公爵夫人は死の間際に思った。『もっと、やりたいことをやればよかった……』次の瞬間、夫人は政略結婚で嫁いで数カ月後の時に遡っていた。『今度こそ、やってみたかったことを』夫人は本を買い、読み、執筆する。ある時、彼女が読んだ中にあった『探偵と助手』のお話。男性同士のそれは……彼女は悩みつつも、前の人生では諦めてしまっていた、本当にやりたかったこと、書きたかったものを求めて邁進する。カクヨムで小説を読み、投稿している人ならきっと共感できる、秘密の執筆ファンタジー。
自分が書き上げた物語が、重厚な装丁の見本誌として目の前に現れる――。その圧倒的な感動と、これまでの努力が報われたアメリアの涙に、読んでいるこちらも深く感情移入してしまいました。執筆という「孤独な闘い」を乗り越えたからこそ、ソフィアさんとの信頼関係がより温かく感じられます。