何を仕事とするか
何を仕事としていくか。
何を仕事とすることを目指すか。
そのことについて最近考えている。
基本的には「投資家兼作家」となるだろう。
「投資家」としては投資ブログを継続的に執筆している。
しかしこのブログ執筆は「私のためのアウトプット」となる。投資やFIREに関する情報を収集し、それを整理してブログにアウトプットする。インプットするだけで終わるのではなく、このようにインプットとアウトプットを組み合わせるということに意味があると考えていた。アウトプットする中でその知識を自分の中で整理することができるし、その知識に対して自分なりのアイデアや洞察を言語化していくことができる。投資に関しては会社員時代からずっとこの枠組みを継続している。その結果、資産を築くことができたし、経済的自由を実現できるだけの不労収入(配当金、利金)も獲得できるようになった。少なくともこの方法は私にとって機能していたし、この方法をとっていなければここまでたどり着けなかったのだと思っていた。インプットとアウトプットを組み合わせるという枠組みの中で投資戦略を立案し、それに沿って実際にポートフォリオを構築していく。それが投資家としての「仕事」だった。投資ブログに執筆しているコンテンツに関しては、あくまでも「私のためのアウトプット」という位置づけなので、そのコンテンツを転載して収益化(仕事化)していくことは考えない。
次に「作家」としては、私は日記ブログを毎日書いている。
これは、私のFIRE生活におけるライフログであり、何か本を読んだりしたときに、その内容をアウトプットするための場でもあった。そして何より、読者(外部視点)を意識しながら毎日文章を書くということ自体が、一つのライティング鍛錬なのだと思っていた。そそのような意味で、日記ブログはあくまでも「私のための鍛錬」という位置づけになる。投資ブログと同じように、この日記のコンテンツを収益化(仕事化)することは考えない。
では、「作家」としては何を仕事化することを目指すのか。
やはり「小説家」になるのだと思う。
中学生の頃に銀河鉄道999を見て心を動かされたことを、私は今でもよく覚えている。銀河鉄道999を見て、「私もいつか、このように人の心を動かせるような物語を作りたい」と強く思ったことを忘れない。その体験が私にとっての一つの原体験になっている。そしてもしそれが私にとって本当に「原体験」であるのなら、人生をかけて私はそれを目標として目指すべきではないのか。
人生において、少しでも「やってみたい」と思える目標があるのだとしたら、そのことに私は感謝すべきなのだ。だって、人生をかけて成し遂げたい目標というものは自分で無理やり作るものではなく、ある意味では天から偶然与えられる「ギフト」のようなものなのだから。無理やり作った目標に、人の心を本当の意味で動かすことなんてできない。中学生の頃にもし本当にその「ギフト」を与えられたのだとしたら、私はそれを受け取るべきだったし、人生をかけてその目標を追求するべきだった。きっと、それ以外に「後悔のない人生」につながる道は存在しなかった。
現状では、ライフワークとして、私の書きたい物語を書く、という形を取っている。
しかしその延長線上で文学賞に応募し、いずれ何かしらの賞を受賞して商業出版することを目標にする。ハードルの高い目標かもしれないけど、目標のない人生よりも、目標のある人生のほうが百万倍も意義があると信じている。
「小説家」を仕事にすることを目指す。
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