助けてが言えるようになれたらいいね2025~京都女子大学心理共生学科物語(大学1)
@yoshiy0826
第1章 関西地方へ(4月)
第1話 心理学を勉強したい(4月7日)
「先生、私は受けてみたい大学があるんです」
それは私が高3の冬が始まる前の事だった。
「京都女子大学の心理共生学部の心理共生学科を受験を考えています」
私は小6の頃に親友を亡くしたのが1番ショックで、親友の後を追いたいと自殺を考えた事があったけど、ある人に「死ぬのはだめだ、(亡くなった友達の分まで)これから楽しい事をしてみるのはどうかな?」と言われた事をよく覚えている。
「その大学は難しいけど、小野さんなら色んな人が悩んでるのを助ける事ができるかも知れないし受験してみるのもいいね」
そう勧めたのは鈴木拓哉先生だった。
そして半年が経ち、京都女子大学に入学し、初めての講義を受けた。
夕方の5時に心理共生入門の講義が終わってY校舎にある食堂で緑茶を飲んでいた。
「此処(京都女子大学)の生活に慣れたかな??」
そう声を掛けてくれたのは同じ学部の戸村美咲ちゃんという子だった。
「岡山から来てから2週間位は経ったけど慣れるのに時間が掛るかな笑」
「焦る事ないねんで。志織ちゃんと友達になりたいで笑」
美咲ちゃんは大人しそうな感じの子で友達思いの子という第1印象があった。
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