命を燃やして矢を放つ「祈弓兵」になった少女が、愛する少年とともに戦地へ向かう物語です。読み始めた瞬間から、どこか「この先の結末が見えてしまう」ような不穏さが漂っていて、ぐっと心を掴まれました。
短い話数なのに感情の積み上げが濃くて、気づけば「次、次…」って止まらなくなります。主人公の気持ちが痛いほど分かるのに、紹介文にもある“あの選択”が本当に胸に刺さり大きな余韻となっています。
完結済み・全9話で一気読みしやすいのに、読後の余韻は長く残ります。
残酷な世界、恋、戦争――その全部が重く響く、忘れにくいお話でした。