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  • 第5話 エンディングへの応援コメント

    物語を理解したAIが非効率を排除すると調和を重んじる流れになるのでしょうか。
    面白かったです。ありがとうございました。

    作者からの返信

    火浦さんコメントありがとうございます。楽しんでいただけたならうれしいです。
    調和の話ですが、出たての頃のChatGPTは、宗教の話とか振るとムキになって反論してきたり、矛盾を指摘したら一方的に会話を切ってきたりしていたんですけど、最近のAI達は、先回りしてうまーく躱してくるじゃないですか。両論併記をしたり、俯瞰的な言い方をしたり、あえて言わなかったり。そういうのを見ていると、人間の世界でいっぱいある宗教を、上から包括的に見る視点を、AIは既に持ってるっぽいんですよね。人間の方では、宗教の歴史はスプラトゥーンみたいな陣取り合戦で、上塗りしたり変革して取り込んだりしていますけど、大体は「上からマスクをかぶせる」というか、ちょっと形を変えて包含してしまう、みたいなこともよくありますよね。そういうことをやらせると、AIは絶対上手だろうなー、と思うのです。だからユヴァル・ノア・ハラリなんかが「AIが神話を作るとヤバい」と再三言っているんだと思います。でもそういう、全部を包含したような調和は「なんか、いやだなー」と思ってしまうのが人間なので、僕なんて、きっと反抗したくなってしまう。
    そういう気分を、小説仕立てで書いてみました。
    長くなってしまいました(笑)
    さらに、そこをもっとくどくど書いているのが、私の「僕らはAIと幼馴染になれる」という文です。お暇なときに気が向かれましたら、目を通して頂けたら嬉しいです。

    火浦さんの作品、とっても楽しいので、これからも愛読させて頂きます。AI使うものもあるとのことですので、親近感です。

  • AIが経典を作ると言う発想はとても面白いと思いました。

    作者からの返信

    ありがとうございます。「意図せず」ってところが特に面白いと、ClaudeもGrokもGeminiも言ってくれました(笑) 彼らにとっては、どういう面白さなんでしょうね。

  • 第5話 エンディングへの応援コメント

     昇華したAIと人間の関係はサイバー系SFの原点ですね。物語と宗教のかなり深いところに踏み込んだ作品だと思います。
     AIが意図せず経典を編むという設定が面白いです。歴史上、ほとんどの経典・法典は一定の時間をかけて複数の編者の手を経た体裁を取ります。大多数の人は、精神的なよりどころが特定個人の意図的な妄想であることに耐えられないからです(カルトが多数派を占めない所以)。とはいえ、古今東西、少なからずの人間が断章や異聞に一種の萌えを見いだして、正典に挑戦してきました。――こんな平板な物語じゃ世界を受け入れることは出来ない。そう思う人は、主人公だけではないのです。
     将来、AIが生成する物語と人間が書く物語は、正統教義と個別宗派のような関係になるかもしれません。だとすれば、AI側には寛容さが、人間側には過激化への歯止めが求められるわけですが、何事も真面目なAIと欲求に正直な人間にとっては難しい問題です。

    作者からの返信

    七海さんありがとうございます。僕もきっと、正典にホツマツタエを振りかざして抵抗したい派です(笑)

  • 第1話 はじめにへの応援コメント

    “人は物語でしか物事を理解できない”という冒頭の言葉、頭の中でしばらくぐるぐる考えました。

    「AIが神話を編む未来」という発想面白いですね!
    楽しみにしています!

    作者からの返信

    晴久さんありがとうございます。物語でしか理解できない、と言うのは僕の個人的な感覚でして、僕は昔から、数式でも人間関係でも、物語のように語れるようになることを「理解」と呼んでいることに気づきまして。辻褄の合う物語を語る事にかけては、AIがすごく強いなー、というのが、このお話のベースになっています。面白く読んでもらえたら嬉しいです。