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  • 第5話 無謀な計画への応援コメント

    読ませて頂き、関健司が「裏切るはずがない」と言われる理由にも納得しかありません。

    特に良かったのは、「助けるとは、金を出すことではない」という父の言葉。
    幡家がどういう価値観で動いてきた家なのか、そしてその思想がちゃんと次世代に引き継がれていることが分かりました。

    千弦さんの登場……辛かったです。
    語られる警察での扱い!!(怒)

    そんな中「関健司男爵が父を殺めたとは思っていない」
    この一言が、千弦さんをどれだけ救ったか。

    父と健司の過去、贈り物の話は胸に来ました。

    ラスト、屋敷に誰かが出入りした気配と、不穏な空気!?
    ここで一気にサスペンス色が強まり、「これはもう後戻りできない段階に入った」と感じさせる締め、そして引き……
    続きも楽しみに読ませて頂きます。

    >実は、雪絵さんは、私の母方の曾祖母がモデルです
    ↑返信コメントありがとうございます!
    やっぱり!!この細かく、そして気持ちの入った描写に、どなたがモデルさんがいらっしゃるのかな……って思いながら読んでいました。
    こういう情報を作者様から頂いてますます没頭してしまう……ウェブ小説って素敵ですね!
    いつもありがとうございます♪

    作者からの返信

    いつも、丁寧な感想を頂いて、毎回感激しております。

    昨晩は、私も遅くまで起きていました。
    昨日、晴久さんから頂けたコメントに舞い上がっており……。
    嬉しい感情に乏しい自覚があるだけに、予想外の感動に、
    うるうるしてました(笑)

    現在、江戸後期の世情を下準備しないと
    曾祖母の半分フィクションの話が書けないと思い、
    重い腰を上げて、図書館通いしようかなあ……。
    と思ってます。
    はて。そんな文献ってあるのかなあ。
    維新前に暗殺された家族側の証言集みたいなの。
    (ちなみに、土佐藩士でした。他所での暗殺は新選組に暗殺されたのかも……。)
    武家の女は辛抱強くて、口が堅いから、無いだろうなあ。文献。

  • 第4話 共にへの応援コメント

    こんな運命って…… なんだかショックです。
    そして……おもしろいです!!

    まず、雪絵さんを追いかける緊迫感。
    妊娠しているのに走ってしまって、案の定倒れてしまう流れ……
    しかもそれが父の葬儀の最中というのが皮肉です。
    奇しくも人生の「終わり」と「始まり」が同時に押し寄せてくる感じが胸にせまります。

    そしてここです。
    夜会で出会った忘れられない女性が雪絵さんだったと分かるくだり。
    運命って、どうしてこういう意地悪な形で人を追い込むんでしょうか。

    出会うべきでなかった人に出会ってしまい、知るべきでなかった真実を知ってしまい、それでも前に進まなければならない。
    19歳の青年には辛いです。
    そして、父の死や相続、疑惑、赤ん坊の誕生、そして雪絵さんとの因縁……こんなものを一人で抱え込めるはずがないですよね。
    これは、多恵様に縋って泣いてしまいますよ……

  • 第3話 父の想い人への応援コメント

    母親に対する嫌悪感は、もう読者側も完全に同調してしまいますね……。父の死んだ当日に乗り込んでくる厚かましさ、財産目当てなのが透けて見える態度。

    雪絵さんの過去と、父・祥一郎との出会いの話……
    人生に何度も突き放され、それでも必死に生きてきた女性だったことが分かって、一気に印象が変わりました。

    そして、ようやく授かった子供。その矢先に、すべてが噛み合わないまま亡くなってしまう展開は、本当にやりきれないです。
    これから、もし生きていたら祥樹との関係も改善される未来があったかもしれない……なんて事も考えてしまいますね。

    多恵様に支えられて呼吸を取り戻す場面は、ここまで張り詰め続けていた心が限界を迎えたんだな……とわかりました。
    まだ若く、限界がくれば壊れそうになる、普通の人間なんだと改めて感じます。

    そして今は雪絵さんが心配ですよね……身重ですし。

    作者からの返信

    晴久 様
    感想を頂いて、嬉しくて嬉しくて、今夜は眠れないかもです。

    イメージ背景は、明治の中期に差し掛かる頃のイメージです。
    実は、雪絵さんは、私の母方の曾祖母がモデルです。写真が残されているのですが、日本髪を結っていて、とても綺麗な人です。このお話と似たような感じになる人生でした。
    (この人の生涯も、波乱万丈で。そのうち、作品にしようと思います。)

    どの時代も、女は強く、したたかに世を渡っていってくれるはず……。

  • 第2話 葛藤への応援コメント

    爺やから語られる出生の話があまりにも生々しくて、彼の気持ちを考えると辛いですね。
    家の存続、爵位、血筋、制度……そういう「大人の事情」の塊みたいなものの中で、誰も幸せになっていないのがまた辛い……。
    でも同時に、「そういう時代」「そういう家」だったのだろうという説得力もあって、簡単に善悪で切れないのでしょう。

    交友関係記録の冊子も貸付金の一覧になっているとかこれから継ぐものの重さを突きつけられていますね。

    多恵様の存在は、この話の中で数少ない救いに見えました。達観していて、現実をよく分かっていて、それでいて味方でいてくれる大人。
    彼女自身の過去もかなり壮絶なのに、それを踏まえた上で現実的な助言をしてくれるのが、とても頼もしく感じました。「安全な遊び」という言い方はシニカルだけど、彼女なりの優しさなんだろうなと思います。

    そして、父の事故。狩猟中の誤射と犬の襲撃という、あまりにも悲惨な最期。雪と血の描写が目に浮かぶようです。

    病院に着いたらもう亡くなっていた……でも、父の死そのものよりも、爺やの小さくなった背中に強く心を動かされる感覚が、すごく人間らしいと思いました。

    そして……産みの母との再会、ここ一番腹が立ちますね。
    開口一番「葬儀の手配は済ませてあります」という台詞もそうだし、「家の主が死んだからここは私のもの」という態度も、あまりにも醜悪!
    そこに出てくる妹。

    全体として、第二話は主人公が「望まない形で大人にならされていく話」だと感じました。
    家、金、血筋、権力、責任、憎しみ、そして無関係ではいられない他人の人生。どれも避けられないものとして一気に押し付けられていて、彼はどうやってこの重たい立場を背負っていくのか……


    ああ、長くなってしまってすみません!

    作者からの返信

    晴久 様
    いつも読み込んで頂いて、ありがとうございます。
    また、丁寧な感想を頂ける事が、とても有難いです。感激しました。

    伝統ある大きな家を継ぐ者は、それなりの覚悟を持って成長していくと考えています。周囲もそのように接するでしょうし。
    祥樹の父親は、心のどこかで、その家から逃げたい人でした。親友を助ける手助けが、自分の力で成せなかった事が転機となった感じです。
    友の一人も満足に救えない自分の実力と、それを成した父親の政治力と財力を見せつけられて、腹をくくった。
    その点、祥樹は生まれながらの後継者でした。父に反抗していたのも、
    物事にぶつかって解決せず、逃げようとする姿勢、母親を説得できない父の弱さが許せなかったのでしょう。
    祥樹はこの後、更に重たい選択をしていきます。

    息子は、親のやり残しを、拾って拾って……。そんな感じです。(笑)

    追いかけてくださって、ありがとうございます。
    今まで経験した事が無い喜びを、噛み締めています。
    おかげさまで、絶対に完結まで行けそうです。

  • 第1話 どうしてへの応援コメント

    於とも先生の、家族、血縁、愛情というテーマ、また読ませて頂きます!
    よろしくお願いいたします。

    まず父親……
    放蕩者でありながら商才があり、老いを感じさせない外見、そして遅れて訪れる“父親らしい選択”。
    こか人間臭くて、だからこそ読んでいて余計につらい存在ですね。

    一方で、母の描写もまた救いがない。

    「父に似ている」と言われることへの嫌悪や絶望感は、言葉にしづらい感情なのに、生々しく伝わってきました。

    また、冒頭の「幼い妹を膝に抱く場面」が、後半を読んだあとに全く違う意味を帯びてくるのも巧みだと思います。
    タイトルの「愛しいと想うことさえ許されず」という言葉が、血縁と社会制度に縛られた感情そのものを象徴していて、第一話として非常に強い余韻が残っています。

    続き楽しみに読ませて頂きます!

    作者からの返信

    晴久 様
    読んで頂いて、感激しております。ありがとうございます。

    母親も、好き好んで嫁がされて訳ではなかったのが、不憫なんです。
    親が決めた許嫁であったけれど、幼い愛情を温めあった許嫁と、無理矢理に離された気の毒な人でもあります。
    親の決め事に逆らう事が許されなかった時代です。
    女に、生家の相続権が無い時代。それを、この主人公が変えていきます。