未遊P(起詞回声)作中曲 歌詞集
蒼山みゆう
干からびて、しまえばいい
サビ)
頬を腫らす跡は まだ
消えず 取れず 癒えず いまも
足を掴む傷から
染みて 沈んで 逝くよ
このまま向こう岸へ 消えたい
水面で生きて 君が
見えないまま 死ねず
Aメロ)
美味しくて 悔しいの
一人ぼっちの お味噌汁が
こんなに 上手にできたのに
見返す朝は 訪れず
君の中のわたしは ずっと
塩気が足りない女の子
無理して 飲みほしたのが最後
ホントの笑顔は 届かないまま
Bメロ)
なんで あいつじゃなかったの
なんで わたしじゃなかったの
なんで 君じゃなきゃいけなかったの
涙も 怒りも 明日も わたしも
全部 全部 全部
消えて、しまえばいい のに
サビ)
喉に残る嘘が まだ
刺さり 滲み 淀む だけど
耳に残る声が 手を
掴んで 惹かれて 浮かんで
このまま向こう岸が 見えない
水面で生きて いるよ
臆病なまま 生きる
Aメロ)
眩しくて 怖いの
まぶたの裏側を 見つめる
けれど 枕元の後悔は
降り止まず 鈍く光るの
流れる日々の わたしはいつも
水気やりすぎな サボテンで
腐れた土を 乾かしてみても
蕾どころか 根付かないまま
Bメロ)
笑い方 置いてきたの
赦し方 捨ててきたの
眠り方 忘れていたの
時間も 灯りも 言葉も 希望も
全部 全部 全部
干からびて、しまえばいい のに
サビ)
喉に残る雪は いま
融けて 濡れて 冷める そして
頬を伝う雨を また
拭いて 舐めて 飲んで
このまま向こう岸が 見えない
水面で生きて 生きて 生きて 息して
不誠実なまま 生きる
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