上質で濃厚な修羅場ものを読みたいあなたに

個人的に修羅場ものはそこに至るまでの過程がきちんと土台としてあることが大事だと思っていて、この作品はその点がきちんと描かれております。

章ごとに主人公に情緒をぶっ壊されたヒロイン達の心情ターンがあるので、主人公の何気なしの行動がヒロインの脳をどう焼いたのか、焼かれた結果どう変わったのかがしっかり説明されているので話に入り込めます。

要の修羅場部分もヒロイン達の考えや覚悟がしっかりとあるので、各キャラの個性や強みを活かした様々な策略を巡らせてくるし、それが交錯することで様々な修羅場パターンが生まれていてとても面白いです。