押し戻されて、主の内側に引っ込んだ。


マイケル「おや、一休殿ではありませんか? 大声を張り上げてどうなされた?」


一休「前世での思想は直近の者が一番反映される。だから主の場合はキリスト殿の執着は関係なく、本来は我の思想が反映するのだ。


マイケル「あ、確か、神界ルールでそんなのあったっけな。


一休「教えは私の時代で終了した。教えを説く事になんら意味もないと悟ったし未練も無い。主がつい語ってしまうのは、ワシの頃の名残というものだ。


マイケル「では一休殿は、何を目的に転生なされたのですか?


一休「我は唯、幸せになりたかっただけだ。両親の温もりを知らずに人生を終わらせたから、愛のある家庭に生まれたいと願ったのだ。


マイケル「なるほど。その結果、親に甘えるニートになったのですね。


一休「その様だ。しかし、私の時代の名残なのかピーピーでポーポーで「努力したくねえ!」が思想として定着してしまったのだ・・・


マイケル「それは大きな誤算ですね・・・


一休「そうなのだ。この「努力したくねえ!」思想は、我の時代の名残が裏目に出た結果なのだが、我の歴史を確認すると判る様に、思想が強すぎて曲がらないのである。


マイケル「・・・・つまり?


一休「諦めるしかないのである。


マイケル「・・・・



一休「判ったらさっさと寝よう。この主には期待せずに諦める事だ。


そう言って一休は、主の体に戻り昼寝を始めました。


ZZZZZ


ZZZZ


ZZZ


Z







マイケル「・・・流石は一休殿だ。



その様だな。


マイケル(!?? いつの間に起きてたの?)


で? これからマイケル君どうするの?


マイケル「どうするって?」


オレを見限るのか、どうするのかって事だ。


マイケル「見限ったりはしないよ。でも、なんか失望したよ。


そうか、オレはお前に失望した。


マイケル「え!? 何故に僕に??」

驚きを隠せないマイケル。



マイケル言ったよな。俺が超有名人になる過程が面白そうだから守護霊として取り付いたんだって・・・守護霊として俺に協力するって言ったよな。

でも、お前、守護霊のくせに傍観するだけで何も役にたって無いじゃんか。

にも関わらず、俺に失望したとか抜かすのだから、勝手な奴だよ。


マイケル「いや、僕だって頑張っているよ。スター力というのを君に授けた。


判ってないよマイケル。

オレは努力しないんだ。

努力しない人間を幾らスター力で目立たせ様としても意味が無いんだ。

スターにするには、マイケルがもっともっと努力せにゃあかんのよ。


マイケル「駄目だよ。僕が表に立つというのは、君と同化して行く事なんだ。パパラッチとか不眠症とか僕の生前の不も一緒に君に与えるという事なんだ。僕の存在力を使うのは、即ち、君の命を削る事に他ならない。現に、君に最初にスター力をあげた後、君は僕と同じ様に不眠症になって感情的なっていった。


じゃあ、これ以上は駄目なのか?


マイケル「これ以上は無理だね。あの時を超えるスター力を与えてしまうと、君は体力回復の余地を無くしてしまって僕と同じように死ぬ。


そうか・・・、ところで、神界の天気予報はどうなった?

オレの運命は?


マイケル「不思議な話だけど、未だに強烈なインパクトを示している。


どういうこと?


マイケル「世の人に何か強烈な影響を与えるというのは変わってない。。けれど、君を取り巻く環境が今の時点で何も変わってないというのは不思議なんだ。


ふーん。

てか、神界の天気予報外れてんじゃないの?

ほら、前に言ってたじゃん。前世の記憶は本来呼び覚まされないって・・・

あれは神界のエラーが原因がだって・・・

神界の天気予報も同じようにエラーで壊れてんじゃないの?


マイケル「それもあるかもね。ちょっと神界にもどって調べてくる。





【後書き】


~この物語の説明~


●前世の仕組み。

 前世の魂は個人ではない。

 全ての魂は水の様に溶け合い、分散され、新たな魂の器に入れられる。

 一休やキリスト等の魂は、一人の人間に入るのではなく全ての人間に入り込む余地がある。

 ランダム性があって偏りが生まれる事もある。


●前世の記憶の保持は本来起こりえない。

 あくまで神界のエラーによるものとマイケルは言う。

 主に前世が見えてるのはエラーが原因であるが、その原因も特定に至っていない。



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------------------------- エピソード26開始 -------------------------

【エピソードタイトル】

小説家になろう本文検索


【本文】

「小説家になろう本文検索」

この単語でネット検索すると、それ系のサイトが出てくる。


そのサイトを使えば、この小説内部から、キーワードにあうキャラ検索ができるので、求めているキャラの情報に合わせたストーリーが、もれなく探せるかもしれない。


使い勝手が良くなるかどうかは、わからない。


例えば、舞台が学校で主人公が女なら


コードn6677dv で 学校 女 をキーワードに入力してみる。


http://tueee.net/tools/nsearch.html?n=n6677dv&q="学校" "女" ""+n6677dv


多分、恋愛系のストーリーが抽出されたと思う。




【後書き】

抽出されたストーリーと、読者が考えたオリジナルの女キャラを融合させて話を作ったり


あるいはストーリーに登場したキャラをまんま異世界転生させてみるとか


あるいは…


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------------------------- エピソード27開始 -------------------------

【エピソードタイトル】

ノンフィクション


【本文】

タイトル 勘違いアマチュア作家



本文


結論からいうとナルシストなんだ


他者(他人の小説)では満足できない症状がある。


そして、自分(自作)には妥協できるし、満足できるから、その他(小説)いらない


これっていわゆるナルシストな症状と一緒なのではと思った。


文学世界限定のナルシスト症状です。


その事に気付くまで、長い道のりだったと思う。


好きでもない小説を読み、なぜそれが自分のより人気があるのか、全く理解に苦しむ日々、何年小説分析を続けただろうが…


孤独でした。


他者様の小説の良いところを見つけては、プロ作品と比較してダメ出しする。


なろうで知り合った仲間は、どんどん私から去って逝きます。


何様のつもりですか?


こっちはプロよりも付加価値ある点を発見して、レビューまで書いてプロ作品にダメ出したのですよ?


それなのに私の小説からはレビューできる要素は何一つないという事ですか?


暗黙の侮辱にしては酷すぎませんかね?


少なくとも私のおナビー小説、リアル鬼ごっこに負けてないですよ?


褒めれる要素、きっと探せばあるはずなんですがねえ




レビューは貰って当たり前なのですか?


私に対する愛ってそんなものでしたの?



もし私を愛するなら本屋に行って犬のウンチを置いてくるか、私の小説が世界一だと叫びなさい。


村上春樹よりノーベル賞に近い文学者だと叫びなさい。


「ハイセンス過ぎて、ちっとも小説の良さがわからない。でも、それこそが文学なんだ!」


というレビューを五万回書き込みなさい。


そしたら侮辱した罪を許してやろう。



:



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------------------------- エピソード28開始 -------------------------

【エピソードタイトル】

作者唯一の長編コメディー「自信作8000文字」


【本文】

私の名前は通称レビン、

BL大好き腐女子よ♪

BLとは、ボーイズラブの略。

ボーイズラブとは、男と男がチョメチョメすることなの。


ちなみに腐女子とは、腐った女の略。

女子という可憐な花の世代に女らしさを捨てて、オタクの世界を突き進む者のことよん。


さて、今日もわが道を突き進むために、乙女ロードに行くわよ。。。


乙女ロードは、いつもの様に、私の同士が待っている・・・


だけど、今日はチョットと目まいがしてクラクラする~~


あ~~もう駄目だ。。ツワリが酷い、妊娠したかもなキブン~~


私がオタクたちのウナジを見て気持ち悪がっていたその時、



       ダンプに跳ねられた!!



    いや~~~~~~~~~~~!!!


    うぎゃ~------------------!!!!


私は中空をきりもみ状態で3回転ほど回った後に、木の枝に引っかかった。。


何とかたすかった~~~~


けど、どうしよう・・・降りられない・・・助けを呼ばなくちゃ!!



?????

????


声が出ない・・・

なんということだ・・・

先ほどの跳ねられたショックで声が出なくなっていた!!




     「だいじょうぶか~~~~~~~~~~~~~~~~~!!!!!」


私を跳ねたダンプから、男が降りてきて助けに来きた。


男は、ダンプの荷台から高枝切りバサミを取り出して枝を切る。


そして・・・


       私をキャッチしやがった!!!



うギャ~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~!!!!


男に触られた~~~~~~~~~~~~~~~~~~~!!!!



私は、男に触られると、鳥肌が止まらない病・・・。


いわゆる、男損壊者(ボーイブレイカブルズ)なのだ!!


私のこの病は、男に触られている限り発生する。


長時間さわられれば、鳥肌により体は振るえ、どんどんカロリーを消費してしまい、、低血糖になる。


低血糖になると、意識がもうろうし、最悪の場合は、死に至る。


私は、何とかして男から離れたかったのだけれど体が動かない。


ダンプに引かて、体のあらゆる骨がバラバラになっていたのだ。


声も出せないからどうにもならない。


鳥肌で全身が震えることで、骨がボキボキと鳴る・・・

その痛みと男損壊者(ボーイブレイカブルズ)が重なり、ついに私は意識を消失した・・・



--------------------


~男目線~。

俺の名前は、坂本竜馬

「りゅうま」と人に呼ばれている。

自由奔放がトレードマークの庭師である。

今日も、いつものように、公道を時速100kで飛ばしてたら・・・・



!!!!!??????



何かにぶつかった!!


そのぶつかった物体は、4、5m先に飛ばされて、木の枝に引っかかった・・・



一体なんなのだろうか??



俺は、車を降りてその物体を確認した。



 それは・・・

    


 少女だった!!



俺は、迷わず人命救助を行った。


だが、少女は血まみれで、見るからに酷いありさまだった。



うわ・・・やべえよこれ、

全身の骨折れてるし。。腕とか足とかイカのように、ブラブラしている。



しかも、なんだ???


この気持ち悪いブツブツは??



鳥肌なのか・・・まさか・・・


いや、まさかだ・・そんなはずは無い。。


俺は、そう自分に言い聞かせた。




ふと、少女と目が合った。


少女は、何かを訴えかけている。


助けて欲しいのだろう。。


そうだろう。。俺は励ましの言葉を掛けつつ、救急車を呼ぼうとしたとき、


少女の息の根が止まった・・・



終わった・・・


もうだめだ。助からない。


仮に助かっても、植物人間になるかもしれない。



そうなったら慰謝料、治療費半端じゃないだろうな・・・



 逃げよう!!



幸い誰にも見られていない。


十分に逃げられるはずだ。


俺は、このメンドクサイ少女を、道端に投げ捨て、トラックを発進させて逃げた・・・



だが、俺は、一つ大きな過ちを犯していた・・・


なんと、高枝切りバサミを事件現場に忘れてしまっていのだ。


そして、そのことに気が付いた時には、既に手遅れだった・・・


ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー


ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー

高枝切りバサミを忘れてしまった俺は、毎日ビクビク怖がっていた。

そして・・・恐怖の日が訪れてしまった。


「警察の者で~~~~~~~~~~す。」

「玄関を空けてください~~~~



つ、ついにバレテしまった!!


だが、問題なのは・・・


警察に捕まることよりも・・・



我が家の鬼嫁にバレテしまうことだ。



幸い嫁は、買い物に出かけている。。


今ならまだ間に合う。助かる!!



「刑事さんごめんなさ~~~~~い!

「やったのは僕です。だから早く捕まえて檻に入れてください!!

「妻の目の届かないところへ・・・早く!!早く!!!!


と・・・こんな感じで檻に逃げたのだが、

刑務所はやっぱり良いところではなかった。

だが、鬼嫁との暮らしを比較したら、どっちもどっちというところで、別段大差はないと思う。


6年後、俺は出所した。


年は50歳・・・いまさら、どこに働き口があると言うのだ・・・


職業はどんなのがいいか・・・


求人ペーパーなんか見ても無意味だな・・・どこも40歳以下と書かれている・・・


だが諦める訳にはいかない。生活費を稼がなくてはならない。


慰謝料や治療費もレビンとかいうメンドクサイ女に払わないといけない。


それに鬼嫁も貢がなければならない。


俺は、本屋にいって、何か為になりそうな情報を探した。


情報さえあれば、人は大きく失敗しないというのが俺の持論だ。


おお!みつけた・・・なるほど、人の嫌がる仕事にチャンスがあるのか・・・


ハウスクリーンニング・庭師・葬儀屋・ピンサロ どれも金持ち相手の商売で、不景気には左右されないか・・・


俺・・・庭師だったな・・・


でも前科持ちだし、金持ち相手の商売じゃ貞操が悪くて誰もやとってくれないしな・・・

偽名でも使うかな。ハサミ技術もあるし、人が嫌がり金持ち相手で効率の良い仕事なんてこれくらいしかないし・・・


だめだ・・・この町では同業者に顔が割れてしまっている。。


ハウスクリーングや庭師は同じ金持ちの家を行くのだから、ばったり会いそうで危ないな・・・

葬儀屋・・・人の死で金儲けか・・・ピンサロは男だから無理だし・・・


よし!!葬儀屋に決めた。。


面接は・・・まあ、どうでもいい。

俺はいいところは自由奔放で当たって砕けろ主義だ!!



「面接してくださ~~~~~~~い!」


「合格!!!」


 へ?


「いやね、ちょうど、今、忙しいところだったのよwタイミングがちょうどいいよ君」

「それになんというか、顔が・・・可哀想な顔している。。最高だよ!!君の不幸顔は葬儀屋にピッタリだよ」


確かに無所と鬼嫁で苦労をしてきたが、まさかそれが、就職に有利だとは思いもよらなかった。

俺はとりあえず偽名 「井上竜馬」を使い、働くことにした。


ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー


ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー

気が付くと少女はベットの上だった。

少女は、周りを見渡し、病院であることを理解する。

目の前には看護婦が、いそがしくしている。

程なくして、医者がやってきた。


「君・・これ何本に見えるかな?」

医者は自分の指が何本か問うているようだ。


そんなことは、私にはどうだっていい。

私に一体何が起こったの?

判らない・・・


 「わたしは・・・何?」

 「私は誰?」

医者は、表情は険しくなり、少女に触れる・・・

少女は鳥肌が立ち始め震えはじめる。。


医者は少女に事の経緯を説明した。


レビンという名前。

ハーフであるということ。

原因不明の鳥肌疾患があること。

そして・・・記憶喪失ということを説明する。


レビンには、両親がいない。

孤児として育ち20となり成人を迎えている。


そう・・・

レビンは既に大人になっている。


病院に運ばれ昏睡状態となって5年が経過しているのだ。





だがレビンは穏やかだった。


余りにも目の前に沢山の課題が積み上げられていて、その課題に向き合う気になれなかったからだ。


だけど時間は刻々と進んでいく。



リハビリはオートメーションのように強制された。


だがレビンにとってはリハビリは苦しいものではなかった。


余計な事を考えて課題へ向き合わなくてもよい分、体を動かすしているほうが、遥かに楽だったのだ。


現実逃避の為と言えば聞こえが悪いが、レビンにとっては、リハビリが救いだった。





レビンは順調にリハビリで回復していき、外で運動もできるようになった。


レビンは、外の世界を5年ぶりに感じた・・・


懐かしい感じが漠然とする。。


だが、レビンは欠けた記憶と課題が気になって仕方がない。。


レビンは、不満と不安を打ち消すように、我武者羅に社会へと飛び込んでいく・・・



__

______

___________

______

__





レビンは清掃業を目指した。

記憶が途切れてからというもの、レビンの身近な世界は病院しかなかった。

病院で働いてる人は、医者、看護師、清掃業者、

レビンが働ける職業は清掃業、それしかなかったから、というのが大きい。


レビンは病院との顔なじみであり、清掃業のバイトリーダーとして、この病院の担当を任される様になる。

そんなある日、竜馬が現われた。


竜馬とは裁判所で会う以来である。


まさか同じ町にいたとは・・・


竜馬は葬儀屋の営業担当として、レビンのいる病院にセールスをかけていた。


病院と葬儀屋は持ちつ持たれつの関係であり、葬儀屋の営業マンは病院の関係者と

深い顔なじみにならないといけない。

院長相手には酒の接待等をしなければいけない。


レビンと竜馬はばったり出会い、気まずい空気になった。


裁判中、竜馬側の弁護士は罪の減刑を求めて、竜馬の身の上話を語っていた。


鬼嫁に虐げられ、精神的にも肉体的にもボロボロであり、事故当日は正常な判断ができなかったので、逃亡も止む無し


結果的に竜馬は敗訴したものの、竜馬の人生に同情してしまったレビンは、申し訳ない気持ちで一杯だったのだ。


レビンは記憶を失っている。竜馬にひかれた事を覚えてる訳ではないのだ。


警察と弁護士のはからいで、、なかば強引に損害賠償を請求してる様なもので、


できることなら、竜馬を罪から解放してあげたかった。






<竜馬の視点>


うわわ、まさかこんなトコロにレビンがいやがった!


コイツのせいで、オレの人生はグチャグチャになった。


ちくしょう!

ぶっ殺してやりたい!


しかし、そんなことできるわけない。


実際に殺しても、気分が晴れるわけない。


こうなったら、レビンを裸にする妄想して楽しもう。


清掃員だから、ホウキでアソコを突き刺すのをイメージするべ!


柄の方じゃなくて、チクチクする方でアソコを虐める。


ちくちくちく

ちくちくちく

ちくちくちく

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ちくちくち

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ちくちくちく

ちくちくちく

ちくちくちく

ちくちくちく

ちくちくちく




レビン「竜馬さん、これ以上、したら、わたし、わたし…


竜馬「それ!それ!それ!それ!それ!それ!それ!




ちくちくちく

ちくちくちく

ちくちくちく

ちくちくちく

ちくちくちく

ちくちくちく

ちくちくちく

ちくちくちく

ちくちくちく

ちくちくちく

ちくちくちく


ちくちくち

ちくちくちく

ちくちくちく

ちくちくちく

ちくちくちく

ちくちくちく

ちくちくちく

ちくちくちく

ちくちくちく

ちくちくちく

ちくちくちく

ちくちくちく

ちくちくちく

ちくちくちく



 昇天!


 ガクリ!



「ぜいぜい、はあ、はあ、はあはあはあ



__________

_________

________

_______

_____

___







<レビン視点>



????



竜馬さん、凄い汗してる。


そうだよね、

加害者が被害者を目の前にしてるのだよね? 


罪悪感で苦しんで当然だし

緊張して、私にどう接していいのか判らないのだろうな…


私は竜馬に声をかけるべきか


だとしても、なんと声をかけるべきか


「気にしないでくださいね」


と言ったところで、


「何を??」

と問いかけられて

説明しなきゃならないだろうし


どちらにせよ、慰謝料医療費を払って貰えないと、生活成り立たないから


無責任な事は言えないし・・・


「ありがとうございます!」


が正解だろうか?


いや、それこそ、皮肉だろう。何がありがとうなのか、説明もしないといけなくなる。


こちらも仕事しないと、生活苦しいので、


ごめんなさい。


とりあえず、差し障りのない、あいさつ


会釈程度で


で許してね




<竜馬>



ウウウウううううううううううううううううううウウウウウウううううううううううううううううううううううううううううううううううううううううううううううううううウウウウウウウウウウウウウウウウウウううううううううううううううううううううううううううううううううううううううううううううううううううううううううう



「こんにちわーーーーーーーー!!」


竜馬は挨拶の掛け声と共に、ホウキで突き刺す妄想をグレードアップした。


会釈したレビンの頭をホウキで殴り、ひるんだ隙に便器の中に頭から放り込む妄想だ。



こんにちわ!

こんにちわ!

こんにちわ!

こんにちわ!

こんにちわ!

こんにちわ!

こんにちわ!

こんにちわ!

こんにちわ!

こんにちわ!

こんにちわ!

こんにちわ!












竜馬はなぜ

こんにちわ!を言いながら、レビンを便器に突っ込むのだろうか?


わからん。

作者が教えて欲しい。

















こんにちわ!

こんにちわ!

こんにちわ!

こんにちわ!

こんにちわ!

こんにちわ!

こんにちわ!

こんにちわ!

こんにちわ!

こんにちわ!

こんにちわ!

こんにちわ!

こんにちわ!


















「こんにちわーーーーーーーーーーーーーーーーーーー!!!」



 昇天!

 ガクリ!





<レビン視点>


こんにちわって、凄く元気に挨拶されたよ?


竜馬さん、もしかして、それ程、苦しくないのかな?


でも、凄い汗だ。


汗だくだく


そうだよね。今日は外暑いものね。真夏だものね。


こんな暑い日に、営業してるのだから、そりゃあ、大変だよね。汗かいて当然だよ・・・


しごと、ご苦労さまです。



______

____

___



<竜馬視点>


「お仕事、ご苦労様です」


はあ!?


苦労??


苦労ってもんじゃないぜ?


オレの苦しみを判ってて、理解して出た言葉だとしたら


完全にオレを見下してるなコイツ


オレがどれだけ毎日がんばって働いてると思ってるんだ。


誰のお陰で、お前の生活が養われてると思ってるんだ?


本当なら、お前は死んでた筈なんだ。


あの時、高枝切りバサミさえ現場に残さなければ、こんなことにならなかった。


ちくしょう!


ちくしょーーーう!!


死んでやる!


華々しくココで死んで、何もかも終わりにしてやる!



みてよろ、鬼嫁!


旦那が被害者をレイプして凄惨な事件を起こす様なキャラだったと、世間から白い目にさらされればいいさ


みてろよ、レビン


ひょうきんな顔をグチャグチャに歪ませてやるぜ!


殺す前に、やるだけやってから、死んでやるぜ!


__

_______

___________

________________




「凄い汗ですね。ハンカチをどうぞ」



え? なんで?


なんで、なんでオレなんかにくれるの?



そうか、なるほど。


こいつは、オレのダンディーな魅力に気付いたんだな。


慰謝料返済にも逃げることなく、鬼嫁からも逃げる事なく、、がんばってる人間について、惚れない人間がいないはずがない。


がっはははははは!


流石オレだ!


がんばってきたのだから、報われて当たり前なのだ。


しかし、どうやって不倫しようかな。


万が一鬼嫁にバレル様なことがあったら死んでしまうしな。


そうか! 密会するには、この病院が丁度いいじゃないか!


被害者への見舞いという名目にすれば、いくらでも堂々と会いに来れる。


ベットも豊富だし、Hはやりたい放題だ。


がっはははははは!


うひひひひひひひ!


しかし、今日は他の病院も回らないといけないから、一先ず、これにて失礼する。


ハンカチありがとう!!


________

_______

_



<レビン視点>


うw

どういう訳か、竜馬さん、物凄く元気になったよ?


なんでだろう?


しかも、物凄い笑顔だった。


あんな笑顔、今まで見た事___



【その時、レビンの中に電流が走った】

【笑顔について、過去に封じ込めていた沢山の笑顔の光景を思い出した】


そう、ボーイズラブである。

過去、何百とBL漫画を読み、妄想の中で笑顔の男児同士をちょめちょめさせていた。


今、レビンは猛烈に感動してる。

記憶の奥底に眠るエクスタシーを思い出したのだ。


レビンは秋葉原に急いだ。

BL漫画が読みたくてたまらないのだ。


乙女ロードを駆け抜ける。


見知ったオタクたちのウナジに反吐しながら、駆け抜ける。


レビンは沢山のBL漫画を買み、そして再度乙女ロードを駆け抜けた。




___どしゃあん!



レビンは何かにぶつかった。


BL漫画に気をとられていたせいで、前が見えなかった。


「いてててて」


「大丈夫? 怪我はない?」




レビンがぶつかったのは、綺麗なお姉さんだった。


綺麗なお姉さんは言った。


「へえ、君、レビンっていうの? かわいいわ~




  私は美咲っていうの、よろしくね






  ……ところで、怪我はない?」


 

美咲はレビンの体をあちこち触りはじめた。

怪我を確認する目的だが、秘所にまで手を伸ばそうとする。

美咲はガールズラブ、いわゆるレズビアンだった。


レビンは直ぐにその事に気付き、走って逃げ出した。


しかし、甘かった。


レビンはこの時、美咲に財布を抜きとされていた。


その後、美咲は財布を交番に届けるのだが、財布から身分証を確認し、レビンの自宅を割り出していた。


レビンはこの日から美咲からストーカーされるのだった・・・



【リアクション】

0件


------------------------- エピソード29開始 -------------------------

【エピソードタイトル】

約1000字の短編・・・


【前書き】

続きがあるのだが公開を躊躇してます。欲しい人はメールで、


【本文】

僕は、米がとても好きだ。



いつもそう思っている。。


米には、まだ僕の知らない可能性や味・・


たくさん無限にあるだろう




だけど、今の時が一番好きで



このまま変わらなくてもいい。




知らないものがあったとしても、このままがいい。






自分が知らなくてはならないものだったとしても・・・


このままがいいんだ。




何もいらない・・・。



食と、時の流れを変えてしまうものも壊してしまうものも・・

もう いらない。



二次元なんて いらない、このままが幸せ。



このまま


時が止まってしまえばいいほど。









でも




きっと、パン食派が許さないだろう・・・




__________

_______

_____

___







酢は、あの日の悲劇を思い出し泣いていた。

それを心配してか親友のウンコが声をかけた。

酢は感極まり全ての悩みをウンコに告白したのであった


「そうだったか・・・そんなに辛い目にあったのでござるか・・・」


ウンコは酢を慰めていた。


「いくら、クタクタが好きでも人に無理やり強要するのは良くないでござるな。せめて強要するにしても、少しずつ・・・・


「ええ!??


酢は、まさか!?という表情をした。


ウンコは酢に嘘をついていた。クタクタ好きである事を隠して、シャキシャキ派の振りをしたのだ。


親友を愛する為の嘘であろうが、酢には通用しない。



「裏切り者ーーーーーーーーーーーー!!!!」



酢は、絶望に打ちひしがれて家を飛び出した。

当てもなく走り続ける・・・


「まってくれーーーーーーーーーーーーー!!!!」

ウンコは必死で追いかける。


必死で走る酢は、涙を浮かべて前があまり見えない、足元がおろそかになり

地面に突き出たタコケノにつまずいて転んだ。




その隙にウンコが追いつき酢を捕まえた。。


「本当のこと隠しててゴメン・・・」


ウンコは泣いていた。。



「だけど、わかって欲しいんだ!! 君が大切な人だからこそ言い出せなかったんだ!!



 君を失うのが恐くて・・・嘘をついていたんだ・・」



ウンコの切ない思いに気付いた酢は罪の意識を感じていた。

酢のウンコへの愛はその程度のものだったのか??




「僕が間違っていた。好き嫌いをする僕がいけなかったんだ・・・」


酢は、そう言うとクタクタ好きのウンコのことを理解しようと勤めはじめた。

ウンコにクタクタ好きを理解しようとした。





「本当にいいのか?酢。。。」



「大丈夫・・・少しずつなら、我慢できる・・・」



「じゃあ、いくよ・・・」






ああ~~~(ノ△・。)




アア~~~







アア~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~









「大丈夫?」


心配そうな顔で酢見つめるウンコ


「平気・・・かも?」


「そうか!!大丈夫か!!


ウンコは、嬉しそうである。


「うん!むしろ体が暖まってポカポカ~~~~~~~\(o⌒∇⌒o)/


酢も嬉しそうである。






こうして2人は、親友を超えた固い絆で結ばれたのであった。





【リアクション】

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------------------------- エピソード30開始 -------------------------

【エピソードタイトル】

200字以下のシーン


【本文】

「農民は何を食べるのじゃ?」

将軍は無邪気に聞いた。

「は! 農民は稲のそばに生えている稗や沫を食して御座います。」

「ほう、ならば米は必要無いという事だな。年貢米をもっと増やせ!」

こうして、ある時を境に年貢のノルマが急激に増えた。



<解説>

歴史系を舞台にした物語に使えるそうなセリフ?

日本を舞台にするか異世界を舞台にするか

いろいろな解釈があると思うけど、将軍を倒すヒーローものがオーソドックス?

作者的には輪廻とか前世とか、タイムスリップとか絡めたいけど。


将軍が現代にタイプスリップして、現代キャラが過去にタイムスリップして、将軍と偶然同じ顔してて、民から命を狙われるとか・・・



【リアクション】

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------------------------- エピソード31開始 -------------------------

【エピソードタイトル】

タイムスリップ系は作るのムズカイ


【本文】

特に現実に起きたテロや災害を防ぐために過去に行く場合、物語として一筋作るのは、不可能なくらい難しいのではと思う


なぜかというと、事件を解決するには、都合の良いキャラや都合の良いストーリー展開を用意しないといけない。


歴史的事件はスケールが大きい程、解決するためには御都合主義になり、リアリティなき物語が出来上がってしまう。


作者自身、9.11をテーマにしたものを書いてはいるものの、ストーリーを不自然なく面白くしようとしたら、根幹の事件を解決できない。


事件そのものは防げず、ちょっとだけ被害者を減らせるくらいが、リアリティを保てる限度かもしれないと思う


作者が書いてるのは主人公がDNA鑑定されて過去のキャラと同一人物と判定される展開で、

時間旅行者として、政府に目をつけられたり、監視されたりするのだけど

そこでネタ切れに終わってる。


なろうにはタイムスリップ系を書いてるユーザーは少ない。

タイムスリップ物にこだわる人が少ないのは、趣味でないからというより、見せられるものが書けないからだと思う


テレヒドラマですら、大きな事件を解決する話は少ない。


デッドゾーンやヒーローズも、凄惨な未来を変える様にキャラ達は努力するが

本題には触れない展開が持続されて長編化している。




【リアクション】

0件


------------------------- エピソード32開始 -------------------------

【エピソードタイトル】

そもそもスケールの大きな事件は扱いにくい。


【本文】

登場キャラの身分も行動も、御都合主義的になるからで、リアリティがなくなる。


ファンタジーがメインテーマで、ドラゴボールみたい世界観なら、どんな大事件も不自然なく解決できてしまうのだろうが、


それを どこにでもいそうなキャラの主人公でやってしまうと、解決不可能になる。


事件大きくして、スケールを大きくしていくと、読者は喜ぶ。

リアリティを追求して、登場キャラを弱くするほど、読者の共感は得やすいが、事件を解決できない。


ひぐらしのなく頃は、その課題と共存している様な作品だと思う。

ひぐらしは、無力なちびっこが村人1000人の命の運命を握るシナリオだが、

御都合主義的にも関わらず、不自然なくキャラを動かしてくる。


コツは不自然な立場のキャラについては、身分を隠して主人公と接する時間を増やす事だと思う。

そうやってキャラに感情移入させておけば、不自然なキャラであろうが、不自然な展開になろうが、キャラに思い入れが強くなっていて、リアリティ欠けててもリアリティある様に錯覚できる。

と思う。。たぶん、

なんとなく





【リアクション】

0件


------------------------- エピソード33開始 -------------------------

【エピソードタイトル】

テンプレに沿ってみる?


【本文】

なろうでは、異世界チートがテンプレなのだろうが、ウリポイントを詳細に突き詰めたら


「病んでる主人公が、病んでない状態に至るまでの過程」もテンプレの一部だと思った。


人間(読者)の共感を最も簡単に得る方法は同情心であり、【人の不幸は蜜の味】法則だろう。


ランキング1の無職転生は成人の引きこもりニートを主人公にしているが、子供が無残に殺されていく設定等よりは、悩みは小さく、読者の同情心は煽れないと思う。


リアルな世界観で子供が不幸になる境遇については


イジメられるとか、虐待される…、等だろう。

虐待ネタは既に投稿しているけど、そんなネタを使って異世界転生しても

転生した瞬間から、虐待する親から開放されて悩みが解決されてしまう問題がある。


無職転生は、主人公は下らない人生を終えたことを後悔して、真っ直ぐ生きようと課題を自身に与えて悩みを解決していく。そのストイックさが魔法鍛錬とマッチして成功している。


元々心が真っ直ぐだった子供が転生しても、無職転生の様に自己実現の課題は生まれない。(誘導しにくい)


異世界に転生しても虐待のトラウマが残ってて、それと葛藤する様なシナリオがベターかもしれない。

だが、それだと、既存のネタにも有りそうだ。


心が真っ直ぐでない子供キャラでもストーリー的にはアリかもしれない。

たとえば異世界では友達を虐めたりする悪キャラになったりする。


「このくらいの痛みで泣くなんて、お前は弱すぎる!」

と言って虐めりして、親の虐待を正当化して、暴力で人を支配してしまう性格になったり


軽犯罪を正当化した主人公は、読んでみると面白いよ?


参考までに、オススメの紹介してみる

http://ncode.syosetu.com/n4138ds/




転生ではなく、交通事故等からの異世界転移してもいいかもしれない。

昏睡してて気付いたら大人になってしまってて、異世界の学校に通っても、イジメにあうとかの展開にしたり


異世界人と言語が通じない設定にて、リアリティを作りたいなら、テレパシーアイテムや、テレパシー生物を登場させてしまう等あり?




【リアクション】

0件


------------------------- エピソード34開始 -------------------------

【エピソードタイトル】

流行りの物語から1個だけ要素をパクル


【前書き】

作者の個人的な狭い視野、主観で語ります。影響受けたら、マイナスに作用する人もいるかもしれない。



【本文】



避けた方がいいのは、感動するポイントとか、いわゆる物語のメインのシーン。

それをパクルのは根本的に難しい。


法律云々じゃなくて、完成された物語の核となる部位は、多様な要素がルービックキューブのパズルの様に連なってて、連なった結果として核の様に見えてる。


核を引き抜こうとすると、他の全て要素までくっついてくる。

一つ一つの、要素を分析して、別の要素に変換して核を引き抜き、模倣した様に見えなくさせる。

できるかどうかは分からない。天才なら可能なのかもしれない。


私は、いくら頑張ってもできなかった。


徒労に終わった。


徒労を正当化しなきや、精神的な安定がとれない。


だから、以下の通りに正当化した。


「何千、何万という競争を勝ち残ってきたシナリオは、やすやすとパクレナイ。作者すら意図的に作ってないケースが往々にしてあるから、奇跡の産物みたいな核になってたりする。、よっぽどの天才じゃないと、核を取り出すなんてマネはしない方がいいと思う。

やれば、精神的に

すごく疲れる。


ちなみに文学賞の又吉は書いてる際に、登場キャラが勝手に動き出したと言ってた。



キャクラクターの設定等の要素を一つパクルのは。欲に走らなければ、とりあえず短編的にも形になるが、その短編から登場キャラが勝手に動き出していき、長編化するのが、成功した者の事例なんだと思う。


それ以外の事例があるなら、知りたいところ。


長い話はプロット造りが必要だというが、

プロットと短編の境界線はないように思う。書いたものをプロットだと思えばプロットになるし、小説だと思えば小説になる。


ストーリーを引き伸ばす技術は、私の場合ら何年もやってるが書き始めた時点からそんなに成長したとは思えない。

私にとって10万文字を超えた話が書けたのは、たまたまVRネタに巡りあっただけで、VRに限って伸ばせる相性が良かったのかもしれない。

それ以外のジャンルは、伸ばす程内容がちぐはぐしてる。

ジャンルにこだわらずに、いろいろ模索して、自分と相性の良いものを、見つけるのが、いいかも


又吉も、本来は恋愛が書きたくて、でも書けなかった。

たまたま依頼を受けて書いたジャンルが漫才ネタで、さくさく書けたそう。


又吉がパクったかどうかは、わからないが、漫才漫画のしゃべり暮らしが、既作品として人気であったし、パクレナイ立場にはなかったと思う


流行りからパクった後

問題は、そこから先で、

長くしようとするのは可能だとしても、作品から影響を無意識に受けていて、二次創作的な方向になりやすくなると思う。

私自身、ランキング1の無職転生の影響受けて、二次創作的なマニアックな描写をしてしまった。きっと、わかる人にしか良さが分からない


しかし、影響受けたのが、すこぶるメジャー系なものなら、たとえ二次創作的になっても、多くの人をフォローできるかもしれない。

影響受けたネタ元が売れてないと、やっぱり、狭い範囲の人しかフォローできないノカナ……



【リアクション】

0件


------------------------- エピソード35開始 -------------------------

【エピソードタイトル】

ブスハーレム


【本文】

ある小説を読んでいてテンプレ要素のハーレムについて、ブサイク専門でも有りだと思いました。


作者 豚化萌え先生が書いてる小説のブスハーレムは、新たな世界を提供していると思う


常識の逆をつく考え方で、チートなテンプレの逆、「無能」に設定してみる。


ドラえもんののび太様なキャラで、事件を何も解決できない。

のではツマラナイから、


主人公はチートキャラのままで、、主人公以外のキャラは遥かにチートキャラで、モンスターもチートな設定にしてみる。



本文


俺は落ちこぼれだった。この世界に居場所なんてないのだ。

こうなったら異世界に行こう。異世界でならオレはスーパーマンの様な存在になれるから。

オレは早速異世界に転移するための魔法準備を始めた。


根岸「おい、寺井にげんのかよ!」


寺井「…」


根岸「お前がこの世界から居なくなったら、オレは誰を虐めればいいんだよ!」


寺井「…」


根岸「オレはお前を行かせたりしないぞ! 」




寺井「……邪魔は、させない、」


根岸は妨害魔法を使って寺井の邪魔をしていた。


寺井は自らの首にナイフを突き立てた。


「邪魔をするなら死ぬ」


根岸「おい、ちょっとまて!


寺井「いや、待たない。オレは死んででも、異世界に行く」


根岸「まっまて!」


寺井「…」


根岸「死ぬ前に生き返らせるぞ? 」


寺井「構わないさ。君の魔力が尽きるまで、自分を殺すだけさ」


根岸「…本気…なんだな?」


寺井「…ああ」



根岸「お前が異世界に行くなら、俺もいくぞ。その世界でお前を虐めてやるぞ」


寺井「好きにしたらいい。どうせこの世界に居ても同じなのだから」


こうして二人は異世界(地球)に転移した。

地球は突如として、スーパーマンみたいなチートキャラが二人現れてパニックになった。二人が争う事で、世界は破壊され人々は絶滅した。


根岸「ヤバイ、やり過ぎた。取りあえず全員生き返らせるとして…、そうだな。皆にもチートな力を分け与えるか」


寺井は地球上においても最弱となった。


地球人たちは得た力を使い地球を丈夫なものに作り替えた。


力の細かい使い方を教える為の学校を作り、寺井にその学校の教師をさせる事にした…






【リアクション】

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------------------------- エピソード36開始 -------------------------

【エピソードタイトル】

自殺サイトで、騙されて誘拐される話


【本文】


誘拐された後については、描写してません。いろいろ思いつきましたが、どれも満足いくストーリーになりませんでしたので、誘拐されるまでを小説形式で掲載します。

作者的にはイスラム国誘拐、北朝鮮誘拐なんていうシナリオを考えてたので、そっち方面で形にされると嬉しいです。







あらすじ


自殺願望ある男児、少女が、中年が自殺サイトを通じて知り合い、黒幕に誘拐されるまで、




本文



咲は、いつもの様に自殺サイト「自殺.com」にアクセスする。今日も一緒に死んでくれる仲間を期待して掲示板をチェックしている・・・

 

 ~一緒に死んでくれる人募集。練炭。薬。無痛系なら何でもOK~


 このスレッドに立てたのは咲である。

 だが、咲きの思惑に反して簡単には同士は集まらない。

 数日、暗がりの部屋に引きこもった咲は、画面を凝視しながら、ため息混じりにカレンダーを見る。カレンダーには5月20日にチェックが付けられている。

 と、そこへ掲示板に一件のメッセージが入った。咲は言いようの無い笑みを浮かべてモニターを見つめる・・・


ハンドル名 IS

件名 はじめまして

mail x1x2x3ha@x4suru.ne.jp

本文

こんにちは。以前から自殺を考えてるISです。

実は当方は既に他の自殺サイトで仲間募集してまして、3人ほど同士が集まっています。

もしよろしければ、咲さん含め4人で練炭自殺をしませんか?

詳しい方法と日時と場所要望を受け付けますのでメールをください。。



 咲は、警戒した表情を浮かべながらも安堵し、そのメールアドレス宛に、メールを送信する。場所は名古屋。5月20日、時間いつでも、と要望する。

 幾度かのメールの末、日時と場所は、彼女の要望通りの名古屋で決まり、集合日時と場所は5月19日の正午に決まった。

 咲はカレンダーの5月19日に×印を付ける。何度も何度もX印を付け書きなぐり。その場で蹲る。



ーーーーーーーーーー

 5月19日当日、咲は住み慣れたアパートを出る。玄関口からの中の様子は寂しい状態である。午前中だというのに日の光が入らないアパートの一室を見ながら咲は呟く。

「ーーーーー」

 咲は玄関を出て鍵を閉める。と、同時に隣の玄関が開き、幼稚園児と、その母が出て行きて、あいさつする。咲は、軽く頭を下げて足早階段を下りていく・・・道路沿いにあるゴミ収集所で、ゴミ出しをしている叔母さんに声を掛けられる。

「咲ちゃん、おはよう。今日もいい天気ね」 満面の笑みで挨拶をする叔母さん。

「おはよう」

 叔母さんの気迫に飲み込まれた様に小さく挨拶する咲。

 叔母さんは、両手に抱えた生ゴミ袋をさっと収集所に放り投げ、ズンズンと咲に近寄り目線を咲に合わせる。

「咲ちゃん、これから色々と大変だと思うけど困った事があったら、何でも叔母さんに相談するのよ」

 叔母さんは、そう言って優しい目で彼女を見つめ咲の尻をポンと叩いた。

 その勢いに押され体が前のめりなった咲は、転げそうになる。

「あっ! そうだ。咲ちゃんにコレあげる」

 叔母さんは、そう言って彼女の手をとり、キャンディーを差し出す。

「学校で食べる時は、コッソリ食べるのよ」

 咲は、叔母さんからキャンデーを受け取るとポケットに入れ、小さく礼をしてその場を立ち去る。叔母さんは、軽く手を振り、一仕事を思い出したかの様に駆けていく。

 周囲の人間にとっては彼女いたって普通に見えるのだろうか、世界の調和から外れている現実に誰一人とて気付く者は居ない・・・



~バス車内~

 彼女は、これから向かう駅で同士達と合流する事になっている。バスの社内は、朝のラッシュで人が多く、そこには、咲の知り合いも居た。

 知り合いは咲の中学時代の同級生であり、咲の存在に驚いて話しかける。

 知人が驚く理由としては、咲が学校へ通うのとは通常とは逆の方向へとバスに乗っている事にあるのだろうが、同時に旧友に会えた驚きもあるのだろう。彼女達は色々と咲に話し掛けるのであるが咲は話題を発展させない。唯、合図を打つように話を聞く素振りを見せるだけであり彼女には、旧友達の言葉さえ届いていない様である。

 結局、咲は、場の明るい空気を暗い状態にし、彼女らを不快と疑問を残してその時をやり過ごした。 

 しばらくして、バスから降りた彼女達は、その不快と疑問を話題のネタに会話を弾ませるのだが、バスから降りた直後とはいえ、咲にもその会話の冒頭だけは届いている・・・


・・・後、2つバス停を通過すると目的地に到着する様である。

 数分後、一つ目のバス亭でバスが止まると、集団の年寄りがバスに乗車してくる。

 年寄り達は町内会の集まりらしく、これから温泉旅行に行くそうで、賑やかである。

 ところが年寄り達は座る所が無いらしく途方に暮れている。

 そっせんして席を立つ者。それを真似て席を譲る子供。咲と目の合う老人。

 咲は目を背け、それに順ずる様に老人も目をそらす。が、他は誰一人として老人に譲る気配がない。罪の意識に触発されてか咲は、渋々席を譲る。老人は笑顔になり、彼女の表情も笑みが浮かぶ・・・

 

 数分後、子供が一人、次のバス亭で降りたいとブザーが鳴らしたい様子であった。

 咲は、ブザーを押せる場所が近かった為、代わりにブザーを押してあげる。

 子供は、嬉しそうにお辞儀をして駆けていった。

 その駆けていく後ろ姿をじっと咲は見つめる・・・


 数分後、突然、サラリーマンの風の男が、悲鳴を上げた。

「いで、いで、イテテテ!!!」

 サラリーマン風の男は、OL風をの女に痴漢をしていたらしく、OLは怒り心頭の表情で高らかに男の手を上に掲げる。

 それを見た乗客たちの白い目が一斉に男を串刺しにする。

「つい、出来心で・・・」

 男は謝るが手遅れである。

 謝った所で、状況が何も変わる訳でなく、バスは一旦、停車しタイムロスをする。

 警察が来て男を確保。

 「逮捕ご協力感謝します」

 警察のこの一言に痴漢を受けたOLは、「やったぜ!」という風なガッツポーズを見せる。

 

バスは駅へと到着し咲は降りる。バス亭前には3人組の男女が、バスに乗る事なく佇んでいる。

「やあ、もしかして君が咲さんかい?」

 3人組の一人、大柄の男が声を掛けてきた。

 この男が、この自殺グループをリーダーとして取りまとめいるIS氏であるらしい。

 その隣に居るのは、小学5,6年生くらいの男の子で名前をモト、その子の手を握っているのは4、50歳くらいの女で和子という。

 事前に容姿に関して説明を受けていた咲であったが、驚きを隠せない。

 というのも咲にとっては、自殺願望者を見るのは初めてだからだ。

 だが、皆は一見普通の人である。IS氏に限っては、まるで学校の先生の様な高圧的なオーラを出しているし、少年と叔母さんは、まるで普通の親子同士にしか見えない。

 なぜ、そうなるのか、そういうものなのか、彼女にとっては疑問であった。だが、それらは互いに聞いてはいけないというルールだった。

 IS氏の提案で他人の人生に同情していたら決心が鈍ってしまうという事を説明されていたからであるのだが、それは同時に自身の過去を詮索されたく無いという咲自身の思いもあり、その疑問心は彼女自ら封印しなければ成らないものなのである。

「はい・・・」

 咲はIS氏の挨拶に、一瞬の戸惑いの表情見せ答える。

 咲きを除いた3人は、待ってましたという風に笑顔になる。

「さあ、皆さん参りましょう」

 IS氏の一言で皆は言うがままに、用意された車に乗車する。車に乗り込むまでは、皆は、笑顔であった・・・だが、扉を閉め座席4つに分かれて座った時点においては皆の顔から笑顔が既に消えていた・・・


 車内は静まり返っていて皆は窓の外を眺めている。お互いに深くは干渉したく無いと言う感じである。

 車は一向を乗せ予定された目的地へと向かう・・・

 車はビルの立ち並ぶ市街を抜けていき、ある一つビルの地下駐車場へ入っていく・・・「あれ?」

 咲は、不思議に思っていた。というのも、自殺場所は人気の無い山の中であったからだ。自殺を途中で誰かに止められない為と皆で決めていたからだ。

「どうしたんですか?」

 咲が疑問を投げかけるも、運転主のIS氏は答えない。そればかりか、駐車場に止まるなり、IS氏は不適な笑みを浮かべる。

「ガチャ―――」

 IS氏は車内から降りると勢い良くドアを閉める。ドアが閉まったと同時に、車内に白い空気、煙の様な物が立ち込め始める。

 異常な事態に気付いた車内のメンバーは慌てふためくもドアはロックされているのか出られない。白い煙にもだえ苦しみ、咲きを含めた3人は、そのまま意識を失っていく―――

 

 意識を失っていく光景をニヤニヤしながら見つめるIS氏。駐車場には他に誰もいない・・・助ける者は誰もいない・・・







【リアクション】

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------------------------- エピソード37開始 -------------------------

【エピソードタイトル】

内政チート


【本文】

内政チートとは(引用 http://www.matolabel.net/archives/42349407.html


ファンタジー世界や過去の時代に現代の知識・技術を持ちこみ、主人公の支配下または所在している地域の内政面を向上させる行為を指す。


転生やトリップで、現代に比べ科学技術や法体系が未整備な状態にある世界が物語の舞台であり、主人公が土地を所有できるか地主に指図できる立場に立った時、かなりの高確率で行われる。


これを用いるとき、主人公はさながらウィキペディアをリアルタイムで見ているように正確に知識を思い出し、なおかつウィキペディアに載っている程度の情報を基にして、本職顔負けの内政手腕を発揮してしまう。

要するにうろ覚えかつ、聞きかじりかつ、見様見真似で産業革命余裕でした、という酷いチートである。


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内政チートが下火なのは、世界変革にゴールがないからかもしれない。

ヒット漫画の仁でも、過去を変えて未来に影響を与えたあと、その未来に戻る展開がないと、読者の好奇心は保てない。


内政チートについても、世界変革した結果の大きなイベントがなければいけないのだと思うが、異世界に影響を与えた結果、次元穴が開いて、地球との道ができたりの、スケールに見合うイベントが必要かもしれない。、


内政チートは世界への影響力が高い行為について定義される。


映画でバックトゥザヒューチャーは、ある意味で個人的世界に影響を与えてる小さな内政チートだと思う。



売れてるタイムスリップ系には必ず、内政チートの影響力の演出がある。



小説の異世界転移系は、内政チートが専門的になり過ぎで、映像化で読解に耐えられなくなる傾向がある。(【まおゆう】【ログホライズン】)


スケールの大きな内政チートを書くなら、作り上げだ世界が全部壊れるくらいのスケールの大きなイベントを用意しないと割に合わないかもしれない…







逆説的な内政チートはありかもしれない。


例えば異世界から転移してきた悪魔が地球を内政チートして、

人々を争わせたり、

人に魔力を与えてみたり、

洗脳してバトルロイヤルさせてみたり


悪役の視点で内政チートを煮詰めると、多岐にわたる展開が作れそう






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------------------------- エピソード38開始 -------------------------

【エピソードタイトル】

検索想定ワード【 堕胎、水子、冒頭家族】


【本文】

我子を病気で死なせてしまった母は、絶望に耐え切れずストレスから病気になり、死んだ。

父親には医療費等の負担が借金として重くのしかかり、逃げるように自殺した。息子を一人残して…


息子は親戚が預かり育てる事になるが、その家庭は経済的理由から子供をおろしていた。時代は戦後直後であり、堕胎手術の仕組みは確立されていなかった。下ろされた子供は母体の中で、凄まじい苦痛とともに殺されてしまっていた。その子供の魂は、訳もわからず、帰そう本能の様に、その家についていた


水子の魂は、なぜ、そこにいるのか分からなかったが、家族の営みを見ている内に、自分には家族がいないのか疑問に思うようになる。


そんな水子の魂に気付いたのが、冒頭で死んだ家族だった。

家族は息子を一人残して死んでしまった後、行く末が気になり、引き取られた親戚の家に住み着いてた。


役割のない未成仏魂は放置しておけば、その内成仏する。

存在の意味のなさに、家族の魂は直ぐに気付き、あの世に行こうとした。

しかし、水子の魂と出会った事で同情し、成仏できなくなった。


水子は帰そう本能で家に住み着いた。その疑問に囚われた水子は、成仏できなくなった。

冒頭の家族の魂が、いくら説得しようとも、成仏を拒む水子だった。

水子の疑問は、いわゆる好奇心で、その好奇心を解決するためエネルギーは家主達に影響を与えた。


知を欲する欲求不満のエネルギーは、家主に影響し、命を奪った。


その出来事を見ていた冒頭家族の魂は、必死の説得を試み、どうにか水子の気を反らすことに成功したものの、


水子の純粋な好奇心エネルギーを止めきる事はできなかった。


冒頭の家族は世間一般では、希な不幸を経験して死んだ。冒頭家族の心の片隅には、自分たちの人生の苦悩や絶望を同世代の誰かに知ってほしい。共感して欲しい願いが、あったから、

水子の好奇心エネルギーに負けた。


その家に嫁いできてきた嫁とお腹に宿る命を冒頭家族は守りきれなかった。水子に命を奪われる寸前まで、心身に障害を残すレベルまで追いやってしまった。


冒頭家族は自分たちの無力さを呪った。共感されたい甘えの精神が、一つの家族を破滅させた。


幸い命の危機を感じた嫁と、その息子はその家を出ていった。水子の影響は、もう受ける事はない。


だが、水子は逃げる者を追いかける無邪気さがあった。

嫁たち家族は水子に取り憑かれたのだ。

家主含めて、次々に不幸が襲った。


それでも、冒頭家族の反省と努力のおかげで、死人は出すことは、なかった。


だが、このままだと、家主たち家族は水子のせいで平均寿命は超えられない。

冒頭家族はできるだけ水子の注意をそらして、いろいろな人々に目を向けさせ、家主たちの寿命を長らえそうとした。


つまり、この家主たち家族と関わった者は、高確率で不幸になる。

【一緒いても不幸になる】

次第にこの家族には、誰も近寄らなくなった。

この家族は人に恵まれなくなった。

世間からも親族からも孤立していった。


長男は成長して、人間関係が上手くいかず、悩み、引きこもる様になった。

それをキッカケにして、水子に徹底的にマークされる様になる。

水子は長男の母親もマークしていた。母親は専業主婦だった為、誰よりも、家にいる時間が多くて、水子の害を一番に受けて、生きるか死ぬか、ギリギリの障害者の様された。それでも、見た目に問題なく世間には見えたから、主婦としての仕事を全うした。


奇しくも

長男が自宅にひきこもった事で、水子の注意を自らに反らし、母親の命を永らえさせた。


長男は生まれながらにして、水子の怨念にマークされていた。平均寿命には半分も届かない運命である。


しかし、事態は変化した。

長男は生まれながらにして不幸を受けてきた為に、自身に起こる不幸の異常さを解明しようとし、

水子の存在を認識にするまでにたどり着いた。


水子存在を推理して、水子に語りかけ、水子の好奇心を水子自身の存在を疑問させる方向へと促した。


冒頭家族がこれまで水子を説得して、水子の意識をそらしてきたのと、同じやり方で、長男は自身の命を延命させていた。


その間に、親戚が増えた。叔父が結婚したり従兄弟が結婚したり、子供が生まれたりした。


水子の興味、好奇心はそちらに移り、親戚一同を不幸にしてしまっている。

長男と冒頭家族が説得をしているが、水子にとって、新たに生まれた命に対しての好奇心はとどまる事を知らない。


冒頭家族も長男も水子の影響を受ける親戚たちを守りきれない。


長男は一つの答えを出した。

【水子の注意を惹き付ければ、大丈夫だ】


長男は、水子が取り付いた親戚の直ぐ隣に引っ越した。

親戚に挨拶するかと思えば、全くしない。完全に引きこもり、親戚が隣にいるのに逃げるように隠れる。親からも隠れる。

玄関のチャイムは破壊し、親戚たちからの交流もできなくさせた。


水子から見れば異質な存在である長男に、好奇心が向く。



長男は水子の存在を認識にしている訳ではない。仮説の存在とし意識しているだけである。


長男は、水子が文字を覚えられる可能性にかけた。


文字の可能性を信じさせる事で、好奇心を人ではなく、文字に向かわせることができれば、成仏できなくても問題を解決できるのではないか


長男は、とにかく文字を書いた。Twitterや小説家になろうで、書きまくった。


水子は、いつも思っていた。【なぜ人々はモニターにじりつくのだろうか?】 その理由を解明したかった。


興味ある引きこもり長男は常にモニターにかじりついてるから、その理由も知りたい。


水子の意識は人ではなく文字列に向けられた。長男への好奇心は二の次で、文字列のみに集中している。


水子が言語を理解したとき、何が起こるのか、その続きは長男も気になるところだった…




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------------------------- エピソード39開始 -------------------------

【エピソードタイトル】

Googleのオプション検索について


【本文】

この小説の中から検索かける場合、例えばGoogleなら、検索フォームに、キーワードとと共に

site:http://ncode.syosetu.com/n6677dv/

を入力すればいい。


例えば堕胎、怨念のワードで検索すると一つ前の話が抽出されます。



現在の日本の堕胎件数は年間30万件程とされているが、戦後直後は年間100万件ありしました。戦後からこれまでに1000万以上の堕胎されてます。全国4000万世帯(空き屋含めて6000万世帯)なので4家庭に一つの割合で、堕胎経験世帯だと思われます。


世の中、四人に1人ペースで、勝ち組と負け組、幸福組と負け組に別れるそうです


霊的な怨念パワーが統計レベルで証明されているかもしれないよ?


ホラーを証明できそうな統計資料については、探したらもっとあるかもしれない


例えば自殺率や殺人率について、


年間の自殺統計は3万件程度であるが、一貫して安定して毎年3万人程度が自殺します。殺人も1000件程度ですが、それも統計的に安定してます。急激に自殺や殺人が減った年なんて殆どありません。


【統計的に不幸になる数が安定してしまうのが証明されている】

その原因は科学的に否定するより、オカルト的な解釈で肯定した方が物語的には面白いかも?




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------------------------- エピソード40開始 -------------------------

【エピソードタイトル】

使用フリー漫才・コント(隔週日曜更新)


【本文】

漫才師ネタをフリーで提供している人がなろうに居ましたので紹介します。

黒戌堂プロダクツ http://ncode.syosetu.com/n7241ds/



〜目次リスト〜


使用フリー漫才「料理」

2017/01/06 00:12 (2017/03/20 13:38 改稿)

使用フリーコント「セレブ」

2017/01/08 18:01 (2017/03/20 13:38 改稿)

使用フリー漫才「カツオのたたき」

2017/01/23 02:05 (2017/03/20 13:38 改稿)

使用フリーコント「半額」

2017/02/06 00:45 (2017/03/20 13:38 改稿)

使用フリー漫談「スタバで使う」

2017/02/20 02:06

使用フリー漫才「クーポン」

2017/03/05 22:58

使用フリーコント「アパート」

2017/03/20 13:33 (2017/03/20 13:37 改稿)




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------------------------- エピソード41開始 -------------------------

【エピソードタイトル】

なろうで「著作権フリー」検索すると、


【本文】

長編ストーリーを公開してる人が、ちらほら、いる。


クオリティは読んでないから、わからないけど。評価点とか私の自信作より高かったりする。


童話や絵本的なストーリーも公開されてる。


なろうでのフリーネタは結構、選り取りみどりなのかもしれない。


あるところの調査では、資産一億越えの富裕層は100人に一人らしいです。、

相当数の作者は、カネなんて興味なくて、著作権放棄してもいいとか、思ってるのかもしれない。


欲をいうなら、もうちょい目立つ扱いをして欲しいかな。


なろうでフリー作品の存在知ってる人なんて、0.001%とかごく狭い範囲の人だけだろうし、

売名行為的とはいえ、著作権放棄するのだから、もうちょうい存在を正当化されて欲しいなと思うところ、


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------------------------- エピソード42開始 -------------------------

【エピソードタイトル】

ホラーの一人称、レイプの単語は出てくるがエロ描写はなし。グロイ展開なオチで1161文字


【本文】

僕の余命はあと6ヶ月。

正直、生きてきてろくなことは、なかった。

でも、死ぬ前に、童貞だけは捨て去りたい。


僕には、恋焦がれている人がいた。

その人とやれたらどんなに幸せなことだろう。

レイプでもなんでもいい。

僕は、迷わずその人を犯した。


その人は、僕の犠牲になったといっていい。


彼女は、レイプされた事を苦に自殺してしまいました。

彼女は、18歳で、付き合っていた男性が居て

近いうち結婚する予定だったそうです。

男の子供を妊娠していたらしく、

僕がレイプすることによって、流産してしまいました。。


僕は、どうせ、すぐ、死ぬから責任をとらなくていい。


警察は、の逮捕は比較的遅かったので、その間、沢山の人をレイプした。

1日1人のペースで、土地を転々と変えながら行った。

充実した毎日だった。

レイプしやすかったのは、主に、無防備な小学生だった。

中学、高校生となると、抵抗が激しいので、スタンガンやナイフで脅したりした。

100人くらいに僕の種を植えた。

逃亡から約4ヶ月、僕は、ようやく、逮捕された。。


僕は、裁判にかけられて、直ぐに刑がきまった。

懲役10年だそうだ。

もっとも僕は、もう直ぐ死ぬ。

だから、罪をつぐないきることなどない。


僕は短い時間を刑務所で過ごすことは無かった。

病人扱いというということで、国が用意してくれた綺麗な病院の暖かいベットで過ごした。


そんなある日、眠りかあら覚めると、そこは、病院ではないことに気がついた。

その場所は、どこかの廃屋だった。

周りには、見慣れた顔があった。


僕が最初に犯した彼女のフィアンセと遺族

それから、犯した少女たちと、その遺族だった。


彼らは、僕を病院から拉致して、ここへつれて来たのだそうだ。

僕は、彼らの復讐を受けることになったのだそうだ。

彼らは、まず、僕の爪を剥がした。

一つ残らず、確実に、ゆっくりと

そして、体のあちこちにタバコの火を押し付けてきた。

ちんこにも押し付けられた。

下半身を熱湯の風呂に入れられた。

火傷のあとの皮をゆっくり、丁寧に剥がされた。

その皮を春巻きのようにして、僕のうんこを包み食べさせた。

どこかの闇医者風の男がやってきて僕の体にメスをを入れた。

麻酔を少ない量ににして、意識をはっきりした状態で、

腸をウインナーの様に引きずり出して、見せ付けてきた。

途中で腸は切れてしまいましたが、

その医者は、手際よく私の体を縫合しました。

そして意識が回復したのち、眼をこそぎ落とされました。

その次に、耳をこそぎ落とされました。

その次に、舌を抜かれました。

そして、最後は、そのまま放置されました。


時がどれくらいたっだろう?

僕は沢山あるいたけど、どこにいるのか、判らなかった。

聴覚と視覚を失ったことで、僕は、時間間感覚も方向感覚も麻痺していた。


無の時間だけが、延々と流れ続けた。

僕は、いつまでたっても死ななかった。


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------------------------- エピソード43開始 -------------------------

【エピソードタイトル】

潔癖だから人を殺せないキャラ(一人称)


【本文】

説明

 人を殺したい欲があるキャラの子供の頃の視点




本文






僕は、アリを潰してみた。

ビチ!!として面白い。


僕は、ザリガニをエアガンで撃って見た。

中身が一気に飛び出てきた。

こんな凄い、爆発みたことない。面白い。


生き物を爆発させるのは、面白い。

もっと大きな生き物で試してみよう。


学校に居るニワトリで試して見よう。

騒いでうるさいから、先に、包丁で動けなくしよう。


ズボ!!

うわーーー!!血が凄い!!手に付いた!!気持ち悪い。

もういいや、止めよう。


でも、これどうしよう。焼き鳥にしようか。。。

頭は食べれんと、思うから、頭を切ろう。

そうだ、剣豪武蔵の真似をして一刀両断しよう。

それ!!ズバ

おおお!!気持ちいい。

返り血も浴びない・・・

もっと試したいけど、処分に困るから止めよう。


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------------------------- エピソード44開始 -------------------------

【エピソードタイトル】

潔癖でないので人を殺せるキャラ(一人称)


【本文】

前回と半分似た描写で、子供の頃のシーン



本文



僕は、アリを潰してみた。

ビチ!!として面白い。


僕は、ザリガニをエアガンで撃って見た。

中身が一気に飛び出てきた。

こんな凄い、爆発みたことない。面白い。


生き物を爆発させるのは、面白い。

もっと大きな生き物で試してみよう。


学校に居るニワトリで試して見よう。

騒いでうるさいから、先に、包丁で動けなくしよう。


おおお!!!、血が凄い。流れ出ている・・・

いつまで経っても血が止まらない

何度、切り刻んでも止まらない。

どこまで細かく切れるか挑戦だ!!


ふーーーー!!!結構体力つかった。でも楽しかった。


もっと大きな生き物でも試して見たいな。

けど、僕って、変だな。

明らかに、おかしいよね。

人には言えないな・・・

隠さなければ・・・


・・・チャンスがあるなら、いつか人をキザンでみたいな・・・


【リアクション】

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------------------------- エピソード45開始 -------------------------

【エピソードタイトル】

ホラー短編 『園児の視点で一人称』危険な叔父さんが登場する。おじさんは誰の目から見ても悪である。


【本文】




僕は、いきなり変な叔父さんに殴られた。

ほんとに、いきなりだった。

わけがわからない。

どうして、なぐられなきゃいけない。

僕は、何も悪い事をしていない。

殴られる理由なんてない。


叔父さんは言った。

「君は悪くない。悪いのは叔父さんだ。。これは君の為でもあるんだ。

 これから、君は人を殴るから、私が先に、お仕置きとして、殴ってあげたんだ」


僕は腹が立った。

この変な叔父さんを思わず殴り返した。

だが通用しない。何度殴っても通用しない。

僕は、幼稚園児だから、通用するはずがない。

僕は、大声で助けを呼んだ。

ここは、幼稚園の庭だ、直ぐに助けが来てくれるはずだ。

だが、助けは来なかった。

待てども待てど、誰も来ない。


「君は今、叔父さんを殴ったね。10回くらい殴ったね・・・

 せっかく先にお仕置きしたのに、反省しないんだね・・」


叔父さんはそういうと、僕を何度も何度も殴りつけた。

僕の口は切れた。前歯が折れた。血が沢山落ちる・・・


「これで、君が殴った分のお仕置きは終わりだ。」


叔父さんは、そういうと、また殴り始めた。

どれくらい殴られただろう。

殴られている間叔父さんは、同じ事をしゃべっていた。


「君は悪くない。悪いのは叔父さんだ。。これは君の為でもあるんだ。

 これから君は人を殴るから、私が先に、お仕置きとして、殴ってあげたんだ」


叔父さんの行為は終わることは無かった。

僕は、心の中で誓い続けた、2度と人は殴らないと・・・



_________

____

__

_


気が付くと、僕は布団の上だった。

周りには、友達、先生たちが居る。

僕は、全身に痛みが走った。

僕の体は、全身あざだらけだった。


僕は、一部始終を先生に話した。

先生は、学芸会で、ピアノの練習をしていて

僕の助ける声は聞こえなかったようだ。

叔父さんの姿も誰も見なかったという。

叔父さんは、いつまでたっても警察には捕まらなかった。


それから、僕はケンカに負けることはなかった。

叔父さんのした人道的じゃない苦しみを知っていたから、

子供のパンチなど痛くないと思った。

けれど、人を殴ると、いつも叔父さんの顔を思い出した。

僕は、叔父さんが、また、いつか来るような気がして、できるだけケンカはしないようにした。


叔父さんは、来ることはなかった。

叔父さんは、どこかで僕のように子供に、お仕置きをし続けているのだろうか?

悪い叔父さんだ!!


【リアクション】

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------------------------- エピソード46開始 -------------------------

【エピソードタイトル】

誘拐ビジネス


【本文】


誘拐ビジネスを効率的にする為に、自宅を改造して人質の宿泊施設を作る。


家族ぐるみでのビジネスであり、戦前から続いていて、主人公は6代目党首として、事業を引継ぐことに。


誘拐ターゲットは街の外の住民であるルールだけど、手違いで、主人公が通う学校のクラスメイトを誘拐してしまう。


一旦開放するものの


そのクラスメイトは父親が警察官であり、公共機関の監視カメラの記録を探り、犯人の車が、番地486付近にて消えた事に気付く。


犯人は番地486付近に監視カメラがない事を知っていて、現場付近の倉庫に車を駐車し、ペンキで塗りつぶし、ナンバープレートをすり替えた。塗料の痕跡等は入念に消した。


【リアクション】

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------------------------- エピソード47開始 -------------------------

【エピソードタイトル】

老人虐待をテーマにした物語が、なろうにない。


【本文】

『老人虐待』で読もう検索すると、一件もヒットしない。潜在的なニーズはあると思うし、テーマとしては、穴場かもしれない。


負け組のさえないニートが主人公の物語は多くあるが、そのニートが老人虐待する話はエグくて、かなりリアリティある筈


例えば主人公は過去にスパルタ教育さながらに虐待されてて、成績は優秀だったものの、アスペルガー症候群等の軽度知的障害の傾向があり、実は人の何倍も努力をしていた。


勉強頑張った分だけ、コミュニケーションが疎かになり、社交性は身につかず、社会では負け組となる。


欝を併発して、ニート引きこもりになるも、親は経済的に余裕がない。『経済力がない。だからこそスパルタ教育をしていた』


それに気付いた主人公は、親の道具として生まれたのだと思い込み、被害妄想して、親を愛せなくなる。

憎しみがつのり、親を顎でこき使ようになるが、

親もまた遺伝的に知的障害で、社会では精一杯で、限界している。


生きることに甲斐性なく才能もないから、家事等グズで半端している。


例えば、髪を引っ張り無理やり皿を洗わせて、泣かせたとしても


「あ!? お前も昔同じように無理やり勉強させて俺を泣かせたよなぁ? 泣きたいのはこっちだよ! お前のせいで俺は今も昔も苦労してるんだし、お前が死んだ後はもっと苦労すんだよ! 泣く暇があったらさっさと働け!」



【リアクション】

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------------------------- エピソード48開始 -------------------------

【エピソードタイトル】

悪魔の虹


【本文】

あらすじ 悪魔の虹は消えない。世界の中心にぼつんとあるそのその虹は毒ガスを放ち人々を寄せ付けない。そもそも、人は近づく事もできない。虹はモンスターを生み出すから。強気者が近づくと、その力を超えたモンスターを虹が生み出し、襲ってくる。


虹は未開の地域で、人々は悪魔の虹と呼んだ。



ある時、悪魔の虹から人間が生み出される。


人間は記憶喪失した振りをして人里に現れて、人々と仲良くなり、殺す機会を伺う。


なぜそのような事をしているのか、その人にとっても、理由が理解できなかった。ただ本能で同族の人間を殺さないといけないもの、だと思っていた。


「虹の方からやって来た。虹のモンスターは行く手を阻んできたので、殺した」

それは事実だったが、村人は信じなかった。

しかし、村人は手厚くその、その者を歓迎した。

空腹を満たされたその者は、村人を殺していいものか、迷った。

葛藤していると、盗賊が村を襲った。

助ける気は無かったが、盗賊が余りに偉そうぶるので、力を開放して、バラバラにしたら。

村人は恐れおののき、その者に近寄らなくなった。


その者は、居場所を失ったこと、寂しさを経験することがら、初めての体験でショックだった。

どうしていいか、わからない。

その者は自身の存在に疑問した。見た目はともかく、それ以外が、明らかにその他の人間と異なる。その疑問を解くために、虹の深部へと向かった。


虹の深部は、時空が捻れていて、惑星一つ分の空間が広がっていた。

そこはモンスター達の世界であり、モンスターは人間からの侵略を防ぐための防壁として、虹を生み出していた。


虹のない時代は、人は手軽にモンスター世界に侵入して、略奪行為をしたという。どこからともなく、人間はやってきて、去っていく。


それは自然現象のようなもので、モンスターたちは為すすべもなく。

だが、ある日、天才の魔族が虹を生み出した。

人は何処からともなく現れる事はなく、現れる場所は、虹の中からと、限定される様になった。

モンスター達は虹で待ち伏せして人間を迎撃した。


ある時、魔族は、虹から毒ガスを常時放出させる仕組みを作った。

ある時、魔族は、虹に近づく人を自動的に察知して、モンスターを配属させる仕組みを作った。


ある時、魔族は、モンスターではなく、いっそ人間に戦わせようと提案し、人間を誘拐して人体改造を施した。



虹の世界の真相は人間の都合で歴史に葬られていた。

モンスターを退治する為の大義名分等はなかった、略奪する側だったという汚点の事実は、権力者によってもみ消された。



人々は突如現れた虹を悪魔な虹呼び、災害の一種だと信じている。


虹が発生した直後、調査に入った人々は皆帰っては来なかった。

モンスターに捕まり、拷問され、人間世界の情報を聞き出された。

主人公は、その様な経緯から記憶を弄られ、肉体改造され、人間世界に戻された。


主人公は国は汚点の真実を知る都合の悪い存在なので抹殺したい。精鋭の殺し屋を送り込む。



【リアクション】

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------------------------- エピソード49開始 -------------------------

【エピソードタイトル】

短編 ブラインドサッカー


【本文】

盲目の少年

「おい!!こいつの眼、いっちゃってるぞ!!怖~~~~~~


また聞こえた、僕の悪口が・・・

いつものことだから・・・と、思い冷静に振舞をうとするけど、やっぱり気分が悪い。

どうして僕だけが、こんな目にあわなくてはいけないのだろうか?


僕は先天的な病気で成長する程に目が見えなくなった。

事前に病気を理解していたから、病気を受け入れる覚悟はできてた。

でも、人の視線までは覚悟はできてなかった。


でも、我慢しよう。

母さんに迷惑を掛ける訳にはいかない。

これから僕は一生、家族のお荷物になるのだから、こんな事で弱音は吐けない。


でも駄目だ。

今日も言われた。

耳だけに頼る生活になってから、遠くの人の話し声まで聞こえてしまう。


もしかして僕を馬鹿にしているのだろうか。

悔しい。なんで、僕ばかりが底辺を味わわなければならないのか。

神様は卑怯だ。

どうして、僕ばかりにこんな仕打ちをするんだ。


死のう。死ねば楽になれる。

どうせ生きてても、お荷物にしかならないのだから・・・







自殺

少年は窓から飛び降りようとベランダに出た。

母親が買い物に出かけている隙を見計らって飛び降りるつもりである。
















救急車のサイレン音が街中に響いた。
















だが、少年は、まだ、生きている。死んでない。

なぜなら少年は飛び降りていないからだ。

救急車のサイレン音を聞き躊躇したのだ。


己が救急車に運ばれて、もし、助かってしまった場合の家族への迷惑を考慮したのだった。


親思いの少年だからこそ、自分の弱さを打ち明けられなかった。

死にたい。

でも、本当は生きて親孝行がしたい。


それができない彼は、死ねない苦痛と生きる苦痛の狭間で葛藤し、ただただ泣き崩れた・・・










10年後

彼は役場にて働いていた。

盲目の障害者でも可能な仕事を頑張っている。

働き出して3年にもなり、仕事には慣れたが、松葉杖を付きならが自宅と仕事場の往復は辛い。

盲導犬が居れば楽になるのだろうが、そう簡単に手に入るものでもないのは彼が一番自覚している。


親に迷惑を掛けないで、ある程度は自立できている。

できているが、彼には生きがいが無い。


盲目であるから遊ぶ事も困難だし、何より遊び相手が家族しかいない。

親の手を煩わせるのは嫌で、やはり彼は、今でも生き死にばかり考えていた。


そんなある日、母は彼に言った。

「夕君、子供の頃、サッカー好きだったよね」


彼は母がなぜ、そんな事を聞くのか理解できなかった。

サッカーは確かに好きだったが、それは、あくまで過去形である。

そもそも盲目の自分にスポーツの話題を振る意味が全く判らないのである。


「実は盲目でもサッカーができるらしいの。ブラインドサッカーって言って目隠ししてやるんだって。健常者も盲目の人と一緒にできるスポーツなんだって。


彼は困惑した。

母に気を使われているのを 迷惑を掛けていると感じていた。

罪の意識が彼に訴えかける。やはりお荷物だと・・・


その自己嫌悪に満ちた顔を知ってか知らずか、母は話を続けた。


彼はその話を聞いている様で聞いていない。

ただ、母の希望に沿う様に流され、サッカーチームの居るグランドに立っていた・・・








<健常者の祐視点>

少年サッカーチーム

横浜リトルジュニアの名門サッカーチーム、今期のリーグ戦を優勝したメンバー一行は、遠征バスで地元へと帰る途中であった。

その際、バスのエンジンがトラブルを起こしてしまい、メンバー達は足止めを食らった。一行は、別のバスが手配され、それが到着するまでの間、待たされる事となった。

その待ち時間の間に、メンバーの内の一人が、退屈しのぎに持ち場を離れウロウロし始めた。

道路の反対側を横切り、大きなビルの裏路地に入った。なにやら叫び声が止め処なく聞こえ、その先を抜けていく。ビルを抜けた煤で行くとその瞬間、彼の目に飛び込んだ。目隠しをしながらサッカーをしている人達を見た。

彼の目には、彼らのその光景が異様に映った。

と同時に好奇心を駆り立てられた。


彼は恐る恐る見学をしていた。

するとサーカーコートの中に居た一人の年配婦人に声を掛けられた。

「君も、やってみない?」


彼は、驚いた。

なぜ、いきなり誘われるのか、なぜ自分なのか・・・

困惑する彼を尻目に年配婦人は説明を始めた。


「このサッカーはね、ブラインドサッカーっていう列記とした国際スポーツなの。参加者は誰でも良くて、健康な君でもいいし目の見えない障害者でも構わない。この競技は世界大会も行われてて、昨年は日本代表がブラジルと優勝戦を争ったのだけれど、まったく敵わなかったのね。流石はサッカー大国ブラジルという感じかな。 ほら、このボールを見て。 転がすと鈴の音が鳴るでしょう。 この音の位置を聞き取りボールを追いかけるのがこのゲームの要なのだけれど、ブラジルはボールを転がさなかったの。 転がさず空中に浮かせてパスを出す技術を習得していて、鈴の音が聞こえなかった。 ほら、見て、転がすと音は鳴るけれど、ボールが空中にあると、音が聞こえないでしょう。     それで日本は全くボールも触らせてもらえなかった。 ブラジルのプレイ映像は何度か分析していたけれど、まさか、鈴の音を鳴らさないでゲームをしていたなんて、私達は想定外だったの。本当に悔しい。今からチームの技術UPを根本から考え直さないといけないのね・・・・」



年配婦人は困惑している少年を置いてけぼりにして、自分の世界を語った。

しつこく語った。

その勢いに飲み込まれた彼は、帰れなくなってしまった。

年配婦人の笑顔に誘われる様に、ブラインドサッカーをやさらせる事となった。





<三人称>

婦人年配者は夕の元へやってきて言う


「ちょっと手伝ってくれるかな?」


夕は困惑しながらも、年配者に手を引かれて、裕の元へとたどり着いた。



「さあ、少年よ、このオッサンが今から君のキープしてるボールを奪う。君はこの半径、2メートルの円から出てはいけない。目隠しは無くても構わないよ」



2人は困惑しながらプレイした。

裕は目隠しなければ絶対に負けないと信じてたし、

夕も見えてる人に勝てるとは思わない。





案の定、2人の考えは的中した。

だが、ゲームは終わらなかった。

長い時間、裕はボールをキープし、長い時間、夕はボール奪おうとした。

その結果、2人はそこで体力のみを使い朽ち果てた。


裕が諦めて円の外に出てしまったとき、年配婦人は高らかに

「勝者夕君ーーーーーーーーー!!」と言った。

「円から出たのだから、君は負け!」


この子供じみた発言に、裕は笑いがこみ上げた。

また、夕自身も、ここまであからさまに障害者に肩を持とうとする年配者の態度に笑いがこみ上げた。

そして、二人は時間を共有した。

夕と裕、互いの同じ名前であった事が偶然判り、他人とは思えなくなってしまったのだった。

自己紹介をした。裕は自分がリトルサッカーのストライカーである事を伝え、裕にせがまれ、なぜ、視力を失ってしまったのかを話した。



そこへ

「おーい! 裕ーー!!」

裕のチームメイト達がやってきた。

「おい! これなんなんだ!?」「目隠ししてサッカーしてるぞ」「あ、オレこれ知ってる障害者がやるスポーツだよ。 ほら見て」


ベンチに向かって少年は指をさした。通常とは違うの目の形をした、ある人に向かって。



夕は、声が聞こえた。

だれかが、自分の容姿の悪口を言っている様な気がして苦痛していた。

けれど、それは被害妄想だと思い、自分に言い聞かせていた。

するとその声の主たちは、自分の方向へとどんどんと近寄ってきた。

声の内容を聞きたくないが、音が飛び込んでくる。



「何してんだよ裕。さっさと帰ろうぜ。もう、バス来てるし、監督がぶち切れてるぞ」


「判った、すぐ行くから!」




裕と夕は最後に語り合った。


裕「僕は将来プロサッカー選手になって世界に行くんだ! だから、オジサンも、このブラインドサッカーで世界に行って。」


夕は困惑した。今日が楽しかったにせよ、プロを目指すとかは遠慮したい気持ちで一杯だったからだ。

その気持ちを少しだけ打ち明けた。


夕「無理無理、毎日大変だし、遊び程度だし、そこまで本気になれないよ。」


そのさえない回答に裕は問いを出した


裕「何が大変なの?」


その問いに夕は困った。

何も言えなかった。

子供に、自身の可愛そうな日常生活を伝えるのも良い事か判らないし、何より、弱音を吐いてる様に思われるのが嫌だった。

そして彼はつい、裕に「よし、判った。おじさんも、頑張って世界を目指す!」

と、言ってしまった。

ノリに合わせただけであるものの、彼はそれが最善の選択肢に違いないと思った。



夕が去った後、一人の関係者が声を掛けてきた。


「おまえ、そんなにヤル気あったんか! よし、これから特訓しよう!」


夕は、しまったと思った。

嘘だと言わなければいけないが、その人の嬉しそうな声を聞くと、断りづらい。

彼はレギュラー入りする為に、先輩のしごきに耐える羽目になったのだった・・・



その後、夕はブライドサッカーを本格的に始めるのだが・・・

夕は先輩のシゴキに耐えられなくなった。


サッカーを止めたいと思っているのだが、どうしても言えない。

時間が経つ程に言えなくなる。


夕自身も本当に嫌なら最初からサッカーなんぞしていない。

期待してた。何か生きようと思えるやりがいが得られるかも知れないと思っていた。だからこそ、彼はトレーニング耐える。

しかし、やりがいは得られない。

練習のキツさは障害者といえど、流石に世界を目指すだけのレベルである。

勝つための努力はできるかぎりするのが勝負士なのだ。

その勝負士になり切れない彼は、いつも、いつ止めようか切り出すべきか苦悩していた。今日こそ、今度こそ、そうやって夕は言わなければならない筈の言葉と葛藤した。


しかし、努力の甲斐あって実力もついてる。やめたらここまでの努力してきた事がパーになる。

辞めたくても辞められない。でも辞めたい。


そして強い決意を固め。先輩に言おうとしたその時、ゲロを吐いた。


夕は気がちっちゃ過ぎたのである。



先輩は、突然のゲロに意味が判らないでいる。


確かに顔が真っ青で調子悪そうに見えていたし、夕が何かを言い出そうとしていたのは判っていた(読者だけ) 

でも、それが止めたいと言いたかったとは、先輩は全く気付いていない。


「お前、大丈夫か?? 何か悪い物でも食ったんか??」


心配される夕。


夕は情けなくなった。「止めたい」の一言さえ言えない自分の気の小ささに、自分自身が悔しくなった。

思わず泣いた。

自殺未遂以来に涙を流した。

メンバー達や監督は何事かと驚き、夕の周囲に集まった。

休憩室に連れて行く為、肩を貸そうと手を差し伸べてきた手を振りほどいた。

皆が困惑しているさなか、夕は泣きながら、洗いざらいをぶちまけた。


「ヒック、ヒック、ハア、ハア、ゼエ、ゼエ、や・・・やべ た い・・・・


そのブチマケル気持ちの波は、彼にとって世界の終焉を意味する位の巨大な大津波に飲み込まれるが如くであった。







「オ、オマエ、そ、そんなことで泣いてたのか・・・ しかもゲロまで・・・」


と、皆が感じたのは当然の事。

でも、夕にとっては、そんな事ではなかった。

自分の気持ちを主張せず我慢する人生を長年歩んでいた為に潜在意識に習性としてこびりついていたのである。


つまり『不幸ぶれば親が悲しむ』


障害者にできるせめてもの親孝行が、我がままを言わず、あれやこれやの人生を我慢することしかなかった。


そうしなければ

何の為に生まれたか判らない。

親を悲しませる為に生まれてきたなんて、認めたくない。



夕にとっては

弱音を吐く=親不孝


もしくは

弱音を吐く=死


なのである。




彼自身は死という名の恐怖を受け入れた瞬間に今、居るのである。


追い詰められすぎて、思考回路が全く正常でないのだ。


だが、当然、彼はメンバーに殺される事などない。


皆は夕に優しくした。


「止めたいなら止めてもいい。というか止めるべきだ。

「今まで気付いてやれなくて御免」


彼は、まさかという感じである。そして、やっぱりそうなるよね?とも思った。

とがめられる、あるいは殺される、とか思ってないけど、殺される様な気がした。

そして優しくされて、とても嬉しかった。でも恥ずかしかった。


悔し涙が止まらない。


そして、ある一言で、更に、彼の涙腺は崩壊する。



「お前、我慢強いな。我慢強さなら世界一じゃねえの?」


その言葉を聞いた彼は人生全部を思い出した。

先天性の病で視力を失ってからというもの、人生に対して全てを遠慮して生きていた。我侭を言わずに我慢するのが当然だった。嫌な事があっても、怪我をしても、いじめにあっても、ケンカに負けても、自殺未遂しても…


その我慢強さが世界一だと言われた時、夕は自ら納得した。

あまりの我慢人生に、これほど耐えた人間は居ないと自分で自覚した。

我慢力なら誰にも負けないという誇りを得た。


夕は何時も思ってた。こんなに我慢するの自分だけだと、いつも思ってた。

でも、いつも本音が出せなかった。我慢してるなんて言ったら親が悲しむから。

ふてぶてしく生きる権利はあった筈だし、言えば大したこと無い筈だと判ってるつもりだったけれど、言えない自分に苦悩していた。


その苦悩と葛藤に費やしたエネルギーの量を思い出した、その瞬間、自分への自信の無さが消え去り、大きな自信が付いた。


何年ぶり自信なのか、彼は思い出せない。

もしかすると、生まれて初めて自信を持つという事が出来たのかもしれない。

誰よりも大きな自信が自分の中に芽生えたとき、体が急に軽くなった。

背中に100トン甲羅を背負っていた重みから開放されかの様な気分。

その余りの『楽』という感覚の嬉しさは、生まれて初めての様な体験。


彼はその嬉しさで涙を流した。


さっきまで、恐怖でピーピー泣いていた夕は、今度は嬉し涙で号泣したのだった。


ともあれ、彼はサッカーを止めた。

自信と誇りを取り戻した夕は、意気揚々と自宅へと帰りましたとさ、めでたし?めでたし?


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------------------------- エピソード50開始 -------------------------

【エピソードタイトル】

ツタヤリンダ大賞B2 とツタヤリンダ大賞A2を狙うストーリー


【本文】

とにかく映像化を意識したストーリー。


タイトル 魔法の顕微鏡


〇一行あらすじ

顕微鏡の中に突然吸い込まれてしまう。



〇大まかなシナリオ


ミクロな世界でパニックする主人公、いきなり、アメーバに殺されかける。

しかし冷静なり、元のサイズに戻りたいと強く願うと、拡大して、元に戻る。

夢か何かと勘違いして、もう一度のぞき込むと、またミクロになる。

念じれば元に戻る。

主人公は病気にでも、なったのかと思い、病院に行こうと。親にお金を出してもらおうとするが、馬鹿にされる。

仕方ないので実験して見せて、ようやく信じてもらえる。

親も覗いたらミクロ化する


病院に相談した。現物を見せて相談したら、政府がやってきて、回収していこうとすると、顕微鏡から足が生えて逃げていく。


顕微鏡を探す皆さんをよそに、顕微鏡は主人公の、自宅へと帰っていた。、

怖くなってたので、一応政府に連絡する


どうやら、顕微鏡はその場所から離れたくないらしい。


政府は主人公宅を顕微鏡の実験室とする。何人もの自衛隊や研究員を送り込む。


自宅が政府に占拠されてる間、台所でこじんまりと生活する。2階の職員がやかましくて眠れない。

怒りに行くと、ミクロサイズのアメーバが天井サイズになってて、襲ってきていた。アメーバは人間と同化していた。、マシンガン乱射でいそがしい隊員


実はアメーバは銃を持った隊員を取り込んでいた。取り込んだまま操ってマシンガンを乱射してくるアメーバ


逃げようとしたら、アメーバの重みで家が倒壊して、下敷きに。


命からがらで、「魔法の顕微鏡をもって逃げてくれ」と関係者。

走って逃げているとマフィアに拉致される。

マフィアに誘拐され、顕微鏡と主人公は、ロシアに身柄を引き渡させる。

ロシアは勘違いしていて、顕微鏡を覗いた人は死ぬと思っている。主人公にしか顕微鏡を使いこなせないと思われている。


スイートルームに泊らされ、歓迎はされる。

ロシアの研究員から「アメーバの細胞をとって来い」と、注射器を渡され取りに行く。

アメーバは、スヤスヤと眠っていた。注射しても起きない。

アメーバには痛覚がなかった。


細胞を持って帰る。注射器の中には巨大化した細胞。それを再度顕微鏡で観察する。

すると、科学者が驚愕。何度か同じような事を繰り返すと


細胞は小さな細胞の集まりで、その数が科学の常識を上回る事が判明。

単細胞生物という概念は無くなり、

アメーバの中に、もう一つの宇宙を見つけた。

銀河や惑星が沢山あったのだ。


数年後や宇宙アメーバ説が提唱され、宇宙の果てはアメーバの外の世界(つまり池)だとされた。


その頃、人は土地と資源に困る事がなかった。ミクロ化してれば排泄も少なく環境汚染も減らせる。

顕微鏡の覗き穴は改造され、手軽にミクロになれる環境が整った。


しかし、土地の価格が暴落して、財産を失った人々が、ミクロ化反対を訴えてテロを起こす


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作成日時: 2025-11-13 10:11:44

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