軽快でコミカルな文章運びに、
読み進めるほど自然と笑みが
こぼれます。
テンポの良い展開が心地よく、
物語の世界へするりと引き込まれ
ていきます。
“烙印”と聞くと重い印象を受け
ますが、本作はそのイメージを
心地よく裏切ってくれます。
シリアスに傾きすぎることなく、
キュートで前向きな空気を保ち
ながら物語が進むため、読後感は
とても爽やかです。
そして本作は「魔女」ではなく
"魔法少女”。
ダークな断罪譚というよりも、
夢と希望を抱いて進むファンタジー
としての高揚感をしっかり味わえ
ます。
痛快さの奥には、思慮深さと
優しさ、そして他者を想う愛が
丁寧に描かれています。
だからこそ、笑える場面も、
胸に響く場面も、どちらも自然に
心へ届きます。
楽しく、可愛く、そして温かい。
そんな魅力が詰まった作品です。
その少女は異端ーー魔女として烙印を押される。
聖と魔を併せ持つ少女ーーひとりで三役…いや四役⁉︎
そんな多彩な顔を持つ魔法使いが活躍する物語。
お相手役の 『胸に下げるクロスのペンダント』が”黒”い”鍵”にもなっている。
まさにファンサービスの宝石箱。
各エピソードごとに変わる“アイチェンジ”は臨場感と高揚感を演出し、
次は誰の視線で見せてくれるのかと、期待が高まります。
そして毎話ごとに繰り出される技や魔法は、
どこか神話を思わせるような没入感ーー。
気づけば主人公の魔法にかけられてしまったかのよう。
『ちゃんと読まないとーーお仕置きよ!』
笑みを浮かべながら、そう叱られている気にすらなります。
読み終えたーーその瞬間、きっと心がほっこりと暖かくなる…。
そんな魅力に満ちた作品だと私は思う。
さぁご照覧あれ!
ぜひご一読を〜🍀