呪いのエレベーター

@raito114

第一章 一棟のビル

作っちゃうおじさん制作のフリーブラウザホラーゲーム「呪いのエレベーター」を小説化してみました!

ゲームのネタバレなどを含みますので

ゲームをプレイしてから見るのを推奨します。


「はぁはぁはぁ」

女性が走って息を切らしている

背後から刃物を持った男が追いかけてくる

「おーい!僕たち!運命だよね!」

そう言いながら追いかける男

女性は息を切らしながら走る

走っていると一棟のビルが見えた

明かりがついており

ビルに向かって走った

ビルドアを開けると

そこの雰囲気はまるで別の建物のようだった

正面にはエレベーター

壁には2つのドア

エレベーターに乗り

適当に5階のボタンを押した

5階に着くとさっきと同じような見た目な所に来た

「え?」

そしたら背後から

トン

エレベーターが動く音がした

誰かがこの建物にいると言う事だろう

エレベーターは2階に行った

どんどん5階に近づいてきている

5階エレベーターが止まるとドアが開いた

そこには

1人の髪の長い女性が立っていた

「あ、すみません!助けてください!今変な人に追われてて!」と訴えた

そしたらメキメキと音を鳴らしながらこっちを見た

よく見たら首だけ回っていた

「あ.....あ......」

言葉が出なくなってしまった

女性がこっちに向かって走ってきた

すぐにドアの中に入り鍵を閉めた

そしたら

ドン!ドン!!ドン!!!

ドアを叩く音が響いた

少し経つと叩く音が止んだ

女性は安心してドアを開ける


グシャ!!


ーーーーーーーー数日後ーーーーーーーーーー

「くそ!まただよ!」

友人とパチンコ屋に行った時だ

「いくら負けた?」

「あぁ、15万負けた」

「ふっwそりゃ最悪だw」

「あーうぜっ」

そんな会話をしていると

「ちょうど17時だぜ?飲み行くか?」

そんな事を言われてしまった

「あぁ俺は金ねぇから遠慮しとく」

そういいパチ屋から出る

今日はなぜか暗くなるのが早く

薄暗い道を歩く

そしたら

「おーい!」

後ろを向く

「よぉー!元気してたか?」

俺は走り出す

「おい!なんで逃げるんだよぉ〜!」

「金返せよ!ゴルァ!」

俺は走り続ける

「はぁ!はぁ!はぁ!」

前を見ると

一棟のビルがあった

真っ先に走ってビルに入る

ビルに入ると

正面にはエレベーター

壁には2つのドア

シンプルな廊下が目に入った

すぐにエレベーターに乗り3階を押した

3階に着くとさっきとちょっと似てる構造の廊下があった

周りを見てると


トン


エレベーターが動く音がした

追ってきたと思いドアを開け部屋に入った

ドアの鍵を閉め

息を殺した

エレベーターが開く音がした


トスットスッ

足音が聞こえる

トン

エレベーターが動く音が聞こえた

ドアを開け外に出る

エレベーターを呼び

エレベーターに乗る

1階のボタンを押す

1階に着くと出入口が消えていた

「なんで?」

エレベーターを呼び出し

エレベーターに乗る

5階のボタンを押した

5階に着くと

さっきとまた似た構図の廊下に着いた

階は変わってるようだがなんか不気味だ

トン

エレベーターが動く音がした

キンコーン

エレベーターの方を向くと

女性が立っていた

俺はほっとし

「あ、すみません大丈....」

なぜかその女性からは謎のオーラ的なのが感じられた

女はこっちを見る

それで走りかかってきた

俺は咄嗟に部屋に入り

鍵を閉めた

ドン!ドン!ドン!

ドアを思いっきり叩かれてるのがわかる

前を見ると

顔がグシャグシャになった女性の死体があった

俺は部屋を見渡すと

机が置いてあった

そこの机には"7"と書かれたボタンがあった

俺はボタンを手に取りドアを開けた

そして俺はエレベーターを呼び出した

エレベーターが階に着き

エレベーターに乗る

7のボタンはスッポリはまった

7のボタンを押すと7階に登っていく

だがなぜかドアが開かない

仕方がないから3階を押してみる

3階に着くと奥に

さっきの女性が立っていた

女性は振り返りこちらに歩いてくる

俺は慌ててボタンを押す


4

のボタンが赤く光った

ドアが閉まり上に上がっていく

エレベーターを降りると

近くのドアにすぐに入った

そしたら赤い血のようなもので

"異世界へ逃げろ"と書いてあった

「んだよこれ.....は?.....」

ドアを開け外に出る

もう一つの部屋に入る

そしたら

"6"と書いてあるボタンを見つけた

ボタンを取り

ドアを開け外に出る

そしてエレベーターを呼び出す

エレベーターが到着すると

女性が乗っていた

女性は俺を、追いかけるように走ってくる

俺は走り出す

ドアを開け鍵を閉めた

ドン!

と鳴った瞬間耳が聞こえなくなった

その時

キーーーーーーー!!!!

耳鳴りのような音が聞こえた

それと同時に電気もチカチカし始めた

どんどん意識が遠くなってゆく

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