2026年8月23日 13:12
ヨウナン市奪還作戦への応援コメント
はじめまして⋯で、よろしいでしょうかSF初心者です。特に軍機が出てくるものは「軍事礼賛に違いない」という偏見から避けてきました、ド初心者です的外れなコメントをしてしまうかと思いますが、呆れずお読みいただけると幸いですまず初見ごめんなさい。前半部分まったく頭に入りませんでしたけれども、破壊した建物の窓から子供が逃げ出してくるシーン。あそこから一気に引き込まれました読み手の胸に迫る、主人公の混乱、葛藤明らかになる現実の残酷さと、それに果敢に抗いかけた瞬間に全てが断ち切られる、無情な結末そして最後の、まるで血の通わない、虚飾に満ちた国営放送あの無味乾燥さと実際の凄惨さとのコントラストは圧巻でした血や傷、死体のグロテスクな描写を排した清潔な文章でありながら、戦争によって踏み潰される者たちの痛みが、鮮やかに焼き付けられます…まあ、敵味方が頭に入っていなかった為、「子供たちの為に敵(主人公)の前に飛び出した勇敢な女性」と誤読していたのが味方の女性だと気付いてびっくりしたりもしましたがそして「敵味方の国名とか最初に書いてくれたら読み易いのに」と思いながら再読して、驚愕書いてありますね冒頭、望んだ通りの敵味方と戦況の説明が書いてあるじゃないですか。苦手意識って怖いてっきりSF用語の連発で理解できなかったのかと思いましたが、2度目からは普通に読めましたどうやら、軍事作戦の説明に頭が拒否反応を起こしていた模様ですもしも冒頭が、主人公視点の司令を受ける描写で始まっていたなら。もう少し取っ付き易かったと思います反面、それであまり主人公のキャラが立つと、この作品が持つ「主人公に引き込まれ、自分事として捉えさせる力」がぼやけてしまう気も…なんと言えばいいか分かりませんが、もっと広く、私と同じようにジャンルで食わず嫌いしている人にも読んでほしい作品だと感じました3度目(わたくし気に入った作品は何度も読み返します)は少し俯瞰して読めたので、背景が気になりました占領下で、タカミヤ人の小学校…?軍の施設と隣接しているとは、ノアリス軍としての機密保持は?そして、夜の小学校に子供?祭りの夜だからかもしれませんが、飽くまで主人公視点の憶測である事を踏まえると、ヨウナンの実態は決して平穏な暮らしではなく、タカミヤ人に過酷なものであったのでは…ロボットがあるのにスマホはないのか?肉の盾やプロパガンダにありがちな、ヨウナンからの投稿はなかったのか?とも思いました。採掘場の影響が街まで達するなら、補給路として機能しないだろうと…しかし、よく読んでみると、マナサイトはオラクル・ギアの動力源との事。つまり、オラクル・ギアの部隊自体が巨大なジャミング装置になり得る?この世界では、庶民が手にできる安価な通信装置など作りようがない…?ゾクッとしました。兵器の配置と情報統制が同時進行できるのは恐ろしいですねそして、最後の爆発は果たして「どちらが」「何を」目的にしたものであったのか隊長との通信を思うと、大変不穏なものを感じます本当に、戦争の残酷さが幾重にも織り込まれた凄まじい物語でした読ませてくださってありがとうございます長々と失礼いたしました
作者からの返信
コメントありがとうございます。直接お話しするのはこれが初めてで間違いないと思います。軍機の出てくる作品を避けてこられた、というお気持ちは、よくわかります。同じミリタリーという括りの中にも、戦争を描くことで何かを問おうとするもの(戦争文学)と、兵器や作戦それ自体の格好よさを見せることが目的のものとがあって、後者に嫌悪感を抱かれるのは、まっとうな感覚だと思います。実際、そこは地続きに見えて、立っている場所がまるで違います。避けてこられたのは、その違和感に正直だったからでしょう。情報統制に関してですが、あえて作品内では説明しませんでした。でも、歴史から言えるのは、占領国も被占領国も情報統制をおこない、戦場の現実が一般市民に知れ渡らないというのはよくあることです。現に情報化の進んだ現代でも、最前線の様子を一般市民が知るすべはほとんどありません。一度目に頭に入らなかったものを、二度、三度と読み返してくださったこと。それだけで、この話を書いてよかったと思えました。ありがとうございました。
2025年11月27日 22:21
神征機動アストライア あらすじへの応援コメント
『神征機動アストライア』の前宣伝との事ですが、これだけで読ませますね。さすが。勉強になります。
お読みくださり、そしてレビューありがとうございます。短編ながら読んでいただけて嬉しいです。本編『俺が竜を殺せば、戦争は終わるのか?――神征機動アストライア――』は12月より連載開始予定です。こっちはロボット×ディストピア×青春でこの短編より読みやすいと思います。よろしければ、またお越しください。
ヨウナン市奪還作戦への応援コメント
はじめまして⋯で、よろしいでしょうか
SF初心者です。特に軍機が出てくるものは「軍事礼賛に違いない」という偏見から避けてきました、ド初心者です
的外れなコメントをしてしまうかと思いますが、呆れずお読みいただけると幸いです
まず初見
ごめんなさい。前半部分まったく頭に入りませんでした
けれども、破壊した建物の窓から子供が逃げ出してくるシーン。あそこから一気に引き込まれました
読み手の胸に迫る、主人公の混乱、葛藤
明らかになる現実の残酷さと、それに果敢に抗いかけた瞬間に全てが断ち切られる、無情な結末
そして最後の、まるで血の通わない、虚飾に満ちた国営放送
あの無味乾燥さと実際の凄惨さとのコントラストは圧巻でした
血や傷、死体のグロテスクな描写を排した清潔な文章でありながら、戦争によって踏み潰される者たちの痛みが、鮮やかに焼き付けられます
…まあ、敵味方が頭に入っていなかった為、「子供たちの為に敵(主人公)の前に飛び出した勇敢な女性」と誤読していたのが味方の女性だと気付いてびっくりしたりもしましたが
そして「敵味方の国名とか最初に書いてくれたら読み易いのに」と思いながら再読して、驚愕
書いてありますね
冒頭、望んだ通りの敵味方と戦況の説明が書いてあるじゃないですか。苦手意識って怖い
てっきりSF用語の連発で理解できなかったのかと思いましたが、2度目からは普通に読めました
どうやら、軍事作戦の説明に頭が拒否反応を起こしていた模様です
もしも冒頭が、主人公視点の司令を受ける描写で始まっていたなら。もう少し取っ付き易かったと思います
反面、それであまり主人公のキャラが立つと、この作品が持つ「主人公に引き込まれ、自分事として捉えさせる力」がぼやけてしまう気も…
なんと言えばいいか分かりませんが、もっと広く、私と同じようにジャンルで食わず嫌いしている人にも読んでほしい作品だと感じました
3度目(わたくし気に入った作品は何度も読み返します)は少し俯瞰して読めたので、背景が気になりました
占領下で、タカミヤ人の小学校…?
軍の施設と隣接しているとは、ノアリス軍としての機密保持は?
そして、夜の小学校に子供?祭りの夜だからかもしれませんが、飽くまで主人公視点の憶測である事を踏まえると、ヨウナンの実態は決して平穏な暮らしではなく、タカミヤ人に過酷なものであったのでは…
ロボットがあるのにスマホはないのか?肉の盾やプロパガンダにありがちな、ヨウナンからの投稿はなかったのか?とも思いました。採掘場の影響が街まで達するなら、補給路として機能しないだろうと…
しかし、よく読んでみると、マナサイトはオラクル・ギアの動力源との事。つまり、オラクル・ギアの部隊自体が巨大なジャミング装置になり得る?
この世界では、庶民が手にできる安価な通信装置など作りようがない…?
ゾクッとしました。兵器の配置と情報統制が同時進行できるのは恐ろしいですね
そして、最後の爆発は果たして「どちらが」「何を」目的にしたものであったのか
隊長との通信を思うと、大変不穏なものを感じます
本当に、戦争の残酷さが幾重にも織り込まれた凄まじい物語でした
読ませてくださってありがとうございます
長々と失礼いたしました
作者からの返信
コメントありがとうございます。
直接お話しするのはこれが初めてで間違いないと思います。
軍機の出てくる作品を避けてこられた、というお気持ちは、よくわかります。同じミリタリーという括りの中にも、戦争を描くことで何かを問おうとするもの(戦争文学)と、兵器や作戦それ自体の格好よさを見せることが目的のものとがあって、後者に嫌悪感を抱かれるのは、まっとうな感覚だと思います。実際、そこは地続きに見えて、立っている場所がまるで違います。避けてこられたのは、その違和感に正直だったからでしょう。
情報統制に関してですが、あえて作品内では説明しませんでした。でも、歴史から言えるのは、占領国も被占領国も情報統制をおこない、戦場の現実が一般市民に知れ渡らないというのはよくあることです。現に情報化の進んだ現代でも、最前線の様子を一般市民が知るすべはほとんどありません。
一度目に頭に入らなかったものを、二度、三度と読み返してくださったこと。それだけで、この話を書いてよかったと思えました。ありがとうございました。