コメント失礼します。
「結婚」(あらぁ〜♡)
↓
化学的意味(知らなかった、そんなのあるの?)
↓
民明書房(やられた!笑)
と見事に感情を揺さぶられました。
二人の関係性がしりとりを通じて再確認されつつ、だんだん深まっていく様子がとても面白かったです。
ありがとうございました!
作者からの返信
D野佐浦錠 様
コメントありがとうございます!
「結婚」→「化学的意味」→「民明書房」という感情のジェットコースター、楽しんで頂けたようで、本当に嬉しいです!
真面目に、文系、理系での言葉を用いましたが、最後のアレだけはウソです。
詩織が感じた通りの心の揺さぶりを、読者も楽しんでいただけたら……と考えました(^^)
犬猿の仲だった二人が、「しりとり」という一つのルールのもとで少しずつ互いの世界を知って認め、心を近づけていく。そんな不器用な過程を、面白いと感じていただけて、本当に光栄です。
この度は、物語を最後まで温かく見守ってくださり、そして素敵なご感想までお寄せいただき、誠にありがとうございました!
いや~最高の物語でした!
不仲が解消されることを暗示し、かつ文学的な詩織らしさも感じさせる「雪解け」。そこからさらに「結婚」と来て「ん」で終わりながらもよー分からん化学反応の話が持ち出され、実は全部嘘だったと。こちらも健斗の不器用さがよく表れていて、言葉選びがお上手だなと思いました。
そして何より最後のタイトル回収がお見事です。「しりとり」という題材に寄せながらも最後まで意味が判然としないタイトルがラストで収束するという構図、非常に秀逸だったと思います。スタンディングオベーション。
作者からの返信
天野純一様
この度は、身に余るほどのお言葉を頂き、誠にありがとうございます。
「最高の物語でした」とのお言葉に、胸が熱くなると同時に、恐縮するばかりです。
しりとりの最後は「結婚」にしようと思い、そこに繋がる言葉は「雪解け」にしょうと考えました。
そして健斗の不器用な嘘。彼はクソ真面目な性格なので、化学用語にみせかけてのイタズラを、あのような形にしてみました。
二人の心の機微を言葉に乗せることは、この物語で最も心を砕いた部分でした。キャラクターたちの不器用なりの誠実さが、天野さんに少しでも伝わったのでしたら、書き手としてこれ以上ない喜びです。
そして、最後のタイトル回収について、そこまで高くご評価いただけるとは思ってもみませんでした。
タイトルは作品を一通り書いてから決めました。「しりとり」で「ん」は終わりですが、ここから二人の関係性そのものを象徴するテーマとしてみました。その物語の核となる部分を「秀逸」とのお言葉で認めていただけたこと、大きな自信となりました。
このような素晴らしい物語を紡ぐ機会を与えてくださった天野さんのお陰です。心より感謝申し上げます。
頂いた温かいお言葉を糧に、これからも読んでくださる方の心に響く作品をお届けできるよう、一層精進してまいります。
ありがとうございましたm(_ _)m
追伸
コメントだけでなく、この度は、心のこもった、そして物語への深い愛情が伝わってくる素晴らしいレビューを頂き、誠にありがとうございます!
作品の隅々まで丁寧に読み解き、その魅力を的確な言葉で表現してくださったことに、ただただ感激しております。
詩織と健斗は仲の良くない男女とし、その二人が「しりとり」で心を通わせる物語にしようとしてみました。ラブコメや恋愛ものは、馴れないジャンルだけに、決して上手く書けたとは思っていませんでしたが、好意的にみて頂き恐縮するばかりです。
最後のタイトル回収まで見届けていただき、「見事という他ありません」という最高の賛辞を頂けたこと、胸がいっぱいです。
頂いた温かいお言葉の一つひとつが、今後の創作活動における何よりの励みになります。
この度は、貴重なお時間を割いて、物語の世界に深く寄り添ったレビューをお寄せ頂き、本当にありがとうございましたm(_ _)m