第2話
中学、高校ともに同じ学校であるため、バレーボール部に所属しているみらいは、部活の時間はかなり緊張する。高校生とも同じ時間に練習すらからだ。緊張するのは、もう一つの理由がある。それは同学年ともあまり上手くいっていないからだ。毎日お腹が痛い。
一年生のころは、みんな大会でレギュラーになるはずないためあまりギスギスしない。だが今は、、
「集合!」
ぼーっとしていた時に、部長の掛け声が鳴り響く。才色兼備な綾瀬部長は、部内のみならず部外にも多くのファンがいる。今日も何人かファンが上から見ている。
「今日はかなり暑いので、各自しっかり水分補給をするように!」
部長の掛け声と共に練習が始まった。
体育館の半周するため、学年順に並んでいく。一体この大きい背中を超えられるのはいつなのだろうか。
「中2!なんでこのボール磨いていないの⁉︎」
いつものでように注意から始まった。
「いや、これは未来がやってなかっただけです」
同期の中で1番声の大きい梨沙が言う。
「あ、すみませんでした」
未来は仕方なしに先輩に謝る。本当は同学年の他の人のやるところだった分担をなぜか押し付けてくる。
こうも世の中は理不尽にできているのかと思ってしまう。
シークレット Mer_merimeri @yu_kki
★で称える
この小説が面白かったら★をつけてください。おすすめレビューも書けます。
フォローしてこの作品の続きを読もう
ユーザー登録すれば作品や作者をフォローして、更新や新作情報を受け取れます。シークレットの最新話を見逃さないよう今すぐカクヨムにユーザー登録しましょう。
新規ユーザー登録(無料)簡単に登録できます
この小説のタグ
関連小説
ビューワー設定
文字サイズ
背景色
フォント
組み方向
機能をオンにすると、画面の下部をタップする度に自動的にスクロールして読み進められます。
応援すると応援コメントも書けます