この作品は、妻と娘を溺愛していないと言い張る主人公が、どう見ても全力で家族を愛している姿を、コミカルに描いた温かな家族ラブコメだと思います。
序盤の紹介になりますが、妊娠、出産、育児、保育園、トイレトレーニングと、子育て世代なら思わず頷いてしまう場面が多く描かれています。
特に印象的だったのは、妻の妊娠を知る前に一人で離婚の危機だと勘違いして取り乱す場面です。大げさで笑える場面でありながら、妻を大切に思っている気持ちがしっかり伝わってきました。
また、娘のために保育参観へ向かうエピソードも印象的です。親としては少し恥ずかしくても、子どもの笑顔のためなら頑張ってしまう。その感覚は、同じ娘を持つ親として読んでいて、かなり心に刺さるものがありました。
単なる親バカコメディではなく、子育ての楽しさと大変さ、その中で少しずつ成長していく家族の姿を、笑いながらもハートフルに描いている作品だと思います。
まだまだ続きがありますので、これからも追いかけて行きたいと思います。