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  • 編集済

    久しぶりに本気で唸りました。
    少々辛口な意見ですが、日本はもう日本の伝統や文化をどうのと言っていられる状況ではないのではないかと考えます。

    就職氷河期の始めの頃に大学を卒業したので、女性であることで、思いっきり差別の対象になりました。書く気も失せるような扱いです。自らの経験から国も企業も先を見ていなかったツケが今になって回って来てるのだと感じます。

    そして多くの第二次ベビーブーム世代が家庭を築く土台を作れなかったことが決定的ですよね。もう子どもは産めない年になって思うのは、日本に残っていたら三人も子どもを産んで育てる経済力は持てなかっただろうなという事です。

    経済格差を生むことで治安が悪化するのはどこの国でも同じです。日本で働く人を区別なく平等にするなど、日本という国家が生き延びる道を見つける必要があるかと思います。

    私はこちらに来て差別というものを受けた経験がありません。女性である上、EU圏外からの移民であるに関わらず役所に勤めています。日本ではあり得ませんね。

    今の所、日本の改善の道のりはかなり遠いという見解です。

    クリスさんの文章の巧みさ、真摯な見解など大変興味深い作品でした。もしまた日本語であるいは英語でも読ませていただけると幸いです。

    作者からの返信

    私はあらゆる点であなた様のご意見に賛成です。私のエッセイの目的は、決して「以前はすべてが完璧だった」と言うことではありません。むしろ、印象派の画家のように断片的ではありますが、日本文化や日本そのものが持っていた、評価すべき、あるいはかけがえのない魅力を思い起こしてもらうことにあります。そして、それらが失われつつあることを、私はとても残念に思っています。

    また、当時の国家や企業のビジョンの欠如が、今日になって大きな代償となっているという点についても、まったく同感です。ごく最近になってようやく取られた社会的施策のいくつかは、私が日本に来た頃(小渕政権/小泉政権の時代)、少なくともその時点、あるいはそれ以前に取られるべきものでしたし、今なお非常に不十分だと感じます。

    性別によるものを含め、あらゆる差別についても同意します。私は「出る杭」などを題材にした章も書いていますので、最後まで読んでくださった読者であれば、私がどのような日本を愛しているのかについて、謎はないはずです。地方、日本のより伝統的な芸術や習慣、人間味のある日本――そうした側面こそが、私にとって大切な日本です。

    私のエッセイは、主に「この日本をどのようにして守っていけるのか」という問いを投げかけるものです。そして逆説的ではありますが、より暗い別の根、すなわち負の側面を断ち切ることでこそ、最も良い根を守ることができるのではないかと感じています。

    いずれにせよ、最後まで読んでくださったこと、そして数々のコメントを本当にありがとうございました。心から嬉しく思っています。

  • 第67話 少子化への応援コメント

    私はよく日本人って絶滅危惧種だとよく自虐的な冗談を言っていますが、最近笑えなくなって来ました。

    観光で訪れるのと、実際に住むのは大違いです。私が言うのもなんですが、日本で働く厳しさを考えると一時的に滞在する人はいても骨を埋めようと思うかどうか疑問です。

    今だに教育費、医療費など個人負担が大き過ぎておっしゃる通り将来の見通しが暗いですね。

    作者からの返信

    ごコメントをいただき、誠にありがとうございます。
    本稿の趣旨はまさにそこにあり、現状が深刻であることを伝えようとする試みです。消えつつある「かつての日本」の中で、私にとって本質的だと感じられたいくつかの事柄を思い起こすこと。ささやかながら、思考の手がかりを提示すること。理想化を離れた視点から、いくつかの分析の道筋を示すこと。そして何より、日本人自身に問いかけたいのです――未来に向けてどのような日本を望んでいるのか、と。

  • 第65話 地面が揺れたへの応援コメント

    その頃に子どもたちが生まれたので、日本に関しては私の空白の時間なんです。

    特に震災はこちらでもかなりニュースになったので記憶には残っています。日本の家族の心配ばかりしていました。自分の無力さを感じたのを覚えています。

    作者からの返信

    日本に住んでいた人々、あるいは海外にいても日本と関わりを持っていた人々にとって、とても奇妙な時期だったと思います。誰もがきっと忘れることのできない、非常に特別な日々だったのではないでしょうか。私自身、これまでにいくつかの地震を経験してきましたが、東京にいたとはいえ、あの地震はまったく比較にならないものでした。

  • 第64話 無言への応援コメント

    >言葉による傷つきへの恐れがある一方で、言葉を交わさないことによって生まれる孤独の暴力に、少なからぬ人々が苦しんでいる。
    これ唸りました。

    「言葉の不在」が時に美化される文化なので、こうして議論気味に話しかけるのは日本人には無礼と取られる可能性が高いです。なので私なりにいつも気を付けています。

    インターネット普及のせい(?)で、常に表現することを余儀なくされるので、それが苦しい人もいれば、水を得た魚のように生き生きとする人もいて、コミュニケーション能力が問われる時代になりましたね。

    その合間で苦しむ人がいる。
    非常に鋭い意見で考えさせられました。

    作者からの返信

    日本における沈黙の理想化は、知的な理想であると同時に社会構造への志向でもありますが、それは国民の幸福に寄与しているのでしょうか。これは非常に重要な問いです。一方で、西洋における言論の理想化も、同様に知的な理想であり社会構造への志向ですが、それは混乱を招いているのでしょうか。これもまた別の問いです。

    日本は、豊かさ、平和、世界有数の治安の良さ、充実したサービスや娯楽の提供などにもかかわらず、国別幸福度ランキングでは一貫して低い順位に位置づけられてきました。このランキングでは、日本は戦争や独裁、あるいは深刻な貧困に苦しむ国々と並べて扱われています。
    私は、この低い順位の理由(各国ごとに行われている調査結果)を理解するためには、経済状況の浮き沈みだけでなく、社会構造そのものに目を向けて答えを探ることが重要だと考えています。

  • 第62話 責任への応援コメント

    これは痛いほどよく分かりました。フランスに戻られたのですね。続きを楽しみにしております。

    作者からの返信

    はい、ご両親との関係についてのご状況を拝読しましたので、私の気持ちをご理解いただけるのではないかと思いました。

  • おっしゃる通り、こちらでは採用は「即戦力」を前提とするので資格や経験重視、反対に日本ではむしろ「ポテンシャル」を見込むため、大卒の女性は面接にさえ呼ばれず、今でも転職は高リスクです。

    日本の企業は社員を育ててくれるので、長続きするのかもしれません。
    私の物の見方が変わったのだとこのエピソードを読んで感じました。

    作者からの返信

    確かにその通りですが、危機以前の日本企業の強みだったものが、現在の状況では次第に弱点となり、さらには解決策を見出すうえでの足かせにさえなっているのではないかと思います。

  • 第57話 テレビへの応援コメント

    心地よい領域(コンフォートゾーン)は少々耳が痛いお話でした。私がここに辿り着いたのも心地良い領域だからですよね。
    説明しなくても共通理解が図れるというのは楽です。だから出来るだけ幅広く読む様にはしています。

    作者からの返信

    美奈子様の個人的なケースについては、正直なところ、何とお答えすればよいか分かりません。
    ここで私が述べていたのは一般論であり、その中に潜む厄介さ(問題点)を考えようとしたものです。

  • 第56話 おもてなしへの応援コメント

    私は最初同じように語学を活かせる仕事をしていました。それが夢だったので、そういう職につけて嬉しかったです。

    今は語学とはかけ離れていて、現地の人と同じような役職です。日本語を使うことは全くありません。得意な事を活かせる仕事に就けるって運だなと思います。

    続きを読むのが楽しみです。

    作者からの返信

    私たちのスキルやキャリアは時間とともに変化します。これは、この後お読みいただくと分かるように、私自身も同じで、私たちの考え方もまた変化していきます。それでいいのだと思います。
    私にとって、同じことをずっと続けるのはあまりにも退屈です。
    現在の私は、ある意味で複数の仕事を同時にしており、それによって異なるスキルや多様な業務を柔軟に行き来することができています。

  • 第53話 毒の花への応援コメント

    毒の花の見解、興味深いです。私が見られなかった日本の姿なので、少々読むのが怖い気さえします。

    私はお父様に賛成です。ジダンとベッカムとのお仕事を断れるなんて、なんて勿体無い😳

    さっき興味があったので、ベッカムのインタビューをYouTubeでチラッと見ました。まだアメリカに行く前だと確かに彼の英語には訛りがあるかもしれませんが、でも惜しい…。

    同時通訳なんてほどんどしたことがないので、出来る人を尊敬します。

    作者からの返信

    正直に言うと、私はジダンの大ファンというわけではありませんが、当時はマンチェスターに在籍していた頃のベッカムをとても尊敬していました。彼がそこでプレーしていた時期、マンチェスターは私の一番好きなチームだったので、それもあって父はさらに驚いていました。
    日本で行われたワールドカップで、イングランド代表としてプレーする彼を一度だけ生で見る幸運に恵まれましたが、彼のパスは本当に信じられないほど素晴らしかったです。
    それでも、私は自分の断った判断を後悔していません。これはあくまで仕事であって、楽しみのための出会いではありません。😳
    これまでのさまざまな職務や経験を通して、多くの著名人と出会う機会がありましたが、そうした経験の中で、自然とそうした瞬間を過度に神聖視しないように学びました。最終的に心に残っているのは、本当に人間味のある一面を持っていた人たちです。

    編集済
  • 第51話 山の死への応援コメント

    これはお辛かったでしょうね。
    かなり親身に接してくださった方だったようですから。
    恩師としてクリスさんが先生を大切になさっているのは伝わっていたと思います。

    作者からの返信

    そうですね。

  • 第49話 脱皮への応援コメント

    これは私と逆です。人との縁があって職に就けたので、運が良かったと今でも感謝しています。

    でも、自力でと考えるのも立派です。お話の続きが楽しみです。

    作者からの返信

    コメントを有難うございます。
    はい、それは当時の、やや硬直した考えでした。
    エッセイの最後でお分かりいただけるように、私のキャリアは発展し、現在はまったく異なる職務に就いており、人脈は私の職業活動において非常に重要になっています。

    編集済
  • 第48話 渇望への応援コメント

    新し物好きではあるかもしれません。

    でもフランスの方がミシェランガイドなどのせいか、グルメのイメージがあります🤔

    私自身は食に関心があるとは言えないです。

    作者からの返信

    フランス人は確かに美食家であると言えますが、日本人ほどではないと私は思います。実際のところ、フランスでは料理番組はそれほど多くありません。一方、日本では、ほぼすべてのレポート番組が、地域の料理や新しい食のコンセプトの紹介と結びついています。日本のオーディオビジュアル空間における食の遍在性は、外国人(フランス人を含めて)にとって、特に驚かれる点の一つです。
    不思議なことに、フランスでは近年、アメリカの番組(「マスターシェフ」のような)から影響を受けたいわゆる「コンテスト型」の料理番組が登場してきました。シェフやパティシエのコンテスト、あるいはゴードン・ラムゼイの番組のフランス版などがあります。しかし、これらは厳密な意味での料理番組というよりも、料理を題材にしたエンターテインメント番組と言えるでしょう。このような番組は、最近になって数を増やしています。

    フランス人は、エスコフィエというシェフによって、いわば「近代ガストロノミー」という概念を生み出しましたが、それはすべてのフランス人が美食家であるということを意味するわけではありません。日本と同様に、フランスにも豊かな食文化があります。実際、ガストロノミー料理について語る際に、最も大きな影響力を持つ国はフランスと日本の二国であると言えるでしょう。これは、利用できる食材の多様性をはじめ、さまざまな要因によるものです。
    また、ここおよそ10年ほどの間に、フランスではガストロノミー、すなわち「料理を芸術として捉える考え方」への関心が高まってきていると感じています。さらに、健康面への関心も同時に強まっています。しかし、私が日本に滞在していた当時、そして本章の背景となっている時代においては、そのような傾向は必ずしも顕著ではありませんでした。

  • 第46話 出る釘への応援コメント

    私の住む地域ではこういう「美徳」のようなものが浸透しているので、日本人にはどちらかというと住みやすいのです。
    ご存知かもしれませんが、ヤンテの掟といいます。まさに「出る杭」になるな、と諭しています。

    ヤンテの掟
    自分がひとかどの人物であると思ってはいけない
    自分が他者と同等であると思ってはいけない
    自分が他者より賢明と思ってはいけない
    自分が他者より優れているという想像を起こしてはいけない
    自分が他者より多くを知っていると思ってはいけない
    自分が他者を超える者であると思ってはいけない
    自分が何事かをなすに値すると思ってはいけない
    他者を笑ってはいけない
    誰かが自分のことを顧みてくれると思ってはいけない
    他者に何かを教えることができると思ってはいけない

    作者からの返信

    正直に言うと、私はこの「ヤンテの掟」を知りませんでした。これは間違いなくフランス人の生き方とは異なります。これは、私たちそれぞれの歴史の違いによるところが大きいのだと思います。
    フランスもイギリスも、ヨーロッパ史を通じて長い間、絶対的な大国としての地位を築いてきましたが、そうした歴史は社会のあり方にも影響を与えています。


    個人的には、一見するととても分かりやすそうに見える「自由」という言葉が、アメリカ、北欧、フランスといった場所によって、まったく異なる意味を持つようになるという点に強い興味を感じています。

  • 第45話 帰国への応援コメント

    私とは少し違った感覚のようです。

    私にとっては二つの「うち」が出来た感じで、どちらの方向に行くにしても「帰る」という気持ちになります。

    近年こちらには日常と家族があり、日本には海外旅行に行くような錯覚もしますが、同時に帰って来たという気分もあって、妙です。

    でも実家に関する愛着は、クリスさんのエピソードに書かれていたのとほぼ同じです。古巣になったのでしょうね🥲

    お気持ちをとてもよく理解出来るので、大変興味深く、続きを読むのが楽しみです。

    作者からの返信

    これには非常にもっともな理由があります。それは、私が生まれ故郷の街に特別な愛着を持っていなかったからです。私はその街で生まれましたが、わずか1年後に海外へ移り、約6年間そこで暮らしました。生まれ故郷に戻ったとき、その帰郷を幸せなものだったとは言えません。
    その後は環境に適応しましたし、学校生活や思春期の思い出はすべてそこにありますが、決して「大好きな場所」だったわけではありません。むしろ、1歳から6歳まで暮らしていた別の場所のほうに、感情的なつながりを強く感じています。そこは、生まれ故郷とはまったく異なる場所です。

  • 第44話 漏斗型の会話への応援コメント

    >日本では、その抑圧が深いところに蓄積されていくように感じられ、

    スルドイと思いました。

    日本人の根底にあるのは、他者から自分を理解されたいという欲求であっても、フランス人のように自分の意見を理解されたいという事とは少し異なると思うのです。

    察する事を美徳とするからなんでしょうね。

    作者からの返信

    美奈子さんのご意見には賛成ですし、私はこの種のコミュニケーションについて、さらにその先で何度も言及しています。また同時に、それが残念ながら生み出してしまう結果についても触れています。
    フランス人が自分の考えを、より突き詰めた形で理解してもらいたいと望むのは、まず第一に、フランス語そのものの性質にも起因していると思います。フランス語は非常に分析的で、細部まで明確にする言語であるのに対し、日本語はより曖昧で、おおよそを許容する言語だからです。

    しかしそれだけではなく、フランス人は「理解とは細部によってこそ成立し、それが生きる上で不可欠である」ということを理解してきたのだと思います。直感による理解という非常に詩的な考え方(これは中国や韓国にも美徳として存在し、例の「以心伝心」に相当する言葉がありますが)は、確かに一つの美徳ではあるものの、時には、あるいはむしろ多くの場合、幻想にすぎないのではないでしょうか。少なくとも、それが可能なのはかなり単純な事柄に限られると思います。実際、日本の研究者の中にも、この信念を批判していた人たちがいました。

    カミュの言葉に「物を誤って名づけることは、この世界の不幸を増やすことである」という格言があります。
    俳句や古典絵画が示すように、日本人は「輪郭の美学」を持っていますし、私自身、美を愛する者としてそれを深く味わうことができます。

    しかし問題は、輪郭だけで人は本当に幸福に生きられるのか、という点です。
    一方、フランス側では問題は逆で、言葉の自由さや豊かさの中で、教育の不足や悪意(あるいは自己正当化)によって相応しくない言葉が使われると、そこから新たな問題が生じてしまうこともあるのです。

  • おっしゃる通りで、日本で仕事をしていると休暇が短いので故郷になかなか帰れないのが普通なんですよね。

    私はお陰様で親元に数週間滞在しても全く問題ない条件で雇用されているので、恵まれていると感じます。

    作者からの返信

    それは、美奈子さんがそのような制度の恩恵を受けられるという点で、とても良いことだと思います。

  • 私はほどんど何も知らずにこちらに来ましたが、来た当時から今まで「合わない」と感じることがなかったので幸運でした。合わなければどこか別な場所で暮らそうという話も出ていました。

    このエピソードは共感出来る部分が多く、大変興味深いものでした。

    作者からの返信

    ご感想をお寄せいただき、ありがとうございます。
    この章のいくつかの点で、ご自身を重ねて感じていただけるのではないかと、少し期待していました。少なくとも、ご興味を持っていただけたらと願っていました。

  • 第39話 出羽の海部屋への応援コメント

    寺尾って小柄なきれいなお相撲さんだった記憶があります。素敵な体験をされました。

    何でも箸で食べるって初耳です。

    私はチップスを箸で食べます。単に手を汚したくないからです😆横着なだけ🤣

    シチューは正直スプーンが欲しいですね。

    作者からの返信

    相撲のすべての部屋が同じ規則を適用しているのかどうかは分かりませんし、それ以来、相撲の専門家とこの話題について改めて話したこともありませんが、当時、彼らがすべての食事を箸で食べていると知ってとても驚きました。シチューのような料理にはあまり実用的ではありませんが、それでも私はそれを魅力的だと感じました。😆

    ポテトチップスを箸で食べるのは、どこか上品な感じがしていいと思います。いつか試してみたいですね。

  • 第38話 三味線と力士への応援コメント

    三味線弾けるんですね😳
    凄い👏👏👏

    私は中国の胡弓を習ってみたいです。でも弦楽器は経験がないので無理かも🥲

    ギターはFコードで挫折しました。よくある話ですね。

    作者からの返信

    残念ながら、三味線が弾けるとは言えません。昔、少しだけ習ったことがありますが、もうすっかり忘れてしまいました。

    ギターのあの有名なFのコードは、確かに初心者にとっては大きな壁ですね。でも、根気よく練習すれば必ず弾けるようになります。指の力を少しずつつけながら慣れるまでは、エレキギターの方が弦のテンションが低めなので弾きやすいです。

  • 第37話 親孝行への応援コメント

    ファックス懐かしいです😊私も学生の頃はよく親とファックスで連絡取ってました。

    本当に親孝行なんですね。私は週一で電話するくらいです😅

    だから近年は親孝行しに年2回帰るようにしています。泊まり込みの家政婦に早変わり🤣

    それにしても無理されてましたね。お仕事掛け持ちで大変でした。

    続きもゆっくり読ませていただきます。

    作者からの返信

    コメントありがとうございます。

    今日では、ファクスは私には古代の遺物のように思える。しかし、私たちの携帯電話に瞬時に表示されるメッセージとは違い、あの機械から紙が少しずつ出てきて、期待感を持たせながらメッセージを伝えてくれるところには、独特の魅力があった。😊

  • 第35話 文京区の外国人への応援コメント

    あっという間に常連さんになっちゃいましたね。
    私もスーパー、商店街、市場で言葉を練習しましたので分かります😊

    お箸を一膳ってきちんと言えるのって粋です。そのキメの細かさが日本文化と相性が良いのでしょう。

    作者からの返信

    小さな商店やスーパーマーケットは、社会に溶け込むことを学ぶのに最適な場所です。海外で生活していると、そこで最初の驚きを経験しますが、少しずつ話そうと努力し、市民として受け入れられようとする中で、徐々に慣れていきます。

    当時は、外国人が日本語を話せるということ自体が、日本人にとってまだ意外に受け取られていました。そのおかげで、好意や親切を向けてもらえることもあり、今だったら同じように得るのは、きっともっと難しいだろうと思います。

    編集済
  • 第33話 世界の果てへの応援コメント

    外国で暮らすという事はかなりの忍耐力が必要ですね。

    >外国人が「普通の日本人」に見えるようになるまでには、数え切れないほどの細やかな所作や表情、姿勢、言い回し、そして時には「言わないこと」すらも身につけなければならない。

    私はきっとその細かな所作を忘れていたり、新しい言い回しを知らなかったりして少し浮く時があるだろうと思います😅

    面白いエピソードでした。

    作者からの返信

    はい、そのお気持ちはよく分かります。私もこのエッセイの中で、長く外国に住むことで起こる変化について、意識的なものもあれば、むしろ無意識のうちに生じるものとして、何度か触れています。失われるのは母語だけではなく、ある種の態度や考え方までも含まれます。特に、文化が大きく異なる遠い国であればなおさらです。

  • 第28話 トラである人への応援コメント

    寅さん好きなんですね。ちょっと上の世代の話というイメージがありますが、確かに日本的です。

    山田洋次監督の作品としては、『たそがれ清兵衛』がいいなと思います。

    妹さん役の倍賞千恵子さんは私の父の憧れの女優さんです。優しくてとてもお綺麗なイメージが素敵ですよね。

    作者からの返信

    私は一度、倍賞千恵子さんにお会いする幸運に恵まれたことがあります。というのも、偶然にも彼女が、私のよく知っている人と同じマンションに住んでいたからです。ただ、そのときは声をかける勇気がありませんでした。彼女は一人で、買い物か何かに出かけるところだったと思いますし、邪魔をしたくなかったのです。このシリーズでの彼女の役柄は、本当に立派だと思います。

    私は『たそがれ清兵衛』をまだ観たことがありません。機会があれば、ぜひ観てみたいと思います。

  • 第24話 空気の匂いへの応援コメント

    外国人=アメリカ人は戦後の名残でしょうか🤔

    『AERA』!あの頃定期購読していました。懐かしいです。

    こういう体験をしてみたいと常々思っています。残念ながらこのようなDNAレベルでの遭遇のような既視感を感じたことはありません。羨ましいです。

    外国人には関西の方言が聞き取りにくと聞いた事がありますが、最初から関西経由でいらして不便がなかったというのは凄い。

    先の質問の答えですが、私は国際結婚しています。夫は5ヶ国語話せますが、日本語は出来ません🥲

    作者からの返信

    戦争の名残である可能性もありますが、単純に、長い間日本に主に駐在していたのがアメリカ人だったという事実もあると思います。1970年代から80年代にかけては、アメリカ人を除けば、日本に住んでいた欧米諸国出身の人はあまり多くなかったのではないかと想像します。

    関西弁については、このように説明できるかもしれません。日本人は自然と標準語との違いに注目しがちなのに対して、外国人はむしろ標準語との共通点に注目し、それをもとに直感的に文を理解・再構成する傾向があるのではないでしょうか。
    外国人は、標準語であっても理解は部分的になりがちで、聞き取れた断片から文全体を再構成することに慣れています。一方で、日本人の母語話者は、関西弁の中の細かな違いに意識が向き、そこで理解が止まってしまう傾向があると思います。
    また、理解するのがより難しい方言も存在すると思います。特に東北地方の北部では、高齢の方同士の会話を聞いていると、ほとんど何も分からなかったこともありました。

    国際結婚は簡単なものではありません。特にパートナーが日本語を話さない場合はなおさらです。しかし、その一方で良い面もあります。多くの日本人と比べて、とても独自性のある生活を送っていらっしゃるのではないかと思いますし、きっと興味深いエピソードがたくさんあって、話を聞く側にとってもとても面白いのではないでしょうか。

  • ワールドカップフランス大会!
    懐かしいです。ジダンは凄い選手でしたね😊
    ちょうど留学前で東京でしていた仕事を辞め、アルゼンチンを旅行中でした。

    日本がアルゼンチンに負けた日の前日にブエノス・アイレスに着きました😆

    あの年は旅費と留学費を貯める為にかなり節約しましたし、夜はハンバーガー屋でバイトまでしてました。バイトの後にハンバーガー屋さんで残り物もらって食べたり、酷い食生活でした。8時間労働した後また夜に3時間労働

    何故アルゼンチンかと言うと、日本から見て地球のほぼ反対側だったからです。呆れるくらい単純な理由です😊

    その年に夫に出会って、翌年からずっとヨーロッパにいます。人生って摩訶不思議

    作者からの返信

    私たちは同じ瞬間に、それぞれの人生の大きな転機を迎えたように感じます。😊
    アルゼンチンを選ばれたこと、そしてその理由は、日本人としては少し珍しいように感じます。美奈子さんはとても自立心が強く、好奇心旺盛な方だという印象を受けました。
    つまり、美奈子さんのご主人は外国の方ということでしょうか。

  • 第22話 キンポウゲへの応援コメント

    日本人にとっては、桜とか紅葉でしょうか。
    二つの国を行ったり来たりしているので、そういう感覚が私は薄いのだと思っています。

    興味深いです。

    作者からの返信

    私は「金木犀」の章で桜と自分との関わりについて触れています。テーマは少し違いますが、楽しんでいただければと思います。

  • 第21話 蛇への応援コメント

    私にとっては、これも分かる分かるっていう感じのエピソードでした。
    「蛇」という短編から開かれた世界がどんなものか分かる気がします。残念ながら私は「蛇」は読んだ事がありませんが。

    作者からの返信

    コメントを有難うございます。
    この文章自体は、作者の中で最も興味深い作品というわけではないが、なぜかは分からないものの、この文章をきっかけに転機が訪れた。

  • 第19話 日常への応援コメント

    思考の怠慢…
    これが日本では許されているどころか、よしとされている気がして、自分に合わないと感じて来ました。

    もちろん個人差はありますが、特に女性が意見を言ったり理屈を述べたりすると眉をしかめられたり、と生きにくい部分はあります。

    大変興味深いエピソードでした。

    作者からの返信

    コメントを有難うございます。
    ご指摘のとおり、それは良いことではないと思います。
    私はこのエッセイを書くにあたって、自分の人生に起こった出来事の時系列を追うだけでなく、当時の自分の気持ち――未熟な考えや、時には判断の誤りも含めて――を表現することにも努めました。これは少し難しい作業でした。
    できる限り正直であろうと心がけました。若かった頃の当時の考えは、今の自分の考えとまったく同じではありません。
    実際、読み進めていくうちに、私の心境の変化も感じ取っていただけるのではないかと思います。

    しかし当時、全体的に知的主義的で、議論が多く、厳しさのあるフランスという環境の中にいた私にとって、日本との「思考の距離」は、ある種のオアシスのように感じられました。特に来日直後はそうでした。ただし、その点についても後の文章で説明しています。
    議論そのものが苦手だったわけではなく、むしろ積極的に参加していました。ただ、時に「何が何でもアイデアを優先する」あまり、美しさが犠牲にされているように感じることがあったのです。
    私は、日本はより「観照的」で、フランスはより「分析的」だというイメージを持っていました。
    その後、私の知識や理解は変化していきましたが、その点については、ぜひ読み進めながら感じ取っていただければと思います。

  • 第17話 居酒屋と雪への応援コメント

    子どもが3人いると全員が好きな料理って限られるんです。
    寿司、唐揚げ、ピザ、ハンバーガーなどの誰もが好きな料理以外だと、一つは醤油味のニラ玉汁、もう一つがBœuf bourguignonなんです。

    こちらでは韮を手に入れるのが難しいので滅多に作れません。

    Bœuf bourguignonも手間暇かかるので同様です。高級感と滅多に食べられないご馳走なのでしょうね。

    アジア食ブームに乗って韮がもっと普及してくれると嬉しいです😊

    作者からの返信

    醤油味のニラ玉汁がどんな料理なのかあまり想像できませんが、きちんと作られたBœuf bourguignonは本当に美味しいですね 😊

  • 第16話 森への応援コメント

    「初めて日本に旅行すると、本を書きたくなる。一年住むと、一章書くのも難しいと感じる。十年住むと、一ページ書くのも困難だと思い始め、さらに長く住むと、『日本についての本など書けるはずがない』と思うようになる。」

    初耳です。
    分かるようで分かりません。
    テーマが多すぎてあるいは大き過ぎて選べない?という事でしょうか。
    読み進めていくと少し分かるかもしれませんね。

    深い🧐

    作者からの返信

    まずはメリークリスマス、そしてコメントありがとうございます。

    大まかに言えば、これは日本を知るときのことを意味しています。日本をあまり学んでこなかった人にとって、日本の異国的な魅力や興奮は、本について書きたいという気持ちを簡単に引き起こすことがあります。しかし、日本を深く知るほど、その文化は深遠で理解が難しくなり、日本について本を書くことがますます複雑になっていきます。それは文化が豊かだからだけでなく、さまざまな要因、特に日本人特有の思考やコミュニケーションの方法による「日本的な神秘」があるためです。

    最終的に理解は、言葉で外に出すのがますます難しい、より内面的なプロセスになっていきます。このエッセイでは、何度も「日本」と便宜上呼んでいる、定義が難しいながらも日本社会全体や風景に強く存在するある種の物質感や実体の感覚について触れています。それは美的であり、哲学的でもあります。私はいくつかの例を用いてできるだけ説明しましたが、このエッセイ自体があなた様の問いに答えています:日本について本を書くことは難しいのです。

  • 厳しい…ひらがなとカタカナをその速度で覚えなければならないということは、その後も物凄いスピードで進むということですよね。大変でした。

    大変興味深いエピソードです。

    作者からの返信

    ありがとうございます。
    はい、確かに要求の高いペースと量でした。でも、それだけの価値はあったと思います。

  • 第11話 まさかの出会いへの応援コメント

    仲代達也に三國連太郎、どちらも大御所ですね😳

    三國連太郎主演の映画「利休」は私の好きな作品です。

    凄い体験をされました。

    作者からの返信

    はい、それは本当にすごいな体験でした。実は、そのときに大島渚監督にも会いました。

  • 第10話 映画祭への応援コメント

    恩師に恵まれ、理解のあるご両親の元で日本と日本語三昧の高校時代。
    当時のフランスでこれらがいかに異例な事か理解出来ました。

    努力家であり、その努力が幸運をくれたようです😊

    作者からの返信

    ご感想をお寄せいただき、ありがとうございます。
    おっしゃるとおり、理解のある両親や質の高い先生方に恵まれたのは幸運だったと思います。
    すべてが常に順調だったわけではなく、その点はこの先を読んでいただければお分かりになると思いますが、それでも自分が恵まれていたことは否定できません。

  • 高校で第三外国語!羨ましい限りです。
    日本では英語だけで、大学でやっと第二外国語を学ぶチャンスがもらえます。

    夜を渡る、夜渡ってセンスが光る言葉ですね。素敵です。

    作者からの返信

    コメントをいただき、ありがとうございます。確かに、以前は高校卒業まで、文系では三つの外国語を学び、理系では(二つだったと思いますが)学んでいました。現在の外国語教育がどのように編成されているのかはあまり詳しくありませんが、少なくとも二つは必修であるように思います。
    私は、高校までに複数の言語を学ぶことができるのは幸運なことだと考えています。さらに、ラテン語の選択科目もあります。これを選ぶ人は少ないのですが、フランス語への理解をより深めるうえでも、また他の文法的な地平を思い描くためにも、とても有益で、惜しいことだと思います。

  • 第5話 地図への応援コメント

    私は真逆で大陸というものに憧れていました。子どもの頃私も地図や地球儀をよく眺めました。海に囲まれた島国の外ばかり眺めていた気がします。

    特に地続きの隣国があることが羨ましかったです。島国なのでいろいろな言葉を聞いたり学んだりするチャンスが限られます。

    逆なのにどこか同じです。不思議。

    作者からの返信

    ああ、でも私は他国と国境を接している国が大好きなんです。むしろ、いまだに泳げない私にとっては、島というのはどこか不思議な空間に感じられます。しかし、日本文化がその島国的な性格から強い影響を受けていることは間違いありません。

    実際、複数の国と国境を共有するフランスから来た私には、日本文化の中にあるこの独特さや、時に感じられる孤立性がとても強く印象に残ります。フランスの国境は時代とともに大きく変化してきました。たとえば中世には、北イタリアやベルギー、あるいはドイツの一部がフランス王国に属していたこともありましたし、現在はフランス領である地域が、当時はそうではなかったこともあります。
    つまり私たちは、非常に変動の激しい歴史を持ち、他民族からのさまざまな影響を受けながら、国が拡大したり縮小したりしてきたのです。フランスみたいな大陸国家と日本みたいな島国――そのどちらにも、それぞれ固有の魅力があると思います。

  • 第4話  母の窓への応援コメント

    私は語学が好きで、今は韓国語を勉強中です。何故韓国語か説明出来ないのですが、音が好きだと答えます。

    言語とか外国の文化って恋をするという表現がピッタリで、DNAレベルで惹かれる感じがします。

    作者からの返信

    おっしゃるとおりです。確かに、まるでそれが私たちのDNAに刻み込まれているかのように感じられる、そうした神秘的な部分がありますし、突き詰めて考えると、そのような感情を理性的に説明するのは難しいものですね。


  • 編集済

    コメント失礼いたします。
    クリスさんが社会に出られた後の出来事を一喜一憂しながら追体験させて頂きました。
    クリスさんの能力の高さやご活躍に感服いたしましたが、それよりも信念の強さや恩師やお世話になった方々への恩を忘れずに、自分ができることで返すという姿勢に心打たれました。
    日本に対しても、「日本に迎え入れられた者が、自分の利益だけを得て、迎えてくれた人々のことを気にかけないのはほとんど不道徳であると感じる」という一文にそれは顕著に表れていますね。日本人の一人として、感謝いたします。

    少子高齢化は日本にとって、重要な課題です。
    さまざまな政策により高齢者にも「痛み分け」して頂き、移民やAIとの「秩序ある共生」により改善される面もあるかもしれません。
    ただ、クリスさんも記されていた「様々な課題を吸収する準備」は大切ですね。現在のヨーロッパやアメリカで生じている移民問題は背景は違えども「共生の難しさ」の一端を示しているかと思います。ましてや日本は島国であり、複雑なルール・暗黙の了解も多い国ですから。

    「察して寄り添う」日本の文化と「意見を交換し合い、違いを認識し、論理的に会話をする」ことが融合できたらいいですね。
    文化は変容するもの。クリスさんが日本の美しさを守りたいと思って下さることを嬉しく思いつつ、その為にも変わるべきところは変わらねばならないのでしょうね。

    私も仕事で日本に住む外国人と関わる事が多いですので、自分にできることを一歩ずつしていきたいと思いました。
    素晴らしい随筆を読ませて頂き、ありがとうございました。

    作者からの返信

    最後まで読んでいただき、またこの随筆を評価してくださり、こちらこそ心より感謝しております。

    ご意見にまったく同感です。文化は変化していくものであり、それこそが文化の本質ですし、私が文中でも触れたように、日本人も常に同じであったわけではありません。平安時代や江戸時代の日本人が、現代の日本人と同じであると考えるのは素朴すぎますし、さらに身近な例として、私が説明した明治期と比べても明らかです。
    一方で、ある国家が自らの文化の特定の側面を「宝」として認識するのであれば、それらをどのようにして失わずに守っていくかを真剣に考える責任があります。これこそが、私が随筆の後半で、個人的な視点でありながら同時に国家レベルの問題として論じたパラドックスです。

    日本は現在、その歴史における大きな転換点とも言える状況に直面しているように思います。生き残りのためにも、そして自らの宝を守るためにも、日本は逆説的に社会的な変容を遂げなければならないのでしょう。
    私はコミュニケーションについて多く語り、なぜ私の考えでは、コミュニケーションの欠如、あるいは少なくとも機能不全に陥ったコミュニケーションが、少子化とも深く結びついた最大の問題となっているのかを論じてきました。

    ご指摘のとおり、意見交換が行われ、違いが受け入れられ、論理的な対話がより円滑に表現されるコミュニケーションは、絶対に必要だと私も考えています。
    また、新しい技術や移民が改善をもたらす可能性があるという点についても同意しますが、それは課題や方法を深く分析し、十分に自覚したうえで進められなければなりません。

    この随筆を読んだことで、春香さんがご自身の仕事の中で何か行動したいと感じてくださったことにも、心より感謝いたします。

  • 第3話 日本と13歳のこどもへの応援コメント

    引き寄せらるとか魅せられるって説明出来ない現象ですよね。

    生の肉や牡蠣を食べるフランス人にとっても生の魚は変だったんですね。意外でした。

    興味深いエピソードです。

    作者からの返信

    コメントを有難うございます。
    はい、各民族にはそれぞれ独自の小さな食文化があります。フランス人である私たちはエスカルゴやカエルを食べます(これは長い間、イギリス人から揶揄の対象でした)。また、ウサギも食べますが、これは日本人にとってはとても残酷に感じられることがあります。一方で、私たちフランス人は、韓国人や中国人が犬を食べることを残酷だと感じます(実は多くのフランス人は知りませんが、ヴィクトル・ユゴーの時代にはフランスでも犬肉が食べられていました)。
    このような食習慣は時代とともに変化し、今日では、かつては嫌悪感を持たれていた寿司を、フランス人は大好物として楽しんでいます。

    チャーチルの有名で面白い言葉があります。
    「フランス人の勇気を侮ってはいけない。なにしろ、カタツムリが食べられるものだと発見したのは彼らなのだから。」
    この夏、イギリスであまりおいしいとは言えない料理をいくつか味わった経験からすると、イギリス人もまた勇気に欠けているわけではないと思います(笑)。


  • 編集済

    第31話 一日は一年への応援コメント

    切なさとクリスさんの情熱に心打たれました。
    お母様がいつもクリスさんの理解者かつ支援者でいらっしゃることに救われます。
    実は、私も同じような罪悪感を過去の懐かしい痛みとして持っています。
    ですから、「深く敬意を抱く人物からの頼みをどうしても断ることができないという、ある種の弱さ」「先生と弟子の関係、そして自己犠牲や忠義といった価値観」にドキリといたしました。


    ※追記

    当該箇所を削除いたしました。
    温かいお言葉をありがとうございます。お書き下さったこと、私も時折想像いたします。
    懐かしい気持ちや教授への感謝の想いと共に。

    意外なこと…続きもまた楽しみに拝読いたしますね。

    作者からの返信

    あなた様の人生におけるこの個人的な出来事を私と共有してくださり、ありがとうございます。その後に削除なさるお気持ちも、十分に理解できます。
    残念ながら、埴谷雄高の『死霊』という作品を存じ上げません。
    高校時代、私はドストエフスキーをとても愛読しており、特に『白夜』という短編が印象深く、かつてパリの一夜を描いた短編を書く際に着想を得ました。

    大人になってからも、かつての大学の先生に対して罪悪感を抱くことがある、というのは不思議なものですね。
    もしかするとそこには、別の人生を歩むこともできたのではないか、という無意識の郷愁があるのかもしれません。
    私は、たとえ先生を傷つけてしまったとしても、研究者にならなかったという選択は間違っていなかったと、今でも思っています。
    そして時折、ほんのたまにですが、書物と大学図書館に囲まれた人生はどのようなものだったのだろう、と想像するのです。
    人生の不思議ですね――年を重ね、ふと過去を振り返り、あり得たかもしれない別の人生を思い描くことは。
    それは私たちを懐かしい気持ちにさせると同時に、自分自身の奥深い「私」について、少しだけ好奇心を抱かせてくれるのかもしれません。

    私のエッセイの続きをお読みになれば、私の選択やその結果について、いくつか意外に思われる点があるかもしれません。

  • 第26話 蛙への応援コメント

    この日本の滞在記は、拝読していて胸がいっぱいになりました。空港に降り立った時に匂いを知っていたと感じたところから、「日本の暮らし」までの描写がとても美しく、抒情的です。
    太宰治ではなく、永井荷風を好まれるようになったのも分かるような気がいたします。美文ですもの。私も耽美派の作家(谷崎潤一郎や三島由紀夫など)がとても好きです。永井荷風はフランスやアメリカにも親しんでいたので、作風にもその影響がありますね。

    クリスさんはフランス語で小説を書かれているのですね。フランス語が読めなくてとても残念です。でも、ご自分で日本語訳もお出来になるから、いつか訳されたものを読みたいです。
    私は若い頃にプルーストの「失われた時を求めて」に恋してしまい、独学でフランス語を勉強しましたが身につきませんでした…(哀)。でも、井上究一郎の訳文に魅了されたのです。外国文学は訳者によって印象がかなり変わりますものね。
    続きも少しずつ愉しみに拝読します。

    作者からの返信

    改めて、励ましのお言葉と温かいお褒めの言葉をありがとうございます。私は三島由紀夫についても、その非常に洗練された文体ゆえに深く評価しています。彼はあまりにも特異な生き方のために、ときに過小評価されているように感じます。あるいは、彼の人生や主題が、一部の読者において文体の質そのものを覆い隠してしまっているのかもしれません。しかし、その文章はきわめて丹念に磨き上げられたものです。もちろん、主題の面でも文体の面でも、谷崎潤一郎も高く評価しています。

    『失われた時を求めて』に言及してくださったことを、とても嬉しく思います。実のところ、あの作品は私にとって最も愛する文学作品なのです。しばしば「世界文学最大の小説」と称されますが、その断定はやや大胆だとしても、他に類を見ない特別な小説であることは否定できません。
    私はこの作品の日本語訳を読んだことがありませんが、これを日本語に翻訳することが果たして可能なのか、と何度も考えたことがあります。世界で最も長いとも言われるプルーストの文は、その構造上、日本語の標準的な文体(一文の中で許容される従属節の数が比較的限られている言語)にはあまり適合しないように思われます。プルーストの文章の美しさは測り知れませんし、何よりも、人間の思考の諸現象をこれほどまでに精緻に描き出した長編小説を書き上げたという事実そのものが、想像を絶する偉業です。
    独学がご期待どおりの成果につながらなかったことは残念ですが、それでもなお、この作品が春香さんの心に深く響いたことを、私はとても嬉しく思います。

    私が現在執筆している小説についてですが、実のところ、日本語に翻訳できる作品ではあまりありません。小説と詩の中間に位置するようなテクストで、私はフランス語をあえて歪めることで、きわめて翻訳の難しい独自の言語を生み出そうとしています。好奇心から自分で翻訳を試みたこともありますが、どうしても上手くいきません。文の意味自体は再現できるとしても、この作品の本質的な魅力は、詩的手法を通して新しい言語をいかに創り出しているかという点に集約されているからです。もし将来、それを翻訳できる日が来たなら、ぜひカクヨムに投稿したいと思っています。

    読み続けてくださってありがとうございます。私も同様に、春香さんの作品を少しずつ拝読し、発見しているところです。

    編集済
  • 第2話 光への応援コメント

    数日前に日本からフランスよりももっと北の方へ帰って来ました。

    薄暗く寒いので毎日日本の晴天が恋しいです。

    光についてはとても興味深いお話でした。

    作者からの返信

    コメントありがとうございます。
    北欧諸国は、その社会の仕組みや進歩性という点でとても魅力的だと思います。私も、彼らのいくつかの考え方や制度には深い敬意を抱いています。
    ただ残念なことに、日照は少なく、光もどこか暗い。そうした環境が、ある側面において人々の気質や性格形成にも大きく影響しているように感じられます。
    光がすべてを決定するわけではありませんが、単なる美的要素にとどまらない影響力を持っていると、私は思います。

  • 『夜渡』。なんとも詩的な当て字ですね!黒黒と滑るような川面はあと数歩で終わる、膝まで濡れた脚に刺すような痛み、でも迎えるように和らぐ眼前の月。この二文字はそんな景色を僕にみせてくれたようです。
    このような詩情を表そうとする、またそれを解そうとする遣り取りこそが、文学というものの楽しさだと、改めて思い至りワクワクました。

    作者からの返信

    コメントありがとうございます。
    私の当て字の構成がそのようにあなた様に着想を与えたと知り、とても嬉しく思います。
    読む人が変われば、感じ取る感情や思い描く情景もこれほどまでに異なるのだという事実は、実に興味深いものですね。
    文学とは、作者と読者とのあいだの対話であり、双方が半分ずつ仕事をするものです。
    あるいはむしろ、作者は手がかりを差し出し、それをもとに読者が、自身の経験や個人的な世界観を尺度として、心の中で全体を広げていくのだと言えるでしょう。

    編集済

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    第20話 文学の道への応援コメント

    はじめまして。柊圭介さんのレビューから参りました。葵 春香と申します。
    ここまで夢中で拝読いたしました。日本への情熱とたゆまぬ努力に敬服するとともに、感性の豊かさに引きこまれました。
    追憶を臨場感をもって浮かび上がらせ、繊細な感受性で描き出す筆致が素晴らしいですね。

    私は幼い頃から国内外の文学書を愛読しておりまして、大学も文学部に進学いたしました。
    また一方で、13歳頃からは海外への憧れも強く持つようになり、高校はそちら方面も学べるところに進学いたしました。ですから、クリス山猿さんが抱いた憧れや日本(私の場合は海外)に対する僅かな情報の欠片をも大切にしたいというお気持ち、懐かしく共鳴いたしました。(私の方がやや歳下のようですが、まだインターネットは使えませんでしたので)

    続きも楽しみに拝読いたしますが、他にもエッセイや小説などお書きになっていたらぜひ読みたいです。

    作者からの返信

    はじめまして。心温まるコメントとお優しいお言葉を本当にありがとうございます。
    私のエッセイを通して、あなた様ご自身のご経験にまつわる感情や思い出を呼び起こし、そして私の気持ちを理解していただけたことをとても嬉しく思います。
    春香さんがどの国に情熱を抱いていらしたのか、とても興味があります。

    残念ながら、現時点ではカクヨムに投稿できる他の作品がありません。
    別のテーマで新しいエッセイを書き始めてはいるのですが、同時に母語で小説の執筆にも取り組んでおり、カクヨムに日本語で何かを早く投稿できるかどうかは分かりません。

    ご関心をお寄せいただき、誠にありがとうございます。このエッセイの続きもご満足いただければ幸いです。


  • 編集済

    >日本を定義することは、幻想に過ぎない。
    これは日本でずっと生きてきた日本人にとっても同じでしょうね。その定義とは最終的にその人の人生が投影された日本の一部分でしかないからです。
    その中で、あえてひと言で表された「山々と稲の香り、虫の声」は、日本の原風景を象徴するのに欠かせないモチーフだと思いました。同時に日本から減りつつあるものでもある。そのことが切なく感じました。
    最後まで拝読して、うまく感想をまとめられませんが、とても深い見識とご経験に基づいた読み応えのあるお話でした。クリスさんのような方にずっと愛される日本でいてほしいと願っています。
    素晴らしい作品をありがとうございました。

    作者からの返信

    このたびは、数々のコメント、そして作品全体について書いてくださったコメントを、心より御礼申し上げます。あまりに過分なお言葉で、少し恥ずかしくもありますが、同時に、正直に申し上げれば、私の意図やこのエッセイの目的を読者であるあなた様が理解してくださったことに、深く感動しています。このエッセイを楽しんでいただけたことを、本当に嬉しく思います。

    また、柊さんの文章も読ませていただいております。そこに綴られたフランスの情景は、私にノスタルジーを与えたり、考えさせられたり、あるいはまだ知らなかったことを教えてくれたりと、いつも深く味わいながら読んでいます。

    「山々と稲の香り、虫の声」私は日本をこのように定義することにしました。というのも、これは日本という国の本質を、最もシンプルで、そして最も美しく要約したものだと感じているからです。できれば時代を超えて残ってほしいとも願っています。
    確かに、こうしたものは消えつつあるのかもしれません。しかし、この数行を書きながら、読者の皆さんが「これを消してはならない」と思い、守り続けてくれることを、どこかで純粋に願っているのです。

  • 第67話 少子化への応援コメント

    今のところ、日本は「移民を入れてあげる」というスタンスでいると思いますが、もうそろそろ「頼んで来てもらう」段階にあるのではないかと思います。そのときに「来よう」「ずっと住もう」と思える国であるかどうかは、経済、福祉、日本人との関係など、いろんな要素にかかっていますね。今の社会で「来る側の立場」に立って考えられる人がどれぐらいいるでしょうか。

    作者からの返信

    私も同感です。

  • 第59話 電気孤独への応援コメント

    Je suis honnêtement impressionné par votre parcours professionnel, et votre réflexion sur les Japonais et la société japonaise est très pertinente.
    J’ai impression que pas mal d’occidentaux utilisent leur propre nom sur les réseaux sociaux alors que plupart de japonais utilisent un pseudonyme, et c’est justement parce qu’ils ne considèrent pas cela comme leur vie réelle mais plutôt comme une autre vie dans un espace où ils peuvent montrer un autre visage. Je pense qu’on pourrait expliquer ça par le fait qu’ils ne puissent pas exprimer le fond de leur pensée dans la vie réelle.

    作者からの返信

    Je vous remercie sincèrement pour ce commentaire.
    En effet, je crois que l'espace virtuel est un espace de liberté qui porte un sens un peu différent pour les Japonais pour les raisons que dans la vie réelle, l'expression de soi est extrêmement réduite et le poids du "世間" est très/trop important. Votre remarque sur les pseudonymes est très intéressante.
    Je crois qu'une très grande majorité d'occidentaux utilisent un pseudonyme mais ceux qui utilisent leur vrai nom, le font souvent pour des raisons politiques et professionnelles. Ce sont des personnes qui entendent jouer de l'argument d'autorité pour faire passer certaines de leurs opinions, à leur risque et péril.

  • 第2話 光への応援コメント

    日本人として毎日なにげなく見ている光を「優雅なヴェールに覆われているかのように」など美しい表現の連続で綴られていて感動しました。

    筆者の感性の鋭さは、ピカソなど多くの画家が南仏の光に魅了されて、プロヴァンスンス地方に集まったという話に通じるようで、私のような凡人には気付かない物を沢山見ているのだろうなと思いました。

    作者からの返信

    コメントありがとうございます。
    自分に特別な光への感受性があるかどうかは分かりませんが、ひとつ確かなのは、残念ながら私は絵を描くのがとても下手で、画家には決してなれないということです。
    地中海のこの光をよく知っているので、あなた様が挙げた偉大な芸術家たちにとってそれがどれほど重要であり、どれほど大きなインスピレーションの源であったのかは理解できると思います。

  • 第42話 自力への応援コメント

    その想いと努力に感服しました。ここまで出来る人は人種を問わず、そうはいないでしょう!

    作者からの返信

    この度は温かいコメントをいただき、心から感謝いたします。少し褒めすぎかもしれませんが。
    このエッセイを書くのは私にとって非常に大変な作業でした。なぜなら、私の人生の大部分、若い頃の様々な段階や、それに伴う愚かさ、頑固さ、過ち、時には理性を超える情熱、そして私の人生の信念までもをさらけ出すことでもあったからです。

  • 第38話 三味線と力士への応援コメント

    私も作曲をやっています。日本の随筆【方丈記】に曲を付けて歌ってみましたので、お時間のある時に是非!↓ちなみに私は女です。
    https://www.youtube.com/watch?v=aa2BVlhhIDk

    作者からの返信

    あなたの作品を拝聴しました。古典日本語を現代音楽に取り入れるというのは非常に斬新なプロジェクトですね。とても楽しませていただきましたし、あなたの曲を紹介してくださり、ありがとうございます。

    編集済

  • 編集済

    第36話 日本とフランスへの応援コメント

    多くの日本人が誤解していますが、日本の場合、政府の債務=日本人の資産なので、ひとつの国のB/Sで見ると相殺されて実質ゼロです。海外向けであるのは債務ではなく巨額の純資産(2024年末で533兆円)であり、2025年上半期の経常収支の黒字(企業の経常利益にあたる)は17兆円越えで、過去最高額です。財務会計上で見ると、世界一の金持ち国家です。

    それに関し、事実90%、フィクション10%の1話短編を書いてみました↓
    ご参考までに。
    https://kakuyomu.jp/works/822139840252429116/episodes/822139840252551168

    作者からの返信

    おっしゃる通り、国債の約90%は国内で保有されており、これは比較的よく知られた事実です(他国とは一般的に異なります)。しかし、これは債務が相殺されることを意味するわけではないと思います。確かに理論上はより管理しやすくなりますが、国債は依然として政府にとっての負担であり、その影響は予算、人口動態、金利、成長率に左右されます。
    このような少子化の状況では、(負担する人口の減少、今後の金利上昇の見込み、購買力の低下など)非常に大きな課題をもたらすと思います。


  • 「あなたは誰ですか」に対する本音の答えが一篇の詩のようで、同時におそらく多くの東京人がため息をついて共感する部分でもあると思います。
    三味線にしろ相撲にしろ、「普通の日本人」が経験しえないこと(というか日常の意識の外にあること)をこんなにも濃く経験されていることに驚き、うらやましく思います。

    作者からの返信

    このコメントをありがとうございます。はい、私は日本でさまざまな経験をする幸運に恵まれました。それは時に「普通の日本人の生活」を超えるものでした。外国人であることが、場合によっては良い機会をもたらしてくれたのだと思います。もし私が日本人であったなら、出羽ノ海部屋での経験のようなチャンスは得られなかったでしょう。

    それは今から少し時間が経った思い出ですが、振り返るたびに、あのような瞬間を体験できたことにいまだに感動し、驚きを感じます。

  • 第30話 私もつらいよへの応援コメント

    コメント失礼します。毎回とても興味深く拝読しています。
    全体を通して感じるのは「一途」という言葉です。
    家の窓に日本語の文字を書いていた少年が(このエピソードはとても好きでした)ここまで気持ちの折れることなくひとつの目標に向かって行くということに感服しています。色々な可能性がおありだったと思いますが、やはり行きつくのは一番最初に夢見た「日本でごく普通の生活を送る」こと、それを後押ししたのがタイトルになっている寅さんの空の色というのが感慨深いです。
    真摯な気持ちを書かれた美しい文章に、こちらまで一緒に悩んだり喜んだりするような気分になります。このあとのお話も楽しみに読み進めたいと思います。

    作者からの返信

    このたびはコメントを頂き、誠にありがとうございます。
    私のエッセイに対する初めての感想でもあり、柊様の「犬とオオカミの間」という作品を読ませていただく中で、私たちの間にいくつか共通する感性、あるいはセンシビリティーを感じられ、大変嬉しく思っております。
    仕事の都合で拝読できるのは少しずつになってしまいますが、新しいエピソードを読むたびに、懐かしさに浸ったり、別の視点を知る喜びを味わったりと、毎回とても楽しませていただいております。